ガン完全克服マニュアル

当ブログはガンを克服するための最新治療法を全て掲載しています。
ガンの部位別に適した治療法のわかる国内最大級の完全データベースです。

2008年1月28日より、新しく掲示板と、病院評価ランキングを追加しました。 どんどん活用して下さい。


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第65回日本癌学会で岡山理科大学がフコイダンの転移抑制作用発表

元チェッカーズの高杢さんが胃癌・食道癌を克服したシーフコイダン正規取り扱い店です。
a 国立がんセンター主催の第65回日本癌学会学術総会で岡山理科大学より
超低分子フコイダンの転移抑制効果、癌の抑制効果が発表されました。

2008年07月04日 (21:32)

子宮頸がんの最新治療(上) 開腹せず、出産可能性残す

子宮の入り口部分にできる子宮頸(けい)がんは、最近は二十−三十代の女性に目立つ。妊娠・出産期の年齢に当たるため、子宮の摘出を避ける治療法が注目される。第一回は頸部の一部を切除する手術について−。 (杉戸祐子)

 東京都内の主婦(30)は二〇〇六年二月、総合病院で子宮頸部の一部を円錐(すい)状に切除する「子宮頸部円錐切除術」を受けた。がん検診で前がん状態の「高度異形成」が見つかり、経過をみていたところ「施設によっては『初期がん』と判断するかもしれない状態」と診断され、同術を受ける決心をした。

 日帰りで手術を受けた。全身麻酔で約三十分間眠っているうちに、器具を膣(ちつ)から挿入して切除した。目覚めると「下腹部に軽い生理痛のような痛みがあった」。当日と翌日は月経の二、三日目と同程度の出血があり、徐々に少なくなった。ほかに目立った異常はなく「本当に手術を受けたのかと拍子抜けするほどだった」と振り返る。

 術後の病変検査で、見立て通りの「高度異形成」だった。だが病変はすべて切除できたと判明した。「切りたくない気持ちはあったが、病変部分を完全に取れたとわかってすっきりした」。「妊娠の可能性は残った。まずは治すことが大切と考えた」。当日の治療費は健康保険の三割負担で約五万円だった。

     ◇

 「開腹せずに治療でき、患者の負担の少ない治療法」。慶応義塾大医学部の青木大輔教授(産婦人科)はこう説明する。対象となるのはこの主婦のような高度異形成か、妊娠・出産を希望する初期がん患者だ。同大病院(東京都新宿区)では同術を一九八九年以降に約千七百件実施し、再発は「1%以下」(青木教授)。

 同病院では三泊四日の入院で行う。治療時間は二十−三十分。メリットは子宮頸部の一部だけを切除するため、妊娠・出産の可能性を残せる点。ただし、妊娠時に子宮体部を支える役割を果たす頸部が短くなるため、早産の確率が通常(妊娠者の約一割)の約二倍になるという。治療後、頸部が閉塞(へいそく)して月経血が出なくなる症例が全体の約2%あり、この場合は再手術で開通させる必要がある。同切除術は各地の総合病院などで受けられる。

     ◇

 同術の対象となる段階よりがんが進行した場合、開腹しての子宮摘出が標準治療となる。だが患者が妊娠・出産を強く希望する場合、頸部の一部を切除して頸部の残りと膣をつなぎ合わせる「広汎性子宮頸部摘出術」を用いるケースがある。

 青木教授は「妊娠の可能性は残せるが、がん治療としての成績は不明。標準治療を理解した上での選択肢」と位置付ける。同院では二〇〇二年以降に約六十件を実施、再発したのは約一割。患者のうち一人が出産(早産)し、三人が現在妊娠継続中という。

<メモ> 年間約8000人の女性が新たに子宮頸がんと診断され、特に20−30代に増えている。国立がんセンターの「人口動態統計によるがん死亡データ」によると、2006年の年齢別死亡率(人口10万人当たり)は1986年に比べて20代後半で3倍、30代で約2倍に増加。頸がんの原因はヒトパピローマウイルスで、大半が性行為で感染する。ワクチンが有効な予防策とされ、欧米では広く接種されているが、国内ではまだ承認されていない。検診受診率の向上と併せ、早急な対策が求められている。

2008年07月03日 (21:33)

無煙たばこ、口腔がんのリスクを80%上げる=WHO研究

噛みたばこや嗅ぎたばこは肺がんとの関連性がないものの、こうした無煙たばこ製品は口腔がんのリスクを80%上昇させるという研究結果を、世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)が1日に発表した。

 IARCの疫学者、パオロ・ボフェッタ氏は、同研究の狙いについて、これまで専門家の見解にばらつきがあった無煙たばこのリスクを数値化しようとしたと説明。

 世界各地で行われた11の研究を調査したところ、噛みたばこや嗅ぎたばこを使用する人々は、食道がんとすい臓がんを発症するリスクも60%高かったという。

2008年07月03日 (21:31)

ブロッコリーをたくさん食べる男性は前立腺がんにかかりにくい、英研究

2日のオンライン科学誌「PLoS ONE」に、ブロッコリーをたくさん食べる男性がなぜ前立腺がんにかかりにくいのかに焦点を当てた論文が掲載された。

 アブラナ科の野菜(ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、芽キャベツ、チンゲン菜、ケールなど)を多く摂ると前立腺がんや慢性疾患になるリスクが軽減されるという可能性は、これまでの研究で既に指摘されていた。

 今回、英国食品研究所は、世界で初めて、ブロッコリーが人体にどのように作用するのかの臨床試験を行った。

 実験では、前立腺がんが発症するリスクのある被験者たちに、通常の食事に加え、1週間あたりブロッコリー400グラムまたは豆400グラムを摂取する食生活を12か月間継続してもらった。

 研究チームは、実験開始時、6か月経過時、12か月経過時の計3回、被験者の前立腺組織を採取し、がん関連遺伝子の変化を追跡調査した。

 その結果、ブロッコリーを食べ続けたグループでは、豆を食べ続けたグループよりも、遺伝子発現の変化が大きいことがわかった。こうした変化は、発症リスクの減少に関係している可能性があるという。

 こうしたことから、チームは、アブラナ科の野菜を日常的に小量しか摂らない場合、遺伝子が発現する細胞核に情報を伝達する「細胞内情報伝達路」に変化が起こり、がん遺伝子が発現しやすくなるのではないかとみている。

2008年07月03日 (21:27)

子宮頚(けい)がん検診を受けよう

子宮頚がんは、子宮頚部(子宮の出口にあたる部分)の悪性腫瘍です。最近、ヒトパピローマウイルス(Human Papilloma Virus; HPV)の感染が癌化に関係することが明らかになりました。

 この病気が10〜20代でとても増えています。これは、性交開始年齢が低下したことの影響と考えられます。HPVに感染し癌化のプログラムが始まると、はじめは子宮頚部異形成という前癌状態になり、徐々に性質が悪くなり子宮頚がんに至ります。前癌状態であっても軽ければ自然治癒する場合も多い一方で、随分短期間でがんに進行する例もあります。

 このような事情から子宮頚がんの検診開始年齢が引き下げられ、20歳以上の女性が検診の対象となりました。1年に1回の検診さえ受けていれば前癌状態の段階で見つかりますし、ごく早期の子宮頚がんまでなら子宮頚部の部分切除でほぼ100%の治癒が期待でき、子宮を温存することができます。

 HPVは性交で感染します。どんなに愛があっても、どんなに真剣に交際していても、性感染症を完全に防ぐことはできません。人間にとって性は必要なもの、命につながるもの、豊かに生きるためのもの。なのに、子宮頚がんという病気自身と性感染症への偏見が二重に当事者を苦しめています。性感染症にかかるリスクを背負う人は、人を愛することができる人。性感染症は生活習慣病であって自分も関係がある病気という認識をすべての人に持ってもらい、偏見をなくしたいと願っています。

 私は、産婦人科医として働くことのおもしろさを考えると、女に生まれて良かったと思っています。おそらく男に生まれようが女に生まれようが今と同じ働き方・生き方を選択したと思いますし、女に生まれて損だと思ったことはありません。しかし性感染症、とくに女性が男性より重篤な健康被害を受けるクラミジア感染症(卵管閉塞を来たして不妊になる)と子宮頚がんを診ると、女は損、と思うことがあり、性感染症の問題にはついつい熱くなります。

2008年07月02日 (21:45)

「バイオラバー」をFDAに申請、がん抑制効果を期待

 特殊合成ゴムメーカーの山本化学工業(大阪市生野区)は2日、健康用特殊素材「バイオラバーメディカル」を、がん抑制に効果のある医療具としての認可に向け、米国FDA(食品医薬品局)に申請したことを明らかにした。認可取得後は日本でも同様の手続きを進めるとしている。

 「バイオラバーメディカル」は高純度の石灰石に、貴金属や炭素などを混合して製造する。ミクロ単位の細かな気泡を内包し、微弱な遠赤外線を放射するため保温性が高く、体温を恒常的に0・36度上昇させる機能がある。

 この機能に着目した兵庫医科大学の島博基教授が、がん細胞の増殖を抑制する効果について、マウスを使って実験したところ、がん細胞の自滅(アポトーシス)を促す遺伝子が活性化し、がん細胞が減少。抗がん剤と併用することで、細胞が死滅することを確認したという。

 同社は装着するだけで、副作用を心配せずにがんの治療が可能な、新しい素材としての普及を図りたいと考えており、関心を持つ世界中の研究者に同素材を無償提供するとしている。

 同素材は現在、健康用特殊素材として日本、米国など6カ国で販売しており、売上高は年間約15億円。

2008年07月02日 (21:44)

酸化悪玉コレステロール、動脈硬化進行に関与

動脈硬化を起こして心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞の原因となる悪玉コレステロール(LDL)のうち、酸化LDLだけが動脈硬化の進行にかかわっていることを、東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授(代謝学)と岡芳知教授(同)らの研究グループが解明した。動脈硬化の治療法開発につながる研究成果として注目される。

 グループは、(1)酸化LDLに結合するタンパク質の遺伝子を肝臓に注入して酸化LDLを吸着させ、血液中の酸化LDLの濃度を抑えたマウス(2)コレステロールに作用しないタンパク質の遺伝子を肝臓に注入したマウス―の2匹を比較した。
 2匹とも高脂血症マウスで、総コレステロール、LDLの数値は変わらない。

 1週間後、(1)は酸化LDLの血中濃度が(2)の3割に低下した。4週間後、血管の変化を観察したところ、(2)は動脈硬化が15%増えたのに対し、(1)は進行が止まっていた。

 片桐教授は「酸化LDLの値が低いマウスの動脈硬化が進まなかったことから、酸化LDLが動脈硬化の原因と特定できる」と説明する。

 心筋梗塞などは動脈硬化の病変部の破裂をきっかけに、血管が詰まって発症する。酸化LDLが少ないと病変部を平滑筋が覆い、破れにくくなることも分かった。

 LDL全体のうち酸化LDLは数%程度。現在はLDLを減少させる内服薬が普及しているが、下げすぎるとがんの発症リスクや死亡率が高まるとの指摘もある。

 片桐教授は「酸化LDLだけを取り除く薬剤が開発されれば、動脈硬化の改善も可能」と話す。

 酸化LDLが動脈硬化に影響するのは、細胞レベルの実験で確認されていたが、動物体内での作用を突き止めたのは初めて。研究成果は1日、米科学誌に掲載された。
2008年07月02日水曜日

2008年07月02日 (21:43)

メディビック、「非小細胞肺がん」のテーラーメイド化学療法開発につながる抗がん剤候補を確認

主な肺がん「非小細胞肺がん」を対象とした新抗がん剤候補の効果を予測
これまで困難だった投与前の予測も実現、個の医療を促進へ

〜メディビックの薬効予測技術を活用〜


 このたび、当社の子会社である株式会社メディビックは、日本医科大学と共同で、肺がんの約80%にあたる「非小細胞肺がん」のテーラーメイド化学療法開発につながる知見を見出しましたので、お知らせいたします。

肺がんの8割を占める、それが非小細胞肺がん

 肺がんは、年間6万人以上の方が亡くなる死亡率の高い病気です。
 肺がんは、がん細胞を顕微鏡で見ることによって、小細胞肺がんと非小細胞肺がん(腺がん・扁平上皮がん・大細胞がん)と大きく2つに分類されます。治療法も、小細胞肺がんと非小細胞肺がんで異なります。全体の約8割を占める非小細胞肺がんは、抗がん剤や放射線治療などの化学療法で治療の効果が出やすい小細胞肺がんと異なり、化学療法の効果が限定的です。そのため、非小細胞肺がんに対する化学療法について、新しい抗がん剤の開発や、既存の抗がん剤や放射線治療との新たな併用療法の開発が、長らく望まれていました。
 また、抗がん剤による化学療法は、一般的に強い副作用がみられます。そのため、効果が期待される患者を投薬前に予測して、副作用が少なく効果の高い投与を行う、テーラーメイド化が強く求められていました。

メディビックの技術を活用した薬効予測アルゴリズムで、HDAC阻害剤が「非小細胞肺がん」の
抗がん剤候補になることを見出す。さらに薬効の事前予測ができることも確認。

 日本医科大学では、HDAC阻害剤(*1)と呼ばれる抗がん剤としての効果が期待される薬剤を細胞に作用させた場合の効果が検討されていました。メディビックは日本医科大学と共同で、検討によって導きだされた遺伝子発現データをもとに、遺伝子発現解析技術とパスウェイ解析技術、さらにデータマイニング技術といった高度なデータ解析技術を組み合わせ、その薬剤に効果があるかどうかを予測することができるアルゴリズムを開発(*2)しました。
 その結果、HDAC阻害剤に抗腫瘍効果が認められ、さらに開発したアルゴリズムが、複数の遺伝子の発現をもとにして、HDAC阻害剤への感受性を高い精度で予測できることが確かめられました(*3)。
 この成果によって、HDAC阻害剤が非小細胞肺がんの新たな抗がん剤候補となること、ならびに非小細胞肺がん治療のテーラーメイド化が促進されることが期待されます。
 なお、以上の内容については、ガン治療学界における学術雑誌「分子がん治療2008年7月号(Molecular Cancer Therapeutics July 1 2008, Volume 7, Issue 7)に掲載されます。

 今回得られた成果は、切除した肺がん検体を対象にして、診断技術へと応用できる可能性があります。今後は、これをもとに、実際に化学療法を行う際の診断方法の開発や、実施に向けたバリデーション試験を計画し、早期の実用化を目指してまいります。


(*1) HDAC阻害剤
 ヒストンとよばれるDNAの折りたたみに関係する酵素を阻害する一群の薬剤。この酵素の働きを抑制することによって、様々な遺伝子の発現が変化することが知られている。また、がん細胞の増殖抑制作用が観察されるため、抗がん剤としての利用が期待されている。今回は、この一群の薬剤のうち、主にトリコスタチンA(Trichostatin A)という薬剤を使用した。

(*2) 予測アルゴリズムの開発
 日本医科大学が行った、非小細胞肺がんの細胞に対して、HDAC阻害作用のある薬剤の1つトリコスタチンAを作用させた際の遺伝子発現実験のデータを元に、この薬剤の作用により発現が変動した遺伝子の一群を選び出した。さらに、遺伝子の間の関係を解析する”パスウェイ解析”という手法を用いて、選び出された遺伝子の一群の中から、HDACの作用に直接関係する可能性が高い9つの遺伝子を選択。従来は遺伝子発現の変動だけに着目していたが、今回パスウェイ解析を組み合わせることによって、生物学的に意味のある遺伝子だけをうまく選択することが可能となった。日本医科大学医学部の弦間昭彦先生が中心となり、日本医科大学とメディビックが共同で開発を行なった。

(*3) HDAC阻害剤への感受性の高い精度での予測
 非小細胞肺がんの細胞を複数用意し、効果がはっきりと出る6系統の細胞のデータをもとにしてアルゴリズムを開発。別の7系統の細胞のデータを用いて、正しく効果が予測出来るのか検討した。実験の範囲内では、ほぼ100%の精度で予測でき、高い精度で薬剤の効果を予測できることが確認された。これにより、遺伝子発現データの統計解析だけでなく、生物学的な機能を加味して利用する遺伝子を選択する手法が十分に機能することを実証することができた。


株式会社メディビックグループ
 当社グループは、個人の体質に合わせて副作用の少なく効果の高い薬を処方できるテーラーメイド創薬の実現を目指す企業です。具体的には、医薬品開発や研究などを行う製薬企業や研究機関などに対し、個別化医療やテーラーメイド創薬を推進するサービスや製品を提供しています。
 薬の効き目の個人差を示す体質は、遺伝子によって決められています。個人の遺伝子タイプが分かれば、体質に合ったより効果の高い薬を選択し処方することができます。また、投薬前に効果を確認することで、副作用も最小限に留めることができます。そのために、製薬企業では遺伝子と薬の関係を調べて医薬品開発をするようになってきています。そのために必要となるのが、PGx試験です。導入企業は年々増加しています。
 当社グループは、PGx試験を総合的・戦略的に支援できる体制を整えています。当社グループが独自に築いた、バイオ最先端の技術・情報網、そして医療機関・製薬企業などとの幅広い人的ネットワークの活用により、PGxに対するニーズを的確に掴み、顧客の要望に適した満足度の高いサービスを提供しています。
 当社グループは、PGx試験を総合的・戦略的に支援できるユニークな存在として実績を積み重ねることにより、圧倒的に優位なビジネスポジションを築いています。
 当社グループに対する詳細な情報は、 http://www.medibic.com をご覧ください。

2008年07月02日 (21:31)

女性のコーヒー愛飲者は長生きする

コーヒーを1日最大6杯飲んでも寿命が縮まることはなく、特に女性では心臓によい可能性があるとの研究結果が、米医学誌「Annals of Internal Medicine」6月17日号で報告された。

米国立衛生研究所(NIH)の資金提供を受けて行われた今回の研究は、スペイン、オートノマAutonoma大学(マドリード)予防医学助教授のEsther Lopez-Garcia博士らが、米国医療従事者追跡調査研究(HPFS)に参加した男性約4万2,000人、米国看護師健康研究(NHS)に参加した女性8万4,000人以上を対象に実施したもの。

Lopez-Garcia氏らは、コーヒーの摂取と心疾患、癌(がん)、他の原因による死亡リスクとの関連を検討。試験開始時に心疾患や癌を有する被験者はおらず、同氏らは2〜4年毎に、コーヒーの摂取を含む食習慣、喫煙、健康状態に関して質問票を用いて調査した。

食事、喫煙、身体の大きさなど他の因子についても調整した結果、追跡期間中(1980〜2004年)、女性では、カフェイン入りコーヒーを1日2-3杯飲む人は飲まない人に比べて心疾患による死亡リスクが25%、癌や心疾患以外の原因による死亡リスクは18%低かった。男性では死亡リスクの増減との関連はみられなかった。

また、癌による死亡との関連性はみられず、カフェイン抜きのコーヒー摂取でも死亡率は低く、カフェインは直接関連していなかった。同氏は「今回の知見は健常者にのみあてはまり、疾患や異常がある人は医師にリスクをたずねるべきである」と述べる一方で、コーヒー摂取と2型糖尿病や癌のリスク低下との関連も最近報告されているという。

米カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)デビッドゲフェンDavid Geffen医学部准教授のPeter Galier博士は、今回の研究について「この種の研究は興味深いが、自己申告という点が問題」と述べ、コーヒーというよりもそれに含まれる抗酸化物質の関与を示唆している。(HealthDay News 6月16日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=616505
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2008年06月30日 (23:46)

ニチモウバイオティックス、大豆イソフラボンの女性メタボリックシンドロームへの有効性を確認

ニチモウバイオティックスは、開発素材である発酵大豆胚芽抽出物(ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン:商品名「AglyMax」)が、食餌誘導した更年期マウスモデルの肥満に対して、肝臓のトリグリセリド生成を引き下げ、それによって脂肪組織量を低減させることで体重増加を軽減することを米ハーバード大学との共同研究で確認した。また一方、ヒト臨床試験として、肥満気味の閉経前日本人女性の体重、BMI、内臓脂肪の有益な低減効果を、国内の臨床医療機関との共同研究で確認した。

 閉経前の女性は、エストロゲンの低下とともに基礎代謝量の減少や運動不足気味などによって内臓脂肪がつきやすくなり、体重および脂肪量の増加ならびに非脂肪量の減少を特徴とする体組成の変化が起こるという。また、コレステロールの増加を抑制する作用のあるエストロゲンが減少するため、血液中のコレステロールが急増するとのこと。肥満や高脂血症などは、循環器疾患、糖尿病、高血圧症、脳卒中、そして一部の癌のリスクを増加させることが示されている。代表的なホルモン補充療法(HRT)は部分的にその変化を復元する可能性があるといわれているが、最近の研究によるとHRT治療によって冠状動脈性心臓病のリスクは下げられないことがわかったという。HRT治療を受けた女性では心臓発作、脳卒中、血栓症、乳癌、卵巣癌のリスクが上がっているとのこと。このため、ホルモン補充療法に代わる安全で効果的な療法が求められているという。

 大豆イソフラボンの化学構造は17βエストラジオールに類似しており、エストロゲン受容体(ER)αとERβの双方に結合して、弱いエストロゲン様活性および抗エストロゲン様活性を示すとのこと。そこで、BIDMCと更年期動物モデルを用いての共同研究およびソフィアレディスクリニック等との閉経前女性において肥満と脂質代謝調整の共同研究におけるダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボンの効果について検証した。

 更年期動物モデル試験では、6週齢の雌C57BL/6マウスに対し、卵巣摘出(OVX)もしくは偽手術のいずれかを行った。1週間の回復期の後、マウスを個体ごとに隔離ケージに入れ、OVXマウスを無作為に4つの試験グループに分け、計5つの試験グループとし、それぞれに次の試験食餌を8週間与えた。(1)偽手術:高脂肪(HF;脂肪からのカロリーが45%)の食餌、(2)OVX:HF食餌、(3)OVX−低AglyMax:HF食餌にAglyMaxを0.12%添加、(4) OVX−高AglyMax:HF食餌にAglyMaxを0.6%添加、(5)OVX−対給餌:OVX−高AglyMax群と同量のHF食餌。計5つの試験グループにおいて、食餌の摂取量、最終的な体重増加、白色脂肪組織(WAT)量および脂肪細胞サイズ、脂質などを調べた。

 また、ヒト臨床試験では、体格指数(BMI)≧30kg/m2の肥満気味の閉経前日本人女性21名の体組成に対する効果を調べた。被験者全員は、一日30kcal/kgにエネルギー制限食事(CED)を摂取し、このうち、総カロリーの20%をタンパク質から、55%を炭水化物から、25%を脂質から摂り、また、動物性脂質は総カロリーの20%未満とした。被験者は無作為に、AglyMaxを一日80mg、8週間投与したグループと、錠剤非摂取でCEDを摂取するグループ(コントロール群)の2つのグループに分けた。ベースラインと第8週での血漿脂質(総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド)、およびレプチン、アディポネクチンの値を計測した。また、ベースラインと第8週での体重および体組成(体脂肪量、骨格筋量、内臓脂肪)を生体インピーダンス法(BIA法)にて検討した。

 その結果、更年期動物モデル試験では、0.6%AglyMax添加した高脂肪の食餌を投与したマウスは、OVXマウスと比較して、食餌の摂取量は18.2%(P<0.001)、最終的な体重増加は63.5%(P<0.001)、WAT量は44.1%(P<0.001)、そして脂肪細胞サイズは42.9%(P<0.001)と低値を示した。また、0.6%AglyMax添加した食餌を投与したマウスは、対給餌マウスと比べ、更に体重増加は39.0%(P<0.05)、WAT量は37.3%(P<0.01)、そして脂肪細胞サイズは29.1%(P<0.001) と低値を示した。さらに、0.6%AglyMax添加した食餌を投与したマウスは、対給餌マウスと比較し、肝性トリグリセリドが41.0%(P<0.01)、糞便中胆汁酸排泄量が58.5%(P<0.05) と低値を示した。

 一方、ヒト臨床試験では、被験者全員が完了し、試験終了時の平均体重は、コントロール群で1.4%、AglyMax群で2.6%減少した。また、平均BMIは、コントロール群で1.4%、AglyMax群で2.7%減少した。そして、BIAにて計測した内臓脂肪は、コントロール群で4.8%、AglyMax群で7.5%とそれぞれ大幅に減少した。AglyMax群の第8週時の数値とベースライン時の数値を比較すると、血漿レプチンの分泌量は、22.5ng/mlから12.1ng/mlへと有意的に減少し、血漿アディポネクチンの分泌量は、8.1ng/mlから12.2ng/mlへと有意的に増加した(P<0.05)。また、AglyMax群では、第8週時の血漿アディポネクチンの分泌量もコントロール群と比較して有意的に高値であった(P<0.05)。一方、コントロール群では、ベースライン時と第8週時の血漿レプチンおよびアディポネクチンの分泌量に大きな差異はなかった。

 同研究における更年期動物モデル試験は、主に肝臓のトリグリセリド生成を引き下げ、それによって脂肪組織量を低減させることで、AglyMaxが高脂肪食餌誘導性の体重増加を軽減する可能性が示唆された。

 一方、ヒト臨床試験では、エネルギー制限食事は、体重および体脂肪量の低減に効果的であったが、AglyMaxをサプリメントとして投与すると体重および体脂肪量がさらなる低減効果が認められた。中でも、AglyMaxの摂取によって、血漿レプチンの分泌量を下げ、血漿アディポネクチンの分泌量を上げることで、肥満気味の閉経前女性の体重、BMI、内臓脂肪の有益な低減に関連することが示唆された。

 「AglyMax」とは、大豆胚芽を、ニチモウ独自の麹菌発酵技術によってアグリコン型イソフラボンにして抽出・濃縮した発酵大豆胚芽抽出物。吸収性の高いイソフラボンであること、ダイゼイン比率が約70%と“ダイゼインリッチ”であることが大きな特徴となっている。

2008年06月30日 (21:30)

注目の大腸がん新薬は“効く患者”が遺伝子検査でわかる

 がん患者が苦しいのは、効果があるかないか分からない抗がん剤治療を受け、そのつらい副作用に耐えなければならないことだ。しかも薬代は高額で金銭的負担も大きい。
 もし科学的に“必ず効く抗がん剤”を絞り込めれば、がん患者にとっては画期的なことである。
 6月3日まで5日間行われた今年のASCO(米国臨床腫瘍学会)で注目を集めた「切除不能の転移性大腸がんの薬セツキシマブ」が、その可能性を示したのだ。慶応大学包括先端医療センターの久保田哲朗教授に分かりやすく説明してもらおう。

「セツキシマブは標準的化学療法と併用すると、生存期間が延びるなどの“薬の上乗せ効果”が立証されています。そのため日本でも今年夏に大腸がんの薬として承認される見通しです。ところが、今回のASCOで、“がん遺伝子”と呼ばれるK―RAS遺伝子が変異すると、薬の上乗せ効果がなくなることが報告され、話題になったのです」
 セツキシマブはK―RAS遺伝子が変異しない患者には向くが、変異した患者には別の薬を勧めるべき、というのだ。
 セツキシマブはがん細胞の増殖にかかわる上皮性増殖因子受容体(EGFR)を阻害する分子標的薬だ。転移性のがんは活動が活発でEGFRを多く発現する。セツキシマブを投与すれば転移性大腸がんの増殖は抑えられると考えられていた。
「実際は違いました。セツキシマブでEGFRをブロックしても、K―RAS遺伝子が変異すると、がん細胞を増やすよう働くK―RASタンパクが活性化して、がん細胞の増殖を促すようです」
 では、セツキシマブが大腸がんの薬として正式承認された後、がん患者はどんなことに気をつければいいのか?
「ASCOの報告を受けて、日本でもセツキシマブを投与する前に、K―RAS遺伝子の変異を調べる遺伝子検査が行われる可能性があります。保険適応は未定ですが、検査会社に依頼する方法もあります。いまのところセツキシマブを使うのにK―RAS遺伝子変異の測定は条件にはなりそうもありませんが、必要な検査だと思います」
 これまでも抗がん剤が効くか否かを調べる方法はあった。そのため“騒ぐことはないだろう”と思う人もいるだろうが、それは違う。
 これまではがん患者から採取したがん細胞と抗がん剤を培養。がん細胞が小さくなったことだけで“効く”と結論づけていたのではないか。
 いま、がん治療は科学に基づく個別化治療が力説されている。標準治療の名の下に、同じ病名なら理屈なしで薬も量も一緒なんておかしいのだ。


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