ガン完全克服マニュアル

当ブログはガンを克服するための最新治療法を全て掲載しています。
ガンの部位別に適した治療法のわかる国内最大級の完全データベースです。

2009年1月28日より、新しく掲示板と、病院評価ランキングを追加しました。 どんどん活用して下さい。


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2008年09月30日 (00:27)

小児がん施設:NPOが建設、財政的支援を検討--橋下知事 /大阪

NPO法人「チャイルド・ケモ・ハウス」(楠木重範理事長)が府北部の彩都地区に建設を目指している小児がん専門病院併設施設について、橋下徹知事は29日、「市町村に小児がんをケアしろと言ってもできない。まさに府が広域行政体としてやるべきことだ」と述べ、同施設への財政的支援を検討していることを明かした。

 府議会で、堀田文一府議(共産)の質問に答えた。

 答弁で、橋下知事は小児がん施設への支援について「担当部局と協議してはいないが」と前置きしたうえで、「8億円ぐらいは民間で寄付を募ったが、ランニングコストで年1700万~2000万円不足すると聞いた。限られた財源の中で、どこに手を差し伸べられるか考えたい」と述べた。

 同法人は、家族と一緒に自宅のような環境で、療養生活ができるような施設建設を目標に活動している。【平川哲也】

毎日新聞 2008年9月30日 地方版

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2008年09月29日 (00:32)

乳がん発症リスク、学会が初の指針

 女性の間で急増する乳がんですが、乳がん発症と肥満の関係など、乳がんになるリスクなどについて専門の学会が初めて指針をまとめました。

 これは、日本乳癌学会がガイドラインとして発表したものです。乳がんの発症が生活習慣や食生活などとの関連で、よく話題にされていますが一部で混乱もみられることから、最近の科学的な検証をもとに改めてまとめたものです。

 それによりますと、まず、アルコール飲料の摂取が乳がんのリスクを高めることは、ほぼ確実だとしています。また、閉経した女性の場合、肥満が乳がんのリスクを増加させることは確実だとしました。

 最近注目されているイソフラボンの摂取との関係では、大豆食品、イソフラボンの摂取が乳がんのリスクを下げるかどうかは、証拠が不十分であり、結論付けられないとしています。

 さらに、出産経験のない女性は、出産経験のある女性と比べて乳がんのリスクが高いことは確実なことで、閉経後の女性の場合、運動がリスクを下げることは、ほぼ確実だとしました。

 この「乳癌診療ガイドライン 疫学・予防」は一般の書店でも求められます。(29日05:44)

2008年09月27日 (16:09)

がん診療で連絡協 琉大、県30日発足

県のがん医療に関する政策策定のため、県がん診療連携拠点病院の琉大医学部付属病院がんセンター(増田昌人センター長)は30日、「県がん診療連絡協議会」を発足させる。県と県内3つの地域がん診療連携拠点病院、患者、患者家族、患者遺族、有識者などで組織し、県内のがん診療の連携協力体制や相談支援の提供体制の情報交換、がんデータの分析などを通して県のがん診療の向上を目指す。協議会には6つの作業部会を設置する。がん医療に携わる県内全医師を対象とした緩和ケアに関する研修会の実施や複数の医師の意見を聞いて患者が治療法などを決めるセカンドオピニオンの普及などを行う。
 増田センター長は「県内のがん医療は緩和ケアやセカンドオピニオンの普及が遅れている。協議会では患者や家族、遺族が入っており、生の声を政策に反映したい」と話した。
 第1回協議会は30日午後3時半から琉大医学部管理棟3階で開催する。午後6時にはセンター設立1周年記念講演会も開催し「県民のために沖縄のがん対策を向上させる方法とは」と題してNPO法人日本医療政策機構理事の埴岡健一氏が講演する。入場無料。問い合わせは同センター098(895)1368。




2008年09月26日 (16:08)

仁荷大チーム、赤外線レーザーでがん細胞を死滅

レーザーでがんを治療する新技術が韓国の研究チームによって開発された。

仁荷(インハ)大学新素材工学部の李鍾茂(イ・ジョンム)教授チームは最近、レーザーを照射すると、熱を発してがん細胞を殺す機能性物質を開発したと発表した。研究結果が英国王立化学会が発行する学術誌『素材化学』のハイライト論文に選ばれた。

研究チームはシリコンの表面に多くの小さな穴を開け、がん細胞に合体させるために葉酸や抗体を表面に付着した。そしてシリコンを砕いて数十ナノ大の粒子を作り、食塩水の懸濁液を混ぜて注射剤を開発した。

この液体をがん細胞に注入して約1日が経過すると、ナノ多孔性シリコン粒子ががん細胞に付着する。この際に弱い赤外線レーザーを照射すると、粒子から熱が発生し、腫ようの膜を1枚ずつ剥がして分解する。

赤外線レーザーを強く照射しないため、患者の苦痛と副作用はほとんど見られない。シリコンも人体に毒性がほとんどなく、よく分解される。

一般的に大体の物質は光を受けても、熱をほとんど発生しない。熱を出す物質にはシリコンナノ粒子のほか、金ナノ粒子、カーボンナノチューブ、酸化鉄ナノ粒子などがある。しかしシリコンナノ粒子以外の粒子は毒性があったり、強い光を照射しないと熱を出さない特性をもっているが、強い光は患者の皮膚を損傷して苦痛を与えてしまう。

李教授は懸濁液に光を照射すると、食塩の成分とシリコンが反応して有害化合物が発生し、反応熱が生じると説明している。実用化のためには臨床で実験を行うなど段階を経る必要がある。

2008年09月26日 (16:07)

重粒子線がん治療施設:治療に補助制度を検討--群大に建設中 /群馬

09年度中の稼働を目指し群馬大学に建設中の重粒子線がん治療施設の利用について、県は25日、県民の治療費に何らかの補助制度を設ける考えを明らかにした。県議会一般質問で金子一郎氏(自民)の質問に答えた。

 下城茂雄健康福祉部長は「利子補給などの補助制度、貸付制度(分割払い)などを、09年度当初予算案の要求に向け検討したい」と答弁。大澤正明知事も記者団に「前向きに検討していかなければならない」と述べた。

 重粒子線によるがん治療は入院費と検査費には保険が利くが、治療費は全額自己負担で、300万円以上かかるとされる。【塩崎崇】

毎日新聞 2008年9月26日 地方版

2008年09月26日 (16:06)

がん化の恐れ減らす、iPS細胞の作製に成功

さまざまな細胞に変化できるマウスの新型万能細胞(iPS細胞)を、がん化の恐れを少なくする手法で作製することに米ハーバード大などの研究チームが成功した。

 世界で初めて開発した山中伸弥・京都大教授とは別のウイルスを用いるもので、より安全な再生医療の実現に道を開く成果。26日、米科学誌サイエンス電子版に掲載される。

 山中教授のiPS細胞の作製法は、皮膚細胞に3~4種類の遺伝子を組み込んだレトロウイルスを感染させる手法。レトロウイルスを使うと、導入された遺伝子は、皮膚細胞のDNAに組み込まれてしまうため、DNAが傷ついてがん化する危険性が指摘されていた。

 ハーバード大チームは、細胞に感染してもDNAを傷つけないアデノウイルスを使用。アデノウイルスに4種類の遺伝子を組み込み、マウスの肝細胞に感染させたところ、50万個のうち3個がiPS細胞に変化した。皮膚細胞では、iPS細胞はできなかった。肝細胞はアデノウイルスが感染しやすいため、外部遺伝子が効率良く細胞内で働き、iPS細胞の作製成功につながったと見られる。

 研究チームは「より安全な細胞を患者から作ることができる」と指摘している。

(2008年9月26日 読売新聞)

2008年09月26日 (16:05)

カーボンナノホーンでがん治療 産総研と東北大、藤田保健衛生大

■マウスにレーザー照射し成功

 牛の角に似た形の炭素分子「カーボンナノホーン」(CNH)に光をよく吸収する物質を詰めてマウスのがん組織に注射し、外からレーザーを照射してがんを消滅させることに、産業技術総合研究所と藤田保健衛生大、東北大の研究チームが初めて成功した。

 光照射による活性酸素の発生とCNHの温度上昇という2つの効果によるもので、今後CNHを静脈に注射し、がん組織に到達させる技術開発や安全性の確認を経て、実用化を目指す。論文は米科学アカデミー紀要の電子版に発表される。

 CNHは、産総研ナノチューブ応用研究センター長の飯島澄男名城大教授が発見した筒状炭素分子カーボンナノチューブの一種で、片方の端が閉じている。一本の太さが2~5ナノ(1ナノは10億分の1)メートル、長さ40~50ナノメートルで、数千本が集まって球状の固まりになる。

 同センターの湯田坂雅子チーム長らは、個々のCNHに穴を開け、皮膚を透過しやすい波長の光を良く吸収する物質「亜鉛フタロシアニン」を詰め、水に溶けやすくするタンパク質も結合。

 マウスの脇腹に皮下移植したがん組織に注射し、赤色レーザー光を1日15分ずつ10日間照射したところ、がんが消滅した。

2008年09月26日 (16:05)

国内初の高度医療認定 岩手医大の肝臓切除手術

岩手医大は25日、盛岡市の同医大で記者会見し、外科学講座(若林剛教授)の「腹腔鏡補助下肝切除術(ふくくうきょうほじょかかんせつじょじゅつ)」が、国内初の高度医療に認定されたと発表した。高度医療は、国が本年度創設した制度で、入院費用などに保険が適用される。同切除術は肝がんなどが対象。通常の開腹手術に比べて、傷が小さくて済み、入院期間も短縮される。全国から患者を受け入れる拠点病院としての機能が高まりそうだ。

 同切除術は、肝がんや肝良性疾患の患者が対象。①腹の4カ所を切開(約1センチ)し二酸化炭素で膨らます②一番下の切開した部分にカメラ、そのほかには器具を挿入、肝臓の周りの膜をはがす③肋骨(ろっこつ)のすぐ下を小開腹(8-10センチ)し、肝臓を切除し取り出す。

 若林教授らのグループは肝臓を切除する際、肝臓からの出血を減らすため、ラジオ波で焼く方法を採用。肝臓を切る前に熱を加えて血液を凝固させる。ラジオ波は通常、肝細胞がんの治療に使われるが、医療機器の薬事法上適用外となるため、これまで保険医療は併用できなかった。

 同切除術は、傷が通常の開腹手術に比べて4分の1から6分の1程度。回復が早く、開腹手術だと2-3週間だった入院期間が1週間程度にまで短縮される。肝臓の70%弱まで切除が可能。

 1週間の入院で手術費(44万9000円)と入院費用を合わせて約120万円だったが、高度医療の適用で、手術以外の入院費用などに保険が適用となるため、約70万円となる。

 同医大は10例の症例を積み、今年5月に高度医療を申請。7月の高度医療評価会議で国内第1号として選定され、今月、岩手社会保険事務局から承認受理通知を受けた。

 県の地域がん登録によると、人口10万人当たりの本県の肝がんでの年齢調整死亡率(2005年)は10・3人(全国15・0人)。がんによる部位別死亡でみると、6番目。

 25日の記者会見には、若林教授と新田浩幸講師が出席。若林教授は「体に優しい方法で肝がんの手術ができることは、患者さんにとっても朗報。今後、全国的に普及していくと思う」としている。

 高度医療評価制度 薬事法の承認が得られていない医薬品、医療機器を使う先進的な医療技術で、一定の要件で行われるものについて安全性や有効性が認められれば、保険診療との併用が認められる制度。2008年4月に始まった。


(2008/09/26)

2008年09月24日 (23:27)

「国酒・マオタイ酒などから発がん性物質」の噂で、株価が大幅下落―中国

2008年9月23日、上海証券報によれば、粉ミルクが問題となっている中、市場では酒類製品からも発がん性物質が見つかったとの噂が流れた。

あるウェブサイトで、「蒙牛や伊利、光明といった大手乳業メーカーの製品からメラミンが見つかったが、国家質量監督検査検疫総局(国家質検総局)が酒類製品の検査を行ったところ、貴州茅台(マオタイ)や張裕公司、青島ビールなど大手酒造メーカーの製品から発がん性物質の亜硝酸ナトリウムが見つかった」との“噂”が掲載された。この噂が市場に流れたことで、関係各社の株価が大

2008年09月22日 (11:52)

カルシウム+ビタミンD、大腸がんのリスク低減

カルシウムとビタミンDをともに多く摂取すると、大腸がんにかかるリスクを下げる可能性があることが、九州大などの調査でわかった。近く米国のがん予防専門誌で報告する。

 古野純典・九大教授らのグループが、福岡市とその近郊に住み、大腸がんと診断された836人と、同じ年代で大腸がんではない861人から食事や生活習慣を詳しくたずね、関連を調べた。

 1日あたりのカルシウム摂取量が平均約700ミリグラムと最多の人たちが大腸がんになるリスクは、同400ミリグラムで最も少ない人たちと比べ、3割ほど低かった。しかし、カルシウムを多くとっても、ビタミンDをあまりとらない人では、違いははっきりしなかった。

 そこで、カルシウムを平均約700ミリグラムとり、かつビタミンDを多くとる人(1日10マイクログラムかそれ以上)で比べると、大腸がんリスクは、カルシウム摂取が少なくビタミンDをあまりとらない人より、6割低かった。

 ビタミンDはサンマやサケといった魚類やキノコ類に多い。日本人のカルシウム摂取量は1日あたり平均540ミリグラム余で不足ぎみ。ビタミンDは8マイクログラムほど。大腸がんは肥満や飲酒でリスクが高まることがわかっている。

 牛乳を飲んでカルシウムを多くとると、大腸がんリスクが2割ほど下がることは、欧米グループが報告している。今回の結果をまとめた溝上哲也・国立国際医療センター部長(前・九大助教授)は「ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるので、大腸がんの予防効果を高めるのかも知れない。さらに効果を調べたい」と話す。(田村建二)

2008年09月22日 (10:40)

大腸がん最前線 名古屋でシンポ

 「Cancer Week 2008がんシンポジウム 大腸がんの最新治療」(読売新聞中部支社主催、ブリストル・マイヤーズ協賛)が21日、名古屋市中区のナディアパークデザインホールで開かれ、約320人の参加者が熱心に耳を傾けた。

 広橋説雄・国立がんセンター総長が「わが国のがんの実情とがん対策」と題して基調講演。続いて、浜島信之・名古屋大学大学院予防医学教授が「大腸がんの実情と予防」、室圭・愛知県がんセンター中央病院薬物療法部長は「大腸がんの内科的診断と治療(分子標的治療)」をテーマに、増え続ける大腸がんへの予防と早期発見の重要性を語った。

 さらに、西口幸雄・大阪市立総合医療センター消化器外科部長も、昨年自身が受けた手術を踏まえて、「大腸がんの外科的治療」について分かりやすく説明した。


(2008年9月22日 読売新聞)

2008年09月22日 (00:28)

県内のがん患者、07年新たに6817人 登録率、地域などの差が課題


 県が2006年度から実施している「地域がん登録事業」で、07年に県内の医療機関で新たにがんと診断、登録された患者は6817人だったことが、分かった。06年の死亡者数を基にした推計罹患(りかん)者(8986人)に対する登録率は75・9%。がん死亡率が11年連続全国ワーストの本県にとって、がん対策の充実には、より精度の高い実態把握が求められている。登録率は前年比で8ポイント増加したものの、地域別、部位別で差があるなど、課題も浮き彫りになっている。

 登録事業は県総合保健事業団や専門医らでつくる県地域がん登録委員会が、1年間に初めてがんと診断された患者の診断内容や治療内容などの情報を集積、総合的ながん対策に役立てようという狙い。170医療機関(病院34、診療所136)が協力。一部の基幹病院を除き、治療実績のある機関のほとんどが参加している。

 登録率は、07年人口動態統計のがん死亡者数(概数)を基に、罹患者数を推計するなどして算出。率は「全国水準に近い結果」(同委員会)となった。

 こうした中、胃がんや大腸がんなどに比べ、肺がんや膵臓(すいぞう)がんなど6種は登録率が低くなっている。保健所別では、大館と北秋田は前年比で登録率がアップしたものの、他の地域に比べて半分程度にとどまっている。こうした傾向は2年連続で、事業に対する協力が診療科や地域によってばらつきがうかがえる。

(2008/09/22 11:01 更新)

2008年09月19日 (22:15)

がんの最新治療(下) 『膀胱』 自排尿型代用膀胱

膀胱(ぼうこう)がんは、血尿や頻尿など症状が出やすく、比較的初期の段階で見つけやすい。手術で膀胱を取った後、問題になるのは排尿機能だ。最近は小腸を利用した「自排尿型代用膀胱」でそれを補う治療法が注目されている。

  (鈴木久美子)

 東京都世田谷区の会社役員高橋征八郎さん(65)は今年五月、癌研有明病院(江東区)で膀胱がんの手術を受けた。膀胱にできた袋状の憩室(けいしつ)という部分に約三センチの腫瘍(しゅよう)ができていた。

 見つかる膀胱がんの七、八割は早期で、内視鏡手術などが一般的。ただ、高橋さんの例は同手術で取るのは難しく、開腹手術で膀胱と前立腺を摘出した。

 手術後の排尿機能維持に、代用膀胱として、小腸を約六十センチ利用して一部を縫い合わせ袋を作った。尿管と、残した尿道につないだ。これで尿道から自分で排尿できる。手術は約九時間。費用は健康保険の三割負担で約八十万円だった。

 従来の治療では、尿管を回腸(小腸の後半部)に植え込んで、回腸の先をへその横あたりで皮膚の外に出しストーマという出口を作り、体外で尿をためる袋(集尿袋)につなぐ方法が多かった。この場合、尿道も取り除く。

 「好きなゴルフをするのに、おなかに袋があると邪魔だ」と高橋さんは代用膀胱に決めた。

 術後は尿漏れが起こった。脳の排尿中枢が働かないため尿意を感じず、尿道を締める括約筋も働きにくくなる。「おなかが張った感じ」で尿がたまったことを察知し、腹に力を入れて排尿する。

 代用膀胱の容量も、小腸が徐々に延び拡大する。当初は夜一時間おきに起きてトイレに行った。容量は現在約九倍になり、夜のトイレも三時間おきに。括約筋が締まるよう、毎日約四十分のウオーキングを欠かさない。手術後約三カ月で排尿はほぼ安定した。「代用膀胱は一生使えると聞いている。安心だ」と高橋さんは話す。

     ◇

 「患者のQOL(生活の質)を高く維持できるように、最近は自排尿型の代用膀胱を選択する機会が増えている」と同病院の福井巌・泌尿器科部長は話す。以前は尿道を残すと約30%の再発率があるといわれていたが、最近膀胱の出口や前立腺に囲まれた部分の尿道にがんがなければ、再発率は数%と低いことも分かってきた。

 この治療法だと、集尿袋を体外につけるわずらわしさからは免れる。ただ、ストーマを作るより、手術は大掛かりになり、合併症も起こりやすくなる。腸の癒着が起こりやすい人や、腸間膜や尿管の短い人、腎機能が悪い人などは、うまく代用膀胱を作ることができない場合もある。

 「残した尿道から再発のリスクがあることも、忘れてはいけない」と福井部長は話す。女性は子宮も取り除くため、尿が出にくくなるのでストーマを作る。

 尿路をどのように再建するかは、個人の希望や身体の状態によって異なる。十分に説明を聞いて決めることが必要だ。

2008年09月18日 (00:29)

サリドマイド販売再開へ 年内にも、血液がん治療に

胎児への深刻な薬害で販売が中止された「サリドマイド」について、厚生労働省の有識者検討会は18日、多発性骨髄腫(血液のがん)の治療薬として製造販売承認を申請している藤本製薬(大阪府)による安全管理策を了承した。

 国内での販売再開の前提条件となる安全管理策がまとまったことで、サリドマイドは、近く開かれる同省薬事・食品衛生審議会の分科会で承認される公算が大きくなった。手続きが順調に進めば、1962年の販売中止から46年ぶりに、年内にも販売が再開される可能性がある。

 安全管理策は(1)サリドマイドを使用する医師、薬剤師、患者を登録制とする(2)不要になった薬はすべて回収(3)第三者機関が順守状況をチェック-などが柱。第三者機関には患者団体や被害者団体の代表者や国の担当者も加わり、運営費用の一部は国が負担する方向。

 サリドマイドは近年、多発性骨髄腫への効果が認められ米国など17カ国が承認済み。国内でも医師が個人輸入で使うケースが増え、患者団体が早期承認を求めていた。

2008年09月15日 (22:39)

<14>がんの痛み我慢しないで

 看護師として外科病棟に勤務していた1980年代。病棟では治療法のないがん末期患者が痛みと闘いながら残された時間を過ごしていた。

 痛みを訴える患者に対してできることといえば、痛み止めを投与することくらいだ。当時は座薬や注射薬のモルヒネが使用されていた。死期が近づくにつれ、痛みの度合いや頻度も増してくる。「痛みを取る」。とにかくこのことが優先されていたように記憶している。

 モルヒネは麻薬なので使用量も回数も厳格に決められている。しかし、規定内の使用量でも幻覚症状が現れる患者もいた。

 真夜中のナースコールで呼び出された病室でのこと。「天井から虫がたくさん落ちてくる」と実在しない虫を払いのけようとする人。誰もいない暗い部屋の中で「そこに人が隠れている」とおびえた表情で訴える患者たちがいた。

 当時の名残なのだろうか。「医療用麻薬」と聞くと、いまだに多くの人が中毒症状をイメージし、痛みがあっても薬の使用をためらう傾向にあるという。誤った認識から医療用麻薬を控える医師もいると聞く。
しかし、痛み止めの薬は様変わりした。今では経口薬をはじめ、張るタイプのものなど、さまざまな種類の医療用麻薬が開発され、安全に使用されている。

 私の母は再発と診断される前から腕の痛みを訴えていた。検査で頸(けい)椎(つい)への転移が分かり、首への放射線療法を行った。痛みが続いていたため、同時に飲み薬の痛み止め(医療用麻薬)を服用し、抑えることができている。痛みを訴える時だけに使われる従来のタイプと違い、継続して服用することで痛みを持続的に抑える薬だ。効き具合によって量を調整することもできる。母に幻覚症状などは現れていない。

 患者とその家族の思いに後押しされる形で成立し、昨年スタートしたがん対策基本法には初期段階からの緩和ケアがうたわれている。だが、痛みを訴えない患者がいるのも事実だ。

 看護師時代の記憶でも「痛がっているので痛み止めをお願いします」と知らせにくるのは患者本人ではなく、その家族だった。当時は、がん末期患者の家族が身の回りの世話のため、寝泊まりして付き添うことが当たり前のように行われていた。医療者に直接訴えない患者の言動を家族から聞いて知ることもまれなことではなかった。

 痛みには個人差があり、どの程度痛いのかは訴えられなければ医療者は分からない。患者と医療者との間に見えない大きな壁を感じることも少なくなかった。

 基本法はがん医療の均衡化やがんに携わる医療者の育成にも触れている。患者と最も接する時間が長い看護師にはこれから大きな期待が寄せられている。「がんの痛みは我慢しない時代」。痛みを感じる人は、まず医師や看護師に伝えてほしい。

(みながわ・ゆき、ジャーナリスト、看護師、福岡市西区)

【写真説明】痛み止めの薬もさまざまな種類があり、安全に使われている。がんの痛みは我慢しない時代になった

=2008/09/15付 西日本新聞朝刊=

2008年09月14日 (13:47)

皮膚癌に特有のにおいを発見

「におい」で皮膚癌の早期発見ができるようになるかもしれない。人間の皮膚はさまざまなにおいの化学物質を発散している。基底細胞癌と呼ばれる皮膚癌に侵された人と健康な人からそれぞれ皮膚の周りの空気を採取して比べたところ,においを発する物質はどちらも同じ種類だった。ところが,皮膚癌の人は健康な人より特定の物質が多かったり少なかったりと,その量に違いがあった。黒色腫など他の種類の癌についても研究が進められているそうだ。(吉田素子)

2008年09月13日 (13:49)

緩和ケア:「十分知識ある」2割どまり、浸透せず--医師9万8000人調査

がんの痛みなどをやわらげる「緩和ケア」について「痛みの緩和に関する知識や技術が十分ある」と答えた医師は約2割にとどまることが日本医師会の調査で分かった。同会は「日本人の2人に1人ががんになる時代、医師が緩和ケアの十分な知識や技術を得る機会が必要だ」と分析する。

 調査は今年1~2月に実施。病院と診療所に勤める全診療科の医師計26万7523人に調査票を送り、9万7961人(36・6%)が回答した。

 緩和ケアにかかわりたいと考えている医師は「ある程度」を含め58・3%いたが、「患者への病状説明が不安」と答えた医師は33・5%、「患者と死について話すことが負担」は37・1%だった。理由として「他の診療が手いっぱいで(取り組む)余裕がない」が47・8%、「経済的に割に合わない」が30・6%。がん診療をしている診療所でも、痛みの緩和に有効な麻薬を取り扱う免許を持たない医師が約3割いるなど、緩和ケアをめぐる環境整備の遅れが消極姿勢につながっているとみられる。

 緩和ケアに詳しい中川恵一・東京大医学部准教授(放射線科)は「医師には一層の知識と意欲が求められる。緩和ケアを普及させるために、医師の研修や制度整備が不可欠だ」と話す。【永山悦子】

毎日新聞 2008年9月13日 東京朝刊

2008年09月12日 (13:52)

続・がん50話:看護・薬剤編 第25話 手術前後の栄養管理

消化器は食べ物の消化、吸収、排せつの役割を分担し、同時に食べ物が通る道でもあります。食道や胃のがんの場合、水や食事がのどを通りにくいとか、食事の量が減ってきたという症状でがんが見つかることがあり、栄養不足の患者さんも少なくありません。このような患者さんには、手術の前に少量で高カロリーの栄養が摂取できる経口栄養剤(ドリンク)を食事の補助として飲んでもらったり、高カロリーの点滴をして栄養を補給します。

 手術によって胃が小さくなったり、なくなったりしますので、手術の後には一度の食事の量は少なくして、1日6回に分けて食べる「分割食」を勧めています。特に食道がんの手術の後は嚥下(えんか・えんげ、口から胃に食物を送り込むこと)能力が低下することがあり、食べ物を飲み込んだ後、むせやすくなりますので、食事や水、お茶にとろみをつけています。

 また手術の後、早い時期に腸に入れた管から経腸栄養剤を投与して栄養状態の改善を図り、絶食による腸細菌の異常と毒素の発生を抑えます。

 小腸や大腸のがんで貧血が強い場合は、手術の前から輸血や造血剤の投与によって貧血の改善に努めます。また、腸管を安静にするために絶食にすることもあります。腸の手術の後、粥(かゆ)食から始めて徐々に普通食にしていきますが、適度に運動するように心掛け、便秘を起こさないように注意することが必要です。(大阪府立成人病センター11階南病棟主任看護師、高取素子)

毎日新聞 2008年9月12日 大阪朝刊

2008年09月12日 (13:51)

子宮がん:20代、低い受診率 自覚症状なくても検診を /鳥取

子宮がんを人ごとと思っていませんか--。子宮がんは、女性にとって胃がんと並んで罹患(りかん)が多く、20代での罹患も少なくない。国は05年度、早期発見につなげようと子宮がん検診の対象を30代から20代に引き下げたが、県内では20代の受診率は低いままだ。【武内彩】

 ◇早期発見へ対象年齢引き下げ 昨年度1割以下
 ◇妊婦検診時に今年度から無料
 県内の受診率は、05年度17・5%▽06年度18・1%▽07年度18・7%で2割に満たない。対象が30歳以上だった04年度は21・4%で、いかに20代の受診率が低いかをうかがわせる。

 07年度は、20~24歳が2・2%▽25~29歳が6・4%だった。最も高かったのは40~44歳の31・0%で、健康に対する意識の違いが数字に出た。

 県内の各市町村は、若年層の受診率を高めるため、今年度から妊婦検診に子宮がん検診を取り入れ始めた。県健康政策課によると、4、5月に妊婦検診を受けた664人のうち472人が子宮がん検診も併せて受診。1回目の妊婦検診の項目に加える場合が多く、基本的に無料で受診できる。

 通常の子宮がん検診は、自治体が指定する産婦人科医院や集団健診で受けることができ、自己負担は500~2000円程度。通常は集団検診の方が負担が少ない。

 検診は短時間で済み、がん細胞だけではなく他の異常を発見するきっかけにもなるという。県健康政策課は「産婦人科は敬遠されがちだが、早い段階で発見できれば、その後の治療方法も変わってくる。自覚症状がなくても一度、検診を受けてほしい」と呼びかけている。

毎日新聞 2008年9月12日 地方版

2008年09月11日 (13:51)

内視鏡治療:早期胃がんに効果大 開腹手術不要で負担軽減--公立八鹿病院 /兵庫

養父市八鹿町の公立八鹿病院が昨年6月に導入した「内視鏡治療」が大きな成果を上げている。主に早期胃がんの治療を行っているが、成功率が高く、開腹しないため患者への負担も軽いという。但馬ではトップクラスの実績といい、同病院では「早期胃がんは治る」と健康診断を呼び掛けている。【吉川昭夫】

 内視鏡で見つけたがんを電気メスで切除する内視鏡治療は80年代に開発された。当初は比較的浅く、狭い範囲でしかできず、再発の恐れも高かった。しかし、電気メスや安定した電圧を提供する高周波電源装置の進歩で、リンパ節への転移や進行性、末期のがんなどを除き治療が可能となった。

 同病院では森田親二内科医長(40)ら3人の医師が担当。血管を見ながら手術を行うため出血の恐れも少なく、合併症がない場合は約1週間で退院できる。治療数は8月末現在で41(胃がん39、大腸がん2)で93%が完全治癒。保険適用で治療費は平均約10万円という。森田医師は「早期なら消化器のがんはほとんど治る」と話している。

〔但馬版〕

毎日新聞 2008年9月11日 地方版

2008年09月11日 (13:48)

知識次第で健康が選べる時代<2>

性の閉経後にぐーんと増えてしまう疾患に、虚血性心疾患(CHD)があります。

 CHDの危険因子に性差が明らかにあるのをご存じですか?男性の危険因子の順位は、1位:高血圧 2位:喫煙 3位:糖尿病 4位:家族歴 5位:高コレステロール血症です。それに比べ女性は、1位:喫煙 2位:糖尿病 3位:高血圧 4位:高コレステロール血症です。

 特に閉経後は、これまで血管を守っていた女性ホルモンであるエストロゲンが、急激に低下し、内皮障害を受けやすくなってしまうため、急に血管病変が進行します。女性は、ライフスタイルの選択で、喫煙をしないことがとても大切です。また、甘いものは幸せ感を味わえるので、「別腹」と言ってついつい食べすぎてしまうのにも要注意ですね。

 また、男性は高コレステロール血症の中のLDLコレステロールの厳密な治療が大切ですが、女性は、どちらかというと高トリグリセライド血症(中性脂肪)に注意を払わなければいけないということを、是非忘れないでほしいです。

 これは、脂質だけでなく、総カロリーが大切で甘いものの食べすぎも赤信号です。ジャンクフードに多く含まれるトランス型脂肪酸は、特に血管の酸化ストレスを増やし、粛々と動脈硬化を引き起こしていきます。オメガ6系 オメガ3系の油の摂取比率(オメガ6:オメガ3=4:1)がとても大事になりますので皆さんよく覚えておいてくださいね。

 やせているから安心ではないのです。生活習慣病の怖さは、サイレントキラーと呼ばれるように、知らないうちに忍び寄ってくる点にあります。ダイエットで細くなった女性でも、栄養バランスを崩して脂肪肝になっていると、脂肪肝→非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)→非アルコール性脂肪肝炎(NASH)→原発性肝臓癌(HCC)発生も報告されています。ですから皆さんぜひ、健康を守るため、食事の重要性・ライフスタイルの改善・良い思考習慣、毎日の排便チェックをしてくださいね。

 野菜を沢山食べて、運動し、水に浮くくさくない(食物繊維が多く善玉菌に作られた)便を作ってくださいね。食べたら出す便のチェックは、健康のバロメーターですよ!!
(2008年9月11日 読売新聞)

2008年09月07日 (15:03)

がん 早期発見・治療を県が27、28日、展示・講演会

がんの予防方法や最新治療を広く県民に知ってもらおうと、県は27日午前10時から甲府・小瀬スポーツ公園で「がん予防展」を、28日午後1時から昭和・アピオで「がん講演会」を開く。3月に策定した県がん対策推進計画の一環で、県は「がんは早期発見・治療で治る病気になりつつある。関心を高め、受診のきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。
 県健康増進課によると、がんは1983年から県内の死因一位となっていて、2006年度のがん死亡数は2409人で全死亡数の3分の1を占めた。特に肝がんの死亡率は全国(26・7%)より7・9ポイント高い34・6%で東日本で1位となっている。
 予防展は「いきいき山梨ねんりんピック」に合わせて開催。医師や看護師による相談コーナーや乳がんの自己触診コーナーを設けるほか、クイズやパネル展示で予防方法や早期発見・治療の重要性を学んでもらう。
 講演会は千葉県がんセンターの滝崇正センター長が「がんから身を護(まも)るために」と題して講演。また荒木裕人県健康増進課長、飯田龍一社会保険山梨病院長、井上慎吾山梨大医学部付属病院第一外科助教がそれぞれ県内のがんの現状や肝がん、乳がんについて解説する。いずれも参加無料。講演会(定員300人)は予約が必要で19日締め切り。申し込み、問い合わせは同課、電話055(223)1497。

2008年09月06日 (15:04)

「がん」になった時、冷静に対処するには

 「がんの家系のようなので心配……」と考える人は案外多い。だが遺伝が原因のがんは全体の数%程度。生活環境が同じ家族は同様にがんになりやすいことがこの俗説に真実味を持たせているようだ。

 たばこなどの発がん物質やウイルスといった外的要因。高脂肪、高塩分といった食生活を含む生活習慣。さらには老化現象により、遺伝子が傷つく。やがて自己の免疫力だけでは修復しきれなくなった遺伝子ががん化して、増殖を繰り返す。これががん発生の仕組みだ。だから、がんは「遺伝の病気」でなく「遺伝子の病気」なのだ。「がん家系」と無用に怖がるより、自分の生活習慣を見直すほうがはるかに有効といえる。

 いまや3人に1人ががんで亡くなる。いつ自分がそうなるかわからない。初めてそうなった人に正確でわかりやすい情報を届けようというガイドブックが、週刊朝日ムック『がんで「困った」ときに開く本』だ。「病院選び」「医師との関係」から「お金」「家族」の問題まで「困った」ときの対処法を270のQ&Aで紹介する。

 がん患者のために、と編集されたものだが、そうではない人にも読んでほしい本だ。できればがんになってほしくないし、なったとしても冷静に対処ができるように。

2008年09月05日 (15:09)

前立腺がんに対する遺伝子治療の現況〈日本化学療法学会〉

平成二十年三月の時点で国際的に登録されている遺伝子治療臨床研究のプロトコールは千三百四十七件で,がんに対するものが八百九十六件(六六・五%)を占め,がん種別に見ると前立腺がんはメラノーマの百五十四件に次いで多く百件となっている.
 がんは複数の遺伝子異常によって発症するものの,完成したがんを異常遺伝子の修復で治療することは現実的でない.現状の固形がんに対する遺伝子治療は,遺伝子を使用する新しいドラッグデリバリーシステムとして,腫瘍選択的に細胞死を誘導することと抗腫瘍免疫を賦活化することを主に企図したものである.
 前立腺がんに対する臨床研究が多いのは,頻度の高いがんであり,ホルモン抵抗性がんには有効な治療法がないことに加えて,先端医療の開発という観点から理想的な標的であることによる.前立腺は,経直腸超音波画像下に組織生検や遺伝子ベクターの注入などが容易に可能であること,高齢男性に必ずしも必須の臓器ではなく完全除去が生命予後に影響しないこと,治療遺伝子の発現をコントロールする複数のプロモーターが利用可能であること,さらには,治療効果を鋭敏に反映する高感度の腫瘍マーカーとしてPSA(Prostate specific antigen; 前立腺特異抗原)が存在することなどの特色を持っている.
 岡山大学は,平成十三年三月に前立腺がんに対する国内初の遺伝子治療臨床研究を開始して以来,この領域のフロントランナーとして活動している.
 (一)腫瘍選択的細胞死誘導:(1)自殺遺伝子治療:微生物由来の代謝酵素(ヘルペスウイルスのチミジンキナーゼ)遺伝子とこの酵素で活性化されるプロドラッグ(ガンシクロビル)で細胞死を誘導する手法.アデノウイルス(Adv)をベクターとしてホルモン抵抗性局所再燃前立腺がんを対象にPhase I/IIは平成十七年七月終了.安全性と臨床効果を確認,現在は前立腺全摘除術前に実施して再発を抑制する(ネオアジュバント)プロトコールが岡山大学も参加して北里大学で実施されている.(2)腫瘍融解ウイルス療法:テロメラーゼ活性に依存して増殖し腫瘍細胞のみに細胞死を誘導するAdv-Telomelysinを大学発ベンチャーで臨床開発中,米国でのPhase I臨床治験は平成二十年一月投与終了.
 (二)免疫遺伝子治療:強力な抗腫瘍免疫を誘導するIL-12遺伝子を使用するAdv-IL-12を平成二十年五月より実施中.局所腫瘍内(主に原発巣)投与で全身効果を誘導.
 (三)次世代遺伝子治療:岡山大学で同定した新規がん抑制遺伝子REIC(Reduced Expression in Immortalized Cells)を使用する遺伝子治療で,前述の(一)と(二)の作用を単一遺伝子で実現,前立腺がんを対象とするAdv-REIC臨床研究は学内審査中.

2008年09月05日 (15:05)

喫煙によるがん、米国では5年間で240万件=CDC報告

[ワシントン 4日 ロイター] 米国では1999─2004年にかけて、たばこの使用が原因となった「がん」が240万件あったことが分かった。米疾病対策予防センター(CDC)が4日発表した。

 このうち、肺がんと気管支がんが予想通りほぼ半分を占めたほか、喉頭(こうとう)、口および咽頭(いんとう)、食道、胃、膵臓(すいぞう)、腎臓、ぼうこう、頸部(けいぶ)といった部位のがんや急性骨髄性白血病も喫煙によって引き起こされていたという。

2008年09月04日 (15:08)

遺伝子「封印」仕組み解明…京都大

がん治療、iPS作製効率化に道
 細胞内で使う必要がない遺伝子を「封印」するメカニズムの一部を、京都大工学研究科の白川昌宏教授(分子生物学)らのグループが、エックス線解析で解明した。この封印が解けることでがん細胞や新型万能細胞(iPS細胞)ができる。新しいがん治療法やiPS細胞作製の効率化につながる成果で、4日の科学誌ネイチャー電子版で発表する。

 人体には、神経や肝臓、筋肉といった約200種類の細胞があるが、すべての細胞は1セット約3万種類の遺伝子を持っている。働く遺伝子の違いで、細胞の種類が変わり、その際、働かない遺伝子には「メチル基」という物質がくっつき封印される。

 細胞が分裂・増殖する際には、一度解かれた封印のメチル基が同じ位置に正確につかないとがんの原因になる。また、皮膚などの細胞でメチル基の大半が外れると、受精卵に近い状態になり、iPS細胞になると考えられている。

 白川教授らは、マウスの細胞が分裂する際、「UHRF1」というたんぱく質が、DNAと結合している様子を、エックス線解析で立体画像化した。その結果、このたんぱく質が腕状の部位でDNAを抱え込み、封印していた場所を検知。再度封印することがわかった。

(2008年9月4日 読売新聞)

2008年09月04日 (15:07)

PSS、国立がんセンターと共同研究の実施で合意

東京 4日 ロイター] プレシジョン・システム・サイエンス<7707.OJ>は4日、国立がんセンターとの間で、新規のプロテオーム解析技術の開発と、がんのバイオマーカーとして有用なタンパク質の同定を行うことを目的とする共同研究の実施で合意したと発表した。

 新規のプロテオーム解析技術の開発では、複数のタンパク質の発現量を定量的に測定する技術を開発する一方、がんバイオマーカー探索では開発の一定段階で実際の臨床検体を用いた計画しているという。

 実施期間は、2012年3月末までを予定している。

2008年09月03日 (11:01)

栄養サプリメントが高齢癌(がん)生存者にリスクをもたらす可能性も

癌(がん)生存者は、栄養サプリメントがリスクをもたらす可能性があるとの警告に耳を傾ける必要があると、米デューク大学(ノースカロライナ州)メディカルセンターの研究者らは注意を促している。癌生存者らも、他の人たち同様インターネットを活用、癌生存者をターゲットにした多くの誤った希望をもたせる製品に接している。

米デューク大学看護学部のDenise Snyder氏は、米ペンシルバニア州立大学および米テキサス大学M.D.アンダーソン癌センターの研究者らとともに、65歳以上の癌生存者753人を対象に調査研究を実施。

研究の結果、癌克服後5年以上生存している65歳以上の高齢者の約75%が無病状態を維持するために、マルチビタミン(60%)やカルシウム/ビタミンD(37%)、抗酸化物質(30%)、ハーブ、アミノ酸、腺エキスなどのサプリメントを摂取していた。また、サプリメントを摂取している人は良い食事を摂り、比較的健康であったという。

Snyder氏は「サプリメントが癌生存者の健康維持に有用か、リスクを高めるかはまだ不明。不足しているビタミンの摂取は必要かもしれないが、癌の再発や二次癌のリスクが高まるのでマルチビタミンやサプリメントは不要と思われる」と述べ、摂取を開始する前に医療従事者や登録栄養士と相談することを勧めている。

2008年09月02日 (11:02)

タカラバイオ(4974)がプラス圏をキープ 肝細胞がんを対象とする臨床研究を中国・中山大学と行うことで合意

中国広州市の中山大学センターの夏教授と呉教授のグループとの間で、ラジオ波焼灼(しょうしゃく)療法とレトロネクチンによるリンパ球の拡大培養法を用いた細胞免疫療法とを組み合わせた肝細胞がんを対象とする臨床研究を開始することで合意したと発表している。


マザーズのタカラバイオ(4974)の株価は13時54分現在、243,800円の700円高。

[NSJショートライブ 2008年9月2日 13時54分 更新]

2008年09月01日 (11:00)

コーヒー3杯以上、子宮体がんリスク大幅減

コーヒーを毎日3杯以上飲む日本の女性は、あまり飲まない女性より子宮体がんになるリスクが大幅に下がるらしいことが、厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター部長)の大規模追跡調査で分かった。

 子宮体がんは子宮がんのうち、胎児の育つところにできるがん。子宮がんには、ほかに子宮の入り口近くにできる「子宮頸(けい)がん」がある。

 全国各地に住む40~69歳の女性約5万4千人にアンケートして、約15年間追跡した。期間中に117人が子宮体がんになった。調査開始時に聞き取りしたコーヒー摂取の頻度によって、子宮体がんの発生率を比較。その結果、コーヒーを飲むのが週2日以下の人の発生リスクを1とした場合、毎日1~2杯飲む人が0.61、毎日3杯以上飲む人が0.38と低かった。

 調査前にがんが発生していた可能性を排除するため、追跡を始めてから5年間に子宮体がんを発生した場合を除いて分析しても、同じ傾向だった。また、緑茶の摂取との関係も分析したが、関連は認められなかった。

 子宮体がんの発生はインスリンや女性ホルモンの関連が考えられている。解析を担当した国立がんセンター予防研究部の島津太一研究員は「コーヒーを飲むことでこれらの濃度が影響を受ける可能性を示す報告がある。さらに解明したい」と言っている。

 同研究班の同様の大規模調査では、コーヒーを多く飲む人は男女とも肝臓がんの発生リスクが低いという結果も出ている。(服部尚)
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