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ガン完全克服マニュアル

当ブログはガンを克服するための最新治療法を全て掲載しています。
ガンの部位別に適した治療法のわかる国内最大級の完全データベースです。

2009年1月28日より、新しく掲示板と、病院評価ランキングを追加しました。 どんどん活用して下さい。


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日本生化学大会で発表された新しい癌治療法SOLWEED

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2013年07月26日 (09:53)

化学樹脂メーカー元従業員が提訴 「アスベストで肺がん」 広島

宇部興産と三菱レイヨンが共同出資する山口県宇部市の化学樹脂メーカー「UMGABS」宇部工場(本社・東京)の元従業員、久保啓二さん(65)=山口県宇部市=が25日、工場内の設備の保守・管理などの業務に当たった結果、アスベスト(石綿)を吸って肺がんになったとして、同社に2200万円の損害賠償を求め、広島地裁に提訴した。

 訴状などによると、久保さんは昭和42年7月から平成20年12月まで同工場で勤務し、主に設備の保守・管理の業務を担当。アスベストが含まれた配管の部品を手作業ではぎ取るなどしていたが、アスベスト粉塵(ふんじん)への安全対策が取られておらず、安全配慮義務を怠ったなどとしている。

 弁護団によると、久保さんは同年11月に肺の一部を切除する手術を受け、摘出した肺を検査した結果、肺がんと診断された。肺には多量のアスベスト繊維が沈着していた。宇部労働基準監督署は、久保さんの肺がんを労災認定したという。

2013年07月25日 (15:45)

短命県返上へ:弘前大・大腸がん最新講座 多様化する手法と医療機器 まず検診で早期発見−−坂本義之助教が解説 /青森

 がんの中で近年、国内の患者数、死亡数が増加しているのが大腸がんだ。既に女性のがん死亡原因の1位、男性も肺がん、胃がんに次いで3位になっている。弘前大医学部の消化器外科学講座による連続講座「地域健康フォーラム・大腸がん治療の最前線」2回目は、大腸がんの検診や診断・検査方法に焦点を当て、坂本義之助教に解説してもらった。【まとめ・奥野敦史】

 最近、いくつかのがんで原因となるウイルスや細菌が見つかっている。胃がんのヘリコバクターピロリ菌、肝臓がんのB型、C型肝炎ウイルスなどだが、大腸がんではまだ病原体は見つかっていない。分かっているのは肥満や喫煙、赤身の肉の食べ過ぎなどが続くと、遺伝子に変異が起きがんになるということだ。

 最も簡単で有効な大腸がんの検診は、便に混じった血液を調べる「便潜血検査」だ。弘前大OBの斎藤博先生(現・国立がん研究センターがん予防・検診研究センター部長)が開発し、日本中で行われている。早期大腸がんの約50%、進行がんは約80%が発見できる。要注意なのは、必ず発見できるのではないことと、検査で陽性でもがんでない可能性もあることだ。

 例えば、30人の大腸がん患者が隠れている1万人に検査を行う。600人が陽性となり、うち20人に大腸がんが見つかる。しかし残り10人の患者は陰性の9400人の中にいて1回の検査では見つけられない。定期的に検査を受けることで発見率は上げられる。

 便潜血検査で陽性なら、病院で内視鏡検査を受けてほしい。肛門からカメラを入れ大腸の中を見る検査だ。ポリープや小さながんが見つかればその場で切除でき、早期がんならこれで完治できる。

 がんが見つかり、詳しくその場所を特定する必要がある時は、注腸造影検査を行う。胃カメラで使うバリウムを肛門から大腸に注入し、X線で撮影する。続いてCTやMRIという機器でがんの転移の有無を調べる。大腸がんが転移しやすい肝臓などは超音波検査も並行して行う。
最近PET−CTという機器も登場した。正常細胞の数倍の糖分を吸収するがん細胞の性質を使い、放射性同位元素で目印をつけたブドウ糖を患者さんに点滴する。そのブドウ糖が集まる場所からがんを特定するのがPET(陽電子放射断層撮影)。それとCTを同時撮影するのがPET−CTだ。この装置をがん検診で使いたいという人がいるが、本来は転移を見つける検査用の機器。早期がん発見用ではないし、1回約10万円もかかる。私はおすすめしない。

 我々が転移を丁寧に調べるのは、がんの病期(ステージ)を確定するためだ。大腸がんの病期は軽い方から0、1、2、3a、3b、4の6段階。病期が変わると治療方針、手術の術式まで大きく変わる。当然、病期が進むと治療は難しい。我々の病院での手術5年後の生存率は0〜1期は95%以上、2期で90%弱だが、3b期では6〜7割だ。

 うちで手術した患者さんのうち、検診でがんを見つけた人(検診群)の63%が0〜2期の早期がんだった。しかし腸閉塞(へいそく)などの症状が出て来院した人(非検診群)では50%だけ。逆に最も進行した4期の人は検診群で8%に対し、非検診群では20%になる。手術で完治した人の割合も検診群は92%だが、非検診群は80%と低い。

 手術の内容にも差が出る。非検診群は、がんの直径が大きく、手術時間は長く、術中の出血量も多い。結果、手術後の合併症の発生率も26・3%と38・8%で非検診群が高い。入院日数も約17日と約21日で非検診群が長くなる。がん検診を受けずにがんが見つかると、がんが進行しているだけでなく、他のリスクも増え、経済的な負担まで増すわけだ。

 さらに、肝転移がある4期の患者さんで、肝臓を手術で切除した人と、しなかった人の5年生存率を比べてみた。切除した人は50%だが、しなかった人は8%しかない。進行がんでも手術で寿命は伸びるということだ。患者さんには諦めず希望を持ってほしい。

 弘前大学病院は全身麻酔の手術件数が全国最多レベルで、消化器外科は昨年710件、大腸を担当する下部消化器チームで229件の手術をした。いつも満杯状態だ。手術ができる病院が近隣に少ないためだろう。日々の診察時間は短く、手術の待機期間は長くなりがちだが、我々はかかってよかったと思ってもらえるよう努めている。皆さんには早期発見のため、まずがん検診を受けてほしい。

2013年07月25日 (12:19)

がん患者に未承認薬投与=警視庁、元助教授関係先を捜索-無免許、医師法違反容疑

 医師免許がないのに、抗がん剤とする未承認の薬を男性患者に投与したなどとして、警視庁生活環境課と南大沢署が、医師法違反と薬事法違反容疑で、医学博士の男(74)が経営する医薬品製造販売会社(東京都八王子市)を家宅捜索したことが25日、捜査関係者への取材で分かった。同課は押収資料などを分析し、裏付け捜査を進める。
 捜査関係者によると、男は2012年ごろ、医師の資格がないのにがん治療薬として、自らが開発した未承認薬「カルチノン」をがん患者に対し注射した疑いが持たれている。
 杏林大によると、男は2005年3月まで同大医学部に助教授として勤務。生化学を教えていたという。実験動物研究施設も担当していた。医学博士の学位はあるものの、医師免許はなかったという

2013年07月25日 (11:46)

がん検診、ヤクルト配達員呼びかけ

 【具志堅直】ヤクルト配達員が山陽小野田市内の訪問先で、がん検診の受診を呼びかけるチラシを配ったり、お年寄りをさりげなく見守ったりする活動をすることになった。山口ヤクルト販売(山口市)と市が24日、そんな連携をしていく協定を結んだ。


  山陽小野田市のがん検診受診率は、胃がんや大腸がんなどは県全体の平均と同レベルだが、子宮がんと乳がんの受診率は低く、全検診の受診率を高めるために「今年も!今年こそ!がん検診」などと記した啓発用チラシを作成。地区の配達員計28人が、市内の130事業所と宅配先の2675世帯に年に数回配る。


  その一方で、高齢者宅のポストに新聞や郵便物がたまるなどの異変を感じたり、救護が必要な高齢者を見つけたりした際は、関係機関への連絡も担う。


  調印式で、白井博文市長は「直接市民と接するヤクルトレディーの皆さんの力添えは非常に助かる」と期待感を示し、山口ヤクルト販売の野中富成社長が「持ち味である地域に根ざした販売活動を生かしたい」と応じた。ともに配達歴8年目という村田小夜子さん(42)と政田こずえさん(37)は「これからも対話を心がけたい」と話した。

2013年07月25日 (11:42)

日本郵政、アフラック提携強化へ 独自がん保険は見送り

日本郵政と米保険大手のアメリカンファミリー生命保険(アフラック)は、がん保険事業で提携を強化する方針を固めた。全国の郵便局でアフラックのがん保険を販売し、商品の共同開発も検討する。環太平洋経済連携協定(TPP)への参加協議が進むなか、米政府は米系保険会社が強いがん保険に、日本郵政が参入することに反対。提携強化で米側に配慮することで、TPP交渉に影響する可能性がある。

がん・医療保険なぜ標的?トピックス:TPP
 26日にも正式発表する。日本郵政とアフラックは2008年にがん保険の販売で提携し、全国千カ所の郵便局で販売してきた。今回の提携強化で、販売する郵便局を全国2万カ所に拡大する。さらに、アフラックが日本郵政向けに新たながん保険を開発することも検討している。

 日本郵政は収益力強化のため、08年に日本生命保険と提携。独自のがん保険の開発を検討してきた。アフラックとの提携を受け、独自開発は見送る方向だ。

2013年07月25日 (11:14)

14歳に訪れたがん

8月末
大学病院の整形外科へ移り、2週間が経とうとしています。
病院のベッドで横になり、代わり映えのしない景色を眺めて過ごすうちに、2学期が目前へと迫ってきました。
時間の流れに逆らうように私の心の色は、相変わらず昼と夜とで明暗はっきりと分かれたまま。
それでも、“学校へ行きたい!”という願いは、日に日に大きくなっていきました。
わずかな希望を見出すように、夏休みの宿題に取り組みます。
その成果は、寝たままでもきれいな文字を書けるようになるという、思わぬカタチで表れました。
8月4日に救急車で病院へ運ばれてから、約4週間が経った8月末。
今もつづく痛みとしびれ、突然歩けなくなった原因が、いくつもの検査を経て明らかになりました。
病名 : ユーイング肉腫
骨や神経などにできる、悪性度の高いがん。
小児や十代に多く、簡単に言えば「子どもがなるがん」です。
抗がん剤や手術、移植などの厳しい治療が必要で、1年ほど入院をしなければならないと説明を受けました。
夏休みの宿題どころではなくなり、9月に行われるマーチングの大会に出られないことも確実に。
そんなこと、倒れた時点で分かってはいましたが、あれだけ一生懸命やっていた部活です。
“私の考え過ぎなんじゃないか・・・? いや、そうであってほしい!”
と、わずかな望みを抱いていたところに、医師からの告知によって現実を突きつけられました。
一昔前まではタブーとされていた、本人へのがんの告知。
今では積極的に告知をする動きもありますが、事が事だけにためらう方もいらっしゃると思います。
中学2年生の少女が受け止めるには、重たすぎる現実かもしれません。
しかし、その告知は自ら望んだものでした。
原因が分かるまでの間、私にとって1番のストレスとなったのは、部活に行けなくなったことでも、痛みや動けなくなったことでもありません。
もちろん、それはそれで辛いことではありましたが、1番ではなかったのです。
“私の身体で、いったい何が起こっているのだろう?”と悶々とする夜がつづいた4週間。
なにが1番 私を苦しめたのか———。
それは、「現状を裏づける理由が分からない」、これに尽きます。
突然歩けなくなって、四六時中 痛む足――その根拠は何? なぜ、このような状況に置かれているのだろうか?
その“なぜ?”が医師からの告知によって明らかとなったのです。
「な~んだ、そうだったのか!どおりで痛いはずだ。」
と、ずっと解けなかった数式が解けたときのようなスッキリ感。
そのときは、がんだったことに対するショックなどは全くなく、
「治療をしないと命がないのなら、やるしかない。すこしでも早く部活と学校に戻れるよう、即治療だ!」
という心境でした。
14歳という発病した年齢から考えて、治療をしないという選択肢はありませんでした。
それは、私を含め、医師や両親も同じです。
ユーイング肉腫は、悪性度も高く、進行も早い。
それに加えて、下半身や排泄機能などの

2013年07月25日 (10:40)

子宮頸がんとワクチンを考える:/3 接種時期で救済に差

神奈川県内に住む高校1年の女子は昨年3月、子宮頸(けい)がんワクチンの接種を受けた。決められた接種回数は3回。異変は3回目の接種の約1カ月後に起きた。両ひざが激しく痛み出し、歩けない日もあった。体全体がだるく、めまいが続く。学校は休みがちになった。

 約10カ所の病院を転々としたが、原因は分からないまま。検査や治療の費用は、今年だけで40万円に上る。母悠子さん(42)=仮名=は「国に補償を申請するつもりだが、支給されるかどうか……」と不安げだ。

 ●「定期」か「任意」か

 今年4月、子宮頸がんワクチンは、原則無料の国の「定期接種」になった。小学6年〜高校1年が対象だ。

 定期接種は、予防接種法で接種対象者が定められたワクチン。同法と無関係なワクチンは「任意接種」と呼ばれ、子宮頸がんワクチンも3月までは任意だった。

 定期接種と任意接種。大きな差が出るのが、副作用被害が起きた時の補償だ。

 定期接種の場合、予防接種法に基づく国の救済制度が適用される。しかし、任意接種だと医薬品と同じ扱いとなり、定期接種に比べ補償が少ない。新薬の審査などを行う独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」(PMDA)が補償金を支払うが、製薬会社の拠出金で賄っているため財源が限られており、任意接種で救済されるのは原則的に「入院か入院相当、もしくは死亡などの重い健康被害が出た場合」(PMDA)。通院程度では補償されにくいのが実情だ。

 補償の申請には、副作用とワクチンとの関連を認めた医師の診断書が必要だが、悠子さんは「娘は入院していないが症状は重い。でも、主治医はワクチンとの関係を認めず、診断書を書いてくれない」と肩を落とす。

 さらに、通院治療が「入院相当」と認められ救済対象になっても、補償額は決して高くない。支給されるのは、医療費の自己負担分と、交通費などを含めた定額の医療手当だが、医療手当は入院や通院日数に応じて月額3万3600円か同3万5600円だ。

 ●万全でない診断

 「医師に診断書を書いてもらうだけで7000円もかかるんですよ」。横浜市の女性(48)は、ため息をつく。高校2年の娘は昨年2月にワクチンを接種後、手足のけいれんや痛みが続く。「保険の利かない治療も多く、月3万5000円程度の医療手当では到底足りない」と訴える。

 PMDAへの救済申請は、認知度不足もあり20件とまだ少ない。それでも、うち12件は副作用との関連が認められ、医療費などが支給された。ただ、申請から支給決定までに8カ月から1年もかかり、被害者の親からは「長過ぎる」と不評だ。
補償に欠かせない適切な診断も万全ではない。接種後、痛みやしびれを訴える患者は、適切な治療と診断を受けるため病院を何カ所も回るケースが多い。大半は医学的な検査では異常が見つからず、医師から精神科の受診を勧められるケースも多い。

 6月中旬、患者9人が国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市)を訪れた。9人を診た佐々木征行・小児神経診療部長は「9人とも精神的に全く問題がなく、本当に痛みや倦怠(けんたい)感で苦しんでいることは間違いない。原因は不明だが、少なくともワクチン接種が症状のきっかけになっていることを認めない限り、治療も救済もできないのでは」と話す。

 ●杉並区は独自救済

 東京都杉並区は6月上旬、任意接種の場合も定期接種と同額程度の医療給付金を支払うことを決めた。独自の救済策を決めた理由は「これまで区が助成金を出して、ワクチン接種を積極的に勧めてきた」からだ。

 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会事務局の池田利恵・東京都日野市議は「国や自治体が接種を推奨したから、中高校生たちはワクチンを受けた。国はもっと積極的に救済すべきだ」と訴える。

2013年07月24日 (16:52)

暗礁に乗り上げた子宮頸がん予防ワクチンの普及

2013年4月1日から予防接種法の一部改正により、子宮頸がん予防ワクチン(以下、HPV[ヒトパピローマウイルス]ワクチン)が定期接種に追加された。

 ところが、このHPVワクチンについて、安全性上の問題を訴える世論が急速に高まった。その結果、わずか2カ月余りしか経っていない6月14日、厚生労働省は「定期接種は中止しないが、積極的な接種勧奨を一時的に差し控える」という、やや分かりにくい方針を決定することになった。子宮頸がん予防という有効性と相対的に比較した上で、ワクチンの危険性はどこまで許容されるのだろうか?

ワクチン・安全性・統計学

 ワクチンは何百万人、何千万人という膨大な人数に使用されるという特徴を持つ。安全性に関する情報も膨大な量が収集される。折しも、『統計学が最強の学問である』や『ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える』『ヤバい統計学』『The Signal and the Noise: why so many predictions fail - but some don't』といった統計学の啓蒙書が世界的に注目を集めている。

 ワクチンの安全性評価ではビッグデータも扱うことから、統計学が重要な役割を果たす。例えば、米国ではワクチンの有害事象報告システム(VAERS)により、年間約3万件の膨大な安全性データが収集されており、公開データを用い外部の研究者が統計解析を行うこともできる。

 本稿では、このようなワクチンと安全性、そして統計学の関係について、その概略を紹介する。

感染症予防ワクチンと安全性

 病気になった場合に用いる治療用ワクチンもあるが、一般的にワクチンと言って思い浮かぶのは、インフルエンザやポリオなどの感染症を予防するためのワクチンだろう。本稿での「ワクチン」は、この感染症予防ワクチンを指す。

 ワクチンが普通の医薬品と最も異なる点は、何の病気もしていない健康な人が主な対象となることだ。このため、ワクチンを接種した場合に生じる、いわゆる「副反応」は少なければ少ないほどよい。

 残念ながら副反応が全く出ないワクチンはなく、発熱や接種した部位の腫れや痛みなどがしばしば発生する。実際に経験のある読者も多いだろう。

 副反応の多くは症状が軽く一時的なもので、少しの間我慢すればほとんど問題になることはない。ただ、数万~数百万人に1人といった確率で、非常に稀だが重い副反応が不幸にして生じてしまう場合がある。

 これら重篤な副反応には、強いアレルギーのため呼吸困難や血圧低下、蕁麻疹を起こすアナフィラキシー反応や、手足の麻痺症状を起こすギラン・バレー症候群、けいれんや脳脊髄炎といったものが知られている。感染症を減らすという有益性だけではなく、ワクチンもある意味では毒として作用するという負の側面を持っている点は通常の医薬品と同様だ。

ワクチンと安全性の歴史

 毒を以て毒(=病気)を制すという考え方の起源は古い。インドの仏僧が毒蛇に免疫を得るため、ヘビ毒をわざと仰いだという記録は7世紀に遡る(Vaccines: Expert Consult - Online)。

 清の乾隆帝の時代、1742年に執筆された医学事典「医宗金鑑」などにも、既に民間療法として、天然痘の接種(人痘接種)が記載されていることが知られている。オスマン帝国へ外交官夫人として帯同したメアリー・モンタギュー氏は、1721年、母国イギリスに人痘接種法を紹介したが、当時の方法では2~3%が天然痘で死亡するほど安全性に問題があった。
はっきりと感染症予防ワクチンとして接種が実施された最古の記録は、1774年とされる。英国で牛のブリーダーをしていた、ベンジャミン・ジャスティ氏が家族に牛痘を接種した。その後、近代免疫学の父とされるエドワード・ジェンナー氏が論文として牛痘ウイルス(Variolae vaccinae)の接種法を1798年に自費出版で発表し(初稿はわずか1例の症例報告であったため掲載拒否された)、ワクチンとして一般に広く認知され始めた。ラテン語で牝牛を指す「vacca」がワクチンの語源となった経緯はここにある。

 1849年にオランダ陸軍軍医のオットー・モーニケ氏が長崎で種痘を伝えたのが、日本での種痘普及の端緒となった。日本の予防接種行政は、1885(明治18)年に内務省告示された「種痘施術心得書」に始まったとされる。

 天然痘が猛威を振るっていた時代では種痘の予防効果は絶大だったが、その後天然痘の発生が珍しくなってくると、種痘接種後に起こる副反応の脳炎の方が問題になり始めた。1976年の天然痘撲滅宣言以降は、日本では種痘接種は行われなくなった。

 病原体そのものを利用し、実験室でワクチンを開発するという近代的概念が成立したのは、1880年のルイ・パスツール氏によるニワトリコレラワクチンに関する論文が最初であった。

 1885年にはパスツール氏が開発した狂犬病ワクチンが使用され始めた。発症すれば現代医学でも致死的な疾患となる狂犬病を予防できる画期的なワクチンだったが、当時のものは230人に1人は痙攣や麻痺、昏睡に至るほど副反応の多い代物であったという。

 ちなみに、狂犬病ワクチンにより最初に救われたジョセフ・マイスター少年は、パスツール研究所の守衛として長く働き、1940年のナチスによるパリ占領時にパスツールの墓を守るために(異説もある)拳銃自殺したという。

ワクチンと薬害事件

 その後、様々な感染症に対するワクチンが次々と開発され、より安全なワクチンが用いられるようになった。しかし、20世紀になっても、ワクチンの目覚ましい有効性にもかかわらず、安全性に問題が見つかり社会問題となることは度々あった。

 例えば、1942年に米軍が行った黄熱病ワクチン接種では、33万人の兵士が混入していたB型肝炎に感染し、5万人が発症、うち62人が死亡するという事件が起きた。1955年には米カリフォルニアのカッター社が、ポリオウイルスを完全に死滅させないままワクチンを出荷したため、接種された12万人の小児のうち4万人が発症、200人に麻痺が発生し10人が死亡するという薬害事件が起きている。製造販売を急ぐあまり、品質管理が大幅に簡略化されたことが原因と言われている。

 日本でもワクチン関連の薬害事件は、過去度々起こってきた(『知っておきたい薬害の知識―薬による健康被害を防ぐために』『知っておきたい薬害の教訓―再発防止を願う被害者からの声』)。

 戦後間もなく、連合国軍最高司令官総司令部の覚書を受けてジフテリア予防接種が始まり、1948年には接種を受けなかった者には「罰金を科す」という罰則付きの義務化となったが、ジフテリア菌の毒素混入により674人が発病、うち68人が死亡するという大惨事が起こった。

 1970年頃には種痘後の脳炎に関し国家賠償を求める訴訟(1994年に原告勝訴)も起こった。この事件は、予防接種により健康被害が生じた場合に、金銭的な補償を行う救済制度(予防接種健康被害救済制度、1976年)の法的な整備や、集団での接種から個人ごとの接種(個別接種)への切り替えにつながった。

 また、1960~70年代前半にかけては、ワクチンとは直接関係ないものの、抗生物質や解熱鎮痛剤の筋肉内注射により、筋肉が破壊されて固まってしまう大頭四頭筋拘縮症が多発した。

 1975年12月の厚生省調査では、幼児を中心に1552人の重症患者の発生が明らかになり、以降日本の小児科医の間では、ワクチンに関しても筋肉内注射は行わず、皮下接種を行うという慣習が定着することになった。
生きたウイルスを使わない不活化ワクチンの場合は、筋肉内接種をするのが世界標準の方法とされる。不活化ワクチンでも皮下接種するという日本独自の慣習には科学的根拠が乏しい。しかし、医薬品使用の法的な根拠となる添付文書にも皮下接種することが記載されているため、現在でも臨床現場に混乱を招いている。

 ある高名な小児科医は「皮下深く」接種していると述べており、2011年6月には日本小児科学会が厚生労働大臣宛てに、世界標準の筋肉内接種へ添付文書の記載を改めるよう要望書を出す事態になっている。しかし、行政の対応は2年以上経った2013年7月現在でも進んでいないようだ。

接種勧奨の見合わせ

 今回のHPVワクチンと同様に、ワクチンの安全性に懸念が生じたことを受け積極的な接種勧奨を見合わせる事例は、過去にも度々起こっている。

 1975年頃の三種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風:DPT)ワクチン接種後に死亡が出た事例では、厚生省は接種の一時見合わせ等の処置を行った。しかし、接種率が低下したため百日咳の流行が各地で認められ、1981年になってようやく副反応を低減した改良型DPTワクチンが導入された。

 国産MMR(麻疹=はしか=、おたふくかぜ、風疹)ワクチンについても、1989年4月から定期接種されたが、発熱や吐き気、痙攣等の症状を起こす無菌性髄膜炎が多発したため大きな社会問題となった。

 国産MMRワクチンによる無菌性髄膜炎は、当初は数千~数万接種に1人程度のごく稀な発症率と考えられていた。ところが、その後の評価で最終的に1200接種当たり1人という高い発症率とされ、国や製薬企業が集団訴訟の被告となった。

 1993年4月には国産MMRワクチン接種が見合わせられる事態となり、この混合ワクチンは日本から姿を消した。見合わせまでに180万人以上に接種され、うち1754人の無菌性髄膜炎患者が報告されたという。

 現在では、MMRについては、三種混合ではなく単独のワクチンや二種混合ワクチンが使用されている。しかし、予防接種プログラムの混乱や接種率の低下が招いた社会的影響は深刻で、2001年や2007年には麻疹流行のため「日本は感染症輸出国である」との汚名を着せられ、今年2013年も風疹の大流行が問題となるなど、現在に至るまで大きな禍根を残している。

 1994年に定期接種化された日本脳炎ワクチンでも同様のトラブルが起こっている。2005年までに重症の脳脊髄炎報告が蓄積し、ワクチンがマウス脳由来であることが原因として疑われ、今回のHPVワクチンと同様に積極的な接種勧奨が差し控えられた。

 なお、どこまで本気で言っているのか分からないが、子供が蚊に刺されるのを防ぐために、「できる限り長袖および長ズボンを身に着ける」という助言が厚労省の通知には書き添えられていた。絶妙な霞が関文学的レトリックの1つなのかもしれない。

 その後、細胞培養による日本脳炎ワクチンが開発され現在に至っているが、差し控えの間に接種を受けなかった者への複雑な対応が問題になっている。

ワクチンの開発過程

 以上、簡単にワクチンの歴史を振り返ってみても、安全性のマネジメントはワクチン政策を進める上での最重要課題だ。過去には品質そのものに欠陥があるワクチンが問題を起こす場合が多かった。

 では、近年の新しいワクチン開発において、安全性はどのように扱われ評価されているのか、ここで簡単に説明しておきたい。無料で入手できる資料として、米国研究製薬工業協会が作成しているワクチンファクトブック2012(日本語版)が参考になる。

 動物実験終了後、第I相から第III相まで段階的な臨床試験(治験)が行われ、十分な有効性と安全性の評価が得られた後、規制当局で承認審査が行われ製造販売に至るのは、通常の医薬品と同様だ。

 異なる点の1つは、通常は最初から最後まで病気を持っていない健常者が被験者になることだ。そして、稀な副反応も評価する必要があることから、被験者数が非常に多くなるのが近年のワクチン開発方法の特徴となっている。先に触れたワクチンファクトブック2012にも、この開発過程で通常数千人、場合によっては数万人の安全性情報が集積されることが記されている。
ワクチンの安全性評価に必要な統計学

 外資系メーカーが開発するワクチンでは、上述のように数千~数万人規模の外国人の安全性データが日本の規制当局にも提出されている。

 一方、国内のワクチンメーカーが開発する場合、そのデータ規模が1~2桁少なく、数百人、場合によっては数十人規模の安全性データに基づいて承認審査が行われている。日本人での安全性データなので信頼性が高いように見える利点があるといっても、この規模のデータではいささか心もとないように思える。

 特定の病気を持った患者を対象とした治験であれば、患者の数が少ないため対象者が集められないという現実的な制約がしばしばある。一方、ワクチンが対象とするのは通常は健康被験者なので、正式に製造販売する前に安全性データを手厚く確認するために、数を集めようと思えば数万人でも不可能ではない。つまり、中小の国内ワクチンメーカーの資本規模が、治験の実施規模を決める上での大きな制約になっていると理解される。

 前提条件により異なってくるが、統計学的な一般論から言えば、1万人に接種したデータを集めたとしても、3333人に1件発現するような頻度の低い有害事象を、少なくとも1件検出することが期待できるに過ぎない。

 すなわち、1万人に1件の割合で発現する副反応を検出するためには、3万人ほどの被験者にワクチンを接種したデータを集める必要がある。実際、低頻度で起こる腸重積症の副反応が問題となった第2世代ロタウイルスワクチンの開発では、約3万人のワクチン接種者、それに加えて比較対照となるコントロール群を約3万人、合計約6万人という非常に大規模の治験が行われた。

 当然、大規模な治験を実施するには膨大な開発コストがかかり、ひいてはワクチンの値段に跳ね返ることになる。承認前にどの程度の安全性データを求めるのが最も適切なのか、ワクチンの種類や性質ごとに議論の余地があるだろう。このため、承認されたワクチンであっても、製造販売後により多くの安全性データを収集することが必要不可欠になる。

HPVワクチン開発における安全性評価

 さて、それでは今回問題となったHPVワクチンの安全性はどのように評価されたのだろうか。これまで2種類のHPVワクチンが開発されており、本邦では、グラクソ・スミスクライン社(2012年7月からジャパンワクチン社)による「サーバリックス」が2009年12月に、MSD社による「ガーダシル」は2011年8月に発売された。

 サーバリックスは、2007年5月オーストラリアで承認されたのを皮切りに、日本での承認審査が行われた2009年3月までに既に95カ国で承認、同年5月までに世界で680万接種回数分が出荷されていたとされる。安全性は日本人619人、外国人9319人について主に評価され、筋痛など留意すべき点はあるものの、死亡や重篤な副反応のリスクは少ないと結論され承認に至った。

 もう一方のガーダシルは、2006年6月米国で承認され、日本での承認審査が行われた2010年11月までに世界130カ国以上で承認されていた。安全性は日本人591人、外国人1万5076人のデータについて主に評価され、同様に承認されている。これだけの数の安全性情報を集めていたとしても、今回のように市販後に副反応が問題となる場合があり得ることが、ワクチンの安全性を扱う上で難しい点だ。
ワクチン・ラグが防ぐ薬害

 注目すべき点は、両剤とも海外承認から数年遅れて本邦に導入された、いわゆるワクチン・ラグの製品であることだ。

 ドラッグ・ラグ、ワクチン・ラグは一般にネガティブな文脈で語られることが多い。ところが、安全性情報に関しては、日本人で一般に使われるまでに多くの外国人の情報が集積され、問題がある製品の場合は、未然に副作用や副反応が海外で見つかることがある。日本人にとっては、ラグのおかげでより安全に使える可能性が高まるというメリットがある点は見過ごせない。

 事実、ラグがある間に海外で薬害が発生し、回収されたという製品も複数ある。残念ながら、厚労省が海外の危険な医薬品の導入を遅らせ、薬害を未然に防いだとして誉め称えられたという話は寡聞にして知らないが、ラグが薬害を防ぐという側面はもっと強調されてもよいだろう。

 なお、子宮頚がんの発症には、ヒトパピローマウイルス(HPV)が大きく寄与していることが現在までに証明されており、2008年にはドイツのハラルド・ツアハウゼン(Harald zur Hausen)博士がノーベル生理学・医学賞を受賞している。

HPVワクチン製造販売後の経過

 製造販売後当初は希望者のみの任意接種で、保険診療の対象外の自由診療となるため、合計3回のHPVワクチンを接種するために6万円程度と高額な費用がかかることが問題であった。このため一部自治体で接種費用を公費助成する動きが始まり、本稿の冒頭で述べたとおり、2013年4月から定期接種されるワクチンの1つとして組み入れられた。

 HPVワクチンの定期接種では、小学6年生~高校1年生の女子へ接種する場合は公費で受けることができる。

 なお、2012年度の集計では、サーバリックスは国内売上高ランキング上位100品目にランクインし、218億円で第70位というワクチンの中では最上位の売上高だった(参考:日刊薬業)。

 このような高額な費用も問題となるが、東京大学医学系研究科国際保健政策学の渋谷健司教授らが日本の医療環境においての解析を行っている。マルコフモデルを使った統計シミュレーション解析を用い、子宮頸がん健診率の上昇に加えてHPVワクチンの定期接種化をすることが、費用対効果の高い方法であると結論づけている。

問題となった副反応報告

 厚労省の予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会の発表(第1回配布資料、第2回配布資料)によれば、今年3月末までの推計で、サーバリックスは258万人、ガーダシルは70万人に接種された。

 各ワクチンの因果関係を問わない副反応報告の発生率は、100万接種当たりサーバリックスで245.1件、ガーダシルで155.7件とされた。さらに重篤な副反応については、100万接種当たりサーバリックスで43.4件、ガーダシルで33.2件とされた。

 特に、ワクチン接種後に慢性的な疼痛を訴える例が複数報告されたことが問題となったが、HPVワクチンとの関係については未知の部分が多い。このため、厚生労働科学研究費補助金により、「慢性の痛み対策研究事業」が今秋をメドに開始されることが計画されているようだ。

 本稿執筆時点(2013年7月18日)では議事録が公表されていないため、どのような議論を経て冒頭の、「定期接種は中止しないが、積極的な接種勧奨を一時的に差し控える」という結論に至ったのか、その詳細は不明だが、本部会の検討の結果、委員の評決は3対2の僅差でこの結論に至ったことが報道されている。

 ほかの原因で発症した疾病が、たまたまHPVワクチンの接種時期と重なった可能性もあるため、今後の詳細な調査が必要となるのだろうが、一般にワクチンと稀な副反応の因果関係の有無を厳密に証明することは困難だ。

 今後の検討を待ったとしても、どちらとも言えないグレーゾーンの結果しか得られない可能性も考えられる。また、因果関係があるとして、どのくらいの発生率があるのか、どの程度危険性が高まるのか、2種類のワクチンで差はあるのか、など薬剤疫学的な調査も含め検討すべき課題は多いだろう。
ワクチンの危険性は日本社会でどこまで許容されるか?

 実際に危険性があったとしても、日本社会としてHPVワクチンのリスクとして許容できる範囲を科学的に判断することが重要だ。

 インフルエンザワクチンなどと異なり、HPVワクチンではアジュバントが入っている。アジュバントは免疫刺激を高めることを目的に意図的に加わっているため、副反応が強くなることはある意味当然だ。

 アジュバントなしのワクチンと比較して副反応件数が多いことを問題視する報道記事も見かけたが、ワサビ抜きの寿司と比べてワサビが入っている寿司は刺激が強いと言っているようなもので、比較としてはあまり意味がない。

 そもそも、一般的に使われている解熱鎮痛剤や抗生物質でも、かなり重篤な副作用が出る場合がある。例えば、副作用被害救済制度の給付対象になった件数を見ても、平成19~23年度の集計だけで、解熱鎮痛剤で843件、抗生物質製剤で898件が報告されている。

 どんな医薬品でも副作用が出るリスクを全くなしにすることはできない。どの程度の副反応であれば、HPVワクチンの安全性として許容できるのか、有益性との比較でも考える必要がある。その比較のためには、一般国民が広く理解できるよう分かりやすい説明が重要だ。

 その説明方法で、例えば参考になるのは、先頃米国で発表されたロタウイルスワクチンの事例だ(AAFP News Now、CDC Vaccine Safety)。

リスクと有益性の比較に統計学的な考察が必要

 前述のように、ロタウイルスワクチンは腸重積症の副反応が問題となり、第1世代の製品は市場から回収された。現在は改良型の第2世代となっているが、それでもそのリスクは0とはなっておらず、10万人当たり0.7~5.4件の腸重積症発症リスクが依然として見積もられている。

 ただし、ワクチンによる死亡や入院、救急受診が1件増えたとしても、ワクチンの効果で100人の死亡、1000件の入院、1万件の救急受診を防ぐことができるとの統計学的見積もりがACIPによりなされ、ロタウイルスワクチンはリスクよりも有益性が大きく上回っていると報告された。

 本邦でのHPVワクチンに関しても、リスクと有益性を統計学的にどう比較検討するのか、科学的視点を用いた上で、一般国民にも分かりやすい合理的な説明をすることが方針決定には不可欠だろう。

 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会、日本消費者連盟などは、副反応を問題視し定期接種に積極的な反対運動を行っている。

 一方、NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会(ホームページ、子宮頸がん予防ワクチン接種の「積極的な接種勧奨の差し控え」厚生労働省の通知について)や、子宮頸がん征圧をめざす専門家会議は、HPVワクチンの意義を訴える声明を出している。

 残念ながら日本のワクチン行政は、今日に至るまでうまく運営されているとは言い難く、弥縫策に終始しているように見受けられる。今回のHPVワクチンをどう扱うかは、今後のワクチン行政の試金石となるだろう。

 HPVワクチンはすべてのウイルス型に効果があるわけではないこと、がん健診の受診率は本邦では約3割で、欧米の6~8割と比較して非常に低いことが問題となっていることなど、HPVワクチンだけで問題が解決できるわけではない。

 しかし、年間推計で1万5000~1万8000人、死亡者は約3500人とされる子宮頸がん対策として、HPVワクチンは多いに有効性が期待されている。HPVワクチンを巡る騒動も、将来に禍根を残さないよう熟議の上での方針決定を期待したい。

2013年07月24日 (15:35)

話題の“がん特効薬” FAS阻害剤の効き目と10年以内の実現可能性

 副作用もなく、たった1日の投与だけでも多量のがん細胞を死滅させるというがんの「特効薬」が話題を呼んでいる。米ジョンズ・ホプキンス大で開発した「C-31」という薬で、医学界ではFAS(脂肪酸合成酵素)阻害剤として製品化が待たれているが、実際の効果はどうか。果たして10年以内に実現するのか。

 薬ひとつでがんを克服できる-FAS阻害剤がNHKスペシャルの中で、今年5月に紹介されると反響は大きく、週刊誌なども後追いで特集。がん患者の期待は高まっている。

 この薬の仕組みを医療ジャーナリストの安達純子氏が語る。

 「FAS阻害剤が注目されたのは、がん細胞が増殖するときの脂肪酸を活用している点にあります。大ざっぱにいえば、脂肪酸ががんの重要な構成要素となっていて、それを生み出す酵素を封じ込めれば、がんは増殖も転移もできずに死滅する-というメカニズムに基づいた薬です」

 FAS阻害剤が「特効薬」と紹介されるゆえんだが、実はがんの種類によってFASという酵素の産生量が多くないと薬は力を発揮しない。

 6月、米科学誌に、PET(ポジトロン断層法)を用いてFASの働きを把握できる新たな検査法を発表した放射線医学総合研究所分子イメージング研究センターの吉井幸恵研究員が説明する。

 「がん組織の性質を調べる病理学的研究では、がんの種類によってFAS産生量が異なり、FAS産生量の多いがんは悪性度が高いことが報告されています。そこで共同研究によりFAS産生量を検査し、FASに対する治療効果を予測できる方法を開発しました。動物実験段階ではありますが、前立腺がんの種類によってFAS産生量は異なり、FAS産生量を事前に把握することで、悪性度の高いがんを選別し、治療できる手法を提示できたと考えています」

 前立腺がんだけでなく、肺がんや乳がんでも、悪性度が高いほどFAS産生が多いという報告はすでにあるという。いわゆるタチの悪いがんでは、FAS阻害剤は功を奏するようだ。吉井氏の研究でも、FAS阻害剤は副作用もほとんどなく、がん細胞の転移に関する機能を低下させ、増殖を抑制できた。

 「FAS産出量の多い少ないは、がんの種類だけでなく、個体差や進行度にも左右されると考えられます。FAS産生量が少ないがん細胞に対し、FAS阻害剤を投与しても効果は低く、身体的あるいは経済的に患者さんに負担をかけることになります。だからこそ薬の開発だけでなく、検査方法の開発も、各国の研究者が力を入れているのです」(吉井氏)

 つまり、人体のがん細胞で本当にFAS産生量が多いのかどうかが問題となる。体内での検証について課題は山積しているという。

 では、製品化のメドについてはどうか。NHKの番組では米国の「C-31」にスポットが当たったが、すでに各国ではFAS阻害薬の開発が進められている。吉井氏らが研究で使用したのは、「オルリスタット」という抗肥満薬だった。欧米ではすでに肥満を改善する薬として承認され、日本でも承認申請中という。この脂肪を抑制する薬が、がん細胞のFAS産生も、封じ込めるのではないかと考えられているのだ。

 「実際の人体でのがんを死滅させるのかどうかの研究はこれからです。今は基礎研究段階なので、臨床応用にはしばらく時間がかかると思います」(吉井氏)

 一般に基礎研究から新薬が誕生するまでは少なくとも10年を要する。しかし、安倍政権が描く医療改革で研究期間の短縮もありそうだ。

 「一から薬を作るのは副作用の問題もあり期間が長くなるが、既存の薬を応用する場合、早い承認が期待できる。すでに悪性度とFAS産生量が明確になりつつある種類のがんに対しては、3年以内の臨床応用も可能かもしれない」と安達氏。

 新薬の登場で、「一律のがん治療から個別のがん治療への弾みがつくと思います」と語る吉井氏がこう続ける。「私たちは検査方法などのさらなる開発に力を入れ、テーラーメード医療(多くの選択肢から組み合わせる個別療法)に貢献したいと思っています」

 がん治療の未来に希望が持てそうだ。

2013年07月24日 (15:01)

ヒ素汚染のコメ、がんリスク増加に関連性 研究

7月24日 AFP】高濃度のヒ素で汚染されたコメは、がんのリスクを高める遺伝子損傷と関連性があるという研究論文が22日、英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表された。

 飲料水に含まれる自然由来のヒ素による健康被害は以前から知られており、特に数千万人の人々が1970年代に掘られた井戸に依存しているバングラデシュでは、長い間問題になっている。科学者らは、汚染された地下水で栽培されたコメに関しても懸念を抱いてきたが、リスクの証拠が発見されたのは今回が初めてだ。

 英マンチェスター大学(University of Manchester)とインド・コルカタ(Kolkata)にあるインド化学生物学研究所(Indian Institute of Chemical Biology)の研究チームは、インド・西ベンガル(West Bengal)州の村民417人の協力を得て調査を実施した。

 研究チームは村民に各自の生活スタイルに関する詳細な情報と1日に食べるコメの量を報告させ、尿と調理済みのコメのサンプルを提出させた。村民は、3つの異なる地域から参加したが、食生活と社会・経済的地位は同等だった。また、飲料水によるヒ素汚染の程度は低かった。

 研究チームは、尿のサンプルから尿路内壁の細胞を抽出して分析し、「小核(しょうかく)」と呼ばれる遺伝的特徴の有無を調べた。小核は、細胞が複製される際に、遺伝情報が正しく複製されなかった場合に残されるDNAの小さなかけらだ。

 細胞で遺伝情報が正しく複製されない頻度が高いほど、それらががん化するリスクが高くなることが、これまでの研究で明らかになっている。そのため、小核の増加は、がん化リスクの指標になる。

 調査の結果、コメに含まれるヒ素の濃度が高いほど、小核の出現頻度が高くなることが明らかになった。この傾向は、男性と女性、喫煙者と非喫煙者の両方に共通して見られた。村民らは、平均して1日に約500グラムのコメを食べていた。1キログラム当たり200マイクログラム以上のヒ素を含む調理済みコメを食べている場合に、小核の出現頻度が高くなる傾向が見られ始めた。

 村民の健康問題の監視は、今回の論文の範囲に含まれていない。だが今回の結果は、高濃度のヒ素が含まれる水域で栽培されたコメを毎日大量に消費している人々にとっての警鐘になるだろうと論文は述べている。世界では、数億人の規模になるかもしれないと論文は指摘する。

 論文によると、中国、バングラデシュ、日本、パキスタン、欧州、米国などで栽培されるコメには、1キロ当たり200マイクログラム以上のヒ素を含むコメが有意な割合で含まれることがわかったという。「今回の研究によって、人間の健康への脅威に関する重大な懸念が提起された」と論文は警告している。(c)AFP/Richard INGHAM

2013年07月24日 (14:22)

膵がん、術前療法広がる 抗がん剤と放射線で再発防ぐ狙い

■診療科の連携がカギ写真
治療計画を話し合う医師たち=大阪市の府立成人病センター

 「放射線を、血管のこのあたりまであててもらうことはできますか?」
 「大丈夫と思います。ただ、もう少し確認したい」
 大阪府立成人病センター(大阪市)9階の会議室。週に一度のカンファレンスで、16人の医師たちが治療計画を話し合っていた。
 患者は70代の女性。手術ができる程度の膵がんと診断されたが、近くの血管で再発する可能性があった。チームの中心で消化器外科副部長の高橋秀典さんは、放射線治療科主任部長の手島昭樹(てるき)さんに手術前に照射する場所を相談した。
 膵がんで亡くなる人は年に約2万9千人。早期発見が難しく、手術でがんを取り去れたと思っても、膵臓の周囲で再発したり、別の場所に転移してしまったりすることが多く、治療成績は全般によくない。
 術前化学放射線療法は再発が起きやすい場所にあらかじめ放射線をあて、検査では見えないが、散らばっているかも知れない小さながん細胞を抗がん剤でたたいて、再発などのリスクを減らしたうえで手術に臨もうという手法だ。

2013年07月24日 (13:29)

食道がんは治っても歌唱力に影響する?

【イケメンドクター・吉田眞の医学情報のウソ!ホント?】

 サザンオールスターズが5年ぶりに復活しますね。桑田佳祐さんの場合は手術から3年、再発がなければ歌唱力に問題はないでしょう。
 
 食道は背骨の直前にある深部臓器なので、がんの摘出手術は体の奥深くまで切り開く大掛かりなものとなります。手術は通常①胸を横から切って食道を摘出②腹部を切開し胃を口側まで引き伸ばす③首周囲のリンパ節を除去する――の3段階で進められ、手術痕は3か所つきます。
 
 ③に際しては、しばしばリンパ周辺に位置する「反回神経」のまひが生じ、それは声がれの原因となります。しかし、多くのケースは数か月後に症状が改善するので、術後3年の桑田さんには反回神経まひの影響はないはずです。
 
 もう一つ気になるのが手術後の全身状態の低下ですが、これも問題ないでしょう。食道は「食物を胃に通す役割」の臓器なので、除去しても消化吸収にはほとんど影響がないからです。
 
 ②の手術のせいで胃は小さくなりますが、体力低下につながるほどではないようです。これに禁煙と節酒が加われば、桑田さん独特の美声?は昔以上になっているかもしれませんね。
 
 ☆よしだ・しん=内科・外科を扱う総合診療科医を経て、現在は精神科医。非常勤医師として、刑務所、少年院、ホームレス支援施設、高齢者の在宅診察などに従事。2009年にはラジオパーソナリティーを務めた。ロックバンド「医療講義」のボーカルと作詞・作曲を担当する。

2013年07月24日 (12:55)

ギタリスト村治佳織さん、舌腫瘍のため長期休養

クラシックギタリストの村治佳織さん(35)は舌腫瘍のため長期休養に入ることを2013年7月22日、公式ホームページで発表した。休養期間などは明らかにされておらず、予定されていた公演や活動は全て中止となった。

村治さんは休養を決めた理由について、「今はじっくり体に休息の時間を与えることが、一番大事なことではないかとの思いに至ったからでございます」と説明。「しばしの間みなさまとはお会いできず残念ですが、しっかり療養したいと思っておりますので、どうかご理解を賜りますようお願い申し上げます」と謝罪した。

出光音楽賞を最年少で受賞するなど、国内外のさまざまな賞を受賞。ロドリーゴ室内管弦楽団と共演を行うなど、海外でも活躍している。これまでに右手後骨間神経まひで2度、活動休止している。

2013年07月24日 (12:31)

しずちゃんトレーナー・梅津正彦さん、悪性黒色腫で死去

末期がんと闘病しながら、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の“しずちゃん”こと山崎静代(34)=よしもとクリエイティブエージェンシー=の専属ボクシングトレーナーを務めていた梅津正彦氏が23日午前1時ごろ、悪性黒色腫のため入院先の東京・中央区内の病院で死去した。44歳だった。山崎の所属事務所によれば、しずちゃんは臨終に立ち会い、恩師の最期を見取ったという。

 梅津氏は08年からしずちゃんを指導。映画のアクションディレクターとしても北野武監督作品の映画「アウトレイジ」や、11年公開の「あしたのジョー」での山下智久(矢吹丈役)、伊勢谷友介(力石徹役)に本格指導を施した。12年1月に太ももに進行性の皮膚がんが発覚。闘病生活中も、しずちゃんが日本代表として初出場した12年5月の世界選手権(中国)に駆けつけるなど情熱を注ぎ込んだ。今月7日には講演会にも出席し、14日の名古屋でのプロボクシング興行には車椅子で現れた。4月のアマチュアボクシングの興行では「3か月半の余命と言われてるが、山崎のためにも12月の全日本選手権まで頑張りたい」と意欲を示していたが、願いはかなわなかった。

 通夜は28日午後6時から、葬儀・告別式は29日午前11時半から東京・芝大門の増上寺(東京・港区芝公園4の7の35)で営まれる。喪主は敦子夫人。

 ◆悪性黒色腫 非常に悪性度の高い皮膚がんの一種で、早期の症状として2~3ミリの黒色の色素斑が皮膚に表れる。別名はメラノーマ。“ほくろのがん”とも呼ばれる。発生部位は足裏が最も多く、顔や体、爪など。まれに食道や粘膜などにも発生する。原因は不明だが、紫外線の強い地域に住む白色人種の発生率が高く、紫外線が関係しているとされている。

2013年07月24日 (12:19)

子宮頸がんとワクチンを考える:/2 検診と接種、両方で予防

●悲惨な患者の病状

 「痛ましい光景が今も頭から離れません」。昭和大藤が丘病院(横浜市青葉区)の産婦人科医、本間進医師は、10年ほど前に担当した30代の子宮頸(けい)がん患者のことが忘れられない。

 女性は子宮頸がんによる腸閉塞(へいそく)で長く苦しんでいた。小康状態を経て、数カ月したある日、突然、病室中が真っ赤に染まるほど大量の血を吐いた。ベッドの傍らで、小学校低学年の娘が、ガタガタと体を震わせ母親を見つめていた。女性はまもなく息を引き取った。

 2009年12月、子宮頸がんを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチン「サーバリックス」が日本で初めて発売された。本間医師は、すぐ妻に接種した。小学校入学前の一人娘にも、いずれ接種を受けさせるつもりだ。「若い患者に多い子宮頸がんは、本人だけでなく幼い子どもにも関わる重大な病なのです」

 ワクチン接種後に重い副作用を訴えるケースが相次いでいることを受け、厚生労働省は6月、ワクチン接種の推奨を一時控えることを決めた。一人の親として、副作用のニュースは気になる。でも、迷いはない。「子宮頸がんの病状の深刻さを思うと確実に予防したいから、接種も検診も両方必要と思う」

 ●若い女性では深刻

 現在、日本では年間約2万人(上皮内がんを含む)が子宮頸がんになり、約3000人が死亡している。原因の90%以上は性交渉により感染するHPVだ。

 ウイルスは100種類以上あるが、がんを起こすリスクの高いウイルスは15種類といわれる。そのうち、がんの原因の5〜7割を占める2種類(16型、18型)のウイルスを撃退するのがワクチン接種だ。

 ウイルスの感染自体は珍しくなく、性交渉を持つほぼ全員が一度は感染する。多くは自然に排出され、がんに進行するのは感染者の0・1%。一見少ないが、若い女性に限ると深刻だ。再感染が多く、がんを起こすリスクの高いウイルスが見つかるのは30代以上で1割程度なのに対し、10〜20代では3〜4割に達するからだ。

 「子宮頸がんは若い女性が一番警戒しなくてはいけないがんです」。こう強調するのは、上坊(じょうぼう)敏子・社会保険相模野病院婦人科腫瘍センター長だ。過去約30年の推移を見ると、20代後半から子宮頸がんになる率が上がり続けている。30〜40代のがんの死者の中では、乳がんに次ぐ多さだ。

 子宮頸がんは治療でき、死ぬのは高齢になってからともいわれるが、11年の40代の死者数は421人で、60代(535人)、70代(501人)と最近は大差がない。
確かに、早期の浸潤がん(転移性のがん)でも、子宮全部を摘出すれば生存率は平均して高い。だが、全摘の場合、後遺症としてリンパのむくみが起きやすい。カテーテルによる排尿が必要になる人もいる。最近は晩産化で、出産年齢とがんになりやすい年齢が重なってきた事情もあり、上坊医師は「子宮を失うのは、女性にとってつらい選択。決して『死なないがん』と侮ってはいけない」と話す。

 ●受ける選択肢必要

 ワクチン接種による副作用被害を訴える親たちからは「接種中止」を求める声が高まっている。

 「ワクチンを受ける権利をなくさないでほしい」。こう訴えるのは、子宮頸がんの後遺症に苦しむ八重さん(40)=仮名、埼玉県=だ。八重さんは02年、子宮と卵巣を摘出した。半年間の入院生活は生死の境をさまよう地獄だった。抗がん剤の使用で髪は抜け落ち、放射線治療で大量に被ばくした。退院後は足のむくみや排尿障害に苦しんだ。足が真っ赤に腫れ上がったり、40度の高熱に悩まされたりするたび、入退院を繰り返した。むくみと排尿障害は今も続く。

 入院中、同室だった子宮頸がんの女性は強い痛みで夜も眠れず、結局、3歳の子を残して他界した。子どもを産む前に子宮全摘手術を受けた女性もいた。「大事なことはがんを防ぐことで、ワクチンは予防策の一つ。中止ではなく、受ける選択肢を必ず残しておくことが必要です」

 一方で、定期検診の受診で十分という声もある。しかし、横浜市立大付属病院産婦人科の宮城悦子医師は「それは違います」と強調する。子宮頸がんのような「腺細胞がん」(腺がん)は、検診では発見できないこともよくあるからだ。「腺がんは若い人にも多く、それを防げるのがワクチン。定期的な検診とワクチンは車の両輪なのです」

 本間医師は「若い患者の終末期は悲惨というほかない」と話す。若く体力がある分、腸閉塞や骨盤の痛みに苦しみ続ける期間が数カ月に及ぶからだ。上坊医師は言う。「真綿で首を絞めるような病。それが子宮頸がんです」

2013年07月24日 (11:29)

【速報】ギタリスト村治佳織が舌腫瘍で病気休養へ

舌腫瘍で活動中止
美人クラシックギタリストとして知られる村治佳織(35)が22日、舌腫瘍のため長期休養に入ることを公式ホームページで発表した。


ギタリスト


村治は治療に専念するため、予定されていた公演や活動などは全て中止する意向を示しており

「やむなく活動をお休みすることに致しました。多くの方々にご心配をおかけすることになり、大変申し訳ない気持ちでいっぱい」(――村治佳織公式ホームページより)

と、病気により休業を余儀なくされた苦しい胸の内をつづっている。


ナレーション業にも影響か?
公式ホームページには、休養期間が具体的にどのくらいの長さになるのか、また腫瘍が良性か悪性か特に触れられていないことから、一部のネットユーザーからは「舌がんなのでは?」など重病説もささやかれている。

村治は1993年にデビューし、第5回出光音楽賞を最年少で受賞するなど、クラシックギターの名手として国内外で活躍しており、今回の舌腫瘍以外にも右手後骨間神経まひで2度活動を休止している。

近年では自身で「二足の草鞋をはいている」と言うほどナレーション業にも力を入れていたことから、舌腫瘍との闘病が、村治の今後の活動にどのくらい影響を及ぼすのか注目される。

外部リンク

村治佳織公式ホームページ
http://www.officemuraji.com/news/2013/07/post-40.php

2013年07月24日 (11:02)

富士フイルム、米社と抗がん剤開発で提携

富士フイルムは米ボストン・ストラテジクス(マサチューセッツ州)と抗がん剤開発で提携し米国での開発を進める。富士フイルムは米国に医薬品の研究開発拠点を持たないが、米社の開発ネットワークを利用して、薬剤ごとに最適な開発体制を構築する。対象となる開発候補品は未公開。富士フイルムは抗がん剤候補の「FF21101」の開発を2013年度中に米国で始める予定で、同剤が開発候補品とみられる。
 新薬開発の前臨床試験から第1相、第2相臨床試験でヒトへの安全性や有効性を確認するプルーフ・オブ・コンセプトまでをボストンのインフラを使って進める。
 ボストンは医薬品の研究開発コンサルティング会社。自身で大規模な研究インフラを持たず、医薬品開発受託機関や研究機関などとのネットワークを使って、臨床研究や試験を進めるノウハウを持つ。世界最大のがん研究・治療機関であるテキサス大学MDアンダーソンがんセンターと提携している。


2013年07月24日 (10:51)

ことば:子宮頸がんワクチン

子宮頸がんの原因となるウイルスの感染を防ぐとされるワクチン。2009年12月に発売された「サーバリックス」と11年8月発売の「ガーダシル」の2種類がある。100万接種あたりの副作用の発生率は、インフルエンザワクチンの約20〜30倍。販売開始から今年3月末までに、医師が重篤と判断した副作用報告が計357件あった。厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の検討部会は6月、接種の積極勧奨を一時控えることを決めた。

2013年07月24日 (10:26)

乳がん検診 マンモグラフィーより超音波が検出率高いと医師

15人に1人が乳がんになる日本で、乳がん検診の受診率はわずか23.8%。74.1%のイギリスや、60.6%のアメリカといった欧米諸国だけでなく、61.2%のお隣の韓国と比べても極端に低い数字となっている(OECDヘルスデータ2010年版より )。早期発見が可能な乳がんは、精度の高い検診を定期的に行えば充分克服可能なもの。R40が受けるべき検診とは?

「自治体の検診で受けたマンモグラフィー(乳房X線検査)の結果は異常なし。しかし、検診先の医師に念のためとすすめられて、自費で超音波(エコー)検診を受けたところ、小さなしこりが見つかったんです。もし、マンモグラフィーしか受けていなかったら…と思うと、ゾッとします」

 都内在住の40代女性の体験だ。彼女の場合、幸い、その後の精密検査でがんではないことがわかったが、このようにマンモグラフィーだけでは見つからなかったしこりが、超音波で見つかることは、決して珍しくないという。

 国のガイドラインでは、乳がん検診は40才から2年に1回、視触診とマンモグラフィーの実施を推奨している。自治体や企業の健保組合などが公費補助を受けて行う場合、このガイドラインに準じていることが多い。

 医療ジャーナリストの増田美加さんによれば、

「マンモグラフィーは、しこりだけでなくしこりになる前の石灰化(死滅したがん細胞にカルシウムが付着したもの)を見つけるのが得意なので、早期のがんを発見するための検診では必ず行われます。かつてはマンモグラフィーを撮影する技師や医師の技術・設備により“差が大きい”といわれましたが、今は一定の基準を設けてチェックする機関(マンモグラフィ検診精度管理中央委員会)があり、年々精度が向上しています」とのこと。

 しかし…と増田さんは続ける。

「マンモグラフィーだけで検診として本当に充分なのか、日本人女性に適しているのかという問題が、今まさに議論されています」(増田さん)

 日本人を含むアジア女性の乳房に多く見られる特徴として、“高濃度乳腺”がある。

「特に20~40代に多いもので、乳腺が密集しているため、マンモグラフィーでは全体が真っ白な画像になってしまうのです。しこりも白く映るため、本来発見しなければならないしこりが見逃されてしまう可能性があります」(増田さん)

 亀田京橋クリニック(東京都中央区)の診療部部長・画像センター長・医師の戸崎光宏さんも次のように指摘する。

「この問題を防ぐためにも、マンモグラフィーと併用して超音波を受けていただくことをおすすめします。超音波ではしこりは黒く映るため、“高濃度乳腺”の場合でもしこりを発見しやすい。検診の現場でがんの検出率が高いのは、マンモグラフィーよりむしろ、超音波なのです」(戸崎さん)

2013年07月24日 (10:12)

皮膚がんの一種「メラノーマ」、多いのは足の裏

 足の裏などに茶色、ないし黒いホクロのようなものや、手足の爪に黒い縦筋ができていたら、皮膚がんの一種であるメラノーマ(悪性黒色腫)のことがある。病状が進むと命に関わることもあるので、早めに皮膚科を受診することが必要だ。東京医科大学病院皮膚科の入澤亮吉医長に聞いた。
色素細胞が悪性化

 皮膚の色素を作る細胞をメラノサイト(色素細胞)という。「このメラノサイトが何らかの原因で悪性化したものがメラノーマです」と、入澤医長は説明する。

 症状は早期ではシミやホクロと似ているので気付かないこともある。発症する場所は足の裏が一番多いが、他に手足の爪や顔など体の皮膚の至る所、目の中にもできる。

 足の裏のメラノーマは、最初は茶色のシミができて、その色が濃くなり、まだらに拡大していく。進行すると、シミが盛り上がったり形がいびつになったり、じくじくとした潰瘍になることもある。

 皮膚科では専門医によっていろいろな検査が行われる。診断が難しい場合は患部を摘出して顕微鏡で調べる病理検査や、他臓器への転移の有無を見るためにコンピューター断層撮影(CT)、磁気共鳴画像診断(MRI)、陽電子放射断層撮影(PET)などで画像診断することもある。

向上した診断力

 「最近は患部に強い光を当てて特殊な拡大鏡で深部まで見るダーモスコープ検査が一般的になり、診断力は格段に向上しました」(入澤医長)

 治療はがんの進行度によって手術、化学療法や放射線療法などが選択される。これまでの手術療法では、がん細胞の転移の可能性のあるリンパ節を全部切除するため、術後に脚などがひどくむくんでしまうことが少なくなかった。しかし、最近はセンチネルリンパ節生検といって、放射性同位元素を使いリンパ節への転移の有無が調べられるようになった。

 「転移がなければリンパ節を取らなくて済むので、術前と同様のQOL(生活の質)が維持できるのです」と、入澤医長はメリットを強調している。

2013年07月23日 (13:51)

協和発酵キリン、白血病リンパ腫薬を第一選択薬に適応拡大申請

協和発酵キリンは白血病リンパ腫治療薬「ポテリジオ」(一般名モガムリズマブ)の第一選択薬としての適応拡大承認を申請した。認められれば成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)の治療初回から化学療法と組み合わせポテリジオを使えるようになる。現在は化学療法後に再発したり治らなかったATLの治療に使われている。
 53人が参加した臨床試験では86%の患者の症状が良くなり、化学療法のみの75%と比べ上乗せ効果があった。同剤はCCR4というたんぱく質の抗体で、ATL患者の約9割で通常より多く発現しているとされる。同時に末梢(まっしょう)性T細胞リンパ腫と皮膚T細胞リンパ腫の化学療法後の治療薬として適応拡大を申請した。いずれも希少疾病に指定されている。

2013年07月23日 (12:56)

乳がん検診 マンモグラフィーより超音波が検出率高いと医師

15人に1人が乳がんになる日本で、乳がん検診の受診率はわずか23.8%。74.1%のイギリスや、60.6%のアメリカといった欧米諸国だけでなく、61.2%のお隣の韓国と比べても極端に低い数字となっている(OECDヘルスデータ2010年版より )。早期発見が可能な乳がんは、精度の高い検診を定期的に行えば充分克服可能なもの。R40が受けるべき検診とは?

「自治体の検診で受けたマンモグラフィー(乳房X線検査)の結果は異常なし。しかし、検診先の医師に念のためとすすめられて、自費で超音波(エコー)検診を受けたところ、小さなしこりが見つかったんです。もし、マンモグラフィーしか受けていなかったら…と思うと、ゾッとします」

 都内在住の40代女性の体験だ。彼女の場合、幸い、その後の精密検査でがんではないことがわかったが、このようにマンモグラフィーだけでは見つからなかったしこりが、超音波で見つかることは、決して珍しくないという。

 国のガイドラインでは、乳がん検診は40才から2年に1回、視触診とマンモグラフィーの実施を推奨している。自治体や企業の健保組合などが公費補助を受けて行う場合、このガイドラインに準じていることが多い。

 医療ジャーナリストの増田美加さんによれば、

「マンモグラフィーは、しこりだけでなくしこりになる前の石灰化(死滅したがん細胞にカルシウムが付着したもの)を見つけるのが得意なので、早期のがんを発見するための検診では必ず行われます。かつてはマンモグラフィーを撮影する技師や医師の技術・設備により“差が大きい”といわれましたが、今は一定の基準を設けてチェックする機関(マンモグラフィ検診精度管理中央委員会)があり、年々精度が向上しています」とのこと。

 しかし…と増田さんは続ける。

「マンモグラフィーだけで検診として本当に充分なのか、日本人女性に適しているのかという問題が、今まさに議論されています」(増田さん)

 日本人を含むアジア女性の乳房に多く見られる特徴として、“高濃度乳腺”がある。

「特に20~40代に多いもので、乳腺が密集しているため、マンモグラフィーでは全体が真っ白な画像になってしまうのです。しこりも白く映るため、本来発見しなければならないしこりが見逃されてしまう可能性があります」(増田さん)

 亀田京橋クリニック(東京都中央区)の診療部部長・画像センター長・医師の戸崎光宏さんも次のように指摘する。

「この問題を防ぐためにも、マンモグラフィーと併用して超音波を受けていただくことをおすすめします。超音波ではしこりは黒く映るため、“高濃度乳腺”の場合でもしこりを発見しやすい。検診の現場でがんの検出率が高いのは、マンモグラフィーよりむしろ、超音波なのです」(戸崎さん)

※女性セブン2013年8月1日号

2013年07月23日 (12:49)

アルプス中央信用金庫は、22日に合併10周年を迎え、記念事業を行っている。22、23の両日、伊那市の本店1階多目的ホールで「健康フェア」を開催(入場無料)し、各店窓口では記念品を配布。26日まで、本店営業部と赤穂営業部にアンパンマンなど2体のフィギュアを設置している。22日から、普通預金・総合口座通帳を新通帳へリニューアルした。

 「普通の女子高生の生活がしたい。学校に行きたいです」。東京都内に住む高校2年の女子生徒(16)は悔しそうに話す。

 ●高校に通えず療養

 2011年8月から12年2月の間に、子宮頸(けい)がんワクチンを接種した。以来、痛みや過呼吸、ふらつきなどの症状が消えない。ほとんど高校に通えず、自宅での療養生活は約1年半に及ぶ。

 同ワクチンは計3回の接種が決められている。1、2回目の接種直後、腕に痛みを感じ、1週間ほど腕が上がらなかった。でも、ワクチンの説明書には痛みの副反応(副作用)の記載があり、一緒に受けた友人にも同じような症状が出た。

 異変が起きたのは3回目の接種後。左腕が紫色に腫れ上がり、激痛で動かすこともできない。痛みは腹や胸など体中に広がり、半年後には頭痛や吐き気、手足のしびれも出始めた。脚に力が入らず、移動時は車椅子が欠かせなくなった。一番つらいのが、肩の痛みだ。矢で射られたような痛みに、失神することもある。「いつ始まるか分からない痛みへの不安で、過呼吸になることもあります。とにかく今は、早く学校に行けるようになりたい」と訴える。

 現在、国内で発売されている子宮頸がんワクチンは「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類。10年度から国の助成が始まり、今年4月から小学6年〜高校1年の女子は原則無料で接種できるようになった。厚生労働省によると、3月末までに推計328万人が接種した。

 ●重い報告例358件

 しかし接種後、長引く痛みや手足のしびれなどの訴えが相次いだ。09年12月発売のサーバリックスは、今年3月末までに推計約695万回接種され、重い副反応が302件(発生率100万接種当たり43・4例)報告されている。一方、ガーダシルは11年8月の発売後から今年3月末まで推計約168万回接種され、56件(同33・2例)の報告があった。

 重い報告例は、接種との因果関係が不明のものも含むが、サーバリックスの場合、ヒブワクチン(237件)、インフルエンザワクチン(121件)など他のワクチンを大きく上回る=別表参照。

 被害を訴える親や議員ら約50人は3月25日、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」(東京都日野市)を結成。厚労省に副反応被害者の追跡調査や、治療体制の整備などを求めてきた。

2013年07月23日 (12:16)

「乳がんのしこり」こんな感じ アルプス信金本店でフェア

アルプス中央信用金庫は、22日に合併10周年を迎え、記念事業を行っている。22、23の両日、伊那市の本店1階多目的ホールで「健康フェア」を開催(入場無料)し、各店窓口では記念品を配布。26日まで、本店営業部と赤穂営業部にアンパンマンなど2体のフィギュアを設置している。22日から、普通預金・総合口座通帳を新通帳へリニューアルした。

 健康フェアは「介護・乳がん・先進医療」をテーマに開催(資料提供・三井住友海上あいおい生命)。「乳がんを知る」コーナーは、早期発見、早期治療に向けて触診モデルを設置して乳がんのしこりを体感できるほか、治療方法、費用などの情報を提供している。

 「先進医療を知る」コーナーは、体にメスを入れないがん治療、遠近の視力を回復させる白内障治療などについて映像やパネルで紹介している。

 同金庫の大澤一郎理事長は「これからも全役職員が一丸となり、『信用』『真実』『親切』の3Sを常に意識した行動を続け、地域の安全を守り、地域への感謝を忘れず、そして信頼される金融機関を目指す」と話している。

2013年07月23日 (12:00)

村治佳織 舌腫瘍で長期休養「回復に向けて全力で努力」

クラシックギタリストの村治佳織(35)が長期休養することを22日、公式HPで発表した。所属事務所は「舌腫瘍で長期療養を要す」と明かし、「全ての公演および各種活動を中止することに致しました。これより治療および療養に専念し、回復に向けて全力で努力して参ります」と説明。

 村治も「今はじっくり体に休息の時間を与えることが、一番大事なことではないかとの思いに至った。しばしの間皆さまとはお会いできず残念ですが、しっかり療養したいと思っている」とコメント。

 所属レコード会社によると、年明けから口内炎のような症状があり、一時休養。5月に復帰したが、症状が再発し「舌腫瘍」と診断された。今後は詳細な検査のために入院するという。

2013年07月23日 (11:33)

猪瀬都知事の妻・ゆり子さん 脳腫瘍のため死去

猪瀬直樹東京都知事の妻、猪瀬ゆり子さんが21日午後3時36分、脳腫瘍のため東京都文京区の病院で死去。長野市出身。65歳だった。葬儀・告別式は24日午前11時半から東京都港区南青山2の33の20、青山葬儀所で。喪主は夫直樹(なおき)氏。供花や香典は辞退する。

 20年夏季五輪の東京招致PRをめぐる5月末の知事のロシア出張に同行予定だったが、体調不良で取りやめていた。

2013年07月23日 (11:13)

子宮頸がんワクチン 副作用さらに4人

子宮頸(けい)がんワクチンの接種後に副作用とみられる症状が出ている問題で、県内の医師らが今月12~19日、新たに4件の副作用とみられる症状を国に報告したことが22日わかった。国がワクチン接種の補助を始めた2010年11月以降の県内の報告例は、これで15件となった。

 県保健予防課によると、4件のうち3件は医師が、1件は接種を受けた女子の保護者が、それぞれ自治体を通じて報告。医師の報告例は全て重症で、それぞれ全身や手首、足首の痛み、めまい、貧血などの症状を訴え、うち1人は現在も回復していない。中には、接種後1か月以上たってから2か月近く入院した女子もいるという。3人が接種を受けたのは昨年3~4月で、医師は1年以上過ぎてから国に報告していた。

 一方、保護者による報告例は、ワクチン接種3日後に頭痛やめまい、視力低下の症状が出たと訴えているという。

2013年07月23日 (10:59)

美人ギタリスト村治佳織、舌腫瘍により長期休養

美人ギタリスト、村治佳織(35)が22日、舌腫瘍のため長期休養に入ることをHPで発表した。「やむなく活動をお休みすることに致しました。多くの方々にご心配をおかけすることになり、大変申し訳ない気持ちでいっぱい」と苦しい胸の内をつづった。

 続けて「体に休息の時間を与えることが、一番大事なこと」とし、「みなさまとはお会いできず残念ですが、療養したいと思っております」と治療に専念することを明かした。今後のすべての公演・活動を中止する。また、腫瘍が良性か悪性かは触れていない。

 村治は1993年にデビュー。クラシックギターの名手として活躍。2007年に宝飾会社「ミキモト」のイメージキャラクターに起用されるなど、美貌でも知られる。

2013年07月23日 (10:50)

ギタリスト・村治佳織、舌腫瘍で長期休養へ 公式サイトで発表

世界を舞台に活躍する女性ギタリスト・村治佳織が22日、舌腫瘍のため長期休養することを自身の公式サイトで発表した。

 村治は「この度、私 村治佳織は止む無く活動をお休みすることに致しました。今はじっくり体に休息の時間を与えることが、一番大事なことではないかとの思いに至ったからでございます」と報告。

 医師からは「長期療養を要す」と診断されたとし、所属事務所も「余儀なく全ての公演及び各種活動を中止することに致しました」と説明している。

 村治は「多大なるご迷惑をおかけすることになりましたこと、伏してお詫び申し上げます」と謝罪しつつも、「しばしの間みなさまとはお会いできず残念ですが、しっかり療養したいと思っておりますので、どうかご理解を賜りますようお願い申し上げます」と復帰を目指している。

2013年07月22日 (13:00)

がん患者はアルツハイマー病にかからない? 米研究

高齢化によって増えている病気の代表として、がんとアルツハイマー病が挙げられる。生涯にかかる割合は、がんで2人に1人、アルツハイマー病で10人に1人~5人に1人といわれているが、がんにかかっているとアルツハイマー病にかかりにくいとする米国での研究結果が、7月13~18日に米ボストンで開催された国際アルツハイマー協会会議(AAIC)で発表された。同会議では、糖尿病治療薬「メトホルミン」がアルツハイマー病を予防するとの研究結果も発表されている。
肝臓がんで51%のリスク減少

 がんとアルツハイマー病の関係を発表したのは、米ボストン退役軍人医療システムのLaura Frain医師ら。認知症患者にはがんが少なく、がん患者には認知症が少ないというのは以前から指摘されており、昨年3月にはがん患者ではアルツハイマー病になるリスクが33%減少し、アルツハイマー病患者ががんになるリスクは61%減ったとする研究結果が発表されている(関連記事)。

 Frain氏らは今回、1996~2011年に65歳以上で認知症になっていない米国の退役軍人349万9,378人を6年程度追跡し、19種類のがんとアルツハイマー病の関係を検討した。

 その結果、がん全体では関係が認められなかったが、がんの種類別ではがんにかかったことがない人に比べてアルツハイマー病リスクが低下。肝臓がん患者では51%も減少した。一方、前立腺がんとメラノーマ(悪性黒色腫=皮膚がんの一種)ではアルツハイマーリスクが12~14%増加した。

 また、がんの種類にかかわらず、抗がん薬などの化学療法を受けていた人では、受けていない人に比べてアルツハイマー病リスクが17~23%低下していたことも分かった。
メトホルミンでも20%のリスク減

 一方、糖尿病(2型)は認知症になるリスクを倍増させると指摘されているが、米カイザー・パーマネンテ研究部門のRachel Whitmer氏らは、糖尿病治療薬のメトホルミン(商品名メトグルコ、グリコランなど)を使っている患者では、ほかの糖尿病治療薬を使っている患者に比べてアルツハイマー病になりにくいと発表した。

 Whitmer氏らは、1999年10月~2001年11月に薬による糖尿病治療(メトホルミン、スルホニル尿素薬、チアゾリジン薬、インスリン製剤のいずれか1剤のみ)を始めた55歳以上の1万4,891人を対象に、薬とアルツハイマー病リスクとの関連を検討。その結果、メトホルミン以外の薬を使っていた患者に比べて、メトホルミン使っていた患者ではアルツハイマー病リスクが減少、スルホニル尿素薬と比べたリスクは20%減だった。

 このほか、フランスからは42万9,000人を対象とした研究で、退職年齢が高くなるほど認知症になるリスクが減ることなども発表された。
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