ガン完全克服マニュアル

当ブログはガンを克服するための最新治療法を全て掲載しています。
ガンの部位別に適した治療法のわかる国内最大級の完全データベースです。

2009年1月28日より、新しく掲示板と、病院評価ランキングを追加しました。 どんどん活用して下さい。


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日本生化学大会で発表された新しい癌治療法SOLWEED

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2013年07月31日 (15:50)

ヤンセンファーマ、前立腺がん治療薬の国内製造販売承認を申請

新有効成分アビラテロン酢酸エステル

ヤンセンファーマ株式会社(東京都千代田区)は、7月26日、前立腺がん治療薬「アビラテロン酢酸エステル」の製造販売承認を申請したと発表した。


去勢抵抗性前立腺がんに対する治療薬

アビラテロン酢酸エステルは、ヤンセンが開発している新規有効成分で、2013年6月現在、欧米をはじめ世界77ヵ国ですでに承認されている。特に治療ニーズの高い去勢抵抗性前立腺がんに対する治療薬である。

増加する前立腺がん

欧米で多い前立腺がんは、高齢化や食嗜好の欧米化に伴い、日本国内でも増加傾向にある。2020年には、2000年時の罹患数の3.4倍以上になると予測され、死亡者数も2009年の10,036人から2020年には21,062人の予測となっている。

去勢抵抗性前立腺がん治療に選択肢

前立腺がんは外科的あるいは内科的にアンドロゲンを除去する内分泌療法(ホルモン療法)が行われる。アンドロゲン除去療法による去勢状態でも病勢の進行や再発が見られる去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)の治療には抗がん剤が用いられるが、効果に個人差があり、現在のところ選択肢が少ない。

ヤンセンは、がん領域を注力領域の一つとしてそのパイプライン強化を図るとしており、とくに前立腺がんに重点をおいている。今回の承認申請につづき、今後も前立腺がん治療に向けたポートフォリオを拡充するとしている。増加する前立腺がんに対し、有効な選択肢が増えることに期待したい。(長澤 直)

▼外部リンク

ヤンセンファーマ株式会社プレスリリース
http://www.janssen.co.jp/
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2013年07月31日 (13:34)

末期がんと闘いながら高座 笑福亭松喬さん死去 62歳

末期がんと闘病しながら高座に上がり続けた上方落語の実力派で知られる笑福亭松喬(しょうふくてい・しょきょう、本名・高田敏信=たかだ・としのぶ)さんが30日、肝臓がんのため大阪市内の病院で死去した。62歳。通夜は8月1日午後6時、葬儀は2日午後1時、大阪市阿倍野区阿倍野筋4の19の115のやすらぎ天空館で。喪主は長男、健太(けんた)さん。

 兵庫県小野市出身。昭和44年、6代目笑福亭松鶴に入門し、鶴(かく)三(ざ)を名乗る。古典落語の名手として頭角を現し、松鶴死去後の62年に6代目松喬を襲名。「らくだ」「帯(おび)久(きゅう)」「天王寺詣り」をはじめレパートリーは幅広く、昭和58年に上方お笑い大賞銀賞、平成19年には「百年目」で文化庁芸術祭大賞を受賞している。

 平成23年12月、公演を終えた後、体調不良を訴え、検査したところ、末期の肝臓がんと診断。抗がん剤や放射線治療を続けていた。

 昨年4月には高座に本格復帰し、同10月から4年間に計16回の独演会を行う「松喬十六夜」を企画。また今年1月には住吉大社(大阪市住吉区)に落語を奉納するなど精力的に活動を続けていた。だが、6月ごろから体調が悪化、入退院を繰り返し、同月8、9日に大阪・天満天神繁昌亭で開かれた松喬一門会が最後の舞台となった。

2013年07月31日 (13:01)

笑福亭松喬さん、肝臓がんのため死去

笑福亭 松喬氏(しょうふくてい・しょきょう=落語家、本名高田敏信=たかだ・としのぶ)30日午後4時30分、肝臓がんのため大阪市西区の病院で死去した。62歳だった。兵庫県出身。葬儀・告別式は8月2日午後1時から大阪市立やすらぎ天空館で。喪主は長男健太(けんた)氏。

 69年、故六代目笑福亭松鶴さんに入門。87年、六代目笑福亭松喬を襲名した。じっくり聴かせる重厚な芸風で「らくだ」など古典を中心に演じ、07年度に芸術祭賞大賞を受賞。上方落語界屈指の本格派だった。

 11年末に肝臓がんと判明。闘病の傍ら、12年10月からは4年連続の独演会に取り組んでいた。6月上旬に大阪市内で開かれた一門会に出演後は、体力が衰え、高座を休みがちだった。(共同)

2013年07月31日 (11:48)

郵便局で入れるがん保険 加入者のがん死亡率が1.5倍の理由

 政府が全株式を持つ日本郵政グループと外資系保険大手の米アメリカンファミリー生命保険(アフラック)との“最強タッグ”は、民業圧迫どころか、既存の国内生保を窮地に追い込みかねない可能性すら危惧されている。

 7月26日に発表された業務提携の中身は、日本人の3人に1人が加入しているとされる「がん保険」を巡り、7割以上のシェアを持つアフラックの商品を全国2万の郵便局窓口で売ろうというもの。さらに、郵政グループ傘下のかんぽ生命保険の直営店での販売や、共同で新しいがん保険商品まで開発する予定だという。

 外資のアフラックがそこまで日本でがん保険を独占できたのはなぜか。

「アフラックが日本進出した1974年当時は、日本の医療保険は死亡保険に特約をつけたものしかなく、独立した商品がなかった。そこで、がん患者が多い時代背景にも目を付けたアフラックが、がん専用保険を開発して日本政府の後押しを得て初参入した。

 その後もがん保険をはじめとする医療保険の『第3分野』は、外資系や中小の保険会社を保護する目的で、2001年まで国内の大手保険会社に販売が認められなかったため、アフラックは規制に守られながら先行者利益を伸ばし続けた」(国内生保幹部)

 安い保険料と手厚い保障内容を謳ったアフラックのがん保険はCMでもお馴染み。だが、「がん保険はあくまで医療保険の“添え物”でしかない」と話すのは、『良い保険・ダメな保険の見分け方』などの著書がある国際保険総合研究所の三田村京氏である。

「がん保険はその名の通りがんにしか使えないのはもちろん、発症率の高い60歳以上になれば保険料が跳ね上がる一方、保障額は減額されていくなどメリットは小さくなります。

 また、先進医療特約の項目が非常に限定的だったり、死亡理由ががんとは直接関係ない病名で死亡保険金が下りなかったりして後悔する人も多い。まずはあらゆる病気に対応する医療保険を充実させたうえで、家系や生活習慣などで心配な人は加入すればいいと思います」

 さらに、三田村氏は興味深い研究所内のデータを示してくれた。がん保険に加入している人のほうが、他の保険に入っている人よりがんでの死亡率が1.5倍高いのだという。最終的には備えが役立ったケースにも思えるが、その理由は「がん保険に入ったからと安心して定期健診をしなくなる人が多いから」(三田村氏)だそうだ。

 死亡時にまとまった保険金が支払われる一般的な保険商品に加え、さまざまな医療保険商品も乱立する現在。その中からがん保険を選ぶメリットを十分に考慮しなければ、せっかく払い続けた保険料も無駄になる。

 しかし、日本郵政とアフラックのスケールメリットを利用したがん保険の販売攻勢が行われれば、加入者の選択肢を狭めることにもなる。保険評論家の大地一成氏がいう。

「あまり知られていないのですが、かんぽ生命の個人保険・新契約件数は毎年200万件あまりで国内トップ。それだけ信用度や販売力が高いのです。そこに便乗してアフラックの代理店がかんぽ生命の終身保険なども一緒に売り出せば、他の生保商品はどんどん魅力を失っていくかもしれません」

 もはや外資系も含めた生保業界のさらなる再編は避けられないと予想する大地氏。そうなれば、看板だけがころころ変わる保険商品を、消費者はどう信用して加入すればいいのか。

「目先10年間だけの保険料を比較して安いからといって飛びつくのは間違い。20年後、30年後に加入している保険契約の内容がどうなっているのかをしっかり確認するのが基本。そして、いろんな人生のパターンを複合的に考え、将来的に少しでも保障額の多い商品の費用対効果をシミュレートしたいところです」(大地氏)

 いくらTPP絡みの“国策的提携”とはいえ、日本郵政を核とした保険業界の競争激化は、消費者にとってみれば魅力的な商品に出会うチャンスだと言えなくもない。

2013年07月31日 (11:14)

政府が異例の被ばく調査 「健康上問題なし」

国による除染が終わり8月1日から3カ月間、一時宿泊が認められる福島県田村市の都路みやこじ地区で今月、復興庁や内閣府の職員が実際に現地に宿泊して自らの被ばく線量を測定する異例の調査を実施していたことが30日、分かった。

 農業や林業に従事する生活パターンの場合、年間の追加被ばく線量は通常の被ばく限度とされる1ミリシーベルトを超える試算となったが、復興庁の担当者は「健康上、問題のない数値。線量計の配布やカウンセラーの派遣などで、可能な限り住民の不安を払拭ふっしょくしていきたい」としている。

 また調査の結果、実際の被ばく線量はこれまで同一視されてきた空間線量の3分の1程度だったとして、同担当者は「安全性に余裕があることが分かった」と強調した。

 都路地区は東京電力福島第1原発から20キロの旧警戒区域で、現在は避難指示解除準備区域。

 国が6月下旬に開いた住民説明会で、希望者に線量計を配布し被ばく線量の自己管理を提案したが、一部住民が「人体実験ではないか」などと反発。職員による事前調査の実施は、批判をかわす狙いもありそうだ。

2013年07月31日 (10:45)

がんCT画像をネットで共有 佐賀大とキヤノンが共同開発 [佐賀県]

 佐賀大は30日、コンピューター断層撮影(CT)で解析した腫瘍の画像データを複数の医療機関で共有できるインターネットシステムをキヤノンと共同開発した、と発表した。一般的にがん患者の画像は研究者や医療機関ごとに管理しているが、症例を共有し集積することで、治療法の共同研究につなげられるほか、難しい病態を複数の医師の目で同時に診断することも可能になる。9月にオランダである欧州臨床腫瘍学会で報告する。

 佐大医学部血液・呼吸器・腫瘍内科の荒金尚子診療准教授らのチームが開発した。荒金医師によると、腫瘍の画像解析は医師によって技量の差があり、多施設のデータを持ち寄る共同研究が各国で進んでいるという。

 システムは、欧州で広く採用されているフランスの会社の画像解析ソフトを活用。佐大とフランスのニース大とで、肺がんの画像をクラウド技術(インターネットを使った情報の共有化)で共有化することに成功した。今後は患者のデータで臨床試験を行い、3年をめどに実用化を目指す。荒金医師は「画像診断の均質化、臨床医の作業負担軽減にもつながる」と話す。

2013年07月30日 (15:54)

2013年がん個別化治療シンポ閉幕=WINコンソーシアム〔BW〕

【ビジネスワイヤ】がん個別化治療の推進に取り組む国際団体のWINコンソーシアムは、7月10~12日にパリで主催した2013年WINシンポジウムが400人の参加を得て閉幕したと発表した。シンポジウムではゲノミクスやプロテオミクスの新技術と新たな標的治療薬、がん個別化治療を導入するに際してのハードルなどについて議論。バイオマーカーや分子診断法などの有効性が実証され、利用傾向が拡大していることなどが指摘された。次回のWINシンポジウムは来年6月23~24日にパリで開催される予定。
【注】この記事はビジネスワイヤ提供。英語原文はwww.businesswire.comへ。(2013/07/30-11:31)

2013年07月30日 (15:25)

「デジタルマンモグラフィセミナー in 東京」が開催

GEヘルスケア・ジャパン(株),パナソニックメディカルソリューションズ(株),バルコ(株)の3社が共催で,2013年7月27日(土)に「デジタルマンモグラフィセミナー in 東京」を開催した。セミナーには,医師や診療放射線技師など医療関係者約70名が参加。8月にリリースされるデジタルマンモグラフィ専用ワークステーション「MammoBright」(ディスプレイ輸入販売元:バルコ,ビューアソフトウエア製造元:パナソニックメディカルソリューションズ,販売:GEヘルスケア・ジャパン)についての各社からの説明とともに,社会医療法人北斗 北斗病院特別顧問/乳腺・乳がんセンター長の難波 清氏による特別講演「デジタルマンモグラフィの魅力」が行われた。

MammoBrightは,マンモグラフィに特化した機能を搭載したパナソニックのDICOMビューア「Plissimo MB」と,バルコ社製5.8MPディスプレイを搭載したマンモグラフィ専用ワークステーション。マンモグラフィ診断に最適化した高速表示や自動調整,左右同期などの機能に加え,CAD表示やトモシンセシス表示への対応,また,FFDM(Full Field Digital Mammography)の国内トップシェアであるGE社製マンモグラフィシステム「Senographe」の周波数強調画像,造影画像の表示にも対応する多彩な機能を持ち,専用コントローラを用いた直感的な操作性で,読影効率の向上が図られている。Web配信にて,院内電子カルテ端末やPACS端末,タブレット端末でのマンモグラフィ画像を参照でき,院内電子化やニーズに合わせたシステム構築が可能である。さらに,マンモグラフィ検診精度管理中央委員会準拠のレポートにも対応し,シェーマ上に石灰化・腫瘤アイコンを配置するだけで,所見チェックボックスの部位や形状・辺縁などが自動でチェックされるなど,レポート入力を支援する機能を搭載している。

セミナーでは最初に,パナソニックメディカルソリューションズ(株)SI営業部の佐藤卓治氏が「PanasonicPlissimoMammoWS『MammoBright』のご紹介」として,製品の紹介とともに,マンモグラフィのフィルムレス運用のための院内ネットワークの構築やMammoWS選定のポイントについて解説した。ネットワーク構築にあたっては,デジタルマンモグラフィ画像サイズの把握と,年間検査件数を考慮した保管容量の確保,そして院内ネットワークの伝送速度の調査が必要であること,また,各種ガイドラインに準拠したワークステーションの選定や運用管理,院内システムとの連携を考慮した選定の必要性を説明した。
次に,バルコ(株)ヘルスケア事業部の中西克爾氏が「モニタの精度管理」と題し,ディスプレイについての基礎知識や一般ディスプレイと医用ディスプレイの違い,そして,医用ディスプレイの精度管理について講演した。医用ディスプレイは,一般ディスプレイに比べ,どの階調間でも同じ輝度変化で視覚上リニアな階調を表示する〔ガンマDICOM GSDF(グレイスケール標準表示関数)〕という特長を持ち,かつ,常に一定の輝度でDICOM GSDFを保証することで,画像診断の精度を担保していると述べ,ディスプレイの3種類の精度管理(受入試験,日常目視試験,不変性試験)について解説した。
続いて,GEヘルスケア・ジャパン(株)DGS部の東尾良介氏が,「マンモグラフィのデジタル化に向けて」と題して講演し,デジタル化の現状やデジタルマンモグラフィの有用性についての論文を説明するとともに,同社の間接変換方式FPDの特長や,CAD,造影マンモグラフィ「SenoBright」などの技術について紹介。トータルワークフローを考慮したデジタル化の必要性を述べた。
休憩を挟み,難波氏による特別講演「デジタルマンモグラフィの魅力」が行われた。難波氏は,「女性にとって最も理想的なヘルスケア・システムの構築」をライフワークに,世界初の乳管内視鏡の開発や,民間の乳腺専門医療機関の先駆けとも言えるブレストピアなんば病院(宮崎市)を創設するなど,長年乳腺診療に携わってきた経験を持つ。難波氏は,自身の経験も交えてマンモグラフィの発展の歴史を紹介し,マンモグラフィは乳がん死亡の減少効果が科学的に実証された唯一のモダリティであることを強調した。そして,ハードウエアとソフトウエアの両面からデジタルマンモグラフィの魅力について述べ,CESM(Contrast Enhanced Spectral Mammography)やBreast Tomosynthesis,検出・評価・診断のコンピュータ支援(CAD,CAE,CADx)などの有用性や課題について説明した。また,日本人女性に多いデンスブレストは検出や評価を困難にするとして世界的にも関心が高まっていることから,現在注目されているコンピュータ支援ソフトとして,乳腺密度を自動計算し,3Dマップとして表示する「Volpara」を取り上げ,各国で行われているVolparaの臨床試験について紹介した。そして,「Are You DENSE?」運動など,米国で行われているデンスブレストについての啓発活動を紹介し,ピンクリボン運動なども含め日本でもさらなる啓発が行われることに期待を示した。


●問い合わせ先
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
コミュニケーション本部
TEL 0120-202-021
www.gehealthcare.co.jp

パナソニック メディカルソリューションズ株式会社
TEL 06-6905-4161
http://panasonic.co.jp/hcc/phc/phcms/

バルコ株式会社
TEL 03-5762-8715
http://barcohealthcare.jp

2013年07月30日 (14:42)

「SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)」 楽天の保険 がん保険の人気商品ランキング 第1位のお知らせ

SBI損害保険株式会社
SBI損害保険株式会社(URL:http://www.sbisonpo.co.jp/ 本社:東京都港区六本木、代表取締役社長:城戸博雅、以下「SBI損保」)は、楽天インシュアランスプランニング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:並木哲也)が実施した「2013年度6月のがん保険人気商品ランキング」において第1位の評価をいただきました。

今後もSBI損保は、お客さまに満足いただけるよう、さらなるサービスの向上に向け、社員一同力をあわせて努めてまいります。

・出典元:楽天の保険(楽天インシュアランスプランニング株式会社)調べ
・対象期間:2013年6月1日~2013年6月30日
・対象範囲:楽天の保険でがん保険の資料請求数にてランキングを集計(取扱保険会社9社)
URL:http://hoken.rakuten.co.jp/cancer/ranking/

◆SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)について
URL:http://www.sbisonpo.co.jp/gan/

SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)は先進医療でも、自由診療でも、がんの治療にかかった費用をお支払いすることで、がんの治療費を実質自己負担「0円」にすることができる「実額補償」のがん保険です。(※一部例外があります)

実額補償の手厚い補償に加えて、がんと診断されたときには一時金として100万円をお支払いいたしますので、がんの治療費以外にかかってくる費用(入院時の差額ベッド代や通院時の交通費等)への資金としてもご活用いただけます。

また、インターネットを活用し業務を徹底的に効率化し、削減したコストを保険料に還元することで割安な保険料を実現しています。例えば、30歳男性なら保険料は970円(月払 保険期間5年間 がん診断保険金額100万円)。

◆SBI損保について
URL:http://www.sbisonpo.co.jp/

SBI損保は、「より多くのお客さまの生活に、より大きな安心をお届けするために」という理念のもと、インターネットを最大限活用し、お客さまによりわかりやすく、より利便性の高い損害保険サービスの提供に努めるとともに、お客さまにとって身近で信頼される損害保険会社を目指します。

<本件に関するお問い合せ先>
SBI損保 マーケティング部
TEL:03-6229-0060

2013年07月30日 (14:16)

悩み 苦しみ共有 小児がん克服の7人

【南風原】小児がんを克服した人らの交流会(県地域統括相談支援センター主催)が21日、南風原町の県医師会館であった。小児がん経験者が大人になる過程で経験した悩みや苦しみを共有するために開催。5月の第1回会合に続いて2度目。7人が集まり、入院時の状況や病気で苦しかったことを語り合ったほか、交流会の名称を今後「Ti―daわらばーむ」と改め、定期的に開催することを確認した。
 小児がんは、生まれた時から15歳までにみられる悪性腫瘍(しゅよう)の総称を指す。参加者は闘病体験や病気を乗り越えたことで得た前向きな姿勢も語り合った。
 志堅原絵里香さん(26)は病気で髪が大量に抜けた過去を振り返った。「髪が少なかったので帽子をかぶって高校の進学説明会に行ったら、学校の先生から『失礼だから(帽子を)取りなさい』と言われた。入りたかった高校だったが断念した」とつらい経験を語った。
 急性リンパ性白血病がんが発症し、中学生の時に約1年間入院した新里椋さん(20)は「入院生活で、みんなができない経験をした。入院していなかったら今の自分はない」と力を込めた。
 手登根美香さん(29)は大病を経験して「みんなに感謝して生きようと思うようになった。周囲に『もっと人生を大切にして頑張ってよ』と言えるようになった」と病気を乗り越えて得た前向きな姿勢を披露した。
 次回会合は9月に開催予定。問い合わせは同センター(電話)098(942)3407。

2013年07月30日 (13:48)

全女などで人気のリングアナ、今井良晴さん胃がんで死去

 全日本女子プロレスのリングアナウンサーとして人気を集め、近年は大日本で活躍した今井良晴(いまい・ながはる)さんが29日午後6時、都内の病院で胃がんのため死去した。53歳だった。

 今井さんは、半年ほど前から闘病していたが、最後となった6月30日の大日本・後楽園ホール大会まで、選手のコールを続けた。故村山実投手を尊敬する熱烈な阪神ファンとしても知られ、7月13日まで自身のツイッターでチームを気にする投稿をしていた。葬儀、告別式は遺族の意向で密葬で執り行われる。

2013年07月30日 (12:34)

T細胞の働き強化 免疫力で対抗する

肺がんの抗がん剤治療に、がんをピンポイントで攻撃する分子標的薬が加わり、薬の選択肢が広がりつつある。さらに、作用の違う別の薬の登場も見込まれている。がんを倒す免疫細胞の働きを強化する“抗体薬”だ。帝京大学医学部附属・腫瘍内科の江口研二教授が説明する。

          ◇ 

 「非細胞肺がんの治療薬として、米国などで新たな免疫療法として非常に注目されているのが“抗PD-1抗体薬”と“抗PD-L1抗体薬”の2種類です。国内でも治験中で、一般に使用できるようになるには、まだ時間がかかります」

 従来の抗がん剤のように、がん細胞を直接攻撃するのではない。がん細胞を攻撃する免疫細胞の働きを強化する薬だ。

 「免疫細胞のT細胞上には、自ら細胞死を起こす機能を持つ“PD-1受容体”というもの(突起状の鍵)がある。がん細胞は、そのPD-1と結合する受け口(鍵穴)を発現させ、T細胞を自死に追い込み、免疫の攻撃から逃れているのです」

 抗PD-1抗体薬はT細胞の受容体に、抗PD-L1抗体薬はがん細胞の方の受け口に、それぞれ結合する作用がある。どちらか一方を抗体薬でカバーしてしまい、T細胞の本来の攻撃力(免疫力)でがん細胞をやっつけるという戦法になる。

 「米国臨床腫瘍学会で発表された抗PD-1抗体薬の非小細胞肺がんに対する有効率は18%。別の研究者が行った抗PD-L1抗体薬の試験では、非小細胞肺がんに対する有効率は10%です。他の抗体薬との併用で、極めて高い有効率が報告されています」

 しかし、抗体薬も副作用がないわけではない。抗PD-1抗体薬では、14%に重篤な毒性作用が確認され、少数だが肺炎の死亡も報告されている。

 「有効性からみたら有害事象は許容範囲とされています。考えられるのは免疫の亢進による副作用で、アレルギー反応などが強く出る可能性があります。支持療法(副作用の治療)で対処することになるでしょう」

 この抗体薬の作用は、免疫力を強化してがん細胞を倒すことから“免疫療法のひとつ”とされている。しかし、その分類に対し、江口教授は忠告する。

 「ひと言で免疫療法といっても、さまざまな療法が一緒くたにされています。ただ免疫細胞を増やして体内に戻す細胞療法のようなものは、きちんとした比較試験もなく、まったくの実験段階です。一方、世界的に認められている抗体薬による免疫療法は作用機序がはっきり分かっています。同じ免疫療法と称される中でも大きな違いがあることを、十分認識してもらいたいと思います」 (新井貴)

2013年07月30日 (12:08)

副作用なし!がんを直撃する"トロイの木馬"

昔々、ギリシャとトロイは10年にわたる戦争をしていました。戦況が膠着状態にある中、ギリシャ勢はオデュッセウスの発案で巨大な木馬を造り、トロイに残しました。トロイの人々は木馬を町に引き入れ、戦争に勝ったと思い込んで油断。その夜、彼らが寝静まると、木馬の中からギリシャ兵がわっと出てきて総攻撃を始め、トロイは1日で陥落しました。

以上はギリシャ神話の「トロイの木馬」のあらすじである。21世紀の現実世界において、人類に立ちはだかるのはトロイではなくて病気。中でも罹患率が高く、命を奪ってしまうことも多いがんは難敵だ。

現代のオデュッセウス、東京大学大学院工学系研究科・医学系研究科の片岡一則教授は、難敵のがんに立ち向かう「ナノスケールのトロイの木馬」を開発した。それが抗がん剤を入れて使う、粒径10万分の3ミリメートルというウイルスサイズの極小カプセル。その名も「高分子ミセル」だ。難治性のがんに効果があり、抗がん剤の欠点も克服できる治療法として、世界的な注目を集めている。

「僕が高校生のときに、医者が小さくなって宇宙艇のようなものに乗り、体の中に入ってがんや脳腫瘍を治療する『ミクロの決死圏』というSF映画がありました。でも、これは人を小さくしているという点で古い。われわれの高分子ミセルは、最近の無人戦闘機同様、リモートコントロールで敵を撃破するから、もっと進んでいるのです(笑)」

片岡教授は少年のようにわくわくした口調で語る。それもそのはず、片岡少年があこがれた『ミクロの決死圏』の具現化であり進化形の極小カプセルは、患者の体の中でがん細胞にまっすぐ到達し、撃破するミッションに次々と成功している。

難治のすい臓がんで、生存期間3倍の例も

5年生存率が10%以下で「難治がんの中の難治がん」として知られるすい臓がん。早期発見が難しく、発見時にはすでに転移し、手術ができないことが多い。できたとしても、すい臓は脂肪組織のような外見で境界があいまいなため、手術には困難が伴う。そのため、抗がん剤を用いた化学療法が中心となるが、通常の投与では抗がん剤が血中に拡散してしまううえ、すい臓がんは繊維組織が多いため、頼みの綱の薬が届きにくいのが現状だ。

ところが、高分子ミセルに抗がん剤を詰めて患者に静脈注射し、がん細胞に送り届けると、効き目は劇的。通常の抗がん剤治療では3カ月程度だった生存期間が、1年以上に大幅に延長される例が出ている。
しかも、副作用も現れない。すい臓がんの臨床試験で使っている白金製剤のシスプラチンはがん治療に広く使われているが、腎毒性が非常に強く、通常なら患者は入院して、水を1日3リットルも摂取させられる生活に耐えなければならない。しかし、高分子ミセルを使った患者は水を摂取する必要も入院も必要ない。闘病中も、患者はQOL(生活の質)をほとんど下げずに済むのである。

すい臓がんをはじめとするさまざまながんへの高分子ミセルを使った治療は、大学発の研究としては珍しく、実用化に向けて着実に歩を進めている。臨床試験には、少数の健常者を対象とする第Ⅰ相から、製薬会社主導で50億~100億円をかけ、500人規模の患者を対象に効果を調べる第Ⅲ相まで3段階ある。


”トロイの木馬”こと高分子ミセルが、がん細胞に攻め入っているのが、この画面の映像だ

第Ⅲ相に入れるかどうかが実用化に向けての大きな山場となるが、片岡教授の研究は着々とそこに近づいている。

例えばパクリタキセルという抗がん剤を使った再発乳がんのミセル治療は、昨年8月に第Ⅲ相に入っている。シスプラチンを使ったすい臓がんのミセル治療も、この7月に第Ⅲ相に入った。SN-38という抗がん剤を使い、大腸がんを対象にしたものが第Ⅱ相、そのほか抗がん剤のダハプラチン、エピルビシンを内包したミセルによる治療が第Ⅰ相。片岡教授の下、全部で5種類もの臨床試験が進行中だ。

片岡教授がこれほど臨床応用に積極的なのは、若手研究者時代の医師の一言が背景にある。

「(工学博士号を取って助手として就職した)東京女子医科大学の日本心臓血圧研究所で基礎研究をしていた僕は、『10年先にこういうことができればいいでしょう』と無責任に思っていました。すると、隣の心臓外科医に怒られる。『明日患者が死ぬかもしれないのに!』と。

これはなかなか新鮮な問題提起でした。心臓外科医に言われた瞬間、いつまで経っても5年先、10年先と出口を先送りにしていては、目標が蜃気楼になってしまうと悟り、臨床に使われるようにするにはどうしたらいいかを、もっと真剣に考えるようになりました」

なぜ、副作用が起きないのか

高分子ミセルはどうして難治性のがんにも効果があり、副作用も起きないのか。それは、高分子ミセルが優れた薬の運び屋で、抗がん剤をがん組織にのみ高濃度で届け、正常細胞にはまったく影響を与えないからである。

高分子ミセルが血液に乗って体内を巡るとき、正常細胞の組織はそのまま通過する。一方、がん組織では毛細血管の壁がスカスカになっており、高分子ミセルが隙間からがん細胞に侵入。ミセルはがん細胞内ではじけ、抗がん剤を集中投下する。この方法だと通常投与の10倍もの抗がん剤ががん細胞に集積するため、効き目が強力だ。
抗がん剤の毒性による副作用が起きないのは、高分子ミセルががん細胞だけを狙い撃ちするから。高分子ミセルに包まない従来の方法では、がん細胞も正常細胞も無差別攻撃していたため、嘔吐や脱毛などの激しい副作用が起きていた。

また、「薬剤耐性」といって、抗がん剤を何度も使うとがん細胞が解毒タンパク質を作り、薬が効かなくなってしまうという問題がある。片岡教授の言葉を借りれば、「兵隊(抗がん剤)がワーッと押し寄せても、入ってくるそばからみんな殺されてしまう。だから王様のいる本丸(がん細胞の核)はまったく平気」という状況だ。核を攻撃できないかぎり、がん細胞は殺せない。

しかし、高分子ミセルは「トロイの木馬」。がん細胞に入った後、「本丸の近くまで木馬で近づく。酸性度が高い本丸の周辺で木馬の扉がバッと開き、兵隊が城の天守閣になだれ込む」という巧妙な仕組みで、がん細胞を討伐する。

片岡教授は、高分子ミセルを使った脳腫瘍の治療法も研究している。脳の血管には、アミノ酸を特定の配列でつなげた分子バーコードがないと入れないのだが、そのバーコードを高分子ミセルにつけて、腫瘍の中に侵入させる。小児マヒのウイルスが血管から脳に入れる仕組みにヒントを得たものだ。

さらには、タンパク質合成の元になるメッセンジャーRNAを高分子ミセルに運ばせて脳などに送り届け、将来的にはアルツハイマー病の治療や再生医療への応用を目指している。「今、がんはだんだん治せるようになってきているのです。アルツハイマー病の治療はネクストゴールです」

キワモノ扱い……でもいい予感がする!

卒業研究で有機合成化学、大学院の修士課程で重合反応機構(高分子ができていくときの反応機構)と伝統的なテーマを研究してきた片岡教授が、工学と医学の融合領域に出会ったのは博士課程に進むとき。

「僕が自分で決めたんじゃなくて、指導教員に勧められました。重合反応機構で世界最高峰だった先生が、『バイオマテリアル(医用高分子)をやりなさい』と言ったんです。てっきり重合反応機構をやることになるだろうと思っていたので、びっくりしました。

『重合反応機構をやっていても、もちろん博士号は取れます。ただこの分野はもう出来上がってきている。あなたの才能を伸ばすには、まだよくわかっていない分野でやったほうがきっと将来いいよ』と。
面白いこともありました。重合の分野では先生が世界一でかなわないので、結果報告をするとだいたい「これはこうで」と説明されてしまうのです。ところが、バイオマテリアルの分野だと、僕のやっていることがわからないから、先生が僕に質問する。それが楽しくて(笑)」

船出したはいいものの、今から三十数年前に博士課程で研究を始めた当時、バイオマテリアルはキワモノ扱いだった。


片岡 一則(かたおか・かずのり)

東京大学大学院工学系研究科/医学系研究科 教授。1950年生まれ。東京大学工学部合成化学科卒業。東京大学大学院工学系研究科合成化学専攻博士課程修了(工学博士)。東京女子医科大学助手、助教授、東京理科大学教授を経て、98年より東京大学大学院工学系研究科教授、2004年より東京大学大学院医学系研究科教授を併任。専門はナノバイオマテリアル、特に薬物・遺伝子デリバリー用材料。フンボルト賞(12年)、江崎玲於奈賞(同)など受賞多数。

「君も大変だねえ。こんなわけのわからないことをやらされて」

出会う先生にやたらと同情され、さすがの片岡教授も少し不安になったが、「このやろう」と自分を鼓舞し続けた。

博士課程では抗血栓材料の開発をしながら、体内への薬物送達システムの研究会にも参加。片岡教授が高分子ミセルを開発する以前、薬物送達システムは脂質の粒子(リポソーム)を使うものが中心だった。片岡教授は「脂質粒子では異物として認識されて、血液凝固が起きてしまうのではないか」などの疑問を抱いたが、誰も答えてくれなかった。

「いい予感がする。まだわからないことがたくさんある。これは宝の山じゃないか!」

そう思った片岡教授は、1980年代半ばに抗血栓材料から高分子ミセルの研究に方向転換。そして、まず頭に浮かんだがんを研究対象に選んだ。ほとんど未開拓の分野だっただけあって、相変わらず周囲の先生は「君のやっていることはよくわからない」と距離を置いていたが、「でも何かきっといいことがあるんだろうね」と、研究を止めはしなかった。

高分子ミセルの研究が初めて評価されたのは、1989年、米国の学会で海外の研究者にお披露目したときのこと。日本でずっと無視されていたのとは対照的に、そこでは外国人がみんな面白がってくれた。今の飛躍につながる世界デビューの瞬間だった。

高分子ミセルで病気の治療をするという画期的な発想は、医学と材料工学の融合があってこそ生まれたもの。医学と工学――この組み合わせにどこかで聞き覚えがないだろうか。実は、片岡教授は連載第1回にご登場いただいた東京女子医科大学の岡野光夫教授(細胞シートの開発者)と、大学院生時代からの研究仲間だ。
お2人とも場所は違えど、医工連携の風土の中でのびのびと研究し、医療を変えるイノベーションを生み出してきたという共通点がある。そして、“神の手”に頼らず、多くの患者を救う治療法を生み出そうとしていることも。

”プリウス”なら、いつでも、どこでも、誰にでも

片岡教授いわく、再生医療やバイオ医薬といった「フェラーリ」のような最先端医療に対し、高分子ミセルはエコカーの「プリウス」。治療効果も経済合理性も高い、「いつでも、どこでも、誰にでも」使える均質な医療だ。片岡教授はこれを「スマートヘルスケア」と呼び、普及に向けた取り組みを続けている。臨床試験の推進もそのひとつだ。

一方、純粋な探究者としての片岡教授が目指すもの――それは、がんなどの病気の治療にとどまらず、その先にも広がっている。

「もちろん薬でがんなどを治すのは重要です。だけどそれだけじゃなくて、高分子ミセルを体に入れることによって、体の中で起きている不思議な現象を見つけることができる。予期せぬ発見から、今までわからなかった生物の仕組みがわかっていく可能性がある。

僕が提案していて、将来こういう分野ができたらいいなと思っているのが『ナノ生理学』。生理学ってなんだか古臭い学問だと思うでしょ。それに対して分子生物学はかっこいいじゃない。でも、分子生物学では生物の中で何が起きているかわからない。最近、特殊な顕微鏡などを使って、生きた生物の体の中で何が起きているかを解析できるようになったので、再び生理学という学問が脚光を浴びる可能性もあります。

基礎研究を応用につなげるという考え方がありますが、科学の歴史はこの仮説が間違っていることが多いと示している。熱力学ができる前に蒸気機関車は走っているんですよ。生物学はみんなそう。医学でもそう。圧倒的に、応用研究から基礎が生まれることが多いのです」

自ら設計したナノスケールのトロイの木馬に乗って、片岡教授は生物の不思議に出会うための旅を続けている。

2013年07月30日 (10:19)

台湾 ビンロウ愛用者減少 発がん性受けた政府の対策に効果

台湾で、伝統的な嗜好(しこう)品として人気のヤシ科の植物「ビンロウ」の愛用者が減ってきている。ビンロウは発がん性が指摘されており、愛用者削減に向けた政府の取り組みの効果がじわりと見え始めてきたようだ。

 「かみ始めて、もう40年近いね」。北部新北市のタクシー運転手、林樹生さんは袋から取り出した長さ約2センチのビンロウの粒を頬張り、運転席で絶えずあごを動かしていた。かむと軽い刺激や興奮が得られ、「眠くならない」としてトラックやタクシーの運転手に愛用者が多いという。

 かみ続けると血のように真っ赤になった唾液が口の中を満たしてくるが、飲み込むと胃を痛めるので、残った繊維と一緒にたびたび吐き出す。

 路上への吐き捨ては最高6000台湾元(約2万円)の罰金を科されるため、林さんは車内に用意したプラスチックコップに捨てるようにしている。
2003年に国際がん研究機関(IARC)がビンロウの実に「発がん性がある」と警告したのと前後して、台湾当局は対策を本格化。ビンロウの生産地でコーヒーなどへの転作を促すとともに、教育現場や公共交通機関などで健康への害を訴え続けた。

 その結果、11年のビンロウ生産量は03年に比べて約20%減少。成人男性の愛用者の比率も、07年の17%から12年は10%に低下した。

 一方で、台湾男性の口腔(こうくう)がんは新規患者が年5000人を超え、ここ10年は上昇傾向にある。がんによる死亡原因でも口腔がんは4番目に多く、いずれもビンロウが主要因とみられている。

 それでも林さんは「がんは怖いけどやめられない。ビンロウ味のガムでもつくってほしいね」と言って屈託なく笑った。(台北 共同)

2013年07月30日 (09:06)

がん治療の最前線学ぶ 札幌で医療セミナー、専門医ら11人講演

完治が困難な、膵臓(すいぞう)、肺、卵巣のがんをテーマにした医療セミナーが27日、札幌市中央区の「かでる2・7」で開かれた。道内の専門医ら11人が講演し、患者とその家族ら約200人が最新の治療法などを学んだ。

 基調講演では、国立病院機構北海道がんセンターの西尾正道・名誉院長が、治療法によって副作用が異なることなどを踏まえ、「医師と患者が人生観や死生観を共有した上で、治療に当たることが必要だ」と強調。続いて、がんの部位ごとに三つの分科会に分かれ、専門医らが講演した。

 膵臓がんの分科会では、北大病院の平野聡教授が「外科手術に抗がん剤や放射線を組み合わせた治療法の研究が進んでいる」と報告。KKR札幌医療センター斗南病院の辻靖化学療法センター長は「膵臓がんへの効果が期待できる新たな抗がん剤が年内にも日本で保険適用となる見通しだ」と説明した。

 セミナーは、がん患者団体などでつくる実行委員会の主催。会場では、がん患者向けのマッサージやメークの体験コーナーも設けられ、参加者の関心を集めていた。(水野富仁)

2013年07月29日 (15:50)

ネットで人間ドックやがん検診を予約 キューアンドエー

 キューアンドエー(東京都渋谷区)のグループ企業で、インターネットを使って生活支援情報サービスを提供するネットライフパートナー(同)は、ネットで全国の医療施設が実施している人間ドックやがん検診を予約できるネットサービス「からだグッド!」(www.karadagood.com)を開始した。

 これに伴い、NTTレゾナントと共同運営している「goo ヘルスケア 人間ドック予約」は「からだグッド!」と連携しながらサービスを行っていく。

 医療施設の名称や検査コースをフリーワード、コース内容、金額などから検索できるようにした。

2013年07月29日 (13:49)

安部公房、隠し通した「がん闘病」 山口果林さん、手記で語る

ノーベル文学賞候補に名が挙がった現代文学を代表する作家・安部公房(1924~93)が、87年に前立腺がんを告知され、その後も公表しないまま闘病生活を送っていたと、俳優の山口果林さん(66)が手記の中で明らかにした。山口さんは、安部の死去まで約20年間、交際していたという。
 安部は93年1月に急性心不全で死去したとされる。がん闘病については、死後刊行の全集や年譜にも記載がない。
 手記によると、87年11月の検査入院でがんが判明。すでに頭蓋骨(ずがいこつ)、大腿骨(だいたいこつ)に転移しており、余命は「年単位」と言われたという。ホルモン剤投与のほか88年に睾丸(こうがん)摘出手術、91年に放射線をあてる治療も受けた。
 安部はがんを世間に知られることを極端に嫌がり、作家の間でうわさになっていると知ると、情報の発信源と推定した文壇関係者を激しく電話で詰問したという。
 医学部出身の安部は自身のがんも冷静に観察していた。人間の立体型の骨格標本に自身のがんに侵された場所に印をつけ、「十二時間近く苦痛が持続した」などと病状日誌もつけた。
 山口さんの手元にある、安部がワープロ打ちした日記のコピーには「しかし最大の問題は、前立腺の悪性腫瘍(しゅよう)を宣告されたことだろう」とある。日記は全集に収録されたが、この一文は入っていない。
 山口さんは朝日新聞の取材に「安部さんは弱みを見せるのが嫌だったのかもしれない。『つらい』とは私にもいわなかった。がんとの闘いで体力を奪われながらも、情緒ではなく考察の対象として、笑いを交えて死を語ろうとしていた。ベッドからむくっと起き上がってワープロに向かうなど、書きかけの評論や小説を完成させようと必死だった」と話す。
 安部文学の専門家、鳥羽耕史・早大教授は「前立腺がんとの闘病の事実は、作家の死後も慎重に伏せられてきた可能性がある。安部をよく知る山口氏の証言は信頼性も高く、晩年の安部作品に漂う奇妙な明るさや死の影を読み解く貴重な手がかりになるだろう」と話している。
 手記は「安部公房とわたし」という題で、講談社から今月30日に刊行される。

2013年07月29日 (12:18)

富士山臨時支局・2013夏:小児がん患者兄弟らが登山挑戦 歩き方など指導受け順調に /山梨

小児がん患者の兄弟姉妹が交流を図る「富士山再生キャンペーン 富士山にアタック」(毎日新聞社、公益財団法人がんの子どもを守る会主催)。子供たちにとっては青木ケ原樹海の散策や富士登山などのイベントを通じ、同じ境遇の仲間に出会える貴重な機会となっている。28日にあった富士登山に同行した。

 13回目の今回は、子供ら12人に医師などのボランティアスタッフ19人が同行。山頂と7〜8合目を目指すグループに分かれて挑戦し、山岳ガイドから徹夜で登る「弾丸登山」の解説や、登山道の歩き方などの指導を受けながら歩を進めた。登頂コースは本8合目の山小屋「本八合目トモエ館」(標高3400メートル)付近まで、7〜8合目コースは7合目の山小屋「日の出館」(同2720メートル)までたどり着いた。

 南アルプス市の大学1年、高遠愛さん(18)は小学3年の時に2歳上の兄(故人)と初めて参加して以来、毎年登っている。「気が置けない仲間に会える。同じ境遇にある人は一度足を運んでみてほしい」と話す。東京都板橋区の小学6年、酒井直哉君(12)は「富士山は登ると大変だけど、年に一度はみんなと登りたいと思える場所」と笑顔で話していた。

 7〜8合目コースに参加した東京都江東区の小学4年、村田涼華さん(9)はほかの登山客に「いってらっしゃい」などと声を掛けながら登山。元気よく「来年は登頂したい」と話していた。

2013年07月29日 (11:45)

がん経験者7人、富士登頂果たす 県患者会10周年

県東部を中心にがん患者や家族、支援者でつくる「県がん患者会・一歩一歩の会」が企画した富士登山に参加したがん経験者7人全員が28日、登頂を果たした。創立10周年を記念した富士登山で、今年は海抜0メートルから山頂まで、かつて修験者がたどった村山古道を6回に分けてリレーでつないできた。念願の山頂に立ち、喜びを分かち合った。
 「自分のペースを大切にし、前に横に後ろに支えてくれる手がある」と同会の登山に信頼を置く富士市の理美容師秋山万里子さん(56)は、4回目の富士登山。乳がん、子宮頸(けい)がんの手術から13年目となる今春は体調不良が続いたが、「自宅近くを通る村山古道なら、ぜひ登りたい」と挑戦を決めた。
 27日、がん経験者や支援者、家族ら45人が富士宮新5合目を出発、御殿場ルートに移動し、宿泊先の山室でご来光を拝んだ後、山頂を目指した。28日午前8時ごろ、山頂にたどり着いた秋山さんは、仲間と抱き合い、「前を向いて歩けた。世界遺産の富士山からがん克服の大きなパワーをもらえた」と感激の言葉を口にした。
 5年前に大腸がんを患い、同会の富士登山に初参加した富士宮市の自営業中村一雄さん(61)は「がんになった人も富士登山ができると伝えたい」と語る。参加者の中には、亡くなった父親の思いを継いで参加した高校生や初めて家族4人で参加した患者もいる。京都のがん患者も加わった。「いろんな思いや経験がある人が多い中で、素の自分でいられた」と振り返った。
 今回は、亡くなった仲間への追悼や登山の応援メッセージを記した紙袋16個を登山道沿いの山室の周辺に飾り、発光ダイオード(LED)ライトで幻想的に照らした。がん患者や支援者らが一昼夜にわたって歩く全国的なチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ」に賛同した試みで、大橋勝彦代表(54)は「富士登山ができなかった人の思いも届けることができた」と話した。

2013年07月29日 (11:39)

日本郵政・アフラック提携強化-がん保険で巨大販売網、“民業圧迫”業界警戒

業務提携を強化する日本郵政と米保険大手のアメリカンファミリー生命保険―。日本郵政はアフラックのがん保険を販売する郵便局数を1000から2万に拡大し、アフラックは日本郵政向けがん保険を開発する。両社の企業価値を向上できる「ウィン・ウィンの関係」(チャールズ・レイクアフラック日本代表)と強調するが、巨大な郵便局ネットワークを一民間企業が活用することに「やりすぎだ」(同業他社)との声もあがる。(栗下直也、湯原美登里)


会見後に握手する西室泰三日本郵政社長(右端)とアフラック首脳
 アフラックは、政府が出資する日本郵政の保険事業について、公平な競争を妨げると指摘してきた。その日本郵政のネットワークを活用することに、レイク氏は「今回の提携が対等な競争条件を実現している具体事例だ」と主張する。

 日本郵政の西室泰三社長も「郵便局ネットワークが広範囲で収益を得られ、存続するのに必要な手段を講じた。(民間企業に)迷惑を掛けるつもりはない」と否定する。


2013年07月29日 (10:59)

武田薬、抗がん剤候補の国際共同第3相試験で全生存期間延長できず

武田薬品工業の抗がん剤候補「TAK700」(一般名オルテロネル)が国際共同第3相試験で全生存期間(OS)を延長できなかった。化学療法後の患者で、同剤とステロイドの投与群とステロイドとプラセボ(偽薬)の投与群を比較した。OSでは有意な改善はなかったが、治療によって縮小したがんが再び大きくなるまでの無増悪生存期間(PFS)は延長した。今回は中間解析結果の速報で、解析完了後に治療薬としての安全性や有効性を判断する。化学療法前の前立腺がん患者で進めている国際共同第3相試験への影響はないとしている。同剤は前立腺がんの一次治療薬として臨床試験を進め、大型化が期待されていた。


2013年07月29日 (10:38)

武田薬品 開発中の前立腺がん用薬orteronel P3中間解析で主要評価項目未達

武田薬品は7月26日、前立腺がんで開発中の非ステロイド系アンドロゲン合成阻害薬orteronel(開発コード:TAK-700)について、日本を含む国際共同フェーズ3(P3)試験の中間解析の結果、主要評価項目の全生存期間で有意な改善が認められなかったと発表した。独立データモニタリング委員会の推奨に基づき、盲検解除した。同社は、中間解析結果について今後精査する。



Orteronelは同社の自社創製品。今回報告された国際共同P3試験(ELM-PC5試験)は、化学療法実施中または実施後に進行した転移性・去勢抵抗性前立腺がん患者を対象としたもので、プレドニゾン併用下でプラセボ群とorteronel群を比較した。その結果、orteronel群の全生存期間は、プラセボ群に比べてハザード比が0.894と有意差がなかった(P=0.226)。しかし、副次評価項目である画像上での無増悪生存期間については、ハザード比が0.755と有意に改善(P=0.00029)した。安全性について懸念される点はなかったという。中間解析の詳細は今後発表する予定。



同社のOncology Therapeutic Area UnitのMichael Vasconcelles氏は、全生存期間の改善が確認されなかったことについて「残念に思う」とコメントし、「今後も引き続き、前立腺がんを含むがん患者さんに革新的な治療オプションを提供することに注力していく」と述べた。



orteronelは今回明らかになったELM-PC5試験とは別に、化学療法を受けていない転移性・去勢患者を対象とした国際共同P3試験(ELM-PC4試験)が進行中で、来年9月の終了を予定している。同社は、今回のELM-PC5試験に関する独立データモニタリング委員会の決定が、「ELM-PC4試験及びその他の臨床試験には影響を与えないものと考えている」としている。



なお、アンドロゲンを標的として開発中の前立腺がんの経口治療薬としては、アステラス製薬のアンドロゲン受容体拮抗薬(エンザルタミド)が国内申請中となっている。

2013年07月26日 (16:39)

大気汚染は肺がんの原因の1つとなる - 岡山大が対策の必要性を提言

岡山大学は7月25日、欧州のの研究者らが欧州地域で行った大気汚染と肺がんに関する大規模研究の成果を、英国の「Lancet Oncology」に7月9日付で発表したことを受け、同誌に同大大学院環境生命科学研究科の頼藤貴志准教授らの共同研究グループが招待コメンタリーを発表したことを明らかにした。同コメンタリーでは、研究の意義、肺がんの要因として大気汚染を加えるべきという提言、大気汚染の公衆衛生上の意義、今後の展望などを議論しているという。

大気汚染物質、特に近年、PM2.5(微小粒子状物質)などの液状・ガス状成分からなる混合粒子である「粒子状物質」による健康への影響に注目が集まるようになっている。国内では主にSPM(浮遊粒子状物質)やPM2.5(空気力学径2.5μm以下の粒子状物質)として測定されており、頼藤准教授らの研究グループも、これまでの研究から、大気汚染のガイドラインを設置し遵守した場合、大気の汚染改善により東京都だけでも年間どれ程度の余剰死亡が防げるかの推測などを行ってきたほか、大気汚染に慢性的にさらされることで、肺がんや脳梗塞など循環器系疾患が増加すること、早産が増加することなどを報告している。

今回の欧州の研究グループが行った欧州17地域で行った研究からは、大気汚染と肺がんの関連が示されたほか、WHO(世界保健機構)が掲げる基準値(PM2.5 10μg/m3。日本の基準値はそれよりも高い15μg/m3)よりも低濃度でも影響が見られることが示されており、そうした結果を受けて、頼藤准教授らは、肺がんの原因の1つとして、現在の濃度レベルでも大気汚染を加えるべきと提言することにしたという。




欧州17地域で行われた大気汚染と肺がんに関する大規模実験の概要


WHOの推測では、年間120万人が大気汚染が原因でなくなっており、肺がんによる死亡の8%が大気汚染により引き起こされているとされており、頼藤准教授らは、現在の大気汚染レベルであっても、改善を進めることで、公衆衛生の向上が期待できるようになるとコメントしており、国内での大気汚染濃度の減少と、それにつながる政策が必要であるとしている。

2013年07月26日 (15:29)

背が高い女性はがん発症リスク高い、米研究

【7月26日 AFP】背が高い女性は低い女性に比べてさまざまな種類のがんを発症するリスクが高いとする研究結果が25日、米がん学会(American Association for Cancer Research、AACR)の学会誌「Cancer Epidemiology, Biomarkers and Prevention(がんの疫学・生体指標・予防)」に発表された。

 研究では、50~79歳の閉経後の女性14万5000人近くを対象に調査を実施。その結果、身長が10センチ高くなるごとに、がん発症リスクが13%上昇することがわかったという。

 米イェシーバー大学(Yeshiva University)傘下のアルバート・アインシュタイン医科大(Albert Einstein College of Medicine)の疫学者で、論文の主著者であるジェフリー・カバット(Geoffrey Kabat)氏は、「がんは根本的に、成長に関連する過程の中で生じるもの。身長に影響するホルモンなどの成長因子が、がんのリスクにも影響を与える可能性があっても不思議はない」と話す。

 研究チームは、調査開始時点ではがんに侵されていなかった女性らを12年間にわたり追跡調査した。結果、乳がん、結腸がん、子宮体がん、腎臓がん、卵巣がん、直腸がん、甲状腺がん、および多発性骨髄腫や黒色腫にかかる可能性と身長との間に相関関係があることを発見した。

 身長が関係する可能性は、がんの形成に影響するとみられる年齢、体重、学歴、喫煙習慣、飲酒量、ホルモン療法などの他の誘発因子を考慮しても、なお高いという。

 カバット氏は、「身長に関係するとみられるがんの種類が多いことに驚いた。今回の調査によって、体格指数(BMI)よりも身長に関係するがんの種類が多いことが明らかになった」と語った。(c)AFP

2013年07月26日 (14:05)

大豆たんぱくサプリでは、前立腺がん再発リスク下がらず

立腺がんの切除手術を受けた再発リスクが高い男性に、イソフラボンが豊富な大豆たんぱくのサプリメントを投与しても、再発リスクが下がらないという論文が、米国医師会雑誌に7月10日公表された。
前立腺がんは欧米に多く、日本などのアジアでは少ない。アジアでは、イソフラボンが豊富な豆腐や味噌などの大豆製品が多く食べられているため、そのことが前立腺がんが少ない一因ではないかと考えられてきた。
今回の臨床試験は、米国7施設で行なわれた。前立腺がんの切除手術を受け、再発のリスクが高い男性177人(平均年齢約61歳)を、くじびきと同様の方法で以下の2群に分けた。
大豆たんぱく20g、イソフラボン41mgを含むサプリメントを投与するグループ(87人)
牛乳たんぱくを含む偽薬のサプリメントを投与するグループ(90人)
どちらのサプリメントも粉末状で、甘いイチゴ味がつけられ、水に溶かして1日1回飲んでもらった。サプリメントの投与は2年間の予定で行なわれた。
血液検査で、前立腺特異抗原(PSA)の血中濃度を定期的に測定した。PSA値は、前立腺がんがあると高くなる。2回の検査で、PSA血中濃度が0.07ng/ml以上の場合に、再発ありと判定した。
再発が45例生じた時点で、あらかじめ予定していたデータの中間解析を行なった。その結果、再発率は、大豆たんぱくサプリ群が27.2%、偽薬サプリ群が29.5%で、大豆たんぱくサプリによる再発率の低下はなかった。このため、臨床試験は早期に中止された。
有害作用については、大豆たんぱくサプリ群が偽薬サプリ群より多くはならなかった。



著者らによると、前立腺がん患者に大豆たんぱくやイソフラボンのサプリを投与して、「再発」じたいへの影響を調べた臨床試験は、今回がはじめてという。
ちなみに今回の臨床試験では、前立腺がんになった後に、2年間大豆たんぱくサプリを投与している。そのため、前立腺がんになる前の若年期から、長期間大豆製品を多く食べた場合に、前立腺がんの発症リスクが下がることまでは否定できない。そのことを、著者らは研究の限界の一つとして挙げている。
著者らによると、米国の前立腺がん体験者の約半数(調査により48~55%)が、大豆成分を含むサプリを使っているという。今回の臨床試験が行なわれた背景には、こうした事情がある。
日本のがん体験者が多く使うサプリや健康食品についても、今回のようなしっかりした臨床試験を行ない、有効性や安全性を確認することが大切だろう。

坪野吉孝 (つぼの・よしたか)

1962年、東京都生まれ。東北大学医学部卒。国立がんセンター研究所、ハーバード大学公衆衛生大学院、東北大学大学院教授(法学研究科、医学系研究科)を経て、現在、山形さくら町病院精神科、早稲田大学大学院客員教授(政治学研究科ジャーナリズムコース)。主な著書に「検証!がんと健康食品」(河出書房新社)、「食べ物とがん予防―健康情報をどう読むか」(文春新書)、「『がん』になってからの運動と食事」(法研)など。ツイッター(@ytsubono)でも情報を発信しています。

2013年07月26日 (13:57)

東芝、マレーシアに重粒子線がん治療装置輸出へ

東芝は25日、マレーシアの1マレーシア・デベロップメント(1MDB)と重粒子線がん治療施設の事業化調査(FS)について覚書を締結したと発表した。マレーシア初の重粒子線がん治療施設の稼働に向け、装置を導入する病院の選定や採算性などを調査し、重粒子線がん治療装置の輸出を検討していく。調査結果は2014年7月までにまとめる。1MDBはマレーシア政府の100%出資ファンドで医療やエネルギー分野への投資を行っている。


 東芝が手がける重粒子線がん治療装置は重粒子線(炭素イオン)をがん細胞に照射し死滅させる仕組みで、がん細胞にピンポイント照射し正常細胞への影響を抑えられることが特徴。同社は国内では放射線医学総合研究所に納入実績があるほか、神奈川県立がんセンターからも装置を受注。海外ではアブダビ首長国で5月からFSを始めている。


2013年07月26日 (13:16)

子宮頸がんとワクチンを考える:/4止 「推奨中止」なぜ日本だけ?

<現在、子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種を積極的にはお勧めしていません。接種に当たっては、有効性とリスクを理解した上で受けてください>

 茨城県つくば市で内科クリニックを開業する坂根みち子医師は、チラシの文言を読み、言葉を失った。

 6月14日、厚生労働省の専門家検討会は、ワクチン接種の推奨を一時控えることを決めた。チラシは、その決定を受け、厚労省が患者向けに作製した。

 ワクチンが承認された2009年以降、坂根医師は月20人前後にワクチンを接種してきた。中高校生(当時)の娘3人にも、すぐ受けさせた。同じ子宮頸がんでも、粘液を分泌する腺細胞にできる腺がんは検診でも見つかりにくく、坂根医師はワクチンの予防効果は大きいと確信していた。

 接種を中止はしないが、勧めない−−。検討会の決定以降、接種のためクリニックを訪れた患者はいない。「国が否定的な内容のチラシを配り、テレビは患者がけいれんを起こす映像を繰り返し流した。これでは誰も受けません」

 ●130カ国が承認

 ワクチンは約130カ国で承認されている。痛みが伴う副作用は海外でも報告されてはいるが、ワクチン自体の副作用の可能性は低いとされ、日本のように「勧めない」と決めた国は他にない。

 世界保健機関(WHO)は6月13日、日本での副作用の事例に触れたうえで、「他国では日本のような重い症状は認められておらず、現時点でワクチンが原因だと疑う理由はほとんどない」とする声明を発表。6日後には米国の疾病対策センター(CDC)が「米国ではワクチン導入前に比べ、14〜19歳の感染率が56%下がった」とした研究結果を報告した。

 日本政府の対応に、坂根さんは「なぜ日本政府だけ腰が引けてしまうのか。被害者の医療補償や治療体制を手厚くしワクチンのメリットをしっかり伝えていれば、こんなことにはならなかった」と話す。

 ●風疹の二の舞いか

 検討会の委員の人選を疑問視する声もある。「子宮頸がんをよく知る産婦人科医が、委員に一人もいないのはおかしい」。こう話すのは、アトラスレディースクリニック(東京都杉並区)の塚田訓子(くにこ)院長だ。

 委員10人の大半は、感染症や小児科などの専門医だ。厚労省は「ワクチンのあり方を検討する会なので、産婦人科の専門家がいなくても問題ない」と説明するが、検討会前も含め、産婦人科医の意見を聴く場は結局、一度も設けられなかった。
塚田院長は3年前の開業後、100人以上にワクチンを接種した。副作用を訴えた患者は一人もいない。諸外国の検診率は英国の約80%をはじめ高いが、日本は20%台。「だからこそワクチンは予防に有益」と塚田院長は考える。「今年、日本で風疹が流行したのは、ワクチンに対する政策をしっかり整備してこなかったツケ。このままでは子宮頸がんも二の舞いです」

 ワクチン政策が迷走する中、女性たちは今も自己責任でワクチン接種の判断を迫られ続けている。国は、副作用調査の結果をはじめ、接種の判断材料となる情報を一刻も早く示すことが求められている。=おわり(この企画は細川貴代、田村佳子、小島正美が担当しました)

2013年07月26日 (12:00)

中外・第2四半期 抗がん剤アバスチン好調 「非小細胞肺がんや乳がんも伸長」

中外製薬は7月25日、2013年第2四半期業績を発表した。日本市場では骨粗鬆症治療薬エビスタの販売提携終了による減収分を、アバスチンをはじめとするがん領域製品や骨粗鬆症治療薬エディロールなどの伸長で吸収し、国内売上は1520億円、前期比1.0%の増収を確保した。主力の抗がん剤である分子標的薬はそれぞれ増収となったものの、売上計画に対する進捗率はいずれも5割を下回った。なお、期初計画は変更していない。



同社の第2四半期の連結売上高は2010億1600万円(前期比8.4%増)、営業利益381億2000万円(4.7%増)の増収増益だった。堅調な国内市場に加え、関節リウマチなどの適応を持つアクテムラのロシュ向け輸出といった海外売上の増加が背景にある。



国内市場を詳細に見てみる。がん領域の売上は787億円(8.7%増)で、最主力品のアバスチンは売上348億円(17.6%増)だった。アバスチンはがん領域売上の44%を占める。07年発売時の大腸がんに加え、09年に非小細胞肺がん、11年に手術不能または再発乳がんの適応を取得しているが、同社は本誌取材に、「大腸がんでの売上はほぼ最大化しており、大腸がん以外の適応症の伸長が貢献した」とコメントした。なお、アバスチンは通期売上766億円を計画しており、第2四半期時点の進捗率は45%となる。



骨・関節領域の売上は275億円(9.2%減)だった。イーライリリーとの販売提携が12年末に終了したエビスタ(12年第2四半期売上76億円、通期161億円)の減収分が大きい。ただ、骨粗鬆症治療薬でビタミンD3製剤のエディロールは売上64億円(146.2%増)、進捗率58%と「期初予想を上回る売上」(同社)を達成した。エディロールは骨粗鬆症の治療ガイドラインでビタミンD3製剤として唯一、推奨グレードAを獲得しており、こういったことが市場浸透しているものとみられる。



腎領域の売上は225億円(1.7%減)だった。エリスロポエチン製剤のミルセラが主に保存期の市場で伸長し、前年同期比約3割増だったが、エポジンの減収分が響いた。同社の戸早正昭営業本部長は業績会見で、「エポジンは、ミルセラへの置き換えの時期と考えている。透析についてはコスト意識がさらに高まっており、バイオシミラーのシェアも増えている。厳しい状況だが、(慢性腎不全の)保存期から透析まで月1回(投与の)ミルセラの特徴を訴求していきたい」と語った。



◎顧客政策部を新設 eプロモーション強化へ



また、同社はこの日、10月1日付で行う組織改編も発表した。これまでオンコロジーユニットとプライマリーユニットに設置されていた営業推進部を廃止し、営業本部に顧客政策部を設置する。戸早氏は会見の中で、「ユニットごとに行っていたeプロモーションや、患者会、調剤薬局や病院への対応を一本化し、顧客への満足度を高めていく」とそのねらいを説明した。eプロモーションについては、グローバルで提携しているジェネンティック社に担当者を派遣し、新たなeプロモーションの在り方を模索中という。



【連結実績(前年度比)】国際会計基準(IFRS)適用
売上高 2010億1600万円(8.4%増)
営業利益 381億2000万円(4.7%増)



【主要製品の国内売上(前年度実績) 13年度通期予想、億円】


がん領域   787(724) 1754
アバスチン  348(296) 766
ハーセプチン 144(135) 304
リツキサン   120(117) 263
ゼローダ    55(52) 139
タルセバ    46(45) 110
ノイトロジン  37(40) 94



骨・関節領域   275(303) 543
アクテムラ    91(79) 191
スベニール    57(59) 132
エディロール   64(26) 110
アルファロール 32(44) 67



腎領域      225(229) 520
ミルセラ      98(75) 282
オキサロール 57(59) 127
エポジン     52(77) 86



移植・免疫・感染症領域  92(98)181
セルセプト  34(31) 67
ペガシス   28(34) 57
コペガス    7(10) 12



その他領域  142(150) 296
シグマート    42(47) 89



海外   278(215) 561
アクテムラ  185(134) 408
ノイトロジン  76(67) 132



タミフル      90(81) 88
うち行政備蓄等 8(4) 8



【訂正】
アバスチンの通期売上の目標数値に誤りがありました。正しくは「766億円」です。下線部を訂正しました。(7月26日)

2013年07月26日 (11:39)

ストーマケア基礎知識

聖マリアンナ医科大学病院(区内菅生)で外来相談を担当する専門・認定看護師らに聞いていく。今月はストーマについて。

 ストーマとは大腸がんや膀胱がんなどで患部を嫡出する必要がある場合、腸や尿管の一部を体外に出して作る便や尿の排泄口のこと。「他のがんの転移などで腸閉塞になるとストーマを造設する場合もあります」と認定看護師の野北陽子さんは話す。

 ストーマは専用の袋をつけて排泄物を処理する。ケアのポイントは「皮膚を清潔に保つことはもちろん、排泄物を管理する装具の選び方も大切です」と話す。装具は痩身なのか、シワが多いのか、前屈みの姿勢が多いのか等、体型やライフスタイルで変わる。「何千種類もありますので洋服を選ぶように患者さんに合った装具を看護師と一緒に選んでいきます」。

 ストーマが心配で出かけたくないと思う患者も多いが、「個々に合わせた装具とケアの方法をマスターすれば、外出時も安心してすごせます」と野北さん。実際、畑仕事やゴルフ、ダイビングなど、健常者と同じように日常を楽しむ患者も多いという。「以前と変わらぬ生活ができるようサポートしていきますのでお気軽にご相談ください」

■ストーマ外来――ストーマケア、トラブル対応、日常生活指導など。対象は外来患者とその家族。予約制。(月)・(水)。日時・詳細は同医大病院【電話】044・977・8111(代表)まで。

2013年07月26日 (10:29)

「lain」中村隆太郎監督が死去、すい臓がんのため数か月にわたり闘病。

アニメ「serial experiments lain」や「キノの旅」、ゲーム「ポポロクロイス物語」のムービーパートなどで知られるアニメーション監督の中村隆太郎さんが、6月29日にすい臓がんのため亡くなっていたことがわかった。58歳だった。
中村さんが監督・構成・脚本・絵コンテを務めたアニメ「ちびねこトムの大冒険」のTwitterアカウントは、7月25日、「【訃報】中村隆太郎氏は2013年6月29日午後4時に、すい臓癌のため数ヶ月闘病の末、お亡くなりになりました。ご遺族の了解得て、ここに発表いたします。中村隆太郎氏のご冥福を心よりお祈りいたします」と訃報をツイート。この訃報を受け、同アカウントには中村さんの死を悲しむ声が多く寄せられている。

また、マッド・ハウスの元社長で、現在はアニメ制作会社・MAPPAを経営する丸山正雄氏は、Facebookで「中村隆太郎君が逝った。カミさんひとりにだけ見守られて。息子ふたりも癌で先立たれ、彼も告知された三ヶ月後の6月29日に誰にも知らせるなと遺言残して…我儘な奴ちゃ。彼の気持を大切にひっそりと見守りたいのときっちりお別れのけじめを付けたい気持がとても整理つきそうもない。兎も角『Lain』という傑作を残した彼はもういない。享年58歳」とつづり、中村さんの仕事場だった部屋の写真も掲載。その死を悼んでいる。

そして川崎逸朗氏(アニメ監督)は「中村隆太郎さんとはアイジーの神霊狩でご一緒にお仕事させていただきました。なぜか信頼していただいて、自由にやらせてもらえた作品でした。とても印象深い作品の一つです。ありがとうございました」、片渕須直氏(アニメ監督)は「隆太郎さんとは一時期虫プロで机が隣同士でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」、鈴木利正氏(アニメ監督)は「最後に会ったのはRECをやってた頃かなぁ。もう一度一緒にお仕事したかった。あの頃より少しは役に立てたと思います。中村隆太郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます」とツイート。

脚本家の吉岡たかを氏もTwitterで「実は以前から訃報は届いていたけど公式な発表がないので自粛してました。TV版サクラ大戦で隆太郎さんにお礼を言われたのが、駆け出しの頃の自分の勲章でした。ご冥福をお祈り致します」と故人を偲んでいる。
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