ガン完全克服マニュアル

当ブログはガンを克服するための最新治療法を全て掲載しています。
ガンの部位別に適した治療法のわかる国内最大級の完全データベースです。

2009年1月28日より、新しく掲示板と、病院評価ランキングを追加しました。 どんどん活用して下さい。


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2011年05月31日 (23:01)

イラク侵攻時のアメリカの非通常兵器で10万人以上ががんに

アメリカのイラク侵攻で非通常兵器が使用された影響により、10万人以上のイラク人が、がんにかかっています。
イラクにある研究センターの報告によりますと、16万人のイラク人が、2003年のアメリカによるイラク侵攻で使用された兵器の影響により、悪性腫瘍・がんにかかっており、その多くを子供たちが占めているということです。
この報告によれば、イラク占領から8年が経過したにも拘わらず、今も毎年、8000人以上のイラク人の子供が、がん、悪性腫瘍、発達障害、医薬品や医療スタッフの不足により、命を落としています。
また、アメリカ発行の新聞、ワシントンポストは、「アメリカのイラク攻撃以来、この国の大都市のほとんどが、放射能兵器や化学物質によって汚染されている」としています。
こうした汚染により、これらの地域の住民の間では、障害を持って生まれる子供やがんなどの危険な病気にかかる人が増加しています。
この報告ではさらに、「アメリカはイラク占領の中で、2000トンを超える劣化ウラン弾が使用されたが、これは1991年の湾岸戦争で使用された800トンとは別である」とされています。
イラク環境大臣も、「保健省には14万人を超えるがん患者が報告されているが、報告されていない事例も数多くある」と語りました。


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2011年05月31日 (22:40)

抗がん剤副作用救済策を検討、政府に提言へ- 民主WTが初会合

 民主党厚生労働部門会議の「抗がん剤総合対策ワーキングチーム」(WT、座長=長浜博行参院議員)は5月31日、初会合を開いた。同WTでは、抗がん剤の副作用による健康被害の救済や医薬品安全対策の強化などについて、党の意見を集約する。厚生科学審議会の医薬品等制度改正検討部会などの薬事法改正に向けた議論の進ちょくを見ながら、政府側の結論が出る前に適宜、提言していく方針だ。

冒頭、あいさつした長浜座長は、「抗がん剤の安全対策などを含めて、総合的な対策が必要だ」と指摘した上で、「がん対策推進基本計画の見直しや、薬事法改正などに党内の議論を反映させていきたい」と述べた。

 事務局長を務める本多平直衆院議員によると、同WTでは、厚生労働省が6月にも検討を始める「抗がん剤副作用死救済制度」と、「医薬品安全対策の強化」の2本柱で議論を進める。必要に応じて、医療関係者や製薬会社などからヒアリングを実施するという。
 副座長の柚木道義衆院議員は会合後、記者団に対し、「安全対策が非常に大きな柱だ。ただ、薬事法改正に絡む部分でいえば、新薬の承認・審査体制(の強化)をもう一つの柱として、まさに表裏一体で(検討を)進めていくことになると思う」と述べた。

 本多氏によると、初会合では、抗がん剤の使用に関する政策課題について同省から説明を受け、それを基に議論したが、がん医療体制の現状を踏まえて議論すべきとの指摘が出たことから、次回会合では、がん医療の政策全体について同省から再度ヒアリングすることになった。

 同WTは、肺がん治療薬「イレッサ」の副作用をめぐる訴訟を受け、抗がん剤の副作用による健康被害の救済策の検討などを目的に設置された。3月に設置が決定したが、東日本大震災の発生で初会合がずれ込んでいた。

2011年05月31日 (22:09)

「子どもと向き合って」がんと闘うシングルファーザー講演

末期がんで余命半年と宣告され、シングルファーザーとしての子育て体験などを伝える活動をしている福岡県福津市の阿部敏之さん(38)が30日、同市健康福祉総合センターで講演した。

 阿部さんは約50人の聴講者を前に「子どもと正面から向き合って、親としての責任を果たして欲しい」と力強く訴えた。

 阿部さんは8年前に離婚し、両親とともに中学1年と小学6年の息子を育ててきた。昨年3月に膵臓(すいぞう)がんが見つかり、今年3月、医者から「がんが全身に転移している。余命は半年」と告げられた。

 「息子たちはもっと父親が必要な時期を迎えるのに……と頭が真っ白になった」。講演会で、阿部さんはがんが見つかった時の思いを振り返った。

 昨年4月に手術を受け、抗がん剤治療の副作用に耐えた。その中で「自分のやるべき仕事は、親として学んだことや経験したことを子どもに伝えておくこと」と考えるようになった。

 毎朝5時から父子3人で「朝の会」を開く。英語や読書のほか、自作のテキストを使って食の大切さなどを学習させている。「夢を持ち、達成に向けて努力することの大切さを教えたい」と、将来の夢や目標を書き出させる作業も行う。

 人への感謝の気持ちを学んでもらおうと、毎朝、おむすびとみそ汁を作らせている。冷たい水で米をとぐ息子たちは、食事を作ってくれる祖母に「おいしいね」と言うようになったという。

 この日、比較的体調がよかった阿部さんは、2時間近い講演で集まった人たちに優しく語り続けた。

 「東日本大震災で多くの親たちが犠牲になった。私にはまだ、時間が残されている。講演を通じて、家族や世話になった皆さんのため、できることをしたい」と締めくくった。

 岡垣町の会社員宮城恵子さん(41)は「命ある限り、親として子どもに伝えていきたいという気持ちに共感した。私も、親の責任を果たしたい」と話していた。

 講演会の依頼などは、電子メールで阿部さん(kenkousyouta@yahoo.co.jp)へ。(堀家路代)

(2011年5月31日 読売新聞)

2011年05月31日 (21:38)

「米軍駐屯地の周辺住民、がん患者が増加」

在韓米軍の駐屯地だった忠清南道保寧(チュンチョンナムド・ボリョン)空軍射撃場(大川海水浴場付近)近隣の村の住民が、米軍が捨てた廃油などによる環境被害を訴えている。 住民は「がん患者が増えるなど被害が広がっている」とし、当局の疫学調査など対策を要求している。

ムン・スファン空軍射撃場環境被害協議会長ら住民は1958年から1977年まで米軍がここに駐屯し、廃油を捨てたことで、近隣の住民が飲料水として使用した井戸が汚染したと29日、明らかにした。 特に住民は、この水を飲んだ住民の間でがんが集団で発生していると主張した。 住民が集計したがん患者数は19世帯27人で、 うち17人はすでに死亡、残り10人が闘病中だと、住民は明らかにした。

ある住民は「この問題を初めて提起した09年当時、18人(14人死亡、4人闘病中)ががんになっていたが、その後9人増えた」と話した。 村の住民は上水道が供給される1997年まで、この井戸を飲み水として使用、 03年に市の使用中止命令で閉鎖された。 住民は「私たちの地域で多数のがん患者が発生する理由を把握するため、疫学調査を当局に要求している」と明らかにした。 .

2011年05月31日 (20:45)

セシールが『ピンクリボン運動』支援として公益財団法人日本対がん協会「乳がんをなくす ほほえみ基金」へ寄付

(PR TIMES) -

株式会社セシール(代表取締役兼CEO:上田昌孝、本社:香川県高松市、以下セシール)は、CSR 活動の一環として『ピンクリボン運動(※1)』を展開していますが、昨年プレスリリース等でも発表の通り、2010 年度における一部商品の販売点数に応じて拠出した1,502,856 円を、2011 年5 月31 日に公益財団法人日本対がん協会(※2)「乳がんをなくすほほえみ基金」に同運動支援のため寄付しました。この寄付金は、乳がんの早期発見につなげるため「乳房触診モデル(以下 触診モデル)(※3)」の普及に使われる予定です。

セシールの保険代理店事業では、複数の保険会社の代理店として医療保険、生命保険、自動車保険など厳選した50 商品以上を取り扱っていますが、昨年度より『ピンクリボン運動』支援のため、新規保険成約1 件につき100円を寄付するという活動を開始し、その結果、2010 年度(2010 年4 月~2011 年3 月末)として合計1,131,000 円が寄付金として計上されることになりました。

また、『ピンクリボン運動』支援のチャリティ通販カタログとして発行された、「NATSU・TOKU・SELECTION(ナツトクセレクション、2010 年7 月発行)」及び「FUYU・TOKU・SELECTION(フユトクセレクション、2010 年12 月発行)」での販売点数、並びに同カタログの有効期間中に、セシールオンラインショップで同運動へご賛同いただいたお客様の販売点数に伴い、合計371,856 円が寄付金として計上されました。

これら合計1,502,856 円は、公益財団法人日本対がん協会「乳がんをなくすほほえみ基金」に寄付され、「触診モデル」普及に使われる予定です。今後この「触診モデル」は、同協会の各道府県のグループ提携団体で開催されるイベントや、企業への貸し出し等で利用されます。

セシールでは、今年度も保険事業における「触診モデル」普及のための支援活動を含め、多彩な面において『ピンクリボン運動』を推進していきます。


※1「ピンクリボン運動」
乳がんの早期発見・早期診断・早期治療と定期検診の大切さを伝える啓発活動。

※2 公益財団法人 日本対がん協会「乳がんをなくす ほほえみ基金」
公益財団法人日本対がん協会が、乳がん征圧のために設けた基金。乳がん検診機器の整備、患者・治癒者グループの活動支援、広報活動、がん相談、検診技術者の研修など、同基金への寄付金は乳がん征圧に向けて幅広く公正に使われている。

※3 乳房触診モデル
もともと研修医の医学教材として開発されたもので、乳がんが発生しやすい箇所にしこりを模した素材を埋め込んだ胸部模型。乳がん発見のための正しいセルフチェック習得のため使われる。


<本資料に関する報道機関からのお問い合わせ先>
株式会社セシール 広報室
tel:087-835-3434 / e-mail:pr@cecile.co.jp

2011年05月31日 (19:32)

乳がん:歌手・宮本さん、撲滅に10万円 CD収益の一部--紀の川 /和歌山

紀の川市在住の歌手、宮本静さん(43)が30日、紀の川市ピンクリボンキャンペーン推進本部(本部長・中村慎司市長)に10万円を寄付した。宮本さんは、昨年10月に発売したCDの収益の一部を「運動に役立てて」と話している。

 ピンクリボンキャンペーンは、乳がんの早期受診促進などを目的とする世界規模の運動。宮本さんは「あんたの済州島(しま)へ」「紀の川のほとりで」などを収録したCDを昨年10月に発売し、これまでに1500枚を売った。「紀の川のほとりで」は、08年から同推進本部の乳がん撲滅キャンペーンソングとして使われ、今年8月にはカラオケで全国配信されることが決まっている。

 この日、宮本さんは、同推進本部長を務める紀の川市の中村市長を訪れ、寄付金10万円を手渡し、歌を披露した。中村市長は「乳がん検診で使う機器購入などにあてたい」と話した。【岡村崇】

2011年05月31日 (18:16)

がんと就労 高額療養費:6 情報編 長期負担、支える制度を

最近登場したがんの薬は高額のものが多く、患者の経済的負担の重さが問題になっている。

 たとえば、慢性骨髄性白血病の治療薬グリベックは標準的な使い方で1カ月の薬代が約33万円。3割負担でも月約10万円に上る。グリベックは原則的に一生のみ続ける必要があり、長期間、負担が続くことになる。

 東京大医科学研究所特任研究員で看護師の児玉有子さんらが2009年12月~10年1月までに患者会などを通じて、白血病患者ら227人にアンケートをした結果、「医療費を負担に思う」と回答した人は69%いた。高額療養費制度を利用した人は51%で、その92%が自己負担の限度額の引き下げを求めていた。支払い可能額は「月1万円以下」を挙げる人が多かった。

 高額療養費制度では、所得に応じて、1カ月の限度額が決まっている。70歳未満で一般的な所得(健康保険の場合は標準報酬月額が53万円未満)の人の場合には、自己負担の限度額は月8万円余に上る。

 ただ、過去1年の間に3回以上、高額療養費の払い戻しを受けた場合は、限度額が下がる。4回目以降は、一般的な所得の人は、月4万4400円になる。それでも、毎月支払っていくのは大変だ。

 「患者を生きる 高額療養費」で紹介した女性は、薬代を節約するため、グリベックを毎月ではなく、2カ月分まとめて処方してもらった。薬代を年12回払うより、6回に減らした方が、自己負担額が少なくなるからだ。

 入院の場合はあらかじめ健康保険組合などから認定証をもらい、病院に提出すれば、高額療養費の上限分だけ払えばいい。しかし通院の場合はいったん、請求額を支払わなければならない。約3カ月後に戻ってくるものの、数十万円を立て替えるのは大変だ。厚生労働省は、窓口での負担を上限以内ですむよう制度改正を準備中だ。来年4月の全面導入を目指している。

 東大の児玉さんは「経済的な理由で治療を中断している患者さんもいる。現行の高額療養費は、手術などで一時的に高い医療費がかかることを想定した制度。高額な薬を使い続ける患者を支援する仕組みが必要だ」と指摘する。(浅井文和)

2011年05月31日 (15:36)

コーヒーで前立腺がん予防

 コーヒーを多く飲む男性は前立腺がんになる危険性が低いとの調査結果を、米ハーバード大の研究チームが米国立がん研究所雑誌に発表した。特に悪性度の高いがんの予防効果が顕著だという。
 チームによると、登録した男性約4万8千人を20年間追跡すると、約5千人が前立腺がんを発症した。コーヒー摂取量との関係を解析すると、1日に6杯以上飲む人は飲まない人に比べ、前立腺がん発症の危険性が18%低く、中でも進行が早かったり転移したりする悪性度の高い前立腺がんでは60%も低かった。
 カフェインの有無で違いはなかったことから、それ以外の成分が発症防止に有効だったとみている

2011年05月31日 (14:10)

乳がん撲滅、歌で支援 CD売り上げの一部寄付 紀の川

乳がん撲滅に役立ててと、和歌山県紀の川市在住の歌手・宮本静さんが30日、自身のCDの売り上げの一部(10万円)を同市に寄付した。

 紀の川市は、世界初の全身麻酔による乳がん手術に成功した医師の華岡青洲(1760~1835)の出身地。市は乳がん撲滅の運動を進めていて、3年前に前市農林商工部長の田中卓二さん(46)がテーマソング「紀の川のほとりで」を作詞作曲した。

 宮本さんは、昨年10月にCD「あんたの済州島へ」でデビュー。親交がある田中さんが作った「紀の川のほとりで」をCDに盛り込み、運動に協力した。

 この日は、宮本さんが市役所で中村慎司市長に寄付金を手渡した。運動を進める市ピンクリボンキャンペーン推進本部(本部長・中村市長)に贈られ、検診や啓発活動などに使われる予定。宮本さんは「乳がん撲滅の活動が全国に広まったらうれしい」と話した。(山野拓郎)

2011年05月31日 (13:56)

【気になるこの症状】「老化&皮膚がん」薄曇りの紫外線でダメージ蓄積 

 この時季、中高年ほど注意しておきたいのが紫外線対策。すぐ現れる症状は日焼けぐらいだが、長い年月をかけて蓄積する皮膚へのダメージは見た目の老化を促進させ、皮膚がんの発症にも影響する。さっそく顔や腕、手など露出部のUV(紫外線)カットを心がけよう。

 【曇天でも多い紫外線】

 目に見えない紫外線の強さは、真夏の“日焼け”という現象があればこそ分かりやすい。が、すでに5月から急激に紫外線量が増え、梅雨をはさんだ6月~8月が最も強い時期になる。いまからの対策が大切だ。

 社会保険中央総合病院(東京・新宿)皮膚科の鳥居秀嗣部長は、「気温や天気と紫外線の量は比例するものではないんです。この時期は雨天でも快晴の20-30%、薄曇りでは80%以上の量が降り注ぐ。いくら涼しい日でも油断は禁物」と警告する。

 紫外線量は、1日内では正午をピークに午前10時-午後2時ごろまでが最も多くなるという。

 【老化やがんの原因に】

 紫外線の皮膚への影響は、海水浴などで短時間に大量にあびると炎症を起こして一種のやけど状態(赤い日焼け)になる。紫外線をあびてから数日後に現れる黒い日焼けは、皮膚細胞が黒いメラニン色素を大量に作ることで紫外線から遺伝子が傷つけられるのを守ろうとする防御反応だ。

 こうして繰り返される皮膚へのダメージは次第に蓄積される。そして数十年たち、中高年になって別の症状として現れるのが「光老化」だ。

 「ダメージの蓄積は皮膚の弾力を低下させたり、遺伝子を傷つけることで、シワやたるみ、シミやソバカスの原因になる。これらの肌の変化は加齢による老化とは異なり、中年のうち早めに日常的な紫外線対策をすれば予防が可能なのです」(鳥居部長)

 また、地表に届く紫外線はUV-AとUV-Bの2種類あり、とくにUV-Bはがんにつながる可能性のある“日光角化症”や皮膚がんの発症に関係するから要注意だ。

 【日光浴の必要なし】

 紫外線は一方で、皮膚に当たると体内でのビタミンDの合成を助けて、骨を丈夫にするいい働きも持ち合わせる。

 ただ、鳥居部長は「必要なのは両手の甲くらいの面積に15分くらい当たる程度。普通の食事でビタミンDを摂取(魚類、キノコ類に多い)して、普通に会社に出勤する生活をしていれば、わざわざ日光浴をしてまで紫外線を多く浴びる必要はありません」と話す。

 慢性的な紫外線の影響は皮膚以外では、加齢とともに発症が増える白内障など眼の障害の原因にもなることが知られている。

 いつまでも若々しくいたければ、クールビズに合わせて肌の露出部には日焼け止め、眼にはUVカットの眼鏡やサングラスの着用を習慣づけよう。

2011年05月31日 (12:21)

子宮頸がん<下> 予防の大切さ 教育、啓発を

名古屋市の松林あゆ美さん(31)は三年前、不正出血で産婦人科を受診。子宮頸がんの一歩手前の異形成細胞があると指摘された。一カ月後に結婚式を控えていた。

 結婚後も三カ月に一度、検診を受け続け翌年、ごく初期のがん「上皮内がん」に進んでいることが分かった。子宮頸部の一部だけを切り取り、子宮は温存する「円すい切除術」を受けた。

 その間、病気への知識は乏しく、相談できる相手もおらず「赤ちゃんは産めるの?」「生きられるのか」-と次々に不安が押し寄せた。「子どもがいらないなら、全部取っちゃってもいいんだけどね」という医師の言葉にも傷ついた。

 手術後、NPO法人「子宮頸(けい)がん啓発協会」(シンクパール、事務局東京)理事長の難波ミチヲさんの講演を聴く機会があった。子宮頸がんで子宮を全摘出する手術を受けた難波さんが体験をオープンに話し、予防を呼び掛ける姿に共感、協会の活動に参加するようになった。

 手術して一年三カ月後、妊娠が分かった。子宮の入り口を切除しているため、早産のリスクは高い。ちょっとした不正出血や微妙な体調変化で不安になる。活動を通してできた同じ体験を持つ仲間が気持ちを理解してくれ、励まされた。

 八カ月で破水し、今年一月に帝王切開で長女、幸芽(こうめ)ちゃんを産んだ。出産後、自身の体験を少しずつ勉強会などで語っている。

 松林さんはたまたま不正出血があり、受診で異状が分かった。だが初期の子宮頸がんのほとんどは自覚症状がなく、変調に気付いたときにはがんが進行して子宮摘出になる場合が多い。健康だと思っていても検診が必要だ。

 「私は検診を続けていたから初期に発見でき、子宮を残せた」と松林さん。「積極的に予防できる唯一のがん。自分の体験が予防や早期発見の啓発に役立つなら、いくらでも伝えていきたい」

 活動に参加して正しい知識を持つことで、自身も前向きになれる。「娘が十代になったとき、ワクチン接種や検診などの予防環境がもっと進んでほしい。できることは何でもしたい」。幸芽ちゃんに、ほほ笑みかけた。

     ◇

 世界各国でも、シンクパールのような啓発団体が活動に取り組む。今月八~十一日、ポルトガル・リスボンであった子宮頸がん学会EUROGIN(ユーロジン)では、子宮頸がんなどの予防啓発に取り組む国際団体WACCのフォーラムが併催され、三十六カ国から四十以上の患者団体や啓発団体が集まった。

 検診受診率が七割を超える英国やカナダでも、二割強にすぎない日本でも、若者の関心が低い悩みは同じ。フォーラムでは、若者をターゲットにした啓発や教育活動の報告があり、松林さんのような体験者らの声が説得力を持つこと、男性への教育の必要性などが指摘された。

 NPO法人「子宮頸がんを考える市民の会」(東京)の副理事長で、細胞検査士でもある高山須実子さんは、フォーラムを聴講して「必要なのは、やはり教育。政府がプログラムを整え、NPOなどが補う形で取り組んでいる国は成功している。今の日本は民間に任せっ放し」と語った。

 教育には、教える人の養成も必要。日本の現状は、NPOや医療機関、学校などがそれぞれの自助努力で啓発に取り組んでいる。高山さんは「人にもお金をかけないと、検診やワクチン接種の底上げにつながらない」と指摘する。

 フォーラムでは、検診が受けやすい環境整備も話題に。アイルランドでは女性からの声で、病変の有無を調べるため、子宮頸部の細胞を採取する人(スメアテーカー)は、女性の看護師か医師が大半になったという。

 フォーラムで研究発表もした英国出身のシャロン・ハンリー日本赤十字北海道看護大准教授は「英国では以前から、スメアテーカーの資格を持つ上級看護師らが担い、技術だけでなく女性をリラックスさせる方法も学んでいる」と解説。英国には、英語が分からない人のため、十七カ国語の検診説明パンフレットもある。ハンリー准教授も「日本は教育へのお金のかけ方が少ない」と指摘している。

 (野村由美子、境田未緒)

2011年05月31日 (10:08)

すい臓がん 新抗がん剤承認へ

海外の70か国以上で承認され、国内のすい臓がんの患者らが承認を求めていた抗がん剤「タルセバ」について厚生労働省の審議会は、30日、承認してもよいという意見をまとめ、来月にも承認される見通しになりました。

すい臓がんの抗がん剤は国内ではこれまでに2種類しか承認されておらず、患者や家族からは海外70か国以上で標準的な治療薬として使われているタルセバの承認を求める声が相次いでいました。これについて30日に開かれた厚生労働省の審議会は、専門の医師の指示の下で使用し、すべてのケースについて経過を調査をすることを条件に承認してもよいという意見をまとめました。このほか、子宮頸がんの新たなワクチン「ガーダシル」や、乳幼児に胃腸炎を引き起こすロタウイルスの感染を予防するワクチン「ロタリックス」についても承認してもよいとされました。ロタウイルスのワクチンが承認されるのは、国内で初めてです。厚生労働省はこれらの薬について、早ければ来月末にも正式に承認する方針で、タルセバについては使用の際に保険が適用されることになりました。

2011年05月30日 (21:02)

保健省、発がん性物質を含む疑いがある製品に警鐘

保健省はこのほど、癌や男性不妊症を引き起こす疑いがあるとされる防腐剤(パラベン)を含む薬品・化粧品400種類を発表した。このリストに記載されている多くの薬品・化粧品は国内で広く流通しているものだった。26日付VNエクスプレスが報じた。

 保健省医薬品管理局は各省都市の保健局に対して、医療施設及び薬品・化粧品販売会社に当該物質を含む薬品・化粧品のリストを通知するよう要請。また、国立医薬副作用管理センターに対しては防腐剤の安全性について調査するよう要請した。さらに同局は国内製薬会社に生産技術を改善して、パラベン等の防腐剤含有許容量を削減するよう要請した。

2011年05月30日 (20:32)

子宮頸がんの新ワクチン承認へ 厚労省

子宮頸がんや、性感染症の尖圭コンジローマの原因になるヒトパピローマウイルス(HPV)に対するMSD社のワクチン「ガーダシル」について、厚生労働省の医薬品第2部会は30日、製造販売を承認してよいとの意見をまとめた。

 厚労省は近く正式に承認する。承認されれば、子宮頸がん予防ワクチンとしてはグラクソ・スミスクライン社の「サーバリックス」に続き2番目。

 HPVは100種類以上あり、サーバリックスが対象としている子宮頸がんの主な原因となる16、18型に加え、尖圭コンジローマの原因となる6、11型の感染も予防する。3月までに123カ国で承認されている。

2011年05月30日 (18:10)

リレー・フォー・ライフ:24時間交代で歩く 闘うがん患者と共に…記者体験 /熊本

◇家族や一般も参加--熊本
 がん患者や家族、一般ランナーが24時間交代で歩き続ける「リレー・フォー・ライフ」(RFL)が先週末、県内で初めて熊本市草葉町の白川公園で開かれた。大会メッセージの一つ「患者は24時間闘っている」ことを少しでも感じたい。記者も24時間を共に過ごした。【結城かほる】

 ◇「この経験、どれだけ人に話せるか」
 ■サバイバー

 がんは手術後も、転移や再発がないか検査をする必要があり、長くつきあうことになる。そのため治療中の患者だけでなく、一度告知を受けた人まで広く「サバイバー(生き抜いた人)」と呼ばれている。

 21日の開会式には、病院や他の難病の患者会など23チームが集まった。午後1時、まずサバイバーだけで一周300メートルの周回コースを歩き、24時間リレーが始まった。各チームから手拍子を受けながら、サバイバーは目印の紫色のバンダナをつけ手を振り歩く。闘病中なのになぜこんなに楽しそうなのだろう。単純に不思議に思った。

 ■「がんで良かった」

 午後4時にサバイバーズ・トークが始まった。4人のサバイバーが、告知を受けた時や治療の感想などの質問に答える。家族に話が及んだ時、雰囲気が一変した。自分のことはすらすらと話していたのに「母に何と伝えようかと、考えるのが一番つらかった」「どうもしてやれないという家族の苦しさもよく分かる」と、言葉が詰まる。がんの苦しさは、病気だけでなく一緒に生きてきた家族を悩ませることにもある。

 それでも高浜伸一さん(55)=菊池市七城町=は「僕はがんになって良かったと思ってる」と話し、こう結んだ。「東日本大震災でも感じるが、共感して助け合おうという方向に時代が変化している。RFLのような取り組みも実現する。希望が持てるようになってきた」

 ■「必ず受け入れられる」

 「こうして『良かった』と言えたり、催しに来られるまでが大変なのではないか」。高浜さんにそう尋ねると「2、3年はかかりますよ」。高浜さんはがんが見つかる前の04年12月、交通事故で19歳の息子を失った。なぜ自分の息子なのか。やり場のない恨みがつのった。夢に繰り返し息子が現れ「死んでも息子は笑ってくれるのに、生きている自分が恨んでいては命に失礼ではないか」と思えたのが3年後だった。

 事故を経ていた分、がんを受け入れるのは早かった。「人間は現実を受け止めるようにできている。少しでも助けになりたいが、それを他人が早めるのは難しい」。だからこそ、受け入れられることや仲間がいることをアピールし続ける必要があるのだという。

 ■夜明け前の色

 夜明け前の22日午前4時。さすがに歩く人は少ない。でも道沿いの、サバイバーや家族が思いを書いたルミナリエは光り続けている。実行委が夜通しロウソクの火をつけ直したり、取り換えたりしていたからだ。「サバイバーのバンダナは、この空の色なんですよ」。サバイバーで実行委員の山本宏子さん(55)が教えてくれた。夜明け前の希望の朝を迎える紫。東の空が明るくなってきた。

 リレーは終盤を迎えた。22日午後1時2分に終了。参加者は811人と盛況で、誰もが「また来年会いましょう」と別れていた。

 私は一つ気になっていた。RFLにはサバイバーや家族同士の出合いだけでなく、啓発の狙いがある。本当は、現在がんが身近でない人ほど参加してほしいのではないだろうか。委員長の齊藤康子さん(46)は「こういう場だからこそオープンに話せ、聞ける話は確かにある。参加した人が、今日の経験をどれだけ人に話せるかだと思う」。

 がんは県内でも死亡原因1位になって30年以上が過ぎた。それだけ当たり前の病気になりながら、生の声を聞く機会はあまりない。つらいことも学んだことも当たり前に話せるようになれば、検診や予防も広まるはず。私も家族に伝えようと、会場を後にした。

2011年05月30日 (16:43)

がんと就労 高額療養費:5 経験生かし福祉相談員に

慢性骨髄性白血病をきっかけに仕事を失った関東地方の女性(45)は患者会での活動の傍ら、就職活動を続けていた。

 職を失ってから3年半。不採用は数十社に達していた。

 2010年春、住んでいる自治体の広報紙にあった事務員募集のお知らせが目にとまった。履歴書を書いて面接に行った。「何か仕事があればお知らせします」という話だった。

 数日後、電話で連絡が来た。

 「全く別の部署の仕事なのですが、いま人を探しています。来てもらえませんか」

 誘われた仕事は福祉部門の相談員の嘱託職員だった。医療、介護、就職の相談を受ける。患者ボランティアの活動をしていることが評価されたらしい。

 カウンセリングの勉強をしてきた経験を生かせる。就職で苦しんできた自分が、自立に向けた手伝いができる立場になるなんてと、運命的なものを感じた。夫(53)も喜んでくれた。

 再び、仕事のある生活が始まった。

 相談に訪れる人の多くは中高年の男性だ。時間は1人約30分。1日で4~5人の話を聞く。半年間から1年間、通ってくる人もいる。病気をきっかけに仕事を失った人も多く、収入だけでなく、自信もなくしていた。かつての自分と重なり、いたわりながら、じっくり話を聞くようにしている。

 がんの治療中に失職し、高額な医療費を抱え相談に来た人がいた。一通り話した後、「わたしはがんには負けません」と語る相手に、思わず「一緒にがんばりましょう」と声をかけた。

 勤務時間は正職員と変わらないが、嘱託のため年収は200万円程度。以前、経理の仕事をしていたときの半分以下だ。

 高額療養費制度を利用しても、医療費は年に20万円以上かかる。治療のためにも働き続けなければならないから、職場で、病気のことを話すつもりはない。また職を失うのが、怖いからだ。

 新しい薬が次々に開発され、がん患者でも普通に仕事ができる時代になった。一方、病気に対する世間の理解は変わっていないことを、日々痛感する。「それでも病気を経験し、周囲に支えられて生きていることがわかった。今の方が幸せです」


2011年05月30日 (13:24)

「放射線怖い」→野菜を食べず、外で運動せず…がん予防逆行も

喫煙・飲酒、はるかにリスク
 福島第一原発の事故以来、放射線の発がんへの影響について不安が広がっている。日々の生活の中でどう対処したらいいか迷う場面もあるが、知っておきたいのは、発がんの原因は放射線以外にも様々あること。被曝(ひばく)を減らそうとする行動が逆に、発がんのリスクを高めるおそれもある。(中島久美子)

 発がんは、様々な生活習慣と深い関係がある。国立がん研究センター予防研究部長の津金(つがね)昌一郎さんは、事故後、これまでの研究をもとに、生活習慣と放射線の発がんリスク比較を整理しなおした=表=。発がんリスクとは、ある要因があることで、その要因がない場合と比べて何倍がんになりやすいかを表す数値だ。

 表で示した発がんリスクのうち、生活習慣に関するものは、国内11か所の40~69歳の住民(約14万人)を10~15年、放射線は、広島・長崎の被爆者(約10万人)を40年、追跡調査したデータがもとになっている。

 放射線の影響では、100~200ミリ・シーベルトの被曝をした5527人のうち、がんになったのは968人。被曝していない人と比べると、被曝により過剰にがんになったのは75人で、発がんリスクは、1・08倍だ。

 100ミリ・シーベルト未満でも発がんは増えたが、差がわずかで、被曝による増加かどうかわからなかった。福島原発による一般住民の累積被曝量は、現時点で、発がんの影響が不明な100ミリ・シーベルト未満のレベルと推測される。放射線医学総合研究所(千葉市)の試算では事故後約1か月間の大人の累積被曝量は東京では約0・12ミリ・シーベルトだ。

 生活習慣で、最も発がんリスクが高いのは喫煙。喫煙者(2万3261人)で、がんになったのは1704人。喫煙による過剰な発がんは665人で、発がんリスクは1・6倍だった。

 津金さんは「不必要な被曝は無いに越したことはないが、今、心配される被曝量は、喫煙や飲酒といった生活習慣の差による発がんの確率よりずっと少ないのは明らか」と話す。

 心配のあまり、家に閉じこもり運動不足になったり、野菜の摂取を控えて野菜不足になったりすると、かえってがん予防から遠ざかる結果を招きかねない。生活習慣は、心臓病や糖尿病などの発症にも関わる。

 津金さんは「喫煙や野菜不足などの生活習慣を改善すれば、がん以外の病気の予防にもつながり、より大きな効果が期待できる」と話している。

被曝回避は当然の心理
 自分で選べる喫煙や飲酒といった生活習慣と、人災による放射線被曝では、リスクの種類が異なる。

 筑波大学講師の上市(うえいち)秀雄さん(認知心理学)は「人間は、リスクの大小だけの単純な比較で行動するわけではない。その中身によって受け止め方、対処法は異なってくる」と指摘する。

 今回の事故による被曝のように〈1〉何の利益もない〈2〉自ら選んだわけではない〈3〉生命に関わる影響がある――場合は、たとえ発がんリスクが相対的に低くても、イヤだと感じ、なるべくゼロに減らしたいと思うのが人間の心理だという。

 上市さんは、「事故の影響を心配し、個人として被曝を減らす行動をとるのは、ごく当然のこと。一人ひとりが、信頼できる様々な情報を集めて、よく考えた上で、自分にとって最も心が落ち着く行動をとることが大切です」と話す。

2011年05月30日 (11:00)

“リビングでドキッ!” ピンクリボンのクッションを使った乳がん啓発広告

女性がかかるがんでいちばん多いといわれる乳がん。今日は、乳がんで悲しむ人をなくすために、展開されている「ピンクリボン運動」の一環として、スウェーデンで実施されたゲリラ広告をご紹介します。

乳がんは、他の多くの病気と同じように、早めに発見することで大事に至る前に治療することができます。検査はもちろん、まずは自分で触ってみてしこりがないかを日常的に確かめることが大切です。

その気づきを与えるために、ピンクリボン運動をサポートする家具チェーンMioが使ったのが、クッションです。こちらの動画をご覧ください。

2011年05月30日 (09:33)

国内抗がん剤市場 19年までに1兆円超に 分子標的薬や併用処方増で

富士経済はこのほど、2019年の日本の抗がん剤市場が10年比73%増となる1兆1771億円まで拡大するとのレポートをまとめた。10年の同市場の規模は6822億円のため、今後9年間に約5000億円拡大することになる。この市場拡大の背景にまず分子標的薬の存在を挙げており、「現状では適応範囲が限られている薬剤が多いが、有効性が高いため対象疾患において第1選択薬となる薬剤が多く、薬価も非常に高いこともあり、抗がん剤市場のけん引役」としている。また、エビデンスの蓄積による併用処方の進展も市場拡大の一因としている。

一方、抗がん剤を含むがん関連用剤としては、19年に1兆2976億円(10年比68%増)まで拡大するとした。この約9割が抗がん剤ではあるが、がん患者のQOL向上を図る緩和医療の普及に伴って、がん性疼痛や悪心・嘔吐に用いる新薬も登場しており、富士経済は、これらがん関連製品の伸びも期待されるとしている。

◎免疫抑制剤市場 19年までに1000億円超に

そのほか、富士経済は免疫抑制剤(核酸合成阻害薬、細胞増殖阻害薬、リンパ球機能阻害薬、生物学的製剤)も19年までに大きく市場成長すると予測した。10年に597億円だった市場が19年に1113億円(10年比86%増)まで拡大するとしている。10年からの改正臓器移植法施行により、国内での15歳未満の者からの脳死下での臓器提供が可能になり、また、脳死下での臓器提供者本人の意思が不明の場合でも家族の意思により臓器提供が可能になったことなどを市場拡大の要因のひとつとしている。

2011年05月27日 (20:40)

「がんにかかった」自己申告の4割は誤り- 国立がん研究センター




 国立がん研究センターはこのほど、疫学調査のアンケートで「がんにかかった」と回答した人のうち、4割が実際にはがんにかかっておらず、誤った申告をしていたとの研究結果をまとめた。

 岩手、秋田、茨城、新潟、長野、大阪、高知、長崎、沖縄各府県の10保健所地域の住民約9万3000人を対象に、2000年から04年にかけて行ったアンケートの回答とがん患者の登録症例を照合した。アンケートで「過去10年間に何らかのがんにかかった」と答えたのが2943人、実際にがんにかかり、登録されていたのは3340人だった。

 照合結果によると、「がんにかかった」と回答した人のうち、本当にがんにかかっていたのは60%。残る40%は、誤って申告していた。一方、がんにかかった人のうち、アンケートにも「かかった」と回答していたのは53%で、47%は申告していなかった。こうした自己申告とのずれについては、がんを告知されているかどうかに加え、がんであることを言いたくない、または自分はがんではないかと疑うといった心理が影響していると考えられるという。
 一方、米国やスウェーデンの調査では、がんになった人の約8割がアンケートにも正しく回答しているといい、「社会や文化、宗教などの背景の違いが関係しているのではないか」と分析している。

 同センターの研究班は、「インフォームド・コンセントが普及してきた最近においても、がん罹患を自己申告から正確に把握するのは難しいことが判明した」と指摘。さらに、「自己申告のデータによる研究では、信頼性の高い結果を得ることができない」とし、がんをはじめとする生活習慣病の実態把握や予防法解明のためには、法的に整備された疾病登録が必要だとしている。

 詳しくは、多目的コホート研究のホームページで。



( 2011年05月27日 18:21 キャリアブレイン )

2011年05月27日 (20:14)

がん細胞:立体的な増殖に成功 抗がん剤開発に期待--福井大が世界初 /北陸

福井大高エネルギー医学研究センターなどは、ナノサイズの格子状の突起がある培養プレート上で、3次元の立体的ながん細胞の培養方法に世界で初めて成功した、と発表した。体内の腫瘍に近いがん細胞を簡単に均一に培養できるため、抗がん剤の研究開発などに役立つという。生体材料・ナノテクノロジーの研究分野で世界的権威のある「Biomaterials」誌オンライン版に近く掲載される予定。

 従来は培養器の平面上にがん細胞を増殖させる2次元の培養方法があったが、実際の腫瘍の特徴とは違いがあった。3次元のがん細胞培養も試みられてきたが、均一に培養できなかったり、細胞の生存率が低いなどの課題があった。

 今回の方法では、がん細胞は突起を足場に、自発的に動いて細胞間接着を繰り返し、細胞の塊を形成した。この方法では従来の方法よりも細胞の生存率が上がり、均一に増殖した。また体内では、がん細胞が活発に増殖して低酸素領域が生じ、化学療法や放射線治療が難しくなるが、今回作り出したがん細胞にも低酸素領域があり、治療研究に生かせるという。

 元福井大助教で、放射線医学総合研究所(千葉県)の吉井幸恵研究員は「従来よりも簡単に抗がん剤の効き目などを実験できる。患者に合った抗がん剤が提供できるようになれば」と話していた。【幸長由子】

毎日新聞 2011年5月27日 地方版

2011年05月27日 (18:07)

ヒバクシャ:フクシマに思う/1 原広司さん 「核と共存できず」筆に思い /広島

◇原発推進者に憤り
 終わらない福島の原発災害に、広島の被爆者は何を思うのか。長期連載「ヒバクシャ」で取材を続けている4人の声を伝える。

 福島第1原発事故が収束しない。原広司さん(79)=安芸区=は88年、米ワシントン州リッチランドへ行ったことを思い出した。ハンフォード地区で、日本に落とした原爆のプルトニウム精製工場を見学した。「その横にコロンビア川があって、足を5分も漬けておられん冷たさじゃったんよ。そこに工場の排水溝から熱湯が沸いて出とるんよね。もう4年前に原子炉は止めとったのに」

 腹立たしいのは、福島で何が起きているのか、果たして安心して良いのか、分からないことだ。「原子力安全・保安院は、わしに言わせればあれは“不安院”じゃ。本当に独立した委員会を作って、赤裸々にしてほしい」と訴える。

 日本を覆う放射線への不安。原さんは13歳で被爆して、58年たってから大腸がんを患った。放射性物質は目に見えない。風が吹けばどこにでも行く。

 「チェルノブイリ原発事故の時は、ノルウェーやスウェーデンでサーモンやトナカイ、牛乳を食べちゃいけんとなった。今、お茶の葉や魚に放射性物質が検出されとるが、これ以上放射能が漏れんことを願うよ。『直ちに健康に影響はない』いうても、明日はええかもしれんが、放射性物質いうのはたまるのがいかん」と憂う。

 広島は修学旅行シーズンを迎えた。原さんも証言活動に忙しい。「子どもたちに『太陽や風力、地熱など、原発に頼らんでええものを勉強して作ってください』と言うたんよ。原発は反対よ。原発を推進した人は今どう思うとるか、聞いてみたいよ」と憤る。

 10年ほど前、大手労働組合の講演会に呼ばれた。原さんの前に、高名な物理学者が登壇した。「核兵器反対」と言う一方、「原発は安全だ」と明言した。「わしは話す番になって、『反対じゃ』言うた。そしたら次から呼ばれんようになったわ。核兵器に反対と言うたのに原発に反対せんのは矛盾じゃ」

 原爆ドームの絵を描き続けて27年。間もなく、描いた絵の累計が3000枚に到達する。「核と人類は共存できない」という思いを筆に込めてきた。核兵器の原料となるプルトニウムは原発が生み出す。原爆の惨状を目の当たりにした原さんは「原発が安全じゃいうのはおかしい」と断言する。【矢追健介】

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 ◇はら・ひろし
 原爆投下の翌日、広島市に入り被爆した。当時13歳。証言活動を始めた84年から、原爆ドームの絵を描き続けている。

毎日新聞 2011年5月27日 地方版

2011年05月27日 (17:12)

がんと就労 高額療養費:2 「薬代を、稼がなければ」

経理担当の正社員として働いていた関東地方に住む女性(45)は、慢性骨髄性白血病と診断された直後、人事担当者から呼び出された。

 窓がない椅子二つだけの狭い面談室。向かい合った人事担当者が「何の病気なのか」と聞いてきた。病名を答えると、担当者は淡々とした口調で話した。

 「病気の治療で入退院を繰り返します。休みがちになるでしょう。他の人に迷惑がかかることになりますから、辞めていただけませんか」

 虫垂炎が疑われ、2週間ほど検査入院したときから目をつけられていたらしい。

 実は病名を告知されたばかりで、自分でもまだよく理解できていなかった。だが「薬をのんでいれば普通の人と同じように仕事ができます」と反論した。

 さらに、入院の必要はなく土曜日に通院すること、同僚には迷惑をかけないことを説明したが、聞き入れられなかった。

 担当者との話し合いは幾度にも及んだ。正社員からパート勤務への降格も提案されたが、応じないままでいると、2カ月間の自宅待機を求められた。

 休職の間に、治療を本格的に始めることにした。

 慢性骨髄性白血病の治療法には、骨髄移植などがある。だが2001年にグリベックという薬が登場し、治療法は一変した。薬をのみ続けることで異常な細胞が減り、白血球が正常化する。従来の薬と比べると、強い副作用が出ることは少ない。

 ところが大学病院で薬を処方され、会計で渡された請求書を見て驚いた。2週間分の薬代や検査代だけで窓口負担が1万円を超えるはずはないのに、7万3530円とある。一瞬、けたが間違っていると思った。医師からは、薬代についての説明は全くなかったからだ。

 思わず窓口の人に確かめたが、金額に間違いはなかった。現金の持ち合わせがなく、クレジットカードで支払った。

 グリベックは当時の薬価で、1カ月の薬代が約40万円に上った。公的医療保険の自己負担の割合が3割の場合、支払いは薬代だけで約12万円に上る。

 「やはり、辞められない。薬代を、稼がなければ」

 勤め先の要求をのむわけにはいかないと、心に決めた。

2011年05月27日 (15:36)

プロファイリングで、抗がん剤候補物質の作用機序を解明

-独自のプロテオームプロファイリングシステムで薬剤標的を迅速同定-
抗がん剤や抗生物質など病気の治療薬には、天然物質やその誘導体から生み出されることがしばしばです。候補となる物質を探査し、その作用や効果が確実になって初めて薬として誕生しますが、どのような標的に作用し、どのような機序で効果を発揮するのか、という仕組みを明らかにするには膨大な時間と労力が欠かせません。

基幹研究所ケミカルバイオロジー研究基盤施設の研究グループは、独自に開発した、薬剤の作用に応じて細胞が固有のタンパク質変動を誘導する性質を利用したプロテオームプロファイリングシステムを駆使し、新規抗がん剤候補の作用を解明することに成功しました。

これはまず、作用既知の多種の薬剤についてタンパク質変動を網羅的に解析したデータを取得し、データベース化します。次に、解析対象である作用未知の候補物質のタンパク質変動データを取得し、それをデータベースと統合しプロファイリング解析し作用標的・作用機序を予測します。

研究グループはこのシステムを用い、ブラジルに自生するオトギリ草の茎から抽出した成分を基にした、強力な抗がん効果が見込める誘導体BNS-22の作用機序を解明しました。その結果、DNAトポイソメラーゼIIと呼ぶ酵素を標的にするという予測を得るとともに、試験管や細胞レベルで実験的に、この酵素を特異的に阻害していることを明らかにしました。 DNAトポイソメラーゼIIはがん治療の有望な創薬ターゲットの1つで、その阻害剤は作用機序の違いにより、「トポ毒」型と「触媒阻害」型に分類されます。今回のBNS-22は「触媒阻害」型ですが、この型の研究は十分に行われておらず、今後BNS-22が、作用機序の異なる新しい型の抗がん剤候補になると期待されます。また、独自に構築したシステムにより高精度、かつ迅速な新規物質の標的予測ツールとして、創薬研究に広く活用されることが期待されます。


2011年05月27日 (13:27)

会長に門田阪大副学長 厚生労働省がん対策推進協議会

 厚生労働省の「がん対策推進協議会」は25日、2012年度から5カ年の第2期「がん対策基本計画」の策定に向け、4月に多くの委員が2年の任期を満了したことから、新体制となり議論を開始した。会長に門田守人大阪大学副学長を選任した。

 協議会は、07年に閣議決定された基本計画について、進捗状況と今後の課題を示す中間報告を昨年6月に取りまとめ、11月に計画変更の検討に着手した。その課程で、一部の委員が垣添忠生前会長(日本対がん協会長)の解任動議を提出する騒動があったものの、その後、拠点病院のあり方や患者支援などに関する集中審議を行うと共に、緩和ケア、小児癌、癌研究の3分野ごとに委員会を設け、専門的な検討を進めてきている。

 今後は、秋ごろまで作業を続け、冬には協議会の意見を踏まえ、厚労省が変更案を作成し、来年度当初の閣議決定を目指す。

 この日の意見交換では、「専門職の育成がかなり重要。卒前・卒後の教育について議論すべき」などの意見が出た。

2011年05月27日 (12:02)

時代を駆ける:岡部健/4 自宅緩和ケアに共感

◇TAKESHI OKABE
 《患者と接するうち、一人一人に積み重ねてきた暮らしがある、治療目的だけでいいのかと考えるようになった。1990年、開業する宮城県立がんセンターの呼吸器科医長に就任するため、仙台市に戻った》

 麻酔科部長は東北大の先輩の山室誠さんで、ホスピス施設をつくる市民運動に関わっていました。在宅緩和ケアに取り組みたいという話に共感し、「一緒にやりましょう」と。看護師も加え、患者宅を回るボランティアチームをつくりました。

 《在宅の患者を、初めて訪問した。28歳の肺がん患者で、幼児2人の母親だった》

私が担当医でしたが難しい症例で、手術ではがんを取りきれませんでした。通院治療を続けましたが、脳への転移が分かり、夫に伝えました。

 しばらくして彼女から「夫の様子がおかしい。何も話してくれず、夫婦にわだかまりができた。本当のことを話してほしい」と懇願されました。「がんセンターに来ているのだから、病状が良くないことは分かっている」とも言われました。

 2人を呼び、病状や治療の選択肢を説明しました。放射線治療で意識障害の進行を遅らせられる可能性があること、ただし完治の見込みはないこと。女性は「じゃ、帰ります」と即答でした。入院より、子どもと過ごせる自宅を望んだんです。

 《その後女性宅を訪ねると、病院で見せない穏やかな表情をしていた。しゅうとめが女性と子どもの面倒をみていた》

 女性は病気が進み、まもなく失明しました。それでも、「自宅なら音を聞けば子どもたちが何をしているか、手に取るように分かる」と子どもを叱ったりしていました。「入院すれば周囲は知らない人ばかりで怖い」とも語っていました。

 病院は医療機器や専門家がそろっていますが、患者には日常生活や人間関係が断たれてしまう。家なら、亡くなる直前まで普段の暮らしを保てるのです。私は市に掛け合い、特例で彼女の家にヘルパーを入れてもらいました。環境さえ整えば、患者を在宅で診られると分かった。私は担当の入院患者30人に、在宅療養を勧めてみました。

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 聞き手・下桐実雅子 写真・丸山博/火~土曜日掲載です

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 ■人物略歴

 ◇おかべ・たけし
 栃木県小山市生まれ。医療法人爽秋会理事長。がん患者の在宅緩和ケアのパイオニア。日本ホスピス緩和ケア協会理事。61歳

毎日新聞 2011年5月27日 東京朝刊

2011年05月27日 (10:11)

iPS作製で新「導入剤」=がん化抑え臨床応用へ―大阪大

さまざまな臓器の細胞に分化できる人工多能性幹細胞「iPS細胞」作製に必要な「導入剤」に、従来とは異なる物質を用い、細胞のがん化を抑えて臨床応用に近づけたとする成果を、大阪大の森正樹、石井秀始両教授の研究グループがまとめた。

 米科学誌セル・ステム・セル電子版に26日、発表した。

 研究グループは、DNAを基とし体内でたんぱく質の合成などを行う「リボ核酸(RNA)」に着目。計60種類のRNAの性質を調べたところ、うち三つを組み合わせれば、iPS細胞の作製に有効なことを発見。ヒトの腹部の脂肪細胞に三つのRNAを導入剤として振りかけて取り込ませ、20~30日間培養した結果、iPS細胞の作製に成功した。

 従来は、山中伸弥京都大教授が2007年11月に発表し、「山中因子」と呼ばれる四つの遺伝子を活用する方法などがあるが、ウイルスを用いるため、作製した細胞ががん化しやすく、臨床応用に向けて安全上の課題が残っている。

 石井教授によると、今回はウイルスを用いておらず、出来上がったiPS細胞はがんや腫瘍になりにくい。三つのRNAは人工的に容易に作ることが可能で、再生医療に向けた臨床試験や新薬の効能実験に応用しやすいという。 


[時事通信社]

2011年05月26日 (20:01)

パラグアイ大統領、がんを克服 職務に当たりながら化学療法

 がんを患っていた南米パラグアイのルゴ大統領(59)の治療に当たっていたブラジル・サンパウロの病院当局者は25日、ルゴ氏のがんが完治したことを明らかにした。スペイン通信などが伝えた。

 ルゴ氏は昨年8月、がんの一種である非ホジキンリンパ腫の治療を受けた後、転移が確認され、職務に当たりながら定期的に化学療法を受けていた。(共同)

2011年05月26日 (18:18)

【群馬】 がん治療にケイ素が有効 光線力学療法で群馬大発見

早期がんを治療する光線力学療法で、治療薬にケイ素を組み込むことでがん細胞の殺傷能力が格段に高まることを、群馬大の研究チーム(代表・堀内宏明助教)が突き止めた。マウスを使った実験では、治療から6日間でがん細胞がほぼすべて消えたという。


光線力学療法は、治療薬を患部に入れ、赤色光を当て、活性酸素を発生させる。活性酸素ががん細胞を攻撃するという仕組み。


副作用が少なく、手術や抗がん剤などの化学療法と比べて患者への負担が少ないとされる。国内では治療薬「フォトフリン」や「レザフィリン」が承認されている。


実験では、がん細胞を移植したマウスに、ケイ素を組み込んだ治療薬を注射し、約4時間後に可視光を照射した。がん組織の大きさは2日後に約50%に、3日後に約25%まで減り、6日後にほぼ消えた。がん組織はかさぶたのように黒くなったという。


これに対し、同じ条件で「レザフィリン」を用いた場合、6日後、がん組織の大きさは注射前とほぼ変わらなかった。


治療薬には、光を吸収しやすい性質がある物質が使われている。この物質にケイ素を結合することで、治療薬ががん細胞に集まる効率がレザフィリンに比べ約1.2倍に高まったという。


堀内助教は「この療法がうまくいけば、体への負担が小さい、がんの治療法が完成するかもしれない」と期待する。研究チームは治療薬を改良し、実用化を目指している。


ただ、光線力学療法では、深部に赤色光が届かないため、治療できるのは初期の肺や胃がんなどに限られる。また、治療薬はがん細胞以外の細胞にも入るため、すぐに明るい場所に出ると正常な細胞も傷つける恐れもあるという。


研究成果は3月の日本化学会春期年会で発表されたという。ケイ素や炭素の働きを研究する群馬大の「エレメント・イノベーション」は27日、桐生市織姫町の桐生地域地場産業振興センターでシンポジウムを開き、研究について発表する。(新宅あゆみ)


    ◇


 〈日本光線力学学会会長で新座志木中央総合病院(埼玉県)の名誉院長・加藤治文さんの話〉 現在の光線力学療法では表面にできた1センチ大のがんであれば完全に治せる。今回の発見によりさらに大きいがんに効果があると期待できる。
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2011年05月26日 (15:31)

がんと就労 高額療養費:1 流産に続き、白血病告知

関東地方に住む女性(45)は毎日、「1錠2749円」の薬を4錠、欠かさず飲んでいる。慢性骨髄性白血病と診断されてから6年。女性にとって、進行を止めてくれる命の薬だ。

 病気が見つかった当時は、大手企業の正社員として10年近く、経理を担当していた。簿記の資格をいかし、現金の出し入れや顧客への請求額の計算を担当。同僚の信頼も厚かった。

 病気の発見は、流産がきっかけだった。結婚して13年。七つ年上の夫とともに、待ち望んでいた初めての妊娠だった。

 流産した直後、おなかの痛みと微熱があって病院に行ったら、血液検査で、白血球の数が異常に多いことがわかった。

 腹痛はおさまり、特に体の不調はなかった。異常になる原因は思い当たらない。虫垂炎を疑われた。2週間入院して精密検査したものの、結局、原因はわからなかった。

 入院中、勤め先の人事担当者が病院に電話をかけてきた。「なぜ入院したのか説明しなさい」と、問い詰められた。

 決算が近づき、忙しい時期ではあった。だが「なぜ、そこまで」と恐怖を感じた。思い返せば、病気になって辞めさせられた同僚が何人もいた。

 血液内科で詳しく検査してもらうため、大学病院を受診した。骨髄に針を刺して骨髄液を取り出し、異常な細胞がないかどうかを調べてもらった。

 結果が出たのは、3週間後の土曜日。夫と2人で診察室に入ると、医師が淡々と言った。「残念な病名です。慢性骨髄性白血病です」

 慢性骨髄性白血病は、骨髄で作られる白血球が増え続ける病気だ。病気の初期は目立った症状はなく、進行も遅い。急性期になると、命にかかわるが、幸い、まだ深刻な段階ではなく、薬で十分に悪化を防げるという。

 医師が治療方法を説明し始めると、夫が途中から泣き出した。女性の目からも大粒の涙がこぼれ落ちた。どうやって自宅まで戻ったのか、全く覚えていない。流産に続くがんの告知。つらいことが重なった。

 ショックもさめやらない週明け。事務所に行くと、人事担当者から突然、面談室に呼び出された。(浅井文和)

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