ガン完全克服マニュアル

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2008年02月29日 (22:12)

中外製薬、「ハーセプチン」が「HER2過剰発現が確認された乳癌における術後補助化学療法の効能・効果」で承認取得

抗悪性腫瘍剤「ハーセプチン(R)」
HER2過剰発現が確認された乳癌における術後補助化学療法の
効能・効果に対する承認取得のお知らせ


 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/社長:永山 治](以下、中外製薬)は、2001年6月より「HER2過剰発現が確認された転移性乳癌」を適応症として発売を開始した抗HER2ヒト化モノクローナル抗体 抗悪性腫瘍剤トラスツズマブ(遺伝子組換え)-販売名『ハーセプチン(R)注射用60、同150』(以下、「ハーセプチン(R)」)が、2008年2月29日に厚生労働省より「HER2過剰発現が確認された乳癌における術後補助化学療法」の効能・効果に対する承認を取得したことをお知らせします。

 今回の承認は、HER2過剰発現が確認された乳がん患者さんを対象に実施された大規模な術後補助療法の臨床試験(HERA試験)の結果に基づいています。HERA試験の最新データ(*)において、「ハーセプチン(R)」を1年間投与した群では投与しなかった群に対して再発のリスクが36%下がるとともに、死亡のリスクも34%下がることが確認されています。また、安全性の面では特に新たな副作用は認められておりませんが、「ハーセプチン(R)」に特徴的な心機能障害等には引き続き留意が必要と考えております。

 HERA試験には日本からも多くの患者さんが参加され、エビデンスの創出に貢献いただきました。術後補助療法における「ハーセプチン(R)」の投与は、既に国内外の乳がん診療ガイドラインにおいて推奨されております。今回の追加承認の取得により、悪性度の高いHER2過剰発現が確認された乳がん患者さんにおいて、術後補助療法という治療選択肢が広がることになります。

 中外製薬は、がん領域を重点領域の一つとして位置付けており、医療関係者および患者さんに新たな治療選択肢を提供することにより、がん治療に一層貢献できるものと考えています。

以上


●HERA試験について
 F.ホフマン・ラ・ロシュ社(本社:スイスバーゼル市)と欧州の乳がん臨床研究グループであるBreast International Groupが国際共同治験として実施しているHERA(HERceptin Adjuvant)試験は2001年12月に開始され、世界39カ国、約480施設から約5,100名のHER2陽性乳がんの患者さんが登録されました。国内からは、7施設138名の患者さんが登録されています。

 HERA試験は無作為化比較試験であり、HER2陽性の早期乳がん患者を対象に、標準的な術前または術後補助化学療法および放射線治療(該当患者さんのみ)を施行した後、1年または2年にわたる3週間毎の「ハーセプチン(R)」投与群と非投与群で、有効性および安全性に関する比較検討が行われています。中間解析は「ハーセプチン(R)」投与群と非投与群を比較しており、1年間投与と2年間投与の比較は含まれません。HERA試験は現在も経過観察が継続されており、試験が進むにつれて1年間投与と2年間投与の比較データが揃う予定です。なお、HERA試験は既に患者さんの登録は終了しています。


●ハーセプチンについて
 「ハーセプチン(R)」は、がんを誘発する特定の遺伝子により産生されるHER2と呼ばれる蛋白質を標的とし、その機能を遮断するように創製されたヒト化モノクローナル抗体です。ジェネンテック社(本社:米国カリフォルニア州)によって創製され、HER2過剰発現が確認された転移性乳がんに対する標準治療薬として、日本、米国、欧州など110の国または地域で承認されています(2008年1月現在)。米国ではジェネンテック社、日本を除くその他の国または地域ではロシュが発売しており、これまで約40万人の患者さんに使用されてきました。


●参考文献
 (*)Smith I, Procter M, Gelber RD, et al. 2-year follow-up of trastuzumab after adjuvant chemotherapy in HER2-positive breast cancer: a randomized controlled trial. Lancet 369:29 2007


※「ハーセプチン(R)」は、ジェネンテック社(アメリカ)の登録商標です。
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2008年02月29日 (21:40)

「闘将」江藤慎一氏が死去…ただ一人の両リーグ首位打者

「闘将」が逝った。中日、ロッテなどで強打者として活躍し、史上初めてセ、パ両リーグで首位打者のタイトルを獲得した江藤慎一(えとう・しんいち)氏が28日午後3時38分、肝臓がんのため東京都内の病院で死去した。70歳。熊本県出身。59年、中日にテスト入団し、気迫あふれるプレーで通算2057安打をマーク。75年には太平洋(現西武)で兼任監督も務めた。





 ほとばしる気迫で多くのファンを魅了した「闘将」も、病には勝てなかった。昭和の強打者がまた1人、天国へと旅立った。

 巨人、中日で活躍した弟の省三氏(65)によれば、江藤氏は03年に2度倒れて以来、都内の病院で療養生活を送っていた。現役時代、打席に立つと酒のにおいがしたというほど、浴びるように飲んだ酒の影響か、がんが肝臓をむしばんでいた。

 常に全力プレーだった。1959(昭和34)年、社会人の日鉄二瀬から中日に入団。毎晩のように飲み明かしながら、「活躍しなかったら何を言われるか分からない」と練習から手を抜かず、豪快に打ちまくった。

 63年8月25日の巨人戦(中日球場)は6-6の六回、雨のためコールドゲームとなった。2本塁打を放った江藤氏は「試合は勝たないと意味がない」と審判団の判断に不満を示し、20分以上も左翼のポジションから動かなかった。

 当時は巨人が誇る王貞治、長嶋茂雄の“ON”全盛時代。そんな中で江藤氏は64、65年と2年続けて首位打者に輝いた。いずれも打率2位は、最多本塁打、最多打点の王。“世界の本塁打王”の三冠王を2年続けて阻止したことを「最大の誇り」とした。

 ロッテ移籍2年目の71年にも首位打者となり、史上初めてセ・パ両リーグで首位打者を獲得する快挙を達成。76年に現役を引退するまで、「闘将」はセ・パをまたにかけて輝き続けた。

 78年には少年野球や草野球を中心にした野球雑誌を発行。85年には「日本野球体育学校(江藤野球塾)」を静岡・天城湯ケ島町(現伊豆市)に設立し、自ら校長を務めた。91年に業務提携した社会人チームのヤオハンを都市対抗に2度出場させるなど、底辺の拡大にも情熱を注ぎ野球を愛し続けた。


★関係者各位が訃報に悲しみ

 「闘将」と呼ばれた江藤慎一氏が28日、肝臓がんで死去した。気迫をむき出しにするプレーで史上初めてセ、パ両リーグで首位打者のタイトルを獲得するなど、日本球界に大きな足跡を残した江藤氏の訃報(ふほう)に、関係者からは惜しむ声が相次いだ。


◆長嶋茂雄・元巨人監督
 「どんぐり眼に分厚い胸板で、袖なしのユニホームがよく似合っていた。性格は豪快でさっぱり。力いっぱいのフルスイングが目に浮かぶ。手合わせした中でも最強のバットマンだったなぁ。野球一筋で、ほかのことには無頓着。もういなくなった昔タイプの野球選手だった。寂しいなぁ」



◆ソフトバンク・王貞治監督
 「闘志が表に出る選手で、人気があった。頑丈でオレより長生きしそうだったけどね。体調を崩したとは聞いていたけど、また一人仲間がいなくなって残念。ご冥福をお祈りします」



◆杉下茂・元中日監督
 「入団1年目から5番を打たせて全試合出場させた。豪快で、1年間で契約金を全部飲んじゃったくらい。頑健な体で、ノースリーブのユニホームをつくった時も一番似合った男。非常に寂しい」



◆野球日本代表・星野仙一監督
 「(中日時代)私が新人の時に4番打者で、打撃も私生活も豪快な人だった。名古屋のスーパースターで、東京と戦えたのは江藤さんだけだった。お世話になった方がまた一人亡くなられて寂しい」



◆実弟の江藤省三氏(元横浜ヘッドコーチ)
 「03年ごろに倒れて以降、ずっと都内の病院に入院していました。意識はあるけど、体が動かず、流動食をとっていました。『いつ逝くか』という状態が続き、最後は肝臓がんでした。今の自分があるのは、兄貴のおかげ。野球の世界でも偉大な先輩として、その背中を追っていました。早く亡くなり、さびしいです」



◆葬儀委員長を務める元セ・リーグ事務局長の渋沢良一氏
 「付き合いは中日の新人時代から。私は読売新聞の記者で、中日球場での巨人戦のあと、彼が屋台にいるのを偶然見つけてから、無二の親友になった。酒に強く豪快な性格だった一方で、相手投手のデータをいつもノートに取るなど、野球では研究熱心だった。闘病中は自分が横たわる姿を他人に見せたくなかったということで、この5年間は1度も会っていなかった。あの世に逝ってしまい、寂しい」



◆日本ハム・梨田昌孝監督
 「厳しそうで野武士的な方でしたが、話しかけると優しい方でした」






■金田正一(名球会会長)が悼む
 長嶋、王の時代に、2人の間に割って入ってタイトルも獲った。晩年は闘病生活でしんどかっただろうが、野球人としては素晴らしい人生だったんじゃないか。「虎は死して皮を残す」というが、江藤も立派な皮を残したよ。
 ロッテで監督と選手の関係にもなったけど、一番の思い出は、ワシが巨人でデビューした試合やな。65年の開幕戦、中日に完投勝ちしたときの最後のバッターが江藤で、確かサードゴロのゲッツーだった。
 ワシがプロで一番緊張したゲームだったんだけど、試合が終わった後、江藤は「カネさんの真剣な顔を見たら、力が入らなかった。素直に勝ってほしいと思いました」なんて言ってた。お世辞も含めてだったんだろうが、かわいいやっちゃと思ったよ。 なにしろ打席では燃えに燃える男だったからな。内角球にも向かってきた。強気で大きなことを言うこともあったが、実際は繊細で緻密(ちみつ)だったのも、よう知っとる。だからこそ、ヒットを2000本以上も打てたんだ。
 名球会の仲間みんなで送らせてもらうよ。心からご冥福(めいふく)をお祈りします。



■江藤 慎一(えとう・しんいち)
 1937(昭和12)年10月16日、熊本県生まれ。熊本商高から日鉄二瀬を経て59年中日入団。1年目から全試合に出場し、64年から2年連続で首位打者を獲得。70年、ロッテに移籍し、翌71年に首位打者となり史上初の両リーグ首位打者となった。大洋(現横浜)を経て75年太平洋(現西武)に兼任監督として移籍。同年6月、史上初めて全球団から本塁打、同9月には通算2000安打を達成した。76年、ロッテに復帰し、現役引退。主なタイトルはベストナイン6度(61、63-66、68年)。01年の参議院選に比例代表区から立候補したが、落選した。右投げ右打ち。



★葬儀日程

 故江藤慎一氏の通夜、葬儀・告別式 通夜は3月4日午後6時から、葬儀・告別式は5日午前10時から東京都品川区西五反田5の32の20、桐ケ谷斎場で。葬儀委員長は渋沢良一元セ・リーグ事務局長。喪主は三女、忍(しのぶ)さん。


2008年02月29日 (21:38)

中外製薬、抗悪性腫瘍剤「ゼローダ」などの併用療法と単剤療法に関し承認申請

進行・再発結腸・直腸がんに対する抗悪性腫瘍剤「ゼローダ(R)」、
「エルプラット(R)」と「アバスチン(R)」の併用療法、
および「ゼローダ(R)」単剤療法に関する承認申請について


 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/社長:永山 治](以下、中外製薬)は、進行・再発結腸・直腸がんに対する、経口フッ化ピリミジン(5-FU)系抗悪性腫瘍剤カペシタビン-販売名『ゼローダ(R)錠300』(以下、「ゼローダ(R)」)およびオキサリプラチン-販売名『エルプラット(R)注射用100mg』(以下、「エルプラット(R)」)と抗VEGF(血管内皮増殖因子)ヒト化モノクローナル抗体ベバシズマブ(遺伝子組換え)-販売名『アバスチン(R)点滴静注用100mg/4mL、同400mg/16mL』(以下、「アバスチン(R)」)との併用療法、および「ゼローダ(R)」の単剤療法について、追加承認申請を2008年2月22日に厚生労働省へ行いましたのでお知らせいたします。
 
 国内では「アバスチン(R)」は、静注5-FU系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法剤との併用での使用が原則とされ、また「エルプラット(R)」はレボホリナートと5-FUの静脈内持続投与法との併用(FOLFOX療法)で使用することとされています。海外ではこれまでに転移性結腸・直腸がん患者さんを対象に実施された大規模臨床試験(NO16966試験とNO16967試験)において、FOLFOX療法と、経口5-FU系抗悪性腫瘍剤「ゼローダ(R)」と「エルプラット(R)」を組み合わせたXELOX療法の無増悪生存期間が同等であることが示されています。また、忍容性もFOLFOX療法と違いは認められませんでした。
 
 NO16966試験では、XELOX療法に「アバスチン(R)」を併用した場合、XELOX療法のみと比較して無増悪生存期間を有意に延長されることが確認されました。国内でも、株式会社ヤクルト本社[本社:東京都港区/社長:堀 澄也]との共同により、化学療法未施行の進行・転移性結腸・直腸がん患者さんを対象としたXELOX療法に「アバスチン(R)」の併用を検討した国内第I/II相臨床試験の中間解析結果において、日本人での有効性が確認されるとともに、忍容性も海外臨床試験と相違ないことが示唆されました。

 「ゼローダ(R)」単剤療法は、海外で実施された大規模臨床試験(SO14695試験とSO14796試験)において、5-FU/LV療法(Mayoレジメン)と比較して奏効率は同等の結果が得られております。また、同様の単剤療法で実施した国内第II相臨床試験において、日本人での有効性および安全性は海外臨床試験と同等であることが確認されております。

 大腸がんは、最も患者数の多いがんの一つであり、日本では、2005年の年間新規大腸がん罹患患者数として115,000人が推計されています*。

*大島・黒石・田島「がん・統計白書-罹患/死亡/予後-2004」(篠原出版新社)


以 上


【ご参考】

<ゼローダ(R)について>
 「ゼローダ(R)」は、2003年6月に「手術不能又は再発乳癌」を効能・効果として発売を開始し、2007年12月12日に海外における用法・用量の承認、および「結腸癌における術後補助化学療法」の効能・効果の承認を取得し、中外製薬が販売しています。

<アバスチン(R)について>
 「アバスチン(R)」は、2004年2月に転移性の結腸・直腸がんの治療薬として米国で承認されて以来、治療ガイドラインで標準治療薬の一つに位置付けられています。国内では「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」の治療薬として、2007年6月から販売を開始しております。

<エルプラット(R)について>
 「エルプラット(R)」は、海外で進行・再発の結腸・直腸がんの標準治療薬として位置付けられています。国内では2005年3月に「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」の効能・効果で承認され、同年4月より株式会社ヤクルト本社が販売を開始しています。

2008年02月28日 (23:55)

崇城大、温州ミカンの制がん効果を細胞レベルで確認

【熊本】崇城大学生物生命学部応用生命科学科の上岡龍一教授研究室は、温州ミカンの制がん効果を細胞レベルで明らかにした。人工細胞膜(ハイブリッドリポソーム)で包み込んだ温州ミカンの抽出物のうち、石油エーテル抽出物とクロロホルム抽出物が肝臓がんや胃がん細胞に対して増殖を抑制する効果があることを確認。温州ミカンで制がん効果を検証するのは「初めて」(上岡教授)で、天然由来の新しいがん治療薬の可能性が期待できる。
 上岡研究室で開発した人工細胞膜のノウハウを活用。温州ミカンに含まれる抗腫瘍(しゅよう)成分の抽出と制がん効果を明らかにすることが目的。実験では果実と果汁の凍結乾燥物から数種の溶媒を使用して水に溶けにくい石油エーテル抽出物など数種を抽出した。

2008年02月28日 (23:52)

がん保険、給付金など累計支払額4兆円を突破…アフラック

アメリカンファミリー生命保険(アフラック)は27日、主力商品のがん保険で給付金などの累計支払額が1月末で4兆円を突破したと発表した。同社は1974年に日本でがん保険を発売。翌年の支払い開始から32年9カ月で大台を突破した。

 1月末の累計支払いは177万件、4兆322億円。内訳は、がんで入院した際に支払う「入院給付金」が55・6%、がんと診断された際の「診断給付金」が17・8%、がんで死亡した際の「死亡保険金」が17・8%。07年3月末のがん保険の保有契約は1401万件で、国内市場シェアは78・5%に達した。

 同社は「がんによる死亡者は年々増加を続けている。今後も、契約者の声に耳を傾けて本当に役に立つがん保険の開発に力を入れたい」(広報部)としている。

2008年02月27日 (23:58)

協和発酵、肝臓がん治療用抗体のライセンスをバイオベンチャーから取得(協和発酵)

 協和発酵工業は26日、バイオベンチャーのリブテックが創製したヒト化抗Dlk-1モノクローナル抗体「LIV-1205」について、全世界における独占的開発・販売権を取得するライセンス契約を結んだと発表した。協和発酵はリブテックに対し、契約一時金として2億円を支払う。また開発の進捗に応じたマイルストーン、製品上市後の販売金額に応じたロイヤルティーを支払う予定。
 LIV-1205は、肝臓がんを中心とする固形がんの細胞表面に発現している抗原「Dlk-1 (Delta-like 1 homolog)」に結合し、がんの増殖活性を阻害するヒト化モノクローナル抗体。すでにマウス担がん治療モデルにおいて顕著な抗がん活性を示すことが確認されており、ヒトの肝臓がんにおいても治療効果を示すことが期待されている。
 今回の契約締結により、両社は共同で腫瘍生物学に関連する研究を行っていく。協和発酵が有する抗体の活性を飛躍的に高める抗体作製技術「POTELLIGENT」をLIV-1205にも応用し、早期の臨床試験を目指す。 
 リブテックは、神奈川科学技術アカデミーの幹細胞制御プロジェクトの研究成果に基づいて2004年に設立された企業。肝がん、大腸がん、乳がんなどを対象とした治療用抗体の研究開発を行っている。

2008年02月27日 (23:52)

がん死亡率2割減目指す 宮城県が対策推進計画最終案

宮城県は、今後10年間で75歳未満のがん死亡率を20%減少させることなどを柱とする「がん対策推進計画」の最終案をまとめた。

 3年以内の数値目標として、非喫煙率を男性62%以上(2005年50.0%)、女性92%以上(同86.5%)に引き上げる。肥満者の割合については、30代男性と40代女性で25%以下にすることを掲げた。

 37.0%―61.6%にとどまっている子宮がんや乳がん、胃がんなどのがん検診受診率については、70%以上に目標を設定した。

 がん患者の痛みと不安を和らげる「緩和ケア」の推進を目指し、緩和ケアの知識と技能を持つ医師と看護師を増やすほか、自宅で療養するがん患者と家族を支援する「在宅緩和ケア支援センター」を県立がんセンター(名取市)に開設し、情報提供と相談支援を行う。

 県内のがんによる死亡者数は6010人(06年)で、死亡者数全体の約3割を占める。1985年の3300人に比べ、倍近くに増えている。

2008年02月27日 (21:48)

協和発酵、リブテックからがんの増殖活性阻害抗体導入

協和発酵と創薬ベンチャーのリブテック(神奈川県川崎市)は26日、リブテックが創製したがん治療用抗体「LIV-1205」の全世界における独占的開発・販売権を協和発酵が取得するライセンス契約を締結したと発表した。肝臓がんを中心とする固形がんの細胞表面に発現する「Dlk-1」と呼ばれる抗原に結合する抗体で、動物実験で顕著な抗がん活性を示すことが確認されている。現在は研究(前臨床)段階にあり、今後の開発は協和発酵が行う。
 [医療/ライフサイエンス] 

2008年02月26日 (22:33)

◎がん患者にも希望を 作家・田口ランディ氏講演 北國新聞政経懇話会2月例会

北國新聞政経懇話会二月例会は二十五日、金沢市の金沢エクセルホテル東急で開かれ、作家の田口ランディ氏が「がんと付き合う知恵~小説『キュアcure』の取材を通して学んだこと」と題して講演した。肺がんで余命半年といわれ今年一月に死去した父の介護体験を紹介した田口さんは「日本の医療はがん患者にも生きる希望を与える取り組みが必要。治るか治らないかにこだわり過ぎず、どう闘い、どう生きるかという視点がこれから大切だ」と強調した。講演要旨は次の通り。
 日本では、がんが絶望の代名詞になっている。そう思わせる構造があるからだ。昨年六月、骨折で整形外科病院に入院した父を例に指摘したい。入院して肺に影があると分かったため、私が近くの県立がんセンターへ行き写真を見せると、肺がんだろうと言われた。治療を依頼すると、「骨折の治療ができないから」と転院を断られた。

 実は私も知らなかったが、父はアルコール依存症だった。幻覚症状が出始め、退院を通告された。三十以上の病院に当たったが、受け入れ先はなし。ある人の助言を受け、退院した上で救急車で救急病院に入ったが、そこでも退院か、家族が二十四時間付き添うかだと言われた。

 家族でもそれは無理だ。何とかお願いすると、雇った付き添いを病院は認められないが、家族だと申告すれば可能で、そうした。ここで初めて検診を受けることができた。医師から余命半年と言われた。それも、七十八歳、精神的障害もあるし、もういいのでは、といった感じで。

 ショックだった。余命をどう過ごすかを考えた方がいいと言われても、病院は何も相談に乗ってくれない。どうしたらいいのか。何かしらの代替医療の話でもしてもらえば、まだ頑張れる。しかし、科学的根拠がないから言えないのだ。これが不幸を招いている原因の一つになっていることも分かってほしい。

 病院探しを手伝ってくれる協会の存在を知り、相談し精神病院に転院。アルコール依存症と、それによる認知症は幸いにも一週間ほどで治った。この時点で父はまだがんであることを知らない。悩んだ末、私から告げた。二日後、父に会うと、告知は記憶から欠落していた。絶望に等しく意識が拒否したのだ。

 このころ激痛が始まった。実は日本の医療には痛み止めのモルヒネを適切に扱える麻酔科の医師が不足している問題点がある。私は医師を探し、行き着いたホスピスに父を入れた。そこは末期患者に対して緩和処置はするが、それ以外は患者自身がやるのが原則で何もしない。

 食事が取れなくなり、寝た状態が多くなった父は、ある日、「そろそろお迎えが来たようだ」と体を起こし、遺言を私たちに伝えた。末期患者はいろんな機器につながれ、ぜぇぜぇ言っているイメージがあったが、父は何か植物がゆっくり枯れていくような感じだった。

 ホスピスには随分感謝している。最後の最後には必要だろう。しかし、父のように生きようと思う人が入るのはつらすぎる点も否めない。医者側から何かしら希望の持てるような手助けがあってもよいのでないか。

 科学的根拠はないが、米国で、祈る人の多い患者の治癒率が高いという統計がある。免疫力も治るかもしれないと信じれば高まる可能性があり、そんな話一つで、がんとの付き合い方が違うように思う。末期でも余命何年と見放すのでなく、ケアを考える医療を患者や家族は望んでいるはずだ。

2008年02月26日 (22:32)

在宅緩和ケア拠点開設 宮城県立がんセンター 来月3日

自宅で暮らす末期がん患者の痛みや不安を和らげる「在宅緩和ケア」を支援するため、宮城県は3月3日、名取市愛島の県立がんセンターに「在宅緩和ケア支援センター」を開設する。支援センターの設置は東京都、山口県に次いで全国3カ所目。がん患者と家族の相談・支援体制を充実させ、在宅緩和ケアの普及を図るのが狙いという。

 支援センターの業務は、自宅療養がん患者と家族の相談に応じるのが柱。療養や介護、生活不安といった相談に対応する。専門相談員として、看護師、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーが待機する。

 自宅ケアを希望する患者と家族に対して、地域で受けられる在宅医療サービスの情報を提供する。医療機関の連携強化に向け、医師や看護師、介護関係者を対象に講習会も開催する計画。

 運営を支援する「在宅緩和ケア支援センター運営委員会」も設置する。在宅緩和ケアの専門医とNPO代表がメンバーを務め、運営に必要なノウハウを助言する。
 県疾病・感染症対策室は「在宅でのケアを求める声は高まっており、患者と家族の意見を聞き、センターの機能を充実させたい」と話している。

2008年02月26日 (22:30)

「女優殺した中医学」 医療長寿(5)

■「非科学的」批判が噴出



脈をとった後、患者の舌を見て問診する中医=北京で、杉本康弘撮影

 きっかけは一人の国民的女優の死だった。

 陳暁旭さんは87年、中国の四大古典小説の一つである「紅楼夢」のヒロイン林黛玉をテレビドラマで演じて一躍トップスターとなった。その後、別のドラマに1本出演しただけで人気絶頂のまま芸能界を去った。引退後に設立した広告会社は、年商2億元(約30億円)を稼ぎ出すまでに成長。05年には「中国十大女性広告実業家」に選ばれ、ビジネスでも名をはせた。

 すべてが順調にみえたそのとき、不幸が襲った。06年春、右胸が痛みだして体がだるくなった。家族は病院で検査をするよう勧めたが、「副作用がある西洋医学は受けたくない」と拒み、自宅で漢方薬を飲み続けた。痛みに耐えられなくなり検査を受けると、末期の乳がんと診断された。

 医師から「手術や抗がん剤投与をしないと命はない」と言われたが、拒否し続けた。07年2月、私財を投じて貧しい人たちの教育や医療を援助する基金を設立し、仏門に入った。深センの道場で修行を続けたが、4月には起きあがれなくなり、5月13日、42年の生涯を終えた。

 父の陳強さんは、「娘は西洋医学は人間の体を破壊し、中医学(中国医学)こそが自然な治療だと信じ込んでいた。早く化学療法を受けていれば助かっていたのに」と悔やむ。

 数日後、ある学者が発表した声明が瞬く間にインターネット上に広まった。

 「陳暁旭事件は、中医学がいかに非科学的でペテンであるかを立証した」

 批判したのは、湖南省・中南大学の張功耀教授(科学技術哲学)。張教授は、全世界で科学的な実験を重ねて発展した西洋医学に対し、中医学は数千年前の陰陽五行説をそのまま使っており、「世界の医学的進歩から取り残された、神懸かり的な迷信」と断じた。さらに、テレビや新聞にあふれる「中医学が糖尿病を治す」「がんを治す漢方薬」などの広告を放置することは、「第二の陳暁旭が生まれる」と訴えた。

 続いて中国科学院の何祚●(●はまだれに休)・研究員が「陳暁旭は中医学に殺された」と雑誌で論評。無批判に漢方薬を信じ、手術や化学療法を拒否したために死期を早めたと指摘した。

 2人の提起がきっかけとなり、ネット上で激しい議論が巻き起こった。

 「時代遅れでインチキな中医学を排斥せよ」「偉大な中華民族の文化を否定する者に天罰を加えよ」


■政府は擁護、海外で人気

 政府は、中医学擁護で論陣を張った。

 「国民に愛された女優の死を利用して中医学を攻撃することは不謹慎極まりない。非科学的な見方で数千年の中医学文化を否定すべきではない」。衛生省の王国強次官は6月に開かれた中医学の研究会で2人の学者を非難した。

 7月には過去最大規模という「中国医薬普及のための宣伝活動」を始め、シンポジウムを開いたり、メディアは一斉に中医学特集の記事を組んだりするなどのキャンペーンを展開した。

 「非科学的」との批判に対抗するため、エイズや鳥インフルエンザの治療に中医学を応用する研究も始めた。漢方薬やはり・きゅうで免疫力を高めることで病気の進行を遅らせる「効果が証明できた」(王次官)という。

 政府の擁護論には理由がある。

 中国にとって中医学は重要な「輸出資源」だ。海外では副作用が少なく自然治癒力を高める中医学の人気は高まっており、07年の漢方薬輸出額は過去最高の約12億ドルで前年比16%の伸びだった。中医学を学ぶ海外留学生は06年に約4000人に上り、99年から倍増した。

 国内事情もある。新中国建国後、毛沢東は医師不足を補うため、中華民国時代に廃止されかかった中医学を保護して普及させた。医療費高騰が社会問題となる今も、新薬や輸入薬よりも安い漢方薬やはり・きゅうは、保険制度の整備が遅れている中小企業労働者や農民にとって欠かせない。

 一方で、中医師の高齢化と後継者不足という危機に直面している。中国科学技術情報研究所によると、1900年代初頭には80万人いた中医学の医師は06年には27万人まで減少。このうち技術が高い医師は3万人足らずと言われる。


■待合室いつも200人 西洋医学と融合課題

 名医のいる大病院はどこも患者であふれている。

 北京市中心部にある協和医院の中医科には、全国でもトップレベルという十数人の医師が常駐しており、待合室にはいつも200人ほどの患者が名前を呼ばれるのを待っている。外国人の姿も目立つ。

 がんを患った胃を全部切除したばかりの王建さん(74)は「副作用が強い抗がん剤を使いたくないので、漢方薬で体力を付けてがん細胞と闘おうと思い初めて受診した」と話す。

 主任医師の銭自奮氏(71)は、脈や舌の状態をみながら「食欲はどうか」「夢をみるか」など問診をする。元々は内科が専門で米国留学経験もあるが、対症療法中心の西洋医学と異なり、体全体の免疫力を高めて病気の予防に重点を置く中医学の奥深さにひかれ、研究を進めてきた。銭氏の目には論争が不毛な議論に映る。

 「慢性病や体質改善に強い中医学と、即効性のある西洋医学とを融合させて最高の治療法を確立することが人類にとって有益だ」


〈中医学〉 数千年の歴史がある中国の伝統医学で、人の持つ生命力を重視し、病気として表面に現れる前にバランスを整えて予防するのが特徴。医師は、患者の脈や舌、声の張りを観察し、症状にあった天然の生薬の配合、はり・きゅうなど効果的な治療法を見つけ出す。

2008年02月26日 (22:29)

協和発酵、リブテック創製のがん治療用抗体LIV-1205のライセンス契約を締結

リブテック創製のがん治療用抗体LIV-1205のライセンス契約締結について 


 株式会社リブテック(神奈川県川崎市 代表取締役社長:中村 康司 以下、リブテック)と協和発酵工業株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:松田 譲 以下、協和発酵)は、リブテックが自社創製したヒト化抗Dlk-1モノクローナル抗体LIV-1205について、全世界における独占的開発・販売権を協和発酵が取得するライセンス契約を締結しましたので、お知らせいたします。

 LIV-1205は現在、研究(前臨床)段階にありますが、今後、LIV-1205の開発は協和発酵が行います。また、このたびの契約締結に伴い、協和発酵はリブテックに対し、契約一時金2億円ならびに開発の進捗に応じたマイルストーン、および製品上市後には販売金額に応じたロイヤルティーを支払うこととなります。なお、今後のLIV-1205の腫瘍生物学に関連する研究については、両社共同で進めてまいります。

 LIV-1205は、肝臓がんを中心とする固形がんの細胞表面に発現している抗原(標的分子)「Dlk-1(Delta-like 1 homolog)」に結合し、がんの増殖活性を阻害するヒト化モノクローナル抗体です。Dlk-1は、幹細胞や前駆細胞といった未熟な細胞の増殖/分化を制御すると考えられており、リブテックの研究開発チームによるがん幹細胞研究の成果として、肝臓がんの細胞表面に発現し、その増殖に関与していることが発見された、新しいがん治療の標的になりうる可能性がある分子です。
 LIV-1205は、すでにマウス担がん治療モデルにおいて顕著な抗がん活性を示すことが確認されており、ヒトの肝臓がんにおいても治療効果を示すことが期待されます。

 今回の契約締結によって、リブテックでは、協和発酵が有する抗体の活性を飛躍的に高める抗体作製技術「POTELLIGENTR」がLIV-1205にも応用され、早期にLIV-1205の臨床効果が検証できるよう開発が進められることを期待しています。協和発酵では、LIV-1205の導入により自社の抗体パイプラインが拡充するとともに、研究開発の重点領域であるがん領域において、特に肝臓がんを中心とする固形がんの治療にも繋がるものとして、鋭意、研究・開発を進めてまいります。

(がん幹細胞:自己増殖能を備えた、がんの芽となる細胞)


【株式会社リブテックの概要】

 (財)神奈川科学技術アカデミーの幹細胞制御プロジェクトの研究成果に基づいて2004年に設立されたバイオベンチャー。神奈川県川崎市に研究所を有し、幹細胞とがん発生に着目し、肝がん、大腸がん、乳がん等を対象とした治療用抗体の研究開発を行っている。

■社 名:株式会社リブテック (LivTech, Inc.)
■設 立:2004年3月29日
■代表取締役:中村 康司 (理学博士)
■所在地:神奈川県川崎市宮前区野川907 (帝京大学生物工学研究センター1階)
■役職員数:9名 (Ph.D 4名)
■資本金:178百万円
■事業領域:治療用抗体の研究開発
■ライセンスコンサルタント:(株)レクメド (担当:柏 純子)
■URL:http://www.livtech.co.jp

2008年02月25日 (10:59)

がん死2割減目標

県が対策案
 県民の死因で最も多いがんの早期発見などを進めるため、県は「がん対策推進計画案」をまとめた。2017年度までに75歳未満のがんによる死亡率を05年に比べ2割減らすことを目標とし、〈1〉がん検診受診率の50%以上への引き上げ〈2〉県内全地域でがん診療連携拠点病院の整備――などを重点項目に掲げている。県民からの意見募集の結果を踏まえ、来月に正式決定する。

 がんは1984年以降、県民の死因の1位となっており、06年は全死因の3割を占める。計画は、昨年施行されたがん対策基本法に基づくもので、県と市町村、医療機関などが連携して対策に取り組む指針となる。

 計画では、がん対策は早期発見による治療が重要だとして、検診受診率向上に重点を置いている。県内のがん検診受診率(04年)は胃がん29%(全国25%)、肺がん18%(同15%)、大腸がん24%(同20%)で、全国平均は上回っているものの、年々低下している。

 このため、市町村広報などを通じた検診情報の発信に力を入れるほか、検診の実態調査を行って対策を検討する。

 診療体制面では、がん診療拠点病院がない上小、上伊那、木曽、大北地域で拠点病院を整備する。

 がん治療には放射線、化学、手術療法を組み合わせた治療が必要なほか、患者が質の高い療養生活を送るようにすることも重要であるため、拠点病院の医師や看護師、薬剤師の研修にも力を入れる。

2008年02月24日 (10:57)

早めの検査が大切 さん太ホールで大腸がんシンポ

大腸がんの早期発見の重要性を訴えるシンポジウム(山陽新聞社主催)が23日、岡山市柳町の山陽新聞社さん太ホールで開かれた。女性のがん死因トップで患者は増えており、専門医や治療体験を持つミュージシャン寺内タケシさんの話に約300人が耳を傾けた。

 基調講演では、淳風会健康管理センター(岡山市)の星加和徳医師が、便秘や下痢といった自覚症状を説明。「現れた時にはがんが進行していることが多い。早めの検査が大切」と指摘した。岡山済生会総合病院(同)の塩出純二医師は内視鏡検査の普及に触れ、「大腸ポリープが悪性かどうかを見極める上で効果がある」と話した。

 パネルディスカッションでは寺内さんが悪性ポリープを切除するまでの経緯を紹介し、「早めに治療すれば大腸がんは怖くない」と強調。予防には野菜中心の食事や十分な睡眠も大切と続け、医師たちも「運動は発症の危険性を低くする」と付け加えた。


2008年02月23日 (22:06)

抗がん剤効果、たんぱく質が左右…肺がん治療で2種確認

肺がん手術後の抗がん剤治療で、効果の有無を決めると見られる2種類のたんぱく質を、東京医大第一外科の加藤治文教授らが突き止め、研究論文が英国の医学誌の電子版に掲載された。

 転移がない早期がん(病期1期)は、手術により根治が期待できるが、再発も多く、手術後に経口抗がん剤「テガフール・ウラシル(UFT)」を服用する治療が普及しつつある。

 しかし、食欲不振などの副作用があり、治療効果を予見できる指標を探した。

 研究グループは、がん細胞の転移などに関係するミオシンとビメンチンという2種類のたんぱく質に着目。1995~2001年に病期1期の肺がんで手術を受けた患者のうち、UFTを2年間毎日服用した人と、飲まなかった人の計90人のがん組織を分析した。

 その結果、両方のたんぱく質が少ない(組織染色で陰性)患者は、UFTを服用してもしなくても全員が5年後も生存。抗がん剤を飲む必要がないことが分かった。

 一方、両方のたんぱく質が多い(陽性)患者の5年生存率はUFTを服用した群が50%、無治療群が31%で、抗がん剤の効果が認められた。

2008年02月23日 (10:58)

福山市民病院が最新鋭CT機器を導入

▽がん・救患治療の技術向上へ 7秒で全身を撮影

 福山市民病院(蔵王町)は、体内の血管や臓器を撮影する最新鋭の医療機器「IVR―CT」を導入し二十二日、公開した。高速のコンピューター断層撮影(CT)を使う同レベルの性能の機器導入は、全国で二番目となる。がんや救急患者の高度な血管内治療の迅速化、安全性向上に期待がかかっている。

 IVR―CTは、血管の撮影装置とCT検査装置を組み合わせた機器。血液の流れや患部の状況を立体的かつ精密に調べられ、映像を見ながら処置もできる。市民病院が購入した機器は、全身を約七秒で撮影できる最高性能CTの搭載が特徴となっている。

 同病院によると、例えば肝臓がんの治療で、血管に挿入したカテーテルの状況を確認しながら、腫瘍(しゅよう)への栄養血管をふさぐ処置が可能となる。外傷の救急患者に対し、出血部位を調べながら止血処置する治療なども想定している。

 全身を約七秒で撮影できるIVR―CTの導入は、国内では金沢大医学部付属病院(金沢市)に続く。設置費は約二億円。福山市民病院は二十五日から運用、年間七百例前後の使用を見込んでいる。

 同病院は、地域がん診療連携拠点病院で、救命救急センターを置く広島県東部の拠点病院。放射線科の柞磨徹志科長は「がんの診断、治療や、救急処置の技術向上が期待でき、患者の安心につながる」と説明している。(野崎建一郎)

2008年02月22日 (22:25)

がん発見装置見学 あんしん生保社長

「お客様をがんからお守りする運動」に取り組んでいる東京海上日動あんしん生命保険(東京都中央区銀座)の岩下智親社長は二十一日、がんの早期発見に一役買っている所沢市東住吉の所沢PET画像診断クリニック(阿部良行センター長)を訪れ、最新鋭のがん発見装置などを見学した。

 同社はがん保険を取り扱う保険会社として全国でがん啓発活動を進めてきた。今年からさらに、がんに対する総合的な解決策を提供し、継続的・永続的に全社挙げて顧客をがんから守る運動を展開している。

 同クリニックのPET/CT診断は陽電子放出型断層撮影機器(PET)で体の断層写真を撮影し、検査方法にCT(コンピューター断層撮影法)を組み合わせたもの。

 岩下社長は阿部センター長にPET/CT撮影室や画像診断室などに案内され、「細胞の働きがはっきり分かるPETと骨や臓器の形状が正確に分かるCTの長所を組み合わせれば、微細ながんも早期発見でき、がんも怖くない」と説明され、うなづいていた。

 岩下社長は「がんは日本人の三人に一人がかかる病気。特に埼玉は死亡率が高い上に、受診率が低い。早期発見が何より大事。今後、社員とともに啓発に努めたい」と話した。

2008年02月22日 (22:20)

切らずに直せるがん治療施設、検討具体化へ

切らずに治せるがん治療法として注目を集めている「粒子線がん治療施設」の設置について、古川康知事は21日、専門家会議の提言に沿い、立地に向け、具体的取り組みを進める考えを示した。懸案の1つである資金については、経済界に出資や運営への参画を求めていく。古川知事の判断により、同施設は実現に向けた次のステップに移る。

 粒子線がん治療施設は九州各県の医療関係者でつくる専門家会議が19日、「設置場所は鳥栖地区」「線種は陽子線から導入」とする提言書をまとめた。古川知事は21日開会した2月定例県議会の所信表明演説で「提言を重く受け止める」と述べ、専門家会議の結論に沿って取り組みを進める考えを示した。

 施設開設に必要な費用は約100億円と試算され、県は県立ではなく、出資企業などでつくる医療財団法人による運営を想定している。医療費が高額のため、採算ラインのクリアには患者数の確保も課題とされる。

 これらの課題に対し、古川知事は所信表明演説の中で「経済界に対する出資・運営への参画依頼や、医療界に対する集患体制構築の働き掛けを行う」と述べ、立地に向けて具体的に取り組む考えを示した。

2008年02月21日 (22:46)

新日本科学、産学官でがん治療施設

新薬開発支援の新日本科学が所有する医療施設「メディポリス指宿」(鹿児島県指宿市)に、産官学連携で最先端のがん治療装置を備えた「がん粒子線治療研究センター」が開設される。九州初の粒子線治療施設として2011年4月にも運用を開始、5年目に年間約600人の治療を見込む。鹿児島大学と共同で乳がん治療に特化した臨床研究も進める。

 20日、鹿児島市で整備に向けた産学官代表者会議が開かれ、財団法人メディポリス医学研究財団の永田良一理事長(新日本科学社長)や伊藤祐一郎・鹿児島県知事、鹿児島大学の吉田浩己学長などが出席した。

 メディポリス指宿は旧「グリーンピア指宿」を新日本科学が買い取り、全面改修して06年10月に開業した。センターはその一角に今年6月に着工する。設備投資額や運転資金を含めた総事業費は108億円になる見込み。

 粒子線治療とは陽子線をがん細胞に集中的に照射し死滅させるもので、従来のエックス線などによる治療に比べて副作用を最小限に抑えられる。治療費用は300万円程度になるという。記者会見した永田理事長は「県民の健康福祉の増進に加えて、雇用面などで地域貢献も進めていきたい」と抱負を話した。

 鹿児島県は08年度当初予算案で、「粒子線がん治療研究施設整備支援事業」として10億1800万円を計上している。

2008年02月21日 (22:44)

県がん克服条例案を提出へ/医療費の負担軽減視野に

県議会の主要四会派は二十一日、開会中の二月定例会に「県がん克服条例案」を提出することを明らかにした。総死亡者の三分の一を占めるがんの克服を目指した総合的な対策が示され、先進医療をはじめとする高額な医療費の負担軽減も視野に入れている。二十六日に提出し、厚生常任委員会で審議された後に可決される見通し。

 全十一条で構成される条例案は、四会派(自民、民主、公明、県政)の政務調査会が合同で検討してまとめた。県は二〇〇五年度から「がんへの挑戦・十か年戦略」を策定しているが、自民の鈴木恒夫政調会長は会見で、「恒久的ながん対策を進める必要がある」と提案理由を説明し、「十か年戦略をバックアップしたい」と述べた。

 条例案の第十条では、「県は、がん患者の精神的、社会的な不安その他の負担の軽減に資するため、必要な施策を講ずるよう努めなければならない」などと規定。政務調査会メンバーは「患者が(県立がんセンターに一四年度導入予定の)重粒子線治療装置で治療を受けた場合など、高額な医療費の負担軽減策を採用するよう今後県側に求めていく」としている。

 重粒子線治療装置の治療費は一つの疾患で約三百万円かかるといわれ、しかも健康保険が適用されない。静岡、兵庫県では、類似の装置で治療を受けた患者への低利貸し付けや利子補給制度を設けている。

 このほか、第六条では国の立法化を促す意味を込めて、既に実施しているがん患者の情報を収集・分析する地域がん登録を明文化。八条で、県はがん医療の向上を図るため、県がん診療拠点病院や地域連携拠点病院の機能強化、医療機関間の連携協力体制の整備などについて努力規定を設けている。

 がん対策に関する類似の議員提案条例は島根、新潟、高知の三県で成立している。

2008年02月21日 (22:39)

がんセンター、11年4月稼働 九州初の粒子線治療施設

メディポリス医学研究財団(理事長・永田良一新日本科学社長)が、指宿市東方の「メディポリス指宿」内に計画している「がん粒子線治療研究センター」の整備計画が20日、明らかになった。2011年4月の開業を目指すほか、前立腺や肺、肝臓、頭部などのがん治療を行い、乳がんに特化した臨床研究も手がける。財団によると、粒子線治療施設は現在国内に6カ所あり、同センターは九州初となる。
 この日は、永田理事長のほか、伊藤祐一郎県知事、田原迫要指宿市長、吉田浩己鹿児島大学長、米盛学県医師会長の産官学代表5者が、鹿児島市で推進協議会の初会合を開き、整備計画を承認、協力合意文書に署名した。
 粒子線がん治療は、患部に原子核の粒子を照射し、手術せずに治療する高度先端医療。センターの装置は、体深部にあるがん治療に実績がある陽子を利用する。
 施設は地上2階、地下1階で、延べ床面積は約6000平方メートル。照射室は3室あり、うち1室を使って乳がんの治療研究を行う。今年6月に着工し、10年3月までに建築と機器搬入を完了。1年間の試験運転を経て、開業5年後には年間600人弱の利用者を見込む。設計・設備投資などの事業費は約108億円。
 また現段階で粒子線治療は健康保険適用外のため、患者1人あたり300万円弱の費用がかかる見込み。分割払いなど負担軽減策についても今後検討していくという。
 永田理事長は「県外、海外からの患者も来るので地域活性化ができるほか、大学との連携による世界への研究発信、県の医療福祉に貢献できる」と話した。

2008年02月21日 (22:36)

iPS細胞は癌(がん)を引き起こさない

iPS細胞(誘導多能性幹細胞、新型万能細胞)の医療への応用において、最も大きな懸念であった発癌(がん)性の問題が解決されたようだ。

 昨年(2007年)11月、京都大学の山中伸弥教授のグループおよび米ウィスコンシン大学のグループはそれぞれ独自に、ヒトの皮膚細胞を再プログラムすることで、ES細胞(胚性幹細胞)に非常に近いiPS細胞を作製したことを報告した。ES細胞は、体のあらゆる細胞に分化する能力をもつ万能細胞であり、iPS細胞は、さまざまな疾患の治療に利用できると考えられる。しかし再プログラムのための遺伝子導入にレトロウイルス(細胞の癌化に関連するウイルス)を用いることから、iPS細胞が発癌性をもつ可能性が懸念されていた。

 米科学誌「Science」オンライン版に2月14日掲載された山中教授らによる今回の研究は、マウスを用いたもの。成体マウスの肝臓および胃の上皮細胞に、レトロウイルスを用いて遺伝子を導入して再プログラムし、iPS細胞の作製に成功した。解析から、iPS細胞が確かに正常で成熟した成体細胞に由来することが裏付けられた。また、レトロウイルスが腫瘍を引き起こす染色体部位に組み込まれるわけではないことを突き止め、癌を引き起こす心配なしに、iPS細胞を移植に用いることができることを示した。

 実際、iPS細胞をマウスの胚盤胞に注入し、キメラマウス(体の一部にiPS細胞由来の組織をもつマウス)を作製したところ、このマウスで6カ月間腫瘍の発生は認められなかった。しかし、「実際に医療に利用できるようになるまでには、さらに数年の基礎研究が必要だ」と山中氏は述べている。

 米エール大学(コネチカット州)医学部助教授のHugh Taylor博士は、成体細胞から胚性幹細胞に近いものを作り出すことができれば、胚を作りそれを壊すという行為をせずにすみ、倫理的問題が解決されると思われるが、iPS細胞が完全に胚性幹細胞と同じ能力をもつのかどうかは不明だとしている。別の専門家は、今回の知見は大きな前進であるとしつつも、この細胞でヒトを治療するまでには、まだまだ多くの実験が必要だと述べている。

2008年02月21日 (22:35)

地域がん診療連携拠点病院 新たに2カ所指定

厚生労働省が指定する「地域がん診療連携拠点病院」に、国立病院機構岡山医療センター(岡山市田益)と川崎医大病院(倉敷市松島)が8日付で新規指定された。 両病院は今後、地域でがん医療を行う病院同士の連携の中心となり、患者の病状に応じた適切かつ高度な医療の提供、医師の研修、病院支援などを行う。同拠点病院がない「高梁・新見」「真庭」の各医療圏域でのがん医療の充実にも努力する。 同拠点病院は2次医療圏域ごとに1カ所程度、診療体制や相談支援体制などで基準を満たした医療機関が、地域の中核病院として指定される。 06年3月以前に同拠点病院となった岡山済生会総合病院(岡山市伊福町1丁目)、岡山赤十字病院(同市青江2丁目)、倉敷中央病院(倉敷市美和1丁目)、津山中央病院(津山市川崎)の4病院の指定も更新された。 県内ではこのほか、岡山大病院(岡山市鹿田町1丁目)が、これら6病院の指導や支援の役割を持つ「県がん診療連携拠点病院」に指定されている。

2008年02月21日 (22:30)

末期がんの母へ捧げるドキュメント曲

レゲエ歌手・Metis(23)が、2月20日、がんと闘う母親へ捧げる新曲「母賛歌」をリリースした。この楽曲は、女手一つで育ててくれた母に、心からの感謝の気持ちを綴った、自身初となるドキュメントシングルとなっており、大きな反響を呼んでいる。

Metisが歌手を志して、地元広島から母親と一緒に上京したのは2003年にさかのぼる。そしてその翌年、最愛なる母が末期の肺がんに侵されていることが判明。余命2年の宣告は、夢に向かって歩き出した2人には残酷なものだった。

Metisは、母親の闘病生活を支えながら音楽活動を続け、2006年9月にミニアルバム『WOMAN』で念願のメジャーデビューを果たす。そして、翌年1月には、1stシングル『梅は咲いたか 桜はまだかいな』が受験生の応援ソングとしてするなど、Metisの名前が世の中に広がるのに合わせて、母親の病状も不思議と快方へ向かった。当時の担当医も原因がわからないと言い、親子の絆が奇跡を起こした。

「私を生んでくれてありがとう」日常の中では、なかなか言うことの出来ない、親への感謝気持ちがつづられた、今回の「母賛歌」は、現在も闘病を続ける母に、生きる勇気と元気を届けた。Metisは「とにかく、お母さんありがとうという気持ちを伝えたかった。聴く人それぞれの親、家族への感謝の気持ちを、伝えるきっかけになれば」とコメントしている。

2008年02月21日 (22:29)

米国のがん死者数、再び増加~05年、死亡率の減少幅も縮小

 2005年にがんで死亡した米国人の数は55万9312人となり、前年から5400人増加していたことが、米がん協会の調べで分かった。

 AP通信によると、がんの死者数はそれまで2年間減少していた。人口全体に占めるがん死者の割合も、05年は10万人あたり184人と前年の186人からわずかな減少にとどまり、減少ペースが鈍った。専門家は「死亡率が安定するのは驚きではない」と話している。

 がんの死亡率は1990年代初頭から減少が始まり、00年代初頭は減少率が年1%となった。死者数は増加したが、それを上回るペースで人口が増えたため。さらに03年と04年は減少率が2%まで拡大し、死者数も30年以降で初めて減少したため注目された。

 ブッシュ大統領などは、連邦が援助する調査が奏功した証拠だと事態を歓迎していたが、05年は死亡率の減少幅が再び1%に縮小した。テキサス大学M.D.アンダーソンがんセンターのピーター・ラブディン教授(生物統計学)は「スクリーニングが数年前ほど大きな効果を上げていない可能性もある」と見ている。

2008年02月21日 (22:26)

「がん 生きたい患者と救いたい医者」鎌田實、中川恵一著(三省堂 1500円)

医者の心ない言動に嫌気がさし、がん治療を放棄して民間療法に走る患者が少なくない。東大病院放射線科の中川恵一は、自分のところに来た患者も、外科で言葉の暴力を受けていたと残念がる。
 諏訪中央病院名誉院長の鎌田實は、「初めの医者がもっと優しくていねいに説明してくれれば、と思うんですよ。“つらかったでしょ”“一緒に病気と闘おうよ、一緒にいい方法を探そうよ”と言ってくれたら、もっと早くいい治療に出合えるんじゃないか」という。
 一方で病院の医者は週64時間、若い医者なら週92時間と働きづめ。劣悪な条件の中で医者や看護師たちも苦しんでいる。政治がもう少し医療を大事にすれば、日本のがん医療は一気に変わるのでは、と2人の医師は提言。

2008年02月20日 (23:25)

大腸がん集団検診に内視鏡、秋田・仙北で全国初実施

 秋田県仙北市が昭和大横浜市北部病院と連携し、40歳以上の仙北市民を対象に、内視鏡による大腸がんの集団検診を定期的に実施することが19日、分かった。

 同病院の工藤進英(しんえい)教授によると、内視鏡を使った大腸がんの集団検診は全国初めて。秋田県の同がん死亡率ワースト1を返上しようという試みで、内視鏡検診の有効性についても研究する。4月以降、同市立角館総合病院で実施する。

 仙北市などによると、大腸がん検診は排せつ物を調べる「便潜血検査」が主流。内視鏡を使った検診は便潜血検査と併用する。内視鏡は直接目で確認できるため、異常を発見しやすいとされる。しかし、健康保険が適用されず、費用が1回1万5500円と高額で、集団検診には導入されていないという。

 昭和大横浜市北部病院は、人工肛門(こうもん)を設けるしかないと診断された患者の大腸ポリープを内視鏡的粘膜切除で取り除くなど、大腸がんの診断と治療では国内トップレベルの技術を持つ。集団検診では、工藤教授ら同病院の医師グループが内視鏡を使って検査する。

 市は2008年度一般会計当初予算案に、集団検診のために500万円の事業費を計上。内視鏡を併用した検診の有効性を研究するため、従来の便潜血検査と、大腸内視鏡検査でデータを10年間取り、運動、遺伝子なども調べ、死亡率減少効果を比較する。

2008年02月20日 (23:22)

がん転移による痛みの緩和に放射性新薬

聖隷三方原 患者8割に効果
 がんの全身骨転移による痛みの緩和に、聖隷三方原病院(浜松市北区三方原町)が、放射性物質を含んだ薬「ストロンチウム89」による治療を県内で初めて導入した。3~6か月に1度の静脈注射で8割程度の患者に痛みが和らぐ効果があるとされるが、特殊な管理が必要なため、東海地区では、ほかに岐阜県の2施設で始まったばかりだ。

 導入されたのは放射線の一種、β(ベータ)線を発する国内初認可の治療薬。薬が骨転移の部位に多く集まり、がんの活動をおとなしくさせるという。

 放射線を含む薬のため、使用には国の認可が必要で、2月6日に浜松市保健所から認可された。同15日から浜松市内に住む70歳代の女性患者に初めて使い始めたという。この患者は乳がんの骨転移が全身にあり、新しい治療に懸けることになった。

 がんの骨転移による痛みに対しては、鎮痛薬、体外からの放射線照射が中心になる。だが、痛みが強くなれば薬の量が増えて胃腸障害などの副作用が大きくなり、外部照射は複数部位には被ばくが大きくなる。

 この薬は体内から弱い放射線で、あらゆる部位に作用するのが特徴だ。放射線は数ミリまでしか届かないため、血液を作り出す骨髄への影響もほとんどないという。痛みがぶり返した場合も、外部照射では難しい再治療が簡単にできる。

 すべて外来での治療で、2日程度で尿から余分な放射性物質が排出されるため、自宅で排尿した場合、水を2回流すなどの手間が必要になるという。

 保険が適用されるが、治療1回での自己負担は3割で約10万円に上る。

 同病院放射線治療科の山田和成部長(42)は「年間60~70人に骨転移による外部照射を行っているが、全身に転移して治療できない人もいる。がんを完治させる治療ではないが、がんを持って長く暮らす人が増えており、痛みが和らげば生活の質が上がる。欧米では標準的に使われており、日本がようやく追いついた」と話している。

2008年02月20日 (23:20)

【がん電話相談から】リンパ節転移が分かる方法

 Q 67歳の夫は2カ月前、早期胃がんと診断されました。がんの大きさは直径2・5センチで胃の粘膜内に限局している分化型のがんで、内視鏡的粘膜下層剥離(はくり)術(ESD)を受けました。病理検査の結果は切除断端、静脈浸襲(しんしゅう)、リンパ管浸襲ともマイナスでしたが、リンパ節への転移の可能性が30%ぐらいあるので、胃の全摘をするようすすめられています。リンパ節へ転移するかどうか、転移したかどうか早めに分かる方法はありませんか。


 A リンパ節転移があるか、したかはあまり小さいうちは内視鏡でもCTや超音波でも分からないのです。腫瘍(しゅよう)マーカーCEAやCA19-9が手術の前に陽性だったものが陰性になり、また陽性になれば再発したといえます。一般にリンパ節に転移する可能性があるかないかは(1)がんの大きさ(2)深達度(がんの深さ)(3)細胞の種類(分化型か未分化型か)(4)取ったものの中に潰瘍(かいよう)があったかどうか-によって判断します。ESDで局所は完治しましたので、再発の可能性はリンパ節転移のみ、再発のリスクは10%以下と思われます。追加の手術をして再発の危険性をなくしておいた方がよいという主治医の意見は一般的な考え方です。しかし胃の全摘の必要はなく、胃の上部3分の1を腹腔鏡的に切除する、腹腔鏡下噴門側胃切除+近傍リンパ節郭清をおすすめします

2008年02月20日 (23:16)

【静岡】県はがんセンター管理棟建設を新年度に着手

静岡県は、「県立静岡がんセンター」内で新設を計画している管理棟の建築と本棟の改修について、当初予算案に整備費13億8400万円を計上した。計画は診療機能の強化を図るもので、管理棟の運営開始を2010年1月に定めており、08年度から管理棟の本体建築に着工する。本棟については08年度に改修設計に着手し、09年度半ばにも改修工事を実施する予定。管理棟は、がんセンター(長泉町下長窪)の業務用駐車場として活用中の正面玄関からみて北東にあたる敷地に建設を計画。敷地面積は約1600平方㍍。想定規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ9580平方㍍。管理棟には、本館の外来診療部門の拡張スペースを生むため、管理部門を移設。具体的には、現在本棟2~3階スペースにある事務室や医局の機能を移設する計画。基本・実施設計は、横河建築設計事務所静岡事務所(静岡市葵区)が進めている。委託期限が08年3月3日までであるため、本年度に施設の詳細規模や具体的な施工スケジュールなどを固める。早ければ08年度の上半期中に建築本体や設備工事を発注する見通し。建築本体は12~15カ月の工期を見込み、09年内の施設完成を目指す。一方、がんセンター本館では、フロアの再配置を中心にした改修工事を計画。08年度にも改修設計を委託発注する。改修では、現在ある管理部門を移設し、外来診療室や通院治療センター、内視鏡室などを拡充する。本館2~3階にある事務室や医局の機能を管理棟(09年度完成)に移した後、空いたスペースを活用して外来診療部門を拡張する。改修設計は08年度内に完了させ、管理棟が完成する09年度中に既存機能の移設を開始する。改修工事は、09年度半ばから11年度までの3カ年をかけて、再配置工事を実施する。本棟の改修終了は12年3月を見込んでいる。がんセンター施設の建築・改修計画は、がん患者数の増加などにより、外来患者数が開院時の想定を大きく上回ったことを受け、今後の業務量を踏まえて体制・施設整備を行うもの。
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