ガン完全克服マニュアル

当ブログはガンを克服するための最新治療法を全て掲載しています。
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2017年04月29日 (19:41)

小林麻央 海老蔵のお茶、家族の差し入れに力もらう

 再入院し、がんの治療を続けているフリーアナウンサー・小林麻央(34)が29日、ブログを更新。夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)や長女・麗禾ちゃん(5)ら家族からの愛情たっぷりの差し入れで力をもらっていることを伝えた。

 海老蔵はこの日、お茶を作って麻央に渡すことをブログで伝えていたが、午後4時すぎに麻央は「家族からの差し入れ」と題してブログを更新。「主人が、煎れてくれたお茶。良い香り。」と海老蔵が届けてくれたお茶を手に持っている写真をアップした。

 海老蔵の母からは、海老蔵の父、故・市川團十郎さんも体調が悪い時によく飲んでいたというコンソメスープを、麗禾ちゃんが実母と一緒に焼いてくれたという「ヘンププロテイン」などを差し入れてもらったそうで、「たんぱく質はとても大事なので毎日がんばって摂るようにしています」と記すなど、短い文章に、家族からの愛情が詰まった差し入れに力をもらっている様子がうかがえた。

 麻央は体調が回復せず、今月22日に再入院。痛み止めを増量し、輸血、点滴などの治療を受けている。再入院を報告したブログでは「具合悪いほど家族と離れたくない気持ちが増して家で回復させたかったのですが、今は自分の力では難しいので、医療の恩恵を受けて、元気になりたいと思います」と伝えている。
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2017年04月29日 (19:18)

小林麻央 39度超える高熱続いていた…36度台に下がったと報告

 再入院し、がん治療中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が29日夜、ブログを更新し、これまで39度を超す高熱が出ていたが、この日、36度台に下がったことを報告した。
 麻央は体調が悪化し、今月22日に再入院。輸血、点滴をし、痛み止めを増量するなどの治療を受けている。

 この日、「熱」のタイトルで更新したブログでは、「39度台の熱が毎日出ていたのが一昨日あたりから38度台のみになり、今日は37度台に安定していました」とこれまで、高熱が続いていたことを明かした。

 そして、この日の最後の検温で36.7に下がっていたことを報告。「熱も、クリア!かな。ひとつずつ クリア!していこう。」と前向きにブログを締めくくっていた。

 麻央の入院は当初の予定より長くなっているようで、28日のブログでは「今回、主治医の先生と予定していた退院日があったのですが、『この日に、ママは帰ってくるからね』という子供たちとの約束を守れませんでした」とつづっている。

2017年04月29日 (19:06)

“がん闘病生活”を公開してきた『ビバヒル』女優 「ついに寛解期になった」と報告

『ビバリーヒルズ高校白書』で大ブレイクした女優シャナン・ドハーティー(46)は、2015年に乳がんを宣告され大変なショックを受けた。女優として、また女性として乳房を失うのは辛いことだが、シャナンは医師団に「私があなたの妻なら、もしくは娘なら、あなたはどのような治療をしてくださいますか?」と決断を委ねたという。その結果、医師団が決めたのは乳房の切除―この辛い決断を受け入れたシャナンは切除手術、化学療法、さらには放射線療法も終え、ついに「がんは寛解状態にある」との診断を受けたことをファンに報告した。過酷な治療の様子をインスタグラムに公開し、頭髪も眉も失った姿まで晒したシャナンだが、彼女を懸命に応援した世界中のファンも本人から嬉しい発表があったことに感動したもよう。インスタグラムには「あなたは多くの人をインスパイアしてくれた」といった感謝の言葉、そして「本当に嬉しい」という喜びのコメントで溢れている。

このほどシャナン・ドハーティーがインスタグラムを更新し、このようにファンに報告した。

「寛解って、どういう意味なの? その言葉を聞いたことはあったけれど、どう反応すれば良いのかも分からない。良いニュースなのかって? ええ、そうよ。圧倒された気分よ。もう待たなくてもいいの。」
「がんを患っている皆さんなら、お分かりでしょう。これからの5年が極めて重要なの。だって再発なんてよくあることだから。皆さんの多くが、再発についての話も私にシェアしてくださった。気持ちは確かに軽くなったわ。でも私は待つの。その間に、色々な決断を下していきます。」
「(失った乳房の)再建には、何度か手術を受けなくちゃならないわ。今後5年間は薬を飲まなくてはならないし、それによる問題や副作用だってある。私は恵まれているし、それはよく分かっているの。でも今の状態は…寛解。今はただ一息つくつもりよ。」

家族に支えられ、生きるために必死に闘ったシャナン。その姿に勇気を与えられた人は多いが、その一方でシャナンも様々な意見や経験談を寄せてくれるファンの存在が何よりも力になったと明かしている。

「がんの面白いところ、そして辛く美しいところ…それは何度も体をボロボロにするのに、また自分という人間を築き上げてくれるって点よ。何度も何度も、新たな自分が作られる。そんな感じだわ。」

そう前向きに語りつつ、「時々、夫に対してゴメンねって気持ちになる。辛かった」とも本音を明かしていたシャナン。闘病の末にスタートした彼女の第二の人生が健康で幸せなものになるよう、世界中のファンが応援している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

2017年04月28日 (11:55)

熊本知事、早期の胃がん…切除手術のため入院へ

熊本県の蒲島郁夫知事は28日、記者会見し、胃がんの切除手術のため、5月2~7日に熊本市内の病院に入院すると発表した。

 入院中は田嶋徹副知事が知事の職務代理者となる。

 蒲島知事によると、3月10日に同市の病院で健康診断を受け、早期の胃がんと診断された。5月1日に開かれる水俣病犠牲者慰霊式に出席後の同2日から入院し、内視鏡を使った手術で腫瘍を切除する。

 健康診断は昨年秋に受ける予定だったが、熊本地震に対応するため、受診を先延ばしにしていたという。蒲島知事は「多くの被災者が不自由な暮らしをする中、入院するのは心苦しいが、しっかり治して再び頑張りたい」と話した。

2017年04月28日 (11:45)

漢方薬、がん治療に活用 副作用和らげ減薬に

 伝承されてきた「漢方薬」を西洋医学にうまく取り入れる動きが広がってきた。抗がん剤の副作用や高齢者医療などに効果的に使おうと、国の実行計画や研究会の提言が後押しする。さらに、高齢化が進む日本で過剰な服薬や医療費を抑えようと、漢方の新たな活用法も模索が始まっている。
 都内に住む70代の男性は、消化管の壁にがんができ手術で摘出した。その後、腹部に転移し、抗がん剤治療を受けることになった。だが、体のだるさや下半身の冷えがつらく、「薬を飲み続けられない」と患者は頭を抱えた。主治医の紹介で、がん研有明病院(東京・江東)の漢方サポート科に行くことになった。
■効果をデータ解析

 同病院の星野恵津夫部長は、患者に下半身の冷えに効果がある「牛車腎気丸」など4種類の漢方薬を処方した。副作用は徐々に和らぎ、抗がん剤治療を続けられるようになった。
 同病院は2006年4月にがんに特化した漢方専門外来をスタート。咽頭がんなどで放射線治療を受け、唾液が出にくくなった患者には「麦門冬湯」を処方し、低下した生活の質を改善している。
 医療用の漢方薬は148処方が薬価収載されている。どの漢方薬を使うかは、副作用の症状や検査結果から決めるが、星野部長もどうしてその漢方が効果があるのか、分からない点があるという。このため、これまでに漢方薬を処方した約2900人分のデータ解析を行い、「漢方薬を処方する際の根拠を明確にしていきたい」と意気込む。
 中国から日本に伝わり、独自の発展を遂げてきた漢方医学。より科学的に有効活用しようという機運が高まってきた。厚生労働省が15年12月に公表した「がん対策加速化プラン」では、がん患者の副作用や後遺症の軽減を目的に、研究推進が明記された。
 16年8月には医学研究者らが「国民の健康と医療を担う漢方の将来ビジョン研究会」を発足した。研究会の会長には、日本医学会の高久史麿会長が就き、今年3月に提言書を公表した。がん患者とその家族に、漢方薬に関する科学的成果を伝えていくことが明記された。
 提言書では、高齢者医療でも漢方が役立つことを強調。中でも、加齢とともに運動機能や認知機能が低下する「フレイル」の予防に有効活用する方針を打ち出した。
 「筋肉痛がつらい。どうにかなりませんか」。大阪大病院の萩原圭祐・漢方内科診療科長のもとへ、70代前半の女性が訪れた。
 女性の握力や体力は著しく低下していた。休まず歩けるのは数百メートルで、片足で立つこともできない。そこで、体力や気力を高める効果もある牛車腎気丸を処方したところ、握力は10キロ以上、歩ける距離は2~3キロに回復した。
 萩原氏は「漢方の本質は生体の持つ回復力を引き出すこと」と説明する。患者の状態をよく見極めて処方すれば一つの漢方薬で複数の症状を改善することもあり、「ポリファーマシー(多剤併用)からの脱却につながる」(萩原氏)。
 ただ、そのためには正しい知識に基づいた処方が不可欠だ。日本老年医学会は15年、「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」をまとめ、科学的根拠に基づいた高齢者の漢方治療を初めて盛り込んだ。高齢者への処方が増えるなか、専門医以外も安全な治療を行うよう促している。

■コスト抑制も検証

 一方、高齢化に伴って増え続ける医療費の抑制に漢方を役立てられないか。こうした視点に立った新たな研究も始まっている。
 国際医療福祉大の北島政樹副理事長は慶応義塾大の外科学教授の時代に、大腸がんの手術を受けた患者が腸管の働きを活発化する「大建中湯」を服用すると入院日数が短くなることに気づいた。別の研究者が詳しく調べると、1人当たりの入院費は269万円から231万円に下がったという。
 北島副理事長は「医療費の観点からも、漢方が有効かどうか明らかにしていく必要がある」と話している。
◇     ◇
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■全医科大で講義 専門家の指導少なく

 文部科学省が2001年3月に策定した医学教育の指針「医学教育モデル・コア・カリキュラム」に全ての医学生が卒業までに「和漢薬(漢方薬)を概説できる」が盛り込まれた。これをきっかけに、漢方医学教育が全国的に広まった。
 文科省は同カリキュラムを3度改訂。漢方に関する記述は、11年3月に「特徴や使用の現状が概説できる」、16年3月に「漢方医学の特徴や主な和漢薬の適応、薬理作用を概説できる」とし、到達目標をより明確にしている。
 現在では全ての医科系大学で漢方に関する講義が行われている。ただ大学教育レベルの差は大きいとみられ、「漢方医学の専門家が教えるケースはまだ少ない」(萩原氏)という。
 昨年12月には一般社団法人「日本漢方医学教育振興財団」が設立。専門的な人材の育成などを目的に本格的な活動を始めている。
(辻征弥、鳥越ゆかり)
[日本経済新聞朝刊2017年4月24日付]

2017年04月28日 (11:12)

海老蔵が「石言葉」に込めた 麻央への思い

〈今日まお入院しました。さっき電話で話して思ったよりも元気そうでホッとしてます〉

 サラッとした語り口が、かえって二人の長い闘病生活を際立たせる。歌舞伎役者の市川海老蔵(39)が妻・小林麻央(34)の緊急入院をブログで報告したのは、4月22日のことだった。告知から2年半。海老蔵は一貫して妻を甲斐甲斐しく見守ってきた。実は、そんな彼が麻央の回復を祈って密かに訪れた場所がある。銀座のパワーストーンショップ『M』だ。

「歌舞伎座からも近い『M』は芸能人ご用達で、お忍びで訪れる人も多い。オーナーはスピリチュアルの世界では有名な人で、親身なカウンセリングも人気の理由の一つです」(宝石店経営者)

 海老蔵が来店したのは、麻央が緩和ケアを中心とする自宅療養を開始したころのことだったという。

「海老蔵さんが探していたのは、『モルダバイト』というパワーストーンです。緑色の天然ガラスで、ブレスレットに加工されたものは20~30万円もするシロモノです。彼が訪れた時には店に置いていなかったので、購入は断念したようですが……。『モルダバイト』は貴重な石で、市場には偽物も多く出回っている。それだけに、オーナーに『どこか他に信用できる店はないかな?』と相談していたといいます」(梨園関係者)

 モルダバイトに秘められた「石言葉」とも言うべきメッセージは”夫婦円満”、そして”永遠の愛”。闘病に苦しむ麻央にそんな石をプレゼントしたい―。妻を思う海老蔵の深い愛情が伝わってくる。海老蔵が人知れず石言葉に込めた思い。それが叶う日は訪れるのだろうか。

 FRIDAY最新号では海老蔵と麻央のツーショットも掲載している。

2017年04月28日 (11:00)

市川海老蔵 麻央の渡米治療を模索し涙の奔走


《一昨日、昨日と輸血、点滴をして頂き、また、痛みどめの量を増やし、息苦しさが軽減しました。輸血をさせて頂けることに、感謝です》
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 4月24日、小林麻央(34才)は病院からブログを更新した。1月末、子供たちからの「ママ、帰ってきてくれてありがとう」という言葉とともに都内の大学病院から退院し、自宅療養していた麻央だったが、4月22日に再入院した。
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 娘の麗禾ちゃん(5才)とともに夫の市川海老蔵(39才)への手紙を書いたり、息子・勸玄くん(4才)の誕生日にケーキを作ったり、穏やかな日々が続いていたが、4月中旬に体調が急転。19日のブログにはこう綴られた。
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《息苦しさと 変な発汗と 痛みと。10日前まで普通に歩けたのに、10歩歩くのもやっとになってしまうのだから》
《夜、母に背中をさすってもらって 一緒に泣きました。》
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 地方公演で家族のもとを離れている海老蔵は心配でたまらない様子だ。同日、自身のブログで《何回かかけるも繋がらずなにかあせる私、 家に電話をしてお母様と話すとホッとする》と、娘からの電話に折り返しても繋がらなかった時の不安を明かしている。市川家の知人が言う。
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「1月末に退院して以降の治療方針は、がんそのものをなくすことよりも、痛みを緩和して普通の生活を送れるようにするということ。それでも最近、痛みのコントロールも難しくなっているようで、再入院となったようです」
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 誰よりも強く麻央の回復を願っているのは海老蔵だ。昨年10月、《おれがたすける》とブログに綴った海老蔵は《奇跡を起こすためには、何が奇跡なのかを徹底的に調べ上げなくては》と、具体的な治療法を探し続けていた。選択肢の1つにあったのが、渡米して治療を受けることだった。
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「体温をコントロールして免疫力を上げるという手法でがん治療に取り組んでいる日本人医師が米ニューヨークでクリニックを開設しています。ハリウッドスターの相談にも乗るというゴッドハンドで、海老蔵さんは麻央さんのことを何度も相談しているそうです。アメリカ国内と日本を飛び回っているその先生に麻央さんも会っていて、麻央さんはブログに《素晴らしい先生との出会いに心を動かされました》と書いていました」(医療関係者)

アメリカではがん治療の研究が進んでいて、日本ではまだ受けることができない最先端治療も受けられる。医療経済ジャーナリストの室井一辰さんが解説する。
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「がん細胞を攻撃する“キラーT細胞”を血中から取り出す『CARTカート治療』をはじめとして最新治療の研究が進んでいます。ただ、CART治療には1回5000万円かかるといわれています」
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 アメリカでは、医療費は各個人が加入する民間保険で賄う仕組み。2016年に保険会社が負担したステージ4のがん患者の1人当たりの年間保険料は、平均18万2655ドル(約2000万円)。一般に、日本人はこうした民間保険に入っていないため、同等の額を全額自己負担で支払わなければならない。前出の日本人医師の元で治療するにも数千万円の費用がかかるという。
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「さらに日本人の場合、滞在費は仮に6か月として、飛行機とホテル代だけでも300万~500万円。コーディネーター料は相場が曖昧で言い値になってしまうため、かなりの額が提示されてしまいます」(前出・室井さん)
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 よほどの資産家でなければアメリカでの治療のハードルはかなり高い。歌舞伎関係者によれば、今、海老蔵は奔走しているという。
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「海老蔵さんはその家柄から、歌舞伎座では主役以外を演じることが難しいため、頻繁に舞台に立つことができません。だから、自主公演で稼ぐしかない。とはいっても、スーパー歌舞伎では2億円かかったとされる衣装代や、劇場主への心付け、一門の役者への祝儀と、お金は膨大にかかります。それらのやりくりをしつつ、治療費を捻出するのは、並大抵のことではありません」(歌舞伎関係者)
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 母が退院し、家族団らんの日々が一刻も早く戻って来ることが待たれる。
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※女性セブン2017年5月11・18日号

2017年04月28日 (10:46)

抗がん剤、高齢者には効果薄の可能性 政府が年齢別の診療プログラム作成へ、副作用苦しむ患者の生活の質改善に

 抗がん剤治療に一石を投じることになるのか。高齢がん患者に対する抗がん剤治療について、延命効果が少ない可能性があることが、政府と国立がん研究センターの調査で浮かび上がったのだ。調査を踏まえ、厚生労働省は年齢や症状に応じたがん治療のガイドラインを作成するという。

 27日付の産経新聞が報じた。2007~08年に同センター中央病院を受診したがん患者約7000人のうち、70歳以上の約1500人が対象。抗がん剤治療と緩和ケアでの生存期間を比較した。

 その結果、主に肺がん、大腸がん、乳がんで末期(ステージ4)の高齢患者は抗がん剤治療の有無にかかわらず、生存率は同程度にとどまり、抗がん剤治療が「明確な効果を示さない可能性がある」とされた。

 例えば肺がんでは生存期間が40カ月を超えたグループは抗がん剤治療を受けなかった患者のみ。同様に75歳以上の場合、10カ月以上生存した割合は抗がん剤治療を受けなかった患者のほうが高く生存期間も長かった。このため、肺がんでは抗がん剤治療は5年生存率に「効果を示さない可能性がある」と指摘された。

 政府は調査結果を基に年齢や症状ごとに適切な治療を行うための診療プログラムの作成を図る方針。抗がん剤治療の副作用で苦しむ患者の生活の質(QOL)改善に役立てる考えだ。

2017年04月27日 (15:31)

肺がんや結核の疑いも 止まらない初夏の空咳に潜む重大病

風邪やインフルエンザ、スギ花粉症の流行期は過ぎたというのに、咳やくしゃみ、鼻水が止まらない。大変な病気を抱えているのではないか。そう不安に思う人もいるかもしれない。何が原因なのか。医師系人気ブログの著者で「北品川藤クリニック」(東京・品川)の石原藤樹院長に話を聞いた。

■自律神経の乱れが関係している場合も

「今の時季、咳やくしゃみ、鼻水の原因として考えられるのはアレルギーです。春から初夏にかけて風の強い日が多く、ホコリが舞いやすい上、5月中はスギ花粉に続いてヒノキ花粉が飛ぶ。さらには中国大陸から黄砂やPM2・5などが飛んでくる。これらの要因が重なって、空咳やくしゃみに悩まされる人が多いのです」

 カビを吸い込むことで空咳が出る場合もある。

「カビは『真菌』と呼ばれる微生物で、一定の温度と湿度があればどこにでも発生します。カビの胞子は空気中に漂っていて、少しくらい吸い込んでも問題ありませんが、何度も吸い込むことによって体内に抗体ができてアレルギー反応を起こし、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症、気管支喘息を引き起こすこともあります」

 今の気温や気圧の変化に自律神経がついていけず、咳が出ることも少なくない。

「自律神経は、血管を縮小・拡張することで汗をかいたりして体温を一定にするなど、体内の恒常性を保つ働きをしています。その自律神経が目まぐるしい環境についていけなくなることで、咳やくしゃみ、鼻水を出す場合があります。風邪なら黄色のドロドロした鼻水が出ますが、この場合は透明でサラサラしています。ウイルスや細菌などが原因なら目のかゆみや充血も出ますが、それもない、熱もない、気温差が激しいときに咳やくしゃみがひどくなるというケースは、自律神経が関係する咳かもしれません」

■空咳をともなう重大病「COPD」「肺がん」「結核」

 怖いのは感染症による空咳だ。中高年がお世話になっているリウマチやがんなどの薬の中には、免疫を抑制するものが多い。以前に比べて感染症にかかりやすくなっていることも気にした方がいい。

「マイコプラズマ肺炎はここ数年、夏にかけて流行が見られます。小児や若い人の肺炎で、『肺炎マイコプラズマ』と呼ばれる病原体により引き起こされます。発熱と倦怠感、頭痛が見られ、乾いた咳が出ます。飛沫感染で広がり、潜伏期間は2週間ほどです。細菌で感染する百日咳も大人の患者が増えているので注意が必要です」

 咳が1カ月以上も止まらないようなら咳喘息だけでなく、COPD、肺がんや結核などの重大病を疑うべきだ。

「咳喘息は気道の粘膜に炎症が起こって敏感になり、冷気や湯気といったちょっとした刺激でも激しく咳き込む病気です。咳は夜間や早朝に出やすい。放置すると気管支喘息になる可能性があります」

 COPDは炎症で肺の中の肺胞が壊れていく病気。いったん壊れた肺胞は元に戻らない。

「肺がんによる空咳は、がんによる炎症が気管支や肺、横隔膜を刺激して起こり、結核の咳と同じようにゴホゴホと痰が混じった湿った咳が長く続くのが特徴です。気になる人は検査を受けた方がいいでしょう」

 意外なことだが薬による空咳に苦しむ人もいる。

「血圧を下げる薬の中には、副作用として喘息のような咳が出る場合があります。薬を替えれば数日で咳が止まりますので、心当たりのある人は主治医と相談するといいでしょう」

 ちなみに太った人の長引く空咳は、胃液が逆流して喉頭部まで達する逆流性食道炎であるケースも多い。

「胸焼けや酸っぱいものが込み上げてくる『呑酸』といった症状や、過食や食後に横になると咳が出るなら、逆流性食道炎を疑いましょう」

 空咳が出たからといって慌てる必要はないが、“熱や倦怠感が伴う”“2週間以上続く”という場合は医師に相談することだ。

2017年04月27日 (15:15)

75歳以上がん対策 政府計画で初言及

がんになる高齢者が増える一方、高齢患者のがんについての研究は、これまでほとんどなされていない。高齢のがん患者の抗がん剤治療に延命効果が少ない可能性があるとの調査結果がまとまったが、厚生労働省は、現在見直しを行っている政府の次期がん対策推進基本計画に、75歳以上の患者に対する対策について初めて言及する方針だ。

 高齢のがん患者は持病があったり全身状態が悪かったりして、標準的な治療が難しいことがある。また、認知症で意思決定が難しいこともあり、家族や医療従事者の支援が必要となる例も多い。

 そのため、厚労省は次期がん対策推進基本計画に、75歳以上のがん患者を対象とした臨床研究を進めることや、認知症や合併症などの病気を持つ高齢のがん患者に対する支援や治療のあり方を検討することを盛り込む見通しだ。

 がん対策推進基本計画はがん対策基本法に基づき、がんの予防や治療、研究など国のがん対策の基本的な方向を策定するもので、5年に1度、見直される。現在は平成29年度からの第3期基本計画が議論されており、夏ごろをめどに閣議決定される予定だ。
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