ガン完全克服マニュアル

当ブログはガンを克服するための最新治療法を全て掲載しています。
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2009年1月28日より、新しく掲示板と、病院評価ランキングを追加しました。 どんどん活用して下さい。


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日本生化学大会で発表された新しい癌治療法SOLWEED

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2014年11月29日 (16:23)

将来的な子宮頸がんスクリーニング検査の効率化を目指す新装置を発売-シスメックス

細胞診断分野における新製品「剥離細胞分析装置 LC-1000」

シスメックス株式会社は11月20日、細胞診断分野における新製品として「剥離細胞分析装置 LC-1000(一般的名称:フローサイトメータ)」を発売すると発表した。

将来的な子宮頸がんのスクリーニング検査における診断をサポートするツールとして活用されることを目指すもので、今後は、まず日本や中国などの医療機関を対象に販売を進め、臨床的有用性を検証していく方針という。

子宮頸がんの早期発見は、婦人科検診が重要な役割を担っているが、日本国内における検診受診率は海外の先進国に比べ低水準にとどまっている。また従来の検診では、子宮頸部から採取された細胞を、専門の細胞検査士が顕微鏡で確認する細胞診の方法を採ることが主流で、細胞検査士の負担が過大になるという問題点がある。受診率を向上させれば、さらに負荷が増していくことが予想されるため、より効率の良い検査が求められている。

ごくわずかな核DNA量の増加傾向や細胞増殖の状態も精緻にキャッチ

こうした課題を解決する新製品として開発されたのが、今回発売となった「剥離細胞分析装置 LC-1000」である。この装置は、フローサイトメトリーの技術を応用したもので、シスメックス独自の「Coresight」技術を採用しており、個々の細胞及びその核の大きさ、核DNA量を測定・解析することができる。

1時間あたり最大20検体の処理が可能で、効率良く、細胞のごくわずかな核DNA量の増加傾向及び細胞増殖の状態を精緻にキャッチすることができるという。そのため、細胞診にはない新たな臨床的付加価値がもたらされ、検査の質を高めるとともに、細胞検査士の負担を軽減、検査の標準化を実現することができると見込まれている。

対象市場は順次拡大していく予定。シスメックスは、子宮頸がんのスクリーニング検査における効率化、高精度化ならびに標準化を目指し、臨床的有用性の検証を積極的に進めていきたいとしている。
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2014年11月29日 (15:58)

電子たばこ「発がん性物質含まれる」 厚労省専門委

電子たばこは、リキッドと呼ばれる溶液(右)を機器(左)に入れ、熱して出てきた蒸気を吸う

 味や香りのする溶液を蒸発させて吸う「電子たばこ」について、厚生労働省の専門委員会は27日、発がん性物質が含まれ、健康への悪影響が示唆されると評価した。今後、国内の使用実態や未成年への影響を調べ、報告書をまとめる。厚労省は、規制も含めた対応を他省庁と検討していく。

 委員会では、国立保健医療科学院生活環境研究部長の欅田(くぬぎた)尚樹委員が、国内で入手したニコチンを含まない3製品の蒸気を調べた結果を報告。2製品から発がん性物質ホルムアルデヒドが多く検出され、うち1製品は紙巻きたばこの煙の10倍以上だったという。また、動物実験の結果から、電子たばこを毎日吸った場合、3種類の有害物質で健康に悪影響を及ぼす可能性が示されたとしている。

 国立がん研究センターたばこ政策研究部長の望月友美子委員は、世界に466銘柄7764種類の溶液があり、大麻味と宣伝する製品も出てきたと説明。「米国では青少年の利用が増えている。日本では流行の先駆けをとらえる必要がある」と指摘した。

 電子たばこは、原料に葉タバコを含んでいなければ、たばこ事業法による「たばこ」とは言えず、未成年の利用も禁じられていない。欧米では「ベープ(VAPE)」と呼ばれ、急速に利用が広がっている。(田内康介)

2014年11月29日 (11:43)

がんと共に生きる そんな時代の教育

 がん対策推進基本計画に、第2期から「がんになっても安心して暮らせる社会の構築」が目標として加わり、「子どもに対するがん教育のあり方を検討し、健康教育の中でがん教育を推進する」となりました。次の学習指導要領の改訂時に、がん教育を取り入れようとする動きもあります。

がん=死は古い

 これまでも一部の学校現場では、がんの教育が行われてきました。かつて私が見学させていただいた時は、小学高学年や中学生を対象に、土曜日の特別授業として、医師がパワーポイントを使って体育館で説明をし、子どもたちからの質問に答えるという形式でした。

 こういった活動は、一見、がんの知識を専門家が子どもたちに解説するためのものとして捉えられがちですが、本質はそこにはありません。

 今の多くの子どもたちは、ネットで検索すればいくらでもがんの情報を得ることができます。しかし情報量が多過ぎ、読解力や洞察力が未熟なうちに情報に触れることで、時に断片的な知識だけ印象に残ってしまいがちです。また、テレビなどで取り上げられる際は、がん=死という設定になっていることが多くあります。がんと共に生きるという視座を得にくいのです。

 一方、医師をはじめとする医療関係者は現在、がん=死とは考えていません。がんと共にどうこれからどう生きるか、その人らしい生き方とは何か考えて治療に取り組んでいます。

 だからこそ、子どもたちが現役の専門家から話を聴くということは、がんに対して広い視野を持ち、バランスの良い考え方をできるきっかけとなります。これからがんに向き合っていく世代にとって、とても重要なスタートになることでしょう。

患者さんの参加も

 最近では、がん患者さんも参加して行われる授業が増えているようです。

 告知すらためらわれていた時代からは到底考えられないことですが、今は、自らがんであることを話される患者さんも増え、がんに対する考え方が変わってきました。がん患者さんこそ、がんと向き合う専門家といえるでしょう。しかし、そうした変化を知らない大人も多くいます。そのため、本当の意味で患者さんの気持ちを汲み取ることができません。また、どう接したらよいのか分からないため、気持ちだけが空回りをしてしまうことがあります。

 ですから、がん教育は子どもだけでなく、大人も一緒に受けるのがよいのではないかと思います。学校で行われるがん教育が基盤となって、まずは保護者に、そして地域の人々にも広く開かれるようになっていくことを期待します。

感情と知識のバランス

 がん教育では、がんとは何かという解説が必須です。そのためには、基礎的な科学知識が必要となります。

 例えば、体は細胞で出来ていて、細胞は分裂して増えるということです。そして、その分裂には遺伝子が関わっていて、遺伝子がコピーされて同じ細胞が出来る、といったことです。さらには、そのコピーの過程でコピーミスが絶えず起こっており、通常ではミスはすぐに修復される、といったことです。

 それらを知った上で、仕組みに何らかの異変があり、がんになっていくということを理解する必要があります。自分で異変を知ることができないと分かってこそ、早期発見のために検診を受けることの必要性も納得がいきます。

 しかし、これらの仕組み自体を学習するのは保健ではなく理科で、しかも中学で学習することになっています。基本的に学校教育というのは、その学年までに学習していない分野だと、総合学習でも取り上げられないのが普通です。がん教育も同じように考えると中学生まで取り上げられないことになります。

 それでは遅いということで、小学生からがん教育を始めた場合、がん教育においては、先に学んだ科学知識が後ほどの理科の授業で出てくることになります。私はそれでもよいと思います。先に知っていた断片的な知識が、授業をきっかけに自分の頭の中でつながって取捨選択されていくことこそ、本当の学習ではないかと考えます。そして、患者さんへの配慮といった感情を先に学ぶことで、科学知識とバランスの取れた理解や行動へつながっていくのではないでしょうか。

 これは、がんに限らず、健康や医療全般に言えるのですが、大人にも必要なことです。断片的な新旧の知識を時には整理し、きちんとつなぎ合わせる機会を持ちましょう。

 そして、科学知識だけでは生き方を決定できません。そこに個々の感情をうまく融合させることで、病気と向き合った生き方を考え、病気になっても生きやすい社会を、みんなでつくっていきたいものです。

2014年11月28日 (16:30)

がん: 転移性膀胱がんに対するMPDL3280Aの有効性

T Powlesたちは、転移性尿路上皮膀胱がんに対する抗PD-L1抗体MPDL3280Aの第1相臨床試験の結果を報告している。膜貫通タンパク質であるPD-L1(programmed death-ligand 1)は、多くの異なるタイプのがんで発現が上昇しており、その相互作用を標的とする治療法が有望であることが前臨床試験で示されている。今回、MPDL3280Aが、PD-L1陽性の腫瘍浸潤免疫細胞が見られる腫瘍に対して特に有効であることが示された。さらに、PD-L1陰性の患者でも11%がMPDL3280Aに反応し、このことはこの種のがんでのこれまでの反応率と比較すると、重要だと考えられる。

2014年11月28日 (11:23)

アンドロゲン枯渇療法が必要な前立腺癌患者に対してデガレリクスはLHRHアナログより大きな生存利益をもたらす、プール解析の結果

 カナダToronto大学Sunnybrook Health Science SentreのLaurence Klotz氏らは、ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)拮抗薬であるデガレリクスに関する無作為化試験5件で得られたデータをプール解析し、全生存率と前立腺特異抗原(PSA)無増悪生存率(PSA PFS)は、黄体形性ホルモン放出ホルモン(LHRH)アナログに割り付けられた患者よりデガレリクスを投与された患者の方が有意に良好であることを示す結果を得て、European Journal of Urology誌2014年12月号に報告した。

 研究者たちは、計5件の無作為化フェーズ3試験と3b試験に登録された、アンドロゲン枯渇療法が必要と判断された前立腺癌患者1925人のデータをプール解析した。これらの患者のうち、1266人がデガレリクスに、残りの患者がLHRHアナログ(ゴセレリンが458人、leuprolideが201人)に割り付けられていた。有効性評価の対象になったのは1920人で、うち1263人がデガレリクス群、456人がゴセレリン群、201人がleuprolide群の患者だった。登録患者のうち、1458人は1年間、残りの患者は3カ月間、割り付け薬の投与を受けていた。

 プール解析の結果は、LHRHアナログに比べ、デガレリクス群の全生存率は53%(p=0.023)、PSA PFSは29%(p=0.017)高いことを示した。加えて、デガレリクス群では、関節関連症状(p=0.041)、筋骨格イベント(p=0.007)、尿路感染(p=0.023)などの有害事象が有意に少なかった。

 一方で、ほてりや注射部位の反応を含むあらゆる有害事象の発生率はデガレリクス群の方が高かった(74%と68%、p=0.002)。

 LH-RHアナログをアンドロゲン枯渇療法に用いると、投与開始後に急速なテストステロン放出が起こる。これに対処するために治療開始時には抗アンドロゲン薬が併用される。デガレリクスは、当初からテストステロンの産生を遮断するため、抗アンドロゲン薬を併用する必要は無い。

2014年11月27日 (16:19)

頭頸部がんに対しペプチドワクチン投与により生存期間が延長 - 熊本大など

熊本大学は11月14日、進行性の頭頸部がん患者に対して、がん細胞に特有に発現するがん抗原ペプチドをワクチンとして投与する研究を実施したところ、がん患者に癌細胞を攻撃する免疫反応の増強を誘導することができ、患者の生存期間を延長することができたと発表した。

同成果は同大学大学院生命科学研究部 歯科口腔外科学分野の篠原正徳 前教授(現名誉教授)、吉武義泰 前助教(現非常勤医師)、中山秀樹 講師、平木昭光 講師、福間大喜 特任助教、湯野晃 医員、同大学生命科学研究部 免疫識別学分野の西村泰治 教授、シカゴ大学医学部(前東京大学医科学研究所・ヒトゲノム解析センター長)の中村祐輔 教授らの共同臨床研究によるもの。同成果は11月12日付け(現地時間)の米学術雑誌で「Clinical Cancer Research」のオンライン版に掲載された。

篠原前教授、西村教授と中村教授は、頭頸部がんのペプチドワクチン療法について、13年間共同研究を続けており、がん細胞を殺す免疫細胞「キラーT細胞」を活性化する、3種類の異なるがん抗原が分解されて出来るペプチドを同定することに成功。このペプチドを「HLA-A24」を持っているがん患者にワクチンとして投与すると、体内で樹状細胞などの抗原提示細胞の表面に発現する「HLA-A24」に結合して、がん細胞表面の「HLA-A24」とがん抗原ペプチドを認識し、がん細胞を殺すキラーT細胞を誘導することでがんを治療できると考えていた。

今回、同研究グループは、他に治療法がないと宣告された、進行性の頭頸部扁平上皮がん患者(主に口腔がん患者)37名に対して、がん抗原ペプチドのワクチン療法を施行。その結果、患者の体内にがん抗原ペプチドを認識して、がん細胞を殺すキラーT細胞の増加を認め、一部の患者で生存期間の延長が観察されたという。

同研究成果は、がん抗原ペプチドを用いた新しいがん治療法の発展につながることが期待される。

2014年11月27日 (11:21)

食道・胃接合部がん 胃を全摘せず半分程度残せる大きさ判明

 食物は口から食道を通り、胃に運ばれる。食道の内側は粘膜から粘液が出て、食物をスムーズに胃に送り込む働きをする。食道と胃の境界は窄(つぼ)まり、胃内の食物や胃酸の逆流を防ぐ構造になっている。

 食道と胃では組織の構造がまったく違う。胃は強い酸に耐えられるが、食道は耐えられない。さらに境界部の組織も、ここだけで分泌される粘液分泌腺があるなど、食道でも胃でもない領域となっている。近年、ここに発生するがんが増加傾向にある。東京大学医学部附属病院胃・食道外科の瀬戸泰之教授に話を聞いた。

「食道と胃の境界に発生するがんは、日本では食道がんか胃がんのどちらかに分類されていました。このため正確な患者数はわかりませんが、ここ10年間で倍増している印象があります。名称も境界部がんなど、ばらばらでしたが、境界の上下2センチ以内に発生したがんは『食道・胃接合部(せつごうぶ)がん』と称するということが定着しつつあります」

 ばらばらなのは名称だけでなく、手術の範囲も異なっていた。同じような場所にできた食道・胃接合部がんでも、食道がんと診断されると食道だけでなく、胸部のリンパ節も切除され、胃がんと診断されると胃全摘になる、という具合に医師の専門領域によって治療がなされていた。

 そこで日本食道学会と日本胃癌学会が共同で、273施設で過去10年間に手術を受けた3177症例を対象に分析を行なった。その結果、食道と胃の境界上下2センチの場所に発生した直径4センチ以下のがんの多くは、胃全摘の必要がないことが判明した。

 そして2014年8月、胃の下部のリンパ節は取らず、胃を半分程度残せるとガイドラインに暫定的に明記された。食道については、どの程度切除すべきか研究が始まっている。その結果を待って、食道の切除範囲の治療指針が決まる予定だ。

■取材・構成/岩城レイ子

※週刊ポスト2014年12 月5日号

2014年11月26日 (16:16)

がんに負けやすい人の特徴は?

 健康に気をつけていても、病気になるときはなる。最終的に明暗を分けるのは、病気と適切に向き合うことができるかどうか。だが、よくも悪くも情報が溢れている世の中だ。「世間には、患者の不安に付け込むニセ医学も蔓延している」と警鐘を鳴らすのは、現役の内科医であるブロガーのNATROM氏。「例えば、流行りの『がんは治療するな』という言説。論拠となっているのは『がんによる死の80%は三大治療(手術・抗がん剤・放射線療法)によるものである』『アンケートで271人の医師に“あなた自身に抗がん剤を打つか”と質問したところ270人が“断固NO”と回答した』といった情報ですが、いずれも出典が明らかではなく、現代の医療事情に則してもいない、明らかなデマです」

 とりわけ、大きな誤解を受けているのが「抗がん剤治療」だ。

「多くの場合、固形がんに対する抗がん剤治療は延命治療にすぎず、その意味ではいずれ亡くなってしまいますが、副作用を考慮してでも長生きしたい患者さんにとっては検討に値する選択です。また、白血病などの血液性がんには抗がん剤がよく効く。これらの事実を無視して『抗がん剤は毒だ』という単純な主張を鵜呑みにすると、いたずらに寿命を縮めかねません」

 厄介なのは「自分は抗がん剤など使わなくても治った」などの経験談を持ち出し、善意で患者にアドバイスをする身内や知人の存在。

「がん治療はケースバイケースなので、体験談に振り回されるべきではない。食事療法の類いも、少しなら心の安寧になりますが、やりすぎると闘病時に何よりも大切な“体力”を奪います」

 専門家の意見をやみくもに求めるのも危険行為だという。

「主治医の紹介状を持って別の医師の意見を聞く『セカンドオピニオン』と、紹介状を持たない『ドクターショッピング』は別物。後者の場合、患者さんの説明だけでは病状も主治医の治療方針も正確にはわからず、ツラい検査をやり直したりするハメに。主治医に黙って診てもらっているため、異なる結論が出たときにどちらを取るか悶々としてしまう患者さんもいますね。なんにせよ、余計な消耗を強いられるだけです」

◆TEST 当てはまる項目にチェック!

□ 100万部売れている医療本の内容は信用していいと思う。
□ 実際に病気を経験した人の体験談に勝る情報はないと思う。
□ 病院の治療だけでは不安なので、食事療法にもこだわりたい。
□ 体調がいいときは、ムリに薬を飲まなくてもいいと思う。
□ 主治医以外の意見も聞きたいので、とりあえずいろんな病院を回りたい。

 3つ以上は赤信号だ。11/17発売の週刊SPA!では「早死にする人検定」を行っている。ほかにもチェック項目があるのでぜひ試してほしい。 <取材・文/週刊SPA!編集部 写真/高仲建次>

2014年11月26日 (10:49)

ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬イブルチニブが慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫対象に国内申請

 ヤンセンファーマは11月26日、25日にブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤イブルチニブについて、再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(CLL)/小リンパ球性リンパ腫(SLL)を適応症として日本国内における製造販売承認申請を行ったと発表した。

 イブルチニブは、1日1回経口投与のブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害剤。BTKは、B細胞の成熟と生存を制御する細胞内シグナル伝達に関与する重要な酵素。悪性B細胞では、BTKを含むB細胞受容体シグナル伝達経路が過剰に活性化しており、イブルチニブは腫瘍細胞の生存と増殖を阻害すると期待されている。イブルチニブは米国、欧州およびイスラエルを含む34カ国で承認されている。

2014年11月25日 (16:24)

がん治療 医者から「新しい薬を試してみましょう」は要注意

 抗がん剤を、がん治療の救世主のように思われている人も多いだろう。抗がん剤は、人体の細胞を攻撃することでがん細胞を弱らせる薬物である。脱毛や吐き気などの副作用が出るのは、それががん細胞だけでなく、正常細胞も同じように攻撃してしまうからである。そこで近年は、がん細胞増殖に関わるタンパク質だけを狙い打ちする「分子標的薬」と呼ばれる抗がん剤が増えている。

 ところが、先日『がんより怖いがん治療』(小学館刊)を上梓した元慶應大学病院のがん治療医、近藤誠氏によると、分子標的薬(がん細胞などの表面にあるたんぱく質や遺伝子をターゲットとして効率よく攻撃する薬)も含めた抗がん剤は、「急性白血病、悪性リンパ腫、小児腫瘍、睾丸腫瘍、子宮絨毛がんは抗がん剤で治る可能性があるが、それ以外のがんには無意味」というのだ。

 つまり、胃がん、肺がん、食道がん,乳がんなどの固形がんには、まったくと言っていいほど効かないというのだ。なぜ効かないのか。有効性を確認する臨床試験を経て認可されているはずではないのだろうか。

 近藤氏は、その臨床試験における新抗がん剤の「有効」基準そのものが低レベルすぎると言う。同書によると、抗がん剤が「有効」とされる指標は以下の3つ。

【1】がんの大きさが3分の2になる。
【2】その縮小が、1か月持続した。
【3】上記の1と2の該当者が全被験者の10パーセントから20パーセント。

 つまり、医者の言う「抗がん剤が有効」というのは、患者の寿命が延びることではなく、がんが消えることでも、ましてや治ることでもない。たとえば100人の胃がん患者がいたとして、10人から20人のがん腫瘍の大きさが3分の2以下になり、それが1か月持続しただけということだ。たとえ被験者が2か月目に亡くなっても、他の8割方の患者に何の効果がみられなくても、その薬は有効のまま。ということは、大部分の患者にとって、効果は期待できないことになる。近藤氏は説明する。
「この試験の目的は、新薬に効果があるかどうかと、副作用の出方を見る、それだけです。本来なら、新薬を使った患者グループと、使わなかった患者グループに分けて比較試験を行うべきです。薬を使った患者グループの治療成績のほうがよければ、有効と判断する根拠になる。ところが日本では、そうした試験は行わずに、厚生労働省は認可してしまうのです」

 抗がん剤が一部にしか効かないことを認めるがん専門医は、近藤氏だけではない。問題は、「有効」の中身がこれほど頼りないものであることが、あまり世間に知られていないことだろう。近藤氏は抗がん剤の臨床試験を、患者に不利益を与えるだけの人体実験として強く批判している。

「治る見込みのない患者さんを実験台にするんですね。医者から1パーセントでも治る望みがあると言われれば、多くの患者さんは臨床試験を受けようと思うでしょう。しかしどんな抗がん剤にも、副作用はあります。ほとんどの患者さんにとって、苦しみを増やすだけですよ。患者さんには穏やかに余生を暮らす権利があるはずです。

 臨床試験は、数多くの病院で行われています。抗がん剤を開発したい製薬メーカーと、製薬メーカーから研究費を獲得したい病院側の思惑が合致して、たくさんの患者さんが実験台にされています。医者から新しい薬を使いましょう、と言われたら注意してください」

 抗がん剤が効くのは、一部のがん。これだけは覚えておきたい。

2014年11月25日 (11:09)

末期がんから自力で生還した人たちが実践している9つのこと

治癒不能といわれたガンが自然治癒する現象が、実際の医療現場で話題になることはまずない。 しかし筆者が目を通した1000本以上の医学論文において、ガンが自然に治癒した事例を報告していた。医師は治すのが仕事なのでこうした事例を追跡研究することはなく、「たまたま」治ったという話は「偽りの希望」を与えるだけだとして積極的に口外することもなかったために、自然治癒事例は事実上放置されてきたのである。全く科学的にメスを入れられていないこのテーマを解明するために、「劇的な寛解」事例を報告した医学論文をくまなく分析し、日本を含む世界10カ国で寛解者と治療者のインタビューを行った結果、ガンの自然治癒を体験した人々には、「9つの共通する実践事項」があった。それらは、がんの治癒のみならず、予防としても役に立つものである。発売と同時に米アマゾン1位“がん部門”にランクイン、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーとなった話題の書『がんが自然に治る生き方』から抜粋してお届けする(全2回)。

「治った」人の1000件以上の医学論文

寛解症例の研究に着手してまず驚いたのは、1000件超の医学論文において、2種類の人々がほぼ黙殺されていたことでした。

一つは、劇的に寛解した患者本人の一群です。大多数の論文では、患者自身が劇的な寛解の原因をどう考えているかについて一切言及していませんでした。劇的な寛解を遂げた患者の身体の生化学的変化については、何本もの医学論文が詳細に記していました。しかし、患者に「あなたは自分がなぜ治癒したと思うか」と聞き、その答えを記したものは皆無だったのです。患者たちは、意識的だったかどうかはともかく、がんを治すため何かに取り組んでいたはずです。医師はなぜそれに興味を持たなかったのでしょうか。

そこでわたしは劇的な寛解を遂げた20人にインタビューし、「あなたはなぜ自分が治癒したと思うか」を聞くことにしました。

医学論文で黙殺されていたもう一群は、代替療法の治療者たちです。がんからの劇的な寛解は、当然のことながらほとんどの場合、現代医療では打つ手がなくなった患者に起きています。それなのに、西洋医学外の治療者や代替療法の治療者たちががん治療にどう取り組んできたのかを誰も調べてきませんでした。この事実にわたしは驚きました。

わたしが会った劇的寛解の経験者は、世界の隅々まで、それこそ血眼になって治療者を探し出していました。そこでわたしも世界中を旅して回り、非西洋医学の治療者、代替療法の治療者50人にインタビューをしました。10カ月かけて10カ国(アメリカ“ハワイ”、中国、日本、ニュージーランド、タイ、インド、英国、ザンビア、ジンバブエ、ブラジル)を回りました。ジャングルや山の中、そして都市を旅し、治療者と話をしました。各地のすばらしい治療者がわたしに話してくれた経験を、読者のみなさんにご紹介します。
がん治癒を目指して実行していた9項目

劇的な寛解について記した医学論文は1000本以上分析しました。博士論文の研究を終えてからもさらにインタビューを続け、その対象者は100人を超えました。

わたしは、質的分析の手法で、これらの症例を何度も詳細に分析しました。その結果、劇的な寛解において重要な役割を果たしたと推測される要素(身体、感情、内面的な事柄)が75項目、浮かび上がりました。

しかし、全項目を表にして出現頻度を調べると、75のうちの上位9項目は、ほぼすべてのインタビューに登場していることに気づきました。

たとえば登場回数が73番目に多かった「サメ軟骨のサプリを摂取する」。これは調査対象中の、ごくわずかな人が話してくれただけでした。かたや語られる頻度のもっとも高かった9つの要素については、ほぼ全員が、「がん治癒を目指して実行した」と言及していたのです。

その9項目とは次のとおりです。

・抜本的に食事を変える
・治療法は自分で決める
・直感に従う
・ハーブとサプリメントの力を借りる
・抑圧された感情を解き放つ
・より前向きに生きる
・周囲の人の支えを受け入れる
・自分の魂と深くつながる
・「どうしても生きたい理由」を持つ

この9項目に順位はありません。人によって重点の置き方が異なるものの、インタビューで言及される頻度は、どれも同じ程度でした。わたしが話を聞いた劇的寛解の経験者はほぼ全員が、程度の差はあれ9項目ほぼすべてを実践していたのです。

そこで本書は9章に章立てし、1章で1項目ずつ説明していきます。

各章では、まずその章のテーマについての解説と、それを裏付ける最新の研究報告を紹介します。次に、劇的な寛解を遂げた人の実話を記します。章末には「実践のステップ」と題して、その章のテーマを実践しやすいかたちにして、いくつかの方法をご紹介します。

偽りの希望と真の希望とは

9項目の詳細に入る前に、はっきりさせておきたいことがあります。

まず、わたしは手術、抗がん剤、放射線の「三大療法」を否定する者ではないということです。

たとえ話をしましょう。ふつう、フルマラソンを走るとき、人は靴を履いて走ります。けれどもごく稀に、自分なりのこだわりがあって裸足で走る人がいます。なかには裸足のまま元気に完走してしまう人もいます。

同じように、がんにかかった人は、普通は現代医療に頼るものです。けれどもときおり、ほかの方法を試そうとする人が存在します。わたしは後者に関心を持ちました。何を実践して、彼らは医師の予想を覆す偉業を達成したのか。それを突き止めることがわたしの仕事です。

二つ目に、わたしは本書によって、患者の方々に偽りの希望を与えるつもりは一切ありません。

劇的な寛解をした患者のほとんどが、医師から「ほかの患者には黙っていてほしい」と言われたと告白しています。ひどい話ではありますが、その医師の立場になって考えれば、わからなくもありません。来る日も来る日も、生存の見込みの乏しい患者を診察するのは、想像するだにつらい仕事です。

けれども劇的に寛解する人が現にいるという事実を黙殺するのは、偽りの希望を患者に抱かせるよりも、ずっと罪深いことではないでしょうか。

カリフォルニア大学で、研究方法についての授業の初回に、教授はこう言いました。

仮説から逸脱した事例に遭遇したとき、研究者にはそれを吟味する科学的責務がある。そしてその逸脱事例を吟味してから、研究者がとるべき道は2つ。

一つ目は、なぜ仮説に合わない事例が生じたのかを公に説明すること。二つ目は、その事例を説明できる新しい仮説を考え出すこと。

要するに、仮説に合わない事例は無視してよい、という選択肢は存在しないのです。

がんの克服は人類共通の目標です。現代医療なしで治癒した症例を黙殺することは、科学的に無責任な態度なのです。

次に、「偽りの希望」について検討します。「偽りの希望を人に与える」とは、事実かどうかわからないことや、明らかな虚偽を人に伝えて、希望を抱かせるということです。がんからの劇的な寛解が起きる理由は、いまのところ説明不能ですが、それを体験した人9つの仮説から私たちは何を学べるか

この違いを理解したうえで、わたしたちは、「偽りの希望を抱くことになりそうで怖い」と考えるのではなく、がん治癒の鍵となるかもしれない症例を、科学的に検証していこうではありませんか。

9つの要素は、がんからの劇的寛解が起きた理由についての仮説であり、まだ科学的に十分裏付けされた理論ではありません。この9項目によってがん患者の生存率が上がると断定するには、データの量的分析や無作為な臨床試験が必要で、残念ながらあと何十年もかかるでしょう。

それでもわたしはこの仮説は重要だと考えています。これを読者と共有するのに、あと何十年も待とうとは思いません。それよりも、質的分析を使ったわたしの研究結果を公表し、がんからの劇的寛解を遂げた症例はなぜ黙殺されてきたのか、わたしたちはこの症例から何を学べるのかという、より重要な議論へとつなげていきたいのです。

もしもわたしが、「この9項目を実践したらあなたのがんは確実に治ります」と言ったなら、それは人に偽りの希望を抱かせる行為です。わたしはそうは言いません。わたしに言えるのは、「がんの劇的寛解の起因になったと考えられる9つの仮説を検出しました」ということだけです。

次に、わたしが本書の執筆によって何を期待しているかをお話しします。

まず、研究者たちの手で、がんからの劇的な寛解についてのわたしの仮説が、少しでも早く検証されること。それからがん患者本人、そして大切な人ががんを患ってしまった人々が、治癒を遂げた人々の真実の体験談から勇気を得てほしいと思います。

わたし自身、初めてがんの劇的寛解の症例に出合ったとき、その事実の持つ力に大いに勇気づけられました。医学的常識に反してがんを克服する人が、本当に存在するのですから。

がんの予防や健康全般に関心のある人にも、本書は役立つはずです。そして現在病院で治療中の方々、そして打つ手がなく別の方法を探している患者のみなさんにとって、本書が励みになることを願っています。さらに本書がきっかけとなって劇的な寛解をめぐる議論がはじまり、人々が黙殺をやめてこれらの症例から学ぼうとすることを心から願っています。

症例を見ていて不思議に思うことがあります。なぜ、ある人に効く方法がほかの人には効かないことがあるのか。いまのわたしたちには、その理由はわかりません。けれども説明不能を理由に劇的寛解の現象から目を背けるのではなく、真摯に研究していけば、少なくとも人間の自然治癒力について何らかの知見を得ることができるでしょう。うまくいけば、がん根治の治療法の発見につながるかもしれません。いずれにせよ、黙殺からはどんな知見も得ることはできません。

もしアレクサンダー・フレミングがカビの生えた培養皿を捨ててしまっていたら、社会はいま、どうなっていたでしょう。彼の逸脱事例の研究が時間の無駄ではなかったことは、歴史が証明しています。

あまたの歴史的発見は、逸脱事例の研究からはじまりました。逸脱した事例には、真の希望が宿っている可能性があるのです。

Dr. Kelly A. Turner ケリー・ターナー博士
腫瘍内科学領域の研究者。学士号を取得したハーバード大学時代に統合医療に関心を持ち、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号取得。博士論文研究では奇跡的な回復を遂げた1000件以上の症例報告論文を分析し、1年間かけて世界10カ国へ出かけ、奇跡的な生還を遂げたガン患者と代替治療者を対象に、治癒に至る過程についてのインタビューを行った。本書はそこから得られた知見を患者や家族、そして健やかに生きたいすべての人のためにわかりやすくまとめた著者初の書籍。
が存在するのは事実です。現代の医学では説明のつかない方法で、彼らは自分のがんを治したのです。

2014年11月22日 (16:51)

日本人に特徴的な発がん要因の存在を推定-国立がん研究センターら

日本人を中心とした大規模な肝細胞がんゲノム解読を実施

独立行政法人 国立がん研究センターと国立大学法人東京大学は11月3日、米ベイラー医科大学と共同で、日本人を中心とした大規模な肝細胞がん症例のゲノム解読を実施し、高頻度な遺伝子異常の発見、日本人に特徴的な発がん要因の存在の推定に成功したと発表した。

これは、国立がん研究センター研究所 がんゲノミクス研究分野長で東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター ゲノムシークエンス解析分野の柴田龍弘教授、東京大学先端科学技術研究センター ゲノムサイエンスの油谷浩幸教授らによる研究成果で、英科学誌「Nature Genetics」オンライン版に11月2日付で掲載されている。

テロメラーゼ遺伝子異常が高頻度で発現

今回の研究では、日本人413例、米国人90例の肝細胞がん患者のがん組織・正常組織について全エクソン解読、一部の症例については全ゲノム解読を実施。その結果、肝細胞がんの発生に重要な30個のドライバー遺伝子を同定し、テロメラーゼ遺伝子異常が約70%と高頻度で発現していることを発見したという。

また、今回のデータから抽出できた3種類の変異パターンについて、人種別グループで解析したところ、1つの変異パターンは日本人の肝細胞がんに特徴的なものであることが判明。人種背景と強い相関を示すことが判明した。

プレスリリースでは、今回の研究成果について

肝細胞がんにおけるB型、C型肝炎ウイルス以外の原因や人種差の解明に寄与しうる重要な研究と考えます。また、この研究をきっかけに、治療薬の少ない本疾患においても新しい有効な薬剤開発が推進することが期待されます。

と述べられている。

2014年11月22日 (11:24)

九州大学の共同研究部門で難治性悪性腫瘍に対する免疫細胞療法に関する臨床研究をメディネットが開始

 メディネットは、11月21日、九州大学の共同研究部門制度を活用し、九州大学先端医療イノベーションセンターに設置した先進細胞治療学研究部門で行っている共同研究で、難治性悪性腫瘍に対する免疫細胞療法(CA-MED-NK001療法)に係る臨床試験(研究責任者:赤司浩一九州大学先端イノベーションセンター副センター長)を開始することになったと発表した。

 開始する臨床試験は、メディネットが開発したNK細胞などの培養技術を用いて、難治性悪性腫瘍に対する免疫細胞療法(CA-MED-NK001療法)の安全性の確認と用量漸増の評価を主目的とし、抗腫瘍効果の評価を副次的に行う。

 今後、共同研究部門では、臨床試験で得られたエビデンスやプロトコールを活用し、11月25日に施行される予定の「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の下、先進医療の承認取得や再生医療等製品の1つである細胞医療製品としての承認獲得に発展させることを目指すという。

2014年11月21日 (17:00)

膵臓がん「薬の副作用」 骨髄抑制は早めのチェック

2014年11月21日 (10:53)

癌患者のQOLを維持し“安全・確実・安楽な治療”ができるよう早期から緩和、副作用マネジメント、セルフケア支援を【肺癌学会2014】

 分子標的治療薬の導入は、肺癌緩和医療の在り方にどのような影響をもたらしたのか。各職種の役割とは? 11月14日から16日まで京都市で開催された第55回日本肺癌学会学術集会のチーム医療推進プログラム1「分子標的治療薬登場による緩和医療のパラダイムシフト」において、国立病院機構・近畿中央胸部疾患センター看護部/支持・緩和療法チームの武田ヒサ氏が、緩和ケアチーム看護師の立場から講演した。

 武田氏が緩和ケアチーム専従看護師として働く近畿中央胸部疾患センターは、呼吸器疾患に関する高度専門医療施設で大阪府がん診療拠点病院(肺がん)でもある。2006年5月より支持・緩和療法チーム(以下PCT)を設置し、日本医療機能評価機構(ver6.0)に認定されている。2006年6月に緩和ケア診療加算算定開始、2010年4月にPCT2チーム体制となった。2012年4月サポート外来も開設し、退院した外来患者への緩和ケア継続にも力を入れている。

 平成26年4月から10月における新規肺癌登録者数は103例、うち腺癌5例で、PCTの依頼件数は285件(肺癌患者のみ、継続依頼含む)、腺癌患者は128例(男性65、女性63)だった。男性65例のうちEGFR変異陽性は16例、ALK陽性1例、女性63例のうちEGFR陽性は26例、ALK陽性6例で、このうち合計20例の患者に対して何らかの分子標的治療薬が投与された。

 肺腺癌ステージIV、EGFR陽性でPS 1だった60代女性の例では、1次治療でゲフィチニブ、2次治療でエルロチニブ、3次治療でカルボプラチン+パクリタキセル+ベバシズマブ、4次治療でアファチニブが用いられた。PCTは2次治療の入院時から、癌疼痛緩和と落ち込んだ気分、支持療法などに介入してきたが、4次治療開始時の意思決定支援において、特に大きな役割を果たしたと思われた症例である。

 アファチニブ開始前のインフォームドコンセント(IC)にはPCTの緩和ケア認定看護師(緩和ケアCN)が同席。本人、夫は特に質問はせず、不安だが医師の言う治療を受けるしかないとの反応だった。緩和ケアCNによればIC後、「説明がよくわからなかった。治療判定の時期や副作用についても不安」とした。その後サポート外来では、本人は副作用の程度や効果について、夫も間質性肺炎の可能性について不安を示した。

 PCTによる話し合いの結果、入院時に再度ICを行うべきだとして、主治医に情報提供した。武田氏自身は、分子標的薬の副作用、治療効果、今後の治療に対する不安や思いを傾聴、共感しながら、本人が望む生活を維持するための短期の目標を一緒に考え設定する、アファチニブのパンフレットを用いて下痢時の対応、皮膚障害や口内炎予防の対応等について詳しく指導し、一緒に学んで行く姿勢をとる、今後も医療スタッフで支持していくことを保証する、病棟スタッフに情報提供するとともに副作用の早期発見と予防について話し合う、という形で関わり、これらを看護計画に反映させたという。

 左肺腺癌ステージIVでEGFR変異陽性、PS2-3の70代女性では、ゲフィチニブによる1次治療入院時から癌疼痛緩和と支持療法にPCTが介入した。分子標的薬独特の副作用への対策や精神的ケアなどの点で、特にPCTの役割が重要であると考えられた1例である。

 2次治療はペメトレキセド、3次治療はエルロチニブで、4次治療のアファチニブでグレード3の皮疹と爪周囲炎が発生。料理が趣味の主婦であった患者はサポート外来で、「手が痛くて包丁も少ししか使えず、料理がきちんと作れない。手にテープを巻いてもすぐにはがれるので、はがれにくいテープが欲しい。首や頭の皮疹から出る浸出液による寝具や髪の汚れが煩わしい。気力も低下してほとんど寝ている。本当は夫のために家事をしたいのに」などと訴えた。

 武田氏はPCT看護師として、苦痛症状を丁寧に確認しながら思いを傾聴し、包括的なアセスメントを実施。がん化学療法認定看護師へコンサルトしながら、対症療法(スパイラルテーピング法、テープの選択、スキンケアなど)を行ったほか、薬剤師へ抗菌薬やステロイド外用薬の調節について相談し、薬剤師外来の継続につなげた。また皮疹による不快感、ボディイメージの変容、妻の役割の喪失に対する精神的ケアを行い、夫への思いを傾聴しながら、セルフケア支援を行ったという。

 分子標的治療薬登場により、肺癌治療はパラダイムシフトとも言える変化の時代を迎えている。次々と新薬が開発されているが、それらは、臨床現場でうまく使いこなしてこそ、患者にとって有用な治療となる。そのためには癌に対する治療個別化だけでなく、個々の患者がどのように生きてきたのか、生きていきたいのかという、患者の価値観や意向に合わせた個別化も重要である。そうした意味で、患者にもっとも近い立場にある看護師は、分子標的薬時代のチーム医療において、大きな役割を担っている。

 武田氏は「分子標的薬の開発が進む中、治療の場は、ますます入院から外来へと移行する。大切なのは、患者がその人らしい生活の中に治療を取り入れることができるように意思決定を支援すること。そこで選び取った治療を、退院後も含めて“安全・確実・安楽”に継続できるように、早期から症状緩和を行い、副作用マネジメント、セルフケア支援などを、他職種と連携、恊働してチーム医療として行うことで、患者QOLの維持、向上につなげていきたい。もっとも大切なのは、患者や他職種との日々のコミュニケーションだと思う。また個々のスタッフが治療についての知識を高め、共有することも重要である。患者・家族と病棟、病棟とPCTとのつなぎ役、そしてがん化学療法認定看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなどの専門職種へのつなぎ役として役割を果たしていくとともに、スタッフ教育にも尽力していきたい」と語った。

2014年11月20日 (16:52)

進行乳頭状腎細胞癌にベバシズマブとエルロチニブの併用が有効な可能性、特にHLRCCで高い効果【ENA2014】

 進行乳頭状腎細胞癌(pRCC)に対して、ベバシズマブとエルロチニブの併用が有効である可能性が明らかとなった。特に高悪性度のpRCCである遺伝性平滑筋腫症-腎細胞癌症候群(HLRCC)に高い効果が認められた。両剤を併用投与したフェーズ2試験で有効性と忍容性が確認されたもの。淡明細胞腎細胞癌と異なり、pRCCには標準的な全身療法はないとされている。今回の結果はpRCCの新たな治療法になる可能性がある。

 11月18日から21日までスペイン・バルセロナで開催されているthe 26th EORTC-NCI-AACR Symposium on Molecular Targets and Cancer Therapeutics(ENA2014)で、米National Cancer InstituteのRamaprasad Srinivasan氏によって発表された。

 研究グループは41人の患者を対象にフェーズ2試験を実施した。患者には2週間置きに体重1kgあたり10mgのベバシズマブを静脈内投与するとともに、毎日エルロチニブ150mgを経口投与した。投与は病勢が進行するか、忍容不能な副作用が生じるまで継続して行われた。主要評価項目は全体の奏効率。副次評価項目は無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、奏効期間、疾患制御率などだった。

 患者は2つのグループに分けられ、最初のグループには進行HLRCC患者20人が参加し、2つ目のグループには進行散発性(非遺伝性)pRCC患者21人が参加した。患者全体のうち18人は、全身療法を受けた経験があった。

 HLRCC患者のほとんどが腫瘍縮小または安定状態となり病勢進行はなかった。全体の奏効率は65%で、13人で30%以上の腫瘍縮小が認められ、7人が病勢安定(SD)だった。疾患制御率は100%となった。

 散発性pRCC患者では3分の1の患者で良好な部分奏効が認められ、効果は持続的だった。全体の奏効率は29%。6人で腫瘍縮小が確認され、12人(57%)でSDが得られた。疾患制御率は86%となった。

 HLRCCに対する効果は持続的だった。通常HLRCCは致死的で1年以内に死亡するとされている。しかしフェーズ2試験に参加した患者の中には2年以上効果のある患者がいた。両グループを合わせた全体のPFS中央値は12.8カ月(95%信頼区間:7.47-26.3)で、HLRCC患者のPFS中央値は24.2カ月(同:12.8-NR)で、散発性pRCC患者では7.4カ月(同:3.73-10.2)だった。

 副作用はほとんどが軽度から中等度(グレード1-2)だった。高血圧、座瘡、蛋白尿、倦怠感などで、多くのものが薬物療法、支持療法で管理可能だった。多く見られたグレード3/4の副作用は高血圧(24.3%)、蛋白尿(12%)だった。1人がベバシズマブに関連すると考えられる消化管出血で死亡した。

2014年11月20日 (11:11)

HER2陽性転移性乳癌患者へのneratinib投与は中枢神経系への転移を抑制する

 米Puma biotechnology社は2014年11月13日、HER2陽性の局所再発または転移性乳癌患者にPB272(neratinib)を第1選択薬として適用した無作為化フェーズ2 NEfERTT試験で、neratinibがトラスツズマブとは異なる効果を持つことが示唆されたと発表した。

 neratinibは、経口投与が可能なErbB受容体チロシンキナーゼ阻害剤で、HER1、HER2、HER4を不可逆的に阻害する。単剤投与により、進行性HER2陽性乳癌に対する抗腫瘍活性を示すことが明らかになっている。

 NEfERTT試験は、33カ国で479人の患者を登録し、neratinib+パクリタキセルまたはトラスツズマブ+パクリタキセルに割り付けた。主要評価項目は無増悪生存期間に、副次的評価項目は客観的奏効率、中枢神経系への転移の発生率などに設定されていた。

 無増悪生存期間は、neratinib群が16.6カ月、トラスツズマブ群は16.7カ月で有意差は見られなかった(p=0.35)。客観的奏効率はそれぞれ74.8%と75.1%で、やはり差は有意ではなかったが(p=0.94)、これらの結果はあらかじめ予想されていた。

 一方、中枢神経系への転移率はneratinib群のほうが有意に低かった。中枢神経系に転移が生じた患者はneratinib群が7.4%、トラスツズマブ群は15.6%で、相対リスク減少は52.6%(p=0.0056)になった。

 安全性に関する分析で、neratinib群に最も多く見られた有害事象は下痢で、このグループの患者の約30%がグレード3の下痢を経験した。トラスツズマブ群では、グレード3の下痢は約4%にしか見られなかった。この試験では下痢予防のための薬剤は投与されなかったが、Her2遺伝子変異が陽性の非小細胞肺癌患者にneratinibを投与したフェーズ2試験で、高用量のロペラミドがグレード3の下痢の発生率を大きく減らすことが示されたため、現在進行中の臨床試験の登録患者には、neratinib関連下痢の予防を目的として高用量ロペラミドが投与されている。

 NEfERTT試験の結果の詳細は2015年に学会発表される見込みだ。 

2014年11月19日 (17:00)

初発膠芽腫にテモゾロミド、放射線療法へのベバシズマブ追加は、増悪後に後治療無しの場合は追加群で有意に全生存期間が長い【SNO2014】

 初発の膠芽腫患者を対象に、術後または生検後、テモゾロミドと放射線療法の併用に加えベバシズマブを投与する場合、増悪(PD)後に後治療を受けなかった患者では、ベバシズマブ追加で有意に全生存(OS)期間が長いことが明らかとなった。

 初発の膠芽腫患者を対象に、術後または生検後、テモゾロミドと放射線療法の併用に加え、ベバシズマブを投与した群(以下、ベバシズマブ群)とプラセボを投与した群(以下、プラセボ群)を比較した無作為化二重盲検プラセボ対照フェーズ3試験、AVAglioの事後解析の結果示されたもの。11月13日から16日まで米国マイアミで開催された米国脳腫瘍学会(SNO2014)で、米University of CaliforniaのTimothy Cloughesy氏によって発表された。

 AVAglio試験は、無作為化、二重盲検、プラセボ対照比較試験で、初発膠芽腫患者を対象として、術後または生検後、放射線療法とテモゾロミドにベバシズマブを併用した場合の有効性と安全性を評価した国際共同試験(日本も含む)。

 患者は、1週間のうち5日間(1日あたり2Gy)照射を6週間行う放射線療法、テモゾロミド(1日あたり75mg/m2)連日投与、ベバシズマブを2週間間隔で10 mg/kg投与する群(ベバシズマブ群)と、ベバシズマブの代わりにプラセボを投与する群(プラセボ群)に割り付けられた。

 放射線療法終了後は、28日間休薬し、4週間おきに5日間、1日当たり150mg/m2(可能であれば200mgまで増量した)のテモゾロミド投与、2週間間隔でベバシズマブ10mg/kgまたはプラセボ投与を6サイクル行った。その後は病状が進行するまで、3週間隔でベバシズマブ15mg/kgまたはプラセボを投与し続けた。

 試験には2009年から2011年までに921人の患者が登録された。プラセボ群に463人、ベバシズマブ群に458人が割り付けられた。年齢中央値はプラセボ群56.0歳、ベバシズマブ群57.0歳、男性はプラセボ群が64%、ベバシズマブ群が62%など、両群間に差はなかった。

 試験の結果、主要評価項目の1つである試験担当医師によるPFS中央値は、全体ではプラセボ群が6.2カ月、ベバシズマブ群が10.6カ月、層別化ハザード比は0.64(95%信頼区間:0.55-0.74)、p<0.0001(log-rank test)で、ベバシズマブ群に有意な延長が確認された。サブグループ解析は、どの患者でもベバシズマブ群が優位だった。

 もう1つの主要評価項目であるOS中央値は、全体ではプラセボ群が16.7カ月、ベバシズマブ群が16.8カ月、層別化ハザード比は0.88(95%信頼区間:0.76-1.02)、p=0.0987(log-rank test)で、有意な差はなかった。

 2013年2月28日のデータカットオフで、PFSイベントが発生した患者のうち、増悪後の治療を受けていないプラセボ群患者105人、ベバシズマブ群患者120人について事後解析が行われた。両群間で患者背景に大きな差はなかった。解析の結果、PFS中央値はプラセボ群が4.8カ月、ベバシズマブ群が8.4カ月で、層別化ハザード比0.62(95%信頼区間:0.46-0.84)で、有意にベバシズマブ群で延長していた。さらにOS中央値もプラセボ群8.0カ月、ベバシズマブ群11.6カ月で、層別化ハザード比0.67(95%信頼区間:0.49-0.91)で有意にベバシズマブ群で延長していた。多変量解析でも増悪後の治療を受けていない患者ではベバシズマブ群の方がOSが有意に良かった。

 一方、増悪後の治療を受けた患者のOS中央値はプラセボ群19.3カ月、ベバシズマブ群20.5カ月で、層別化ハザード比0.88(95%信頼区間:0.73-1.05)で有意差はなかった。

 研究グループは「実臨床では上限50%の患者が増悪後の治療を受けておらず、事後解析ではあるが今回の結果が確認されれば、重要な示唆になる」としている。

2014年11月19日 (11:09)

日本人EGFR遺伝子変異陽性肺癌でアファチニブはOSを延長させる傾向、エクソン19欠失変異陽性例では有意にOSを改善【肺癌学会2014】

 EGFR遺伝子変異を有する日本人の進行肺腺癌患者において、ペメトレキセド+シスプラチンに比べ、アファチニブは有意ではないが全生存期間(OS)を中央値で11カ月延長し、なかでもエクソン19欠失変異を有する患者ではOSを有意に改善することが、LUX-Lung3の日本人サブグループ解析で明らかになった。11月14日から16日まで京都市で開催された第55回日本肺癌学会学術集会で、神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科の加藤晃史氏らが発表した。

 LUX-Lung3試験では、EGFR遺伝子変異を有する3B/4期の肺腺癌患者を対象として、アファチニブ(40mg/日、連日投与)とペメトレキセド+シスプラチン併用療法が比較された。主要評価項目は中央独立審査によるPFSで、副次評価項目は奏効率、病勢制御率、OS、PRO、安全性が設定された。

 25カ国133施設が参加し、日本からは16施設83人が登録した。アファチニブ群が54人、ペメトレキセド+シスプラチン群が29人だった。

 患者背景で2群に違いが見られたのは、ECOG PS 0の患者がアファチニブ群50%、ペメトレキセド+シスプラチン群58.6%、病期が4期の患者が88.9%、82.8%で、脳転移のある患者が18.5%、24.1%だった。EGFR遺伝子変異についてエクソン19欠失変異を有する患者が42.6%、55.2%、エクソン21のL858R変異のある患者が50%、37.9%であった。

 これまでに、日本人全患者におけるPFS中央値はアファチニブ群13.8カ月、ペメトレキセド+シスプラチン群6.9カ月、ハザード比0.38(95%信頼区間:0.20-0.70、p=0.0014)と報告されている。

 今回の解析では、EGFR遺伝子変異の多数を占めたエクソン19欠失変異およびエクソン21のL858R変異を有する患者で、脳転移のない患者におけるPFS中央値はアファチニブ群16.4カ月、ペメトレキセド+シスプラチン群8.2カ月、ハザード比0.26(95%信頼区間:0.13-0.55、p=0.0001)となった。脳転移のある患者ではそれぞれ8人、7人と少数で、PFS中央値は9カ月、3.9カ月、ハザード比0.45(95%信頼区間:0.12-1.71、p=0.2233)だった。

 OS中央値は、日本人全患者においては、アファチニブ群46.9カ月、ペメトレキセド+シスプラチン群35.8カ月、ハザード比0.75(95%信頼区間:0.40-1.43、p=0.3791)だった。また頻度が高い変異であるエクソン19欠失変異あるいはL858R変異を有する患者では、それぞれ46.9カ月、35カ月、ハザード比0.57(95%信頼区間:0.29-1.11、p=0.0966)であった。

 ここでエクソン19欠失変異を有する患者に限ると、アファチニブ群(23人)46.9カ月、ペメトレキセド+シスプラチン群(16人)31.5カ月、ハザード比0.34(95%信頼区間:0.13-0.87、p=0.0181)と有意な差が認められた。一方、L858R変異を有する患者では、アファチニブ群(27人)41.7カ月、ペメトレキセド+シスプラチン群(11人)40.3カ月、ハザード比1.13(95%信頼区間:0.40-3.21、p=0.8212)だった。

 後治療が行われている患者はアファチニブ群89.6%、ペメトレキセド+シスプラチン群100%で、EGFR-TKIはそれぞれ56.3%、96.6%であった。

 日本人における安全性プロファイルは、全患者で報告された結果と一致していた。主な治療関連有害事象として、下痢、皮疹・ざ瘡、爪変化、口内炎が報告された。

 また2段階減量の20mg投与の患者で長期投与が認められたことから、加藤氏は「適切な減量で長期投与が可能である」とした。

2014年11月18日 (16:48)

新規診断膠芽腫に非侵襲的デバイスNovoTTFと術後補助テモゾロミドの併用で有意にPFS、OSが延長【SNO2014】

 新規診断膠芽腫に対して、装用型の非侵襲的なデバイスであるNovoTTF-100Aと術後補助療法としてのテモゾロミドを併用すると、テモゾロミドのみの場合と比べて、有意に無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)を延長できることが明らかとなった。前向き国際多施設臨床試験EF-14の中間解析の結果、示されたもの。11月13日から16日まで米国マイアミで開催された19th Annual Scientific Meeting and Education Day of the Society for Neuro-Oncology(SNO2014)で、スイスZurich University HospitalのRoger Stupp氏によって発表された。

 NovoTTF-100Aは、頭に装着し頭皮の上から腫瘍に向けて非常に弱い中間周波の交流電場である腫瘍治療電場(Tumore Treating Fields;TTF)を持続的に発生させる。分裂中の細胞に連続的にTTFを作用させると、細胞が二分される前の段階で染色体や分離装置の正常な分離が阻害され、分裂はストップする。電場の影響は分裂が早い細胞に顕著に表れ、ゆっくりと分裂する正常細胞にはほとんど認められない。

 NovoTTFは全重量が約3kgで、斜めがけショルダーバッグの中にバッテリーなどの主な装置が入っており、そこから、頭髪をそり落とした頭に貼り付けた電極パッドに向けてケーブルがのびている。患者は、ショルダーバッグを持ち歩く、または自分の脇に置いておくだけで、通常通りの生活を送りながら連続的に治療を受けることができる。

 EF-14試験は米国、カナダ、韓国、欧州、イスラエルの12カ国83施設で実施された。テモゾロミドと放射線療法を受けた新規診断膠芽腫患者を、最大7週間の間にTTF(1日18時間超)と術後補助テモゾロミドを投与する群(TTF併用群)と術後補助テモゾロミドのみを投与する群(テモゾロミド群)に2対1の割合で割り付けた。TTFの照射は2度目の増悪が起きるまで行われた。

 1次評価項目はITTを対象にしたPFS、2次評価項目は治療を受けた患者を対象にしたOSなどだった。試験の対象患者は18歳以上で組織学的に膠芽腫と証明され、標準的なテモゾロミド/放射線療法が完了し、その後腫瘍増悪がない患者などとした。

 2014年11月11日までに692人が無作為化され、18カ月超の観察期間があった315人を対象に中間解析が行われた。TTF群には210人が割り付けられ、治療を開始されたのは203人、2サイクル目の治療が開始されたのは196人(97%)、既定の治療を受けたのが196人だった。テモゾロミド群には105人が割り付けられ、治療を開始されたのは101人、2サイクル目の治療が開始されたのが95人(94%)、クロスオーバーされなかったのは84人だった。両群の患者背景に大きな差はなかった。

 TTF群の術後テモゾロミドを受けたサイクル数中央値は6(1-25)で、TTFのサイクル数は1サイクルを1カ月として8.0サイクルだった。テモゾロミド群の術後テモゾロミドを受けたサイクル数中央値は4(1-24)だった。

 試験の結果、ITTを対象にしたPFS中央値はTTF群が7.1カ月(95%信頼区間:5.9-8.2)、テモゾロミド群が4.0カ月(同:3.0-4.3)で、ハザード比0.53、p=0.0014で有意にTTF群で延長していた。ITTを対象にしたOS中央値はTTF群が19.6カ月(95%信頼区間:16.5-24.1)、テモゾロミド群が16.6カ月(同:13.5-19.1)で、ハザード比0.75、p=0.034で有意にTTF群で延長していた。2年生存率はTTF群が43%(95%信頼区間:36-50)、テモゾロミド群が29%(同:21-39)だった。

 さらにクロスオーバーした患者を除いて解析するとOS中央値はTTF群が20.5カ月(95%信頼区間:16.5-24.1)、テモゾロミド群が15.5カ月(同:13.5-19.1)で、ハザード比0.67、p=0.0072でより有意にTTF群で延長していた。2年生存率もTTF群が45%、テモゾロミド群が28%だった。

 副作用は両群で大きな差があるものは少なかったが、TTF群では装置装着部位反応が認められた。

 中間解析の結果、データモニタリング委員会は早期の成功中止を推奨した。研究グループは「膠芽腫に対する新しい標準治療が確立された」とした。

 NovoTTFは、日本では2013年8月に開催された「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会」で議論され、現在承認申請準備中となっている。

2014年11月18日 (11:25)

再発膠芽腫にベバシズマブもfotemustineも有効である可能性、VAREG試験の最終結果【SNO2014】

 再発膠芽腫に対し、ベバシズマブもニトロソウレアの一種fotemustine (FTM)も有効である可能性が明らかとなった。多施設オープンラベルフェーズ2試験VAREG(ML25739)の最終結果で、両製剤は毒性プロファイルは異なるが、どちらも有効性が示された。11月13日から16日まで米国マイアミで開催されている19th Annual Scientific Meeting and Education Day of the Society for Neuro-Oncology(SNO2014)で、イタリアBellaria - Maggiore HospitalのAlba A. Brandes氏によって報告された。

 VAREG試験は、2週間おきにベバシズマブ10mg/m2を投与する群(ベバシズマブ群)と、1日目、8日目、15日目にFTM75mg/m2を投与し、35日間おいたあと、3週間おきにFTMを100mg/m2投与する群(FTM群)に分けて行われた。主要評価項目は6カ月時点での全生存(OS)率だった。副次評価項目は9カ月時点のOS率、12カ月時点のOS率、OS中央値、6カ月時点の無増悪生存率、毒性プロファイルなどだった。55歳以下と55歳超、再発に対する手術の有無で層別化されていた。

 2011年11月から2012年9月までにイタリアの10施設で91人の再発膠芽腫患者が登録された。年齢中央値は57歳(28-78)。PS 0が42人、PS 1が35人、PS 2が14人だった。全ての患者が放射線/テモゾロミド治療を受けていた。診断から最初の再発までの時間はベバシズマブ群が331日、FTM群が460日だった。再発時に21人(23.1%)が試験に参加する前に再切除を受けていた(ベバシズマブ群13人、FTM群8人)。59人がベバシズマブ群に、32人がFTM群に割り付けられた。両群の患者背景にはPS 2の患者比率、最初の手術から無作為化までの日数の中央値、ベースライン時のコルチコステロイド使用率などに差があった。

 6カ月時点のOS率は、ベバシズマブ群が62.1%(95%信頼区間:48.4-74.5)、FTM群が73.3%(同:54.1-87.7)、9カ月時点のOS率は、ベバシズマブ群が37.9%(95%信頼区間:25.5-51.6)、FTM群が46.7%(同:28.3-65.7)だった。OS中央値はベバシズマブ群が7.3カ月(95%信頼区間:5.8-9.2)、FTM群が8.7カ月(同:6.3-15.3)だった。6カ月時点の無増悪生存率はベバシズマブ群が26.3%(95%信頼区間:15.5-39.6)、FTM群が10.7%(同:2.2-28.2)だった。無増悪生存期間中央値はベバシズマブ群が3.38カ月(95%信頼区間:3.1-4.3)、FTM群が3.45カ月(同:1.8-3.8)だった。

 ベバシズマブ群において55歳以下の患者の6カ月OS率は77.8%(95%信頼区間:57.7-91.4)、9カ月OS率は59.3%(同:38.8-77.6)で、55歳超の患者では6カ月OS率は48.4%(同:30.1-66.9)、9カ月OS率は19.3%(同:7.4-37.5)だった。ベバシズマブ群の55歳超患者を55歳以下患者と比較したOSのハザード比は2.0(95%信頼区間:1.0-4.1)、p=0.05で有意な差があったが、FTM群は年齢による差はなかった。

 グレード3/4の副作用は血小板減少症がベバシズマブ群0%、FTM群9.3%、好中球減少症がベバシズマブ群が1.7%、FTM群が12.5%、消化管穿孔がベバシズマブ群3.4%、FTM群0%、肺血栓塞栓症がベバシズマブ群1.7%、FTM群0%、急性心筋梗塞がベバシズマブ群1.7%、FTM群0%などだった。

2014年11月17日 (15:59)

再発膠芽細胞腫にベバシズマブとlomustineの併用が有効である可能性、BELOB試験の最終結果発表【SNO2014】

 再発膠芽細胞腫に対して、ベバシズマブとニトロソウレア系抗癌剤lomustineの併用が有効である可能性が明らかとなった。オランダで実施された無作為化フェーズ2試験BELOBの最終解析の結果、9カ月時点の全生存(OS)率が併用群でフェーズ3実施の基準内に入ったもの。lomustine単剤とベバシズマブとlomustine併用とを比較するフェーズ3試験が、フェーズ2試験EORTC26101を2群に変更して行われている。

 11月13日から16日まで米国マイアミで開催されているAnnual Meeting of the Society for Neuro-Oncology(SNO2014)で、オランダErasmusMC Cancer InstituteのW.Taal氏によって発表された。

 BELOB試験は、ベバシズマブを2週おきに投与する群(ベバシズマブ群)、lomustineを6週おきに投与する群(lomustine群)、ベバシズマブを2週おきとlomustineを6週おきに投与する群(併用群)に分けて実施された。対象は組織学的に確認された膠芽細胞腫で、テモゾロミドを用いた化学放射線療法後1回目の再発患者で、18歳以上の比較的全身状態が良く(PS 0-2)増悪と診断される前3カ月以内に放射線療法を受けていない患者とした。主要評価項目は9カ月時点のOS率、副次評価項目がOS中央値、無増悪生存期間(PFS)中央値、6カ月時点のPFS率、効果などだった。

 当初、lomustine群はlomustine 110mg/m2を6週おきに6サイクル、ベバシズマブ群はベバシズマブ10mg/kgを2週おきに増悪まで、併用群はベバシズマブ10mg/kgを2週おきに増悪までとlomustine 110mg/m2を6週おきに6サイクルとして始まった。しかし併用群で最初の8人のうち3人で用量制限毒性が見られたことから、併用群のlomustineの用量が90mg/m2に変更された。

 lomustine群46人、ベバシズマブ群50人、併用群(lomustine 90mg群)44人の適格患者が割り付けられた。3群の患者背景には差がなかった。併用群(lomustine 110mg)は8人が投与を受けた。

 試験の結果、9カ月時点のOS率はlomustine群が43%(95%信頼区間:29-57)、ベバシズマブ群が38%(同:25-51)、併用群(lomustine 90mg)が59%(同:43-72)、併用群(lomustine全体)は63%(同:49-75)だった。OS中央値はlomustine群とベバシズマブ群がそれぞれ8カ月で、併用群(lomustine 90mg)が11カ月、併用群(lomustine全体)は12カ月だった。6カ月時点のPFS率はlomustine群が13%(95%信頼区間:5-24)、ベバシズマブ群が16%(同:7-27)、併用群(lomustine 90mg)が41%(同:26-55)、併用群(lomustine全体)が42%(同:29-55)だった。奏効率はlomustine群が5%、ベバシズマブ群が38%、併用群(lomustine 90mg)が34%、併用群(lomustine全体)が39%だった。

 サルベージ療法で差が見られたこととして、ベバシズマブ群では40%が化学療法を受け、38%がlomustineの投与を受けていたのに対し、lomustine群ではベバシズマブの投与を受けたのは2%のみだった。

 IDH1、2遺伝子の解析が127人で行われ、IDH野生型患者119人のOS中央値は9カ月、変異型患者8人のOS中央値は20カ月(p=0.021)だった。併用群全体で42人の野生型患者の9カ月OS率は60%(95%信頼区間:43-73)だった。

 日本ではlomustineの代わりにニムスチンが用いられている。

2014年11月17日 (10:42)

成人再発上衣腫に対してラパチニブとドーズデンス型のテモゾロミド投与が有効な可能性【SNO2014】

 様々な部位、種類(グレード)の成人再発上衣腫に対して、ラパチニブとドーズデンス型のテモゾロミド投与は忍容性があり、抗腫瘍効果がある可能性が明らかとなった。両剤を併用投与したフェーズ2試験CERNで、抗腫瘍効果と忍容性を示す結果が得られたもの。11月13日から16日まで米国マイアミで開催されている米国脳腫瘍学会(SNO2014)で、米M. D. Anderson Cancer CenterのMark Gilbert氏によって発表された。

 上衣腫は稀な成人の中枢系腫瘍で、分子生物学的な研究から多くの腫瘍でErbB2が過剰発現し、MGMT遺伝子プロモーターがメチル化されていないことが分かっている。

 CERN試験は18歳以上でKPSが70以上、中央検査で上衣腫(グレードI、II、III)と確認された再発患者を対象に行われた。

 患者には4週間を1サイクルとして、1日あたりテモゾロミド125mgから150mg/m2(1サイクル目と2サイクル目に125mg、骨髄毒性が出た場合は2サイクルから12サイクルまで125mg、出なかった場合は3サイクルから12サイクルまで150mg)を7日投与7日休薬で投与し、ラパチニブは毎日経口で1250mgを投与した。主要評価項目は無増悪生存期間(PFS)中央値で、副次評価項目は奏効率、副作用プロファイルと忍容性、ErbB2発現または他の分子プロファイルと効果の一致などだった。

 試験には50人が登録され、全員評価可能だった。年齢中央値は47歳(20-81)、女性は28人(56%)、KPS中央値は90だった。腫瘍グレードは退形成性上衣腫が18人、上衣腫が24人、液乳頭状上衣腫が8人だった。腫瘍の部位は大脳が14人、後頭蓋窩が5人、脊髄が25人、多発性が6人だった。全員が手術の経験があり、放射線治療の経験があったのは94%、全身療法の経験があったのは28%で、前レジメン数1が5人、2が5人、3が3人、4が1人だった。

 全体のPFS中央値は36.0週(95%信頼区間:24.4-96.0)だった。腫瘍の種類別では液乳頭状上衣腫が74.7週(95%信頼区間:15.7-NA)、上衣腫が60.9週(同:23.7-NA)、退形成性上衣腫が20.6週(同:8-31.9)だった。部位別では大脳が24.9週(95%信頼区間:7.9-110.6)、後頭蓋窩が21.3週(同:16.0-60.9)、脊髄が96.0週(同:31.9-114.4)、多発性が24.0週(同:4.1-NA)だった。

 全体の全生存期間中央値は117.1週(95%信頼区間:96-NA)だった。腫瘍の種類別では液乳頭状上衣腫が未到達(95%信頼区間:96-NA)、上衣腫が未到達(同:18.3-72.4)、退形成性上衣腫が63.6週(同:38.6-114)だった。部位別では大脳が114週(95%信頼区間:38.6-NA)、後頭蓋窩が未到達(同:31.1-NA)、脊髄が未到達(同:91.7-NA)、多発性が65.6週(同:20.7-NA)だった。

 最良効果はCRが1人(グレードIII)、PRが4人(グレードIIが3人、グレードIIIが1人)、SDが33人、PDが12人だった。

 全体のPFS率は6カ月が62%、12カ月が44%で、腫瘍の種類別では液乳頭状上衣腫のPFS率は6カ月が88%、12カ月が75%、上衣腫のPFS率は6カ月が63%、12カ月が46%、退形成性上衣腫のPFS率は6カ月が50%、12カ月が28%だった。部位別では大脳のPFS率は6カ月が43%、12カ月が29%、後頭蓋窩のPFS率は6カ月が40%、12カ月が20%、脊髄のPFS率は6カ月が80%、12カ月が64%、多発性のPFS率は6カ月が50%、12カ月が17%だった。

 投薬には忍容性が認められたが、骨髄毒性と皮疹などが重篤な副作用としてあった。予備的な遺伝子発現解析の結果では、ErbB2mRNAがより高い患者でPFS中央値の効果があった(p=0.03)。

2014年11月15日 (16:51)

ALK阻害剤の治療歴がないALK陽性NSCLCに対しアレクチニブは2年を超えるPFS示す、フェーズ1/2の長期追跡結果【肺癌学会2014】

 経口ALK阻害剤アレクチニブは、化学療法による治療歴を有しALK阻害剤による治療歴がないALK陽性非小細胞肺癌(NSCLC)に対し、奏効率は93.5%、無増悪生存期間(PFS)はおよそ28カ月であることが、フェーズ1/2試験(AF-001JP)の長期追跡データで明らかになった。11月14日から16日まで京都市で開催された第55回日本肺癌学会学術集会で、北海道がんセンター呼吸器内科の原田眞雄氏が発表した。

 対象は、ALK陽性でステージ3B/4または再発NSCLC患者で、1レジメン以上の化学療法の後に増悪し、ALK阻害剤の治療歴はない患者とした。フェーズ2部分には46人が登録された。アレクチニブは300mgを1日2回投与した。

 2014年2月14日時点で32人(70%)が投与を継続していた。効果はフェーズ2試験の患者46人で、安全性はフェーズ1試験で300mg 1日2回投与をした患者を加えた58人で評価された。1年の追跡結果は昨年報告されている。

 2014年1月31日時点で、全例で30%以上の腫瘍縮小が見られた。およそ2/3の患者は3週間でPRに至っていた。奏効率は93.5%(95%信頼区間:82.1-98.6)、病勢制御率は95.7%で、CRは昨年の報告から2人増えて9人(19.6%)となった。

 治療期間中央値は22.4カ月(1-29カ月)だった(カットオフ:2014年1月31日)。PFSの中央値は27.7カ月(95%信頼区間:26.9-未到達)、2年PFS率は76%だった。また2年生存率は79%(同:63-89%)だった(カットオフ:2014年2月14日)。

 新たな副作用はなかった。20%以上に見られた主な有害事象は、血中ビリルビン増加、味覚異常、AST増加、血中クレアチニン増加、便秘、皮疹で、いずれもグレード1/2がほとんどであった。グレード4以上はなかった。グレード3の有害事象は、血中ビリルビン増加(3%)、好中球数減少(7%)、ALT増加(3%)、血中クレアチンフォスフォキナーゼ(CPK)増加(3%)、白血球減少(2%)が見られた。ILDはグレード1の1人のみだった。

 以上の結果から「アレクチニブの長期にわたる高い有効性および長期投与の忍容性が認められた」とした。

2014年11月15日 (11:40)

EGFR変異陽性NSCLCに対しエルロチニブ+ベバシズマブ併用による1次治療は高齢者でもPFS延長【肺癌学会2014】

 EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺癌(NSCLC)に対する1次治療として、エルロチニブとベバシズマブの併用はエルロチニブ単独投与に比べ、75歳未満でも75歳以上でも、無増悪生存期間(PFS)を延長することが、ランダム化フェーズ2試験JO25567の解析で明らかになった。全生存期間(OS)はまだイベント数は少ないが有意な違いは見られなかった。11月14日から京都市で開催された第55回日本肺癌学会学術集会で、近畿中央胸部疾患センター臨床研究センターの安宅信二氏らが発表した。

 対象は、化学療法未治療で活性型EGFR遺伝子変異(T790M変異を除く)を有するステージ3B/4または術後再発の非扁平上皮NSCLC患者。脳転移例は除外した。エルロチニブ+ベバシズマブ併用群とエルロチニブ単独群に1:1の割合でランダム化割付けした。主要評価項目は、独立評価委員会によって評価したPFSで、副次評価項目はOS、奏効率、安全性、QOLとした。

 エルロチニブ+ベバシズマブ併用群では、エルロチニブ150mg/日を連日投与し、ベバシズマブ15mg/kgを3週ごとに投与した。エルロチニブ単独群ではエルロチニブ150mg/日を連日投与し、認容できない有害事象または増悪を認めるまで継続投与した。

 30施設から154人が登録され、投与可能だった152人を解析対象とした。この結果、2013年6月30日時点でPFSイベントは103人、PFS中央値は、エルロチニブ+ベバシズマブ併用群16.0カ月、エルロチニブ単独群9.7カ月で、ハザード比0.54、p=0.0015だった。奏効率は、エルロチニブ+ベバシズマブ併用群69.3%、エルロチニブ単独群が63.6%、病勢制御率はそれぞれ98.7%、88.3%だった。

 奏効までの期間は両群とも0-4週までが最も多く、エルロチニブ+ベバシズマブ併用群のほうが短い傾向が見られた。

 今回の発表では、OSの追跡データが報告された。2014年3月31日時点でイベント数は52人で、エルロチニブ+ベバシズマブ併用群27人、エルロチニブ単独群25人だった。OS中央値はエルロチニブ+ベバシズマブ併用群34.2カ月、エルロチニブ単独群では中央値に達していない。ハザード比は1.14(95%信頼区間:0.66-1.96)、p=0.6487であった。ただし、このOSのデータはまだ十分なイベント数が発生しておらず、immatureだとした。

 1年生存率はエルロチニブ+ベバシズマブ併用群97%、エルロチニブ単独群92%、2年生存率はそれぞれ81%、74%となった。

 2次治療としては、エルロチニブ単独群でプラチナ系抗癌剤による併用療法+ベバシズマブが多く、エルロチニブ+ベバシズマブ併用群ではプラチナ系抗癌剤による併用療法が多い傾向があった。

 2014年3月31日時点で、エルロチニブ+ベバシズマブ併用群16人、エルロチニブ単独群9人が治療を継続していた。

 重篤な有害事象は、エルロチニブ+ベバシズマブ併用群24%、エルロチニブ単独群24.7%に見られた。高血圧や蛋白尿はベバシズマブ投与群で多かったが、予期しない有害事象は見られなかった。

 またサブグループ解析の結果、どの因子でも併用群でPFSは良好だった。年齢の因子で分けると、75歳未満の患者では、PFS中央値はエルロチニブ+ベバシズマブ併用群(63人)15.4カ月、エルロチニブ単独群(62人)9.7カ月、ハザード比0.60、p=0.0163。奏効率はそれぞれ69.8%、64.5%で、病勢制御率は98.4%、88.7%だった。

 75歳以上の患者では、エルロチニブ+ベバシズマブ併用群(12人)のPFSは中央値に達せず、エルロチニブ単独群(15人)は9.7カ月、ハザード比0.23、p=0.0128だった。奏効率はそれぞれ66.7%、60.0%で、病勢制御率は100%、86.7%であった。

 有害事象も75歳未満と75歳以上で大きな違いはなかった。このため「症例数は少ないが、高齢者でも安全で、効果が期待できる」とした。

2014年11月14日 (16:15)

【がん治療 最前線】「乳がん」「腎臓がん」 マイナス185度のアイスボールでがんを包む「凍結療法」〈週刊新潮〉


直径わずか1ミリ、長さ15センチほどの特殊な針が体内を進んでゆく。CTが、がんの姿を捉えるや、針先がこれに突き刺さった。すると腫瘍は氷の塊、アイスボールでみるみる覆われていく。がん細胞を凍らせ死滅させる「凍結療法」は、痛みや体への負担がとても少ない。そのうえ完治率が9割以上! 患者にとって夢のような最先端治療法なのだ。

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「全く痛くなかったので、本当に治療してもらったという実感がないくらいです。退院してからも、入院前と何も変わらないし。でも、外来で経過観察CT検査を受けましたが、がんは確実に消えたんです」

 腎臓がんを患い、今年10月、都内の国立がん研究センター中央病院で凍結療法を受けた70代の女性はこう振り返る。

 CTやMRIでがんを確認しながら治療を行うIVR(画像下治療)。その中の一つ、凍結療法は、治療で新たな苦痛を患者に与えることなく、絶大な効果を発揮する、極めて有益な治療法だ。高齢者や、脳梗塞、心筋梗塞などで開腹手術が不可能な患者には福音であろう。同病院の院長で、日本IVR学会理事長の荒井保明氏が解説する。

「この針は内部が二重構造になっていて、高圧ガスを通すことができます。まず、局所麻酔したところから針を挿入。腎臓のがんに刺し、最初にアルゴンガスを流すと、針先がマイナス185度まで急速に冷える。すると患部は凍り始め、数分で2~2・5センチのアイスボールで包まれる。次にヘリウムガスを流し、10分で20度まで温め、解凍します。この冷凍、解凍のサイクルをもう一度繰り返し、1クールとします。すると凍結と解凍により、がん細胞が破壊され、細胞に栄養を送る血管も血栓ができて血液が通わなくなり、がん細胞が完全に壊死するわけです」

■9割超が再発なし!

 同じIVRでも「ラジオ波焼灼術」は、患者に「熱い」「痛い」といった苦痛を感じさせてしまう場合がある。またラジオ波はCTで焼かれる範囲の確認ができないが、凍結療法はアイスボールの大きさを画像で確認できるという利点もある。さらに患者にとって嬉しいのは、腎臓がんの凍結療法がすでに保険適用されている点だ(3センチ程度以下のもの)。

「基本的にはステージI期内の初期がんが対象で、大きなものや転移した進行がんには実施しません。実際の治療は、一度に針を2~3本使用して行います。というのも、1本の針でカバーできるのは2~2・5センチのがんで、それ以上大きなものだと、約30分のサイクルを2度、行わないといけないからです。これを2本で施術すれば、1回のサイクルで済ませられ、体への負担をさらに減らせる。治療は1時間~1時間半で終わり、入院は数日~1週間弱です」(同)

 保険適用で入院費も含めると、諸費用の自己負担分は30万円以内で収まる。

「当院では腎臓がんの凍結療法を2年前から始め、50代から90歳を超えた高齢者まで50人ほどに行いました。そのうち、がんが再発した方は数%に過ぎず、9割以上が完治しています。つまり凍結療法は“切らずに9割完治、しかも痛くない”治療法。だから、泌尿器科医も手術が難しい時は躊躇なく紹介してくれています」(同)

 千葉県鴨川市の亀田総合病院では、乳がんの凍結療法を行っている。乳房を切除せず、しかも日帰り手術が可能という(保険適用外)。

 先の荒井氏はこう話す。

「残念ながら、日本はこの治療法で、欧米、とりわけアメリカから10年は遅れている。海外ではすでに肝臓や肺、骨など他の臓器のがんにも使用されています。私たちもこの凍結療法を拡大していきたいと努めているところなのです」

「特集 常識が変わり始めた「がん治療」最前線」より
※「週刊新潮」2014年11月13日号

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2014年11月14日 (10:37)

【がん治療 最前線】「胃がん」「白血病」「肝臓がん」「肺がん」など 根治が見えてきた女王蜂「がん幹細胞」の新しい叩き方〈週刊新潮〉


 分泌液が樹脂状に固まり、幾何学模様を呈した薄暗い巣。その中で怪物は、シルバーメタリックの巨大な卵嚢から、粘液にまみれた卵を次々と産み落とす。映画『エイリアン』シリーズで描かれたエイリアン・クイーンの産卵シーンである。この怪物同様、人類の難敵、がんも、最新研究で女王蜂の如き「がん幹細胞」から生まれていることが分かってきた。この親玉を叩ければ、がん根治が見えてくる。

 ***

「そんなバカな……。“ショック”と“信じられない”という思い」

 今年3月、喉頭がんを公表した音楽プロデューサーのつんく♂(46)は、抗がん剤治療などにより、がん細胞が観察されなくなる「完全寛解」と診断された。しかし、である。10月に入り、がんの再発が判明。急遽、手術を行った。その際、発表されたのが先のコメントで、本人が受けた衝撃の大きさが窺えよう。

 つんく♂のように、抗がん剤などでがんが完治したかに見えた患者が、5年以内に再発するケースは少なくない。何故なのか。

 これまで、がんは正常な細胞の遺伝子が傷つき、そのがん細胞が分裂して増えることで、がんの塊=腫瘍ができると考えられてきた。

「しかし最新の知見で、がんには2種類の細胞があることが分かってきた。一つは普通のがん細胞。そしてもう一つは、がん細胞を生み出すがん幹細胞です」

 と、九州大学生体防御医学研究所の中山敬一教授。

「がん細胞は増殖しますが、親玉のがん幹細胞はほとんど眠ったままで増えない。一方、抗がん剤は、がん細胞が分裂する際、不安定になる隙を狙い撃ちするので、“よく増える細胞”の退治には強い効果を発揮する。しかし増殖しないがん幹細胞には効きません。抗がん剤で一過的に“がんが消えて治った”と思っても、がん幹細胞は生き残っているので、それが再び動き出して新たながん細胞を生めば、再発・転移につながってしまう。本当に叩くべき真の敵は、女王蜂のがん幹細胞で、それができない限り、がんの根治はないのです」

■逆転の発想

 ヒトのがん幹細胞が世界で初めて発見されたのは97年。白血病のがん細胞の中から見つかった。その後、消化器がんでも発見されているが、数が極めて少なく、がん細胞の塊の中に含まれる割合は1%以下とされる。

「私たちは、眠っているがん幹細胞を起こし、増殖を促す研究を行っています。一般の方は危険だと思いがちですが、“増える”ことで抗がん剤が効く状態にする、逆転の発想です」(同)

 中山氏らは白血病マウスで実験。細胞分裂の抑制には「Fdw7」等の2つの遺伝子が関わっており、実験前に遺伝子に細工し、特殊薬剤でこれらを破壊する。

「そのうえで抗がん剤を投与しました。すると、抗がん剤投与だけのマウスでは100%近く白血病が再発したのに、がん幹細胞の分裂を促したマウスは、ほぼ100%完治した。人間でも、2つの遺伝子の機能をブロックする薬が見つかれば、同じ効果が期待できる。それを目下、懸命に探しているところです」(同)

 一方、がん幹細胞を標的にした治療法で、すでに臨床試験の段階まで進展しているものがある。慶大先端医科学研究所の佐谷秀行教授の主導の下、国立がん研究センター東病院で行われている胃がんの治験だ。佐谷教授の解説。

「がん幹細胞はがん治療に強い抵抗性を持っている。その理由を探り解析を続けた結果、がん幹細胞にはCD44vという分子があり、栄養の取り口となるポンプを活性化させることを突き止めました。このポンプはシスチンというアミノ酸を細胞内に取り込む輸送体の働きを果たす。これにより、がん幹細胞は強力な抵抗性を身につけていたのです」

 そこでCD44vを持つがん幹細胞であれば、このポンプを薬剤で塞ぎ、治療できると佐谷教授は考えた。数千もの薬を試したという。

「その結果、ついにポンプにフタをする薬が見つかったのです。それは意外な薬でした。スルファサラジンという、すでに認可されたリウマチの薬だったのです」

 マウス実験で劇的な効果を確認した後、胃がん患者を対象に治験が進んでいる。

「人間でもがん幹細胞が減少している症例があった。現在、安全性と効能を確認する第I相の臨床試験が終了したところです。目下、患者数を増やして行う次の段階の臨床試験の準備を進めています」

 ちなみに阪大では肝臓がんで臨床研究を実施中。来年は九大病院で、肺がんを対象にした臨床試験もスタートする。むろん欧米でも激しい治験競争が展開されている。人類は確実にがんの正体を捉え、根治・撲滅への鍵を握ったと言えよう。

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2014年11月13日 (17:19)

【がん治療 最前線】「乳がん」「腎臓がん」 マイナス185度のアイスボールでがんを包む「凍結療法」〈週刊新潮〉

 直径わずか1ミリ、長さ15センチほどの特殊な針が体内を進んでゆく。CTが、がんの姿を捉えるや、針先がこれに突き刺さった。すると腫瘍は氷の塊、アイスボールでみるみる覆われていく。がん細胞を凍らせ死滅させる「凍結療法」は、痛みや体への負担がとても少ない。そのうえ完治率が9割以上! 患者にとって夢のような最先端治療法なのだ。

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「全く痛くなかったので、本当に治療してもらったという実感がないくらいです。退院してからも、入院前と何も変わらないし。でも、外来で経過観察CT検査を受けましたが、がんは確実に消えたんです」

 腎臓がんを患い、今年10月、都内の国立がん研究センター中央病院で凍結療法を受けた70代の女性はこう振り返る。

 CTやMRIでがんを確認しながら治療を行うIVR(画像下治療)。その中の一つ、凍結療法は、治療で新たな苦痛を患者に与えることなく、絶大な効果を発揮する、極めて有益な治療法だ。高齢者や、脳梗塞、心筋梗塞などで開腹手術が不可能な患者には福音であろう。同病院の院長で、日本IVR学会理事長の荒井保明氏が解説する。

「この針は内部が二重構造になっていて、高圧ガスを通すことができます。まず、局所麻酔したところから針を挿入。腎臓のがんに刺し、最初にアルゴンガスを流すと、針先がマイナス185度まで急速に冷える。すると患部は凍り始め、数分で2~2・5センチのアイスボールで包まれる。次にヘリウムガスを流し、10分で20度まで温め、解凍します。この冷凍、解凍のサイクルをもう一度繰り返し、1クールとします。すると凍結と解凍により、がん細胞が破壊され、細胞に栄養を送る血管も血栓ができて血液が通わなくなり、がん細胞が完全に壊死するわけです」

■9割超が再発なし!

 同じIVRでも「ラジオ波焼灼術」は、患者に「熱い」「痛い」といった苦痛を感じさせてしまう場合がある。またラジオ波はCTで焼かれる範囲の確認ができないが、凍結療法はアイスボールの大きさを画像で確認できるという利点もある。さらに患者にとって嬉しいのは、腎臓がんの凍結療法がすでに保険適用されている点だ(3センチ程度以下のもの)。

「基本的にはステージI期内の初期がんが対象で、大きなものや転移した進行がんには実施しません。実際の治療は、一度に針を2~3本使用して行います。というのも、1本の針でカバーできるのは2~2・5センチのがんで、それ以上大きなものだと、約30分のサイクルを2度、行わないといけないからです。これを2本で施術すれば、1回のサイクルで済ませられ、体への負担をさらに減らせる。治療は1時間~1時間半で終わり、入院は数日~1週間弱です」(同)

 保険適用で入院費も含めると、諸費用の自己負担分は30万円以内で収まる。

「当院では腎臓がんの凍結療法を2年前から始め、50代から90歳を超えた高齢者まで50人ほどに行いました。そのうち、がんが再発した方は数%に過ぎず、9割以上が完治しています。つまり凍結療法は“切らずに9割完治、しかも痛くない”治療法。だから、泌尿器科医も手術が難しい時は躊躇なく紹介してくれています」(同)

 千葉県鴨川市の亀田総合病院では、乳がんの凍結療法を行っている。乳房を切除せず、しかも日帰り手術が可能という(保険適用外)。

 先の荒井氏はこう話す。

「残念ながら、日本はこの治療法で、欧米、とりわけアメリカから10年は遅れている。海外ではすでに肝臓や肺、骨など他の臓器のがんにも使用されています。私たちもこの凍結療法を拡大していきたいと努めているところなのです」

「特集 常識が変わり始めた「がん治療」最前線」より

※「週刊新潮」2014年11月13日号

2014年11月13日 (11:16)

検診促進へ講演会 がんセンター・山崎医師が注意点―南伊豆町

 南伊豆町などはこのほど、町役場湯けむりホールで乳がんを対象とした「がん予防講演会」を開いた。長泉町の県立静岡がんセンター医師の山崎誠二さんが「乳がんは予防できる」と強調し、日常生活で注意すべき点などを挙げた。

 女性を中心に20人が受講した。山崎さんはがん予防を「発生予防」「早期発見」「再発予防」の3点に分け、各段階の対策を説明した。

 発生予防の解説では、たばこや酒、肥満が体に与える影響をデータで提示。乳がんリスクを下げる手段として「禁煙し、受動喫煙を避ける」「飲酒量を減らす」「積極的に運動する」などを挙げた。早期発見には月1回程度の乳腺の自己検診、再発防止策としては脂肪減量の大切さをそれぞれ呼び掛けた。

 同講演会はがん検診受診の促進が目的。町は来年1月下旬から乳がん検診を実施。予約受け付けは1月6日から。多くの受診を呼び掛けている。

2014年11月12日 (15:59)

「がんサポート室」開設 太田西ノ内病院で相談支援など

 郡山市の太田西ノ内病院は11日までに、本館1階に「がんサポート室」を開設した。がん患者と家族への相談支援や情報提供、患者同士の交流を促し、安心して治療に臨めるよう支援する。同病院によると、これら三つの機能を併せ持つ施設の設置は県内初という。
 平日は各部門の職員が交代で常駐する。室内には国立がんセンター発行の資料や書籍などを展示し、インターネットも使える。また、定期的にサロンを開き、患者同士の交流を深めてもらう。患者と家族に加え地域住民にも施設を活用してもらい、がんに対する理解を広める狙いがある。
 開設時間は平日が午前10時~午後3時、土曜は午前10時~正午。責任者の山崎繁副院長は「何にでも活用できる場所にしてほしい」と話した。

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