ガン完全克服マニュアル

当ブログはガンを克服するための最新治療法を全て掲載しています。
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2009年1月28日より、新しく掲示板と、病院評価ランキングを追加しました。 どんどん活用して下さい。


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日本生化学大会で発表された新しい癌治療法SOLWEED

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2017年02月28日 (11:41)

小林麻央、海老蔵が勧めた温熱療法「ハイパーサーミア」と医師が勧める「家族の笑顔」

2月24日に行われた『三月大歌舞伎』のイベントに登場した市川海老蔵。舞台に立ち続けながらも小林麻央や子供たちとの時間を大切にしているという。

「麻央さんは1月末に退院してから、自宅で家族と過ごしていますよ。お姉さんの麻耶さんが手伝いに来てくれて、子どものお迎えに行ったりしているようです」(スポーツ紙記者)

 昨年9月に局所コントロールのための手術を受け、骨に転移したがん細胞を叩くために放射線治療を行っていた。1月29日に退院がかない、2月24日のブログでは、子どもたちと一緒にいられる幸せを記していた。

《今日は、幼稚園のオペレッタ発表会でした。年少の息子は、くま役。年中の娘は、念願のうさぎ役。歌ったり踊ったり皆の成長が感じられる可愛い劇でした。(中略)幼稚園のママたちと成長したねと話せるのは喜びです》

 彼女の闘病をサポートしているのが家族だ。海老蔵の母・希実子さんも、嫁に優しく接している。

「嫁姑の絆が強いことは梨園では有名です。麻央さんが海老蔵さんの世話はもちろんのこと、生前の團十郎さんを献身的に看病していたことを知っていますからね。麻央さんにがんが見つかったとき、“私がなればよかったのに……”とまで言ってくれたそうです」(成田屋のご贔屓筋)

 最近、その希実子さんの表情がとても明るくなってきたという。

「2月の六本木歌舞伎千秋楽では、彼女はご贔屓筋や舞台関係者と笑顔を見せながら楽しそうに話していましたよ。私にもとても明るくご挨拶してくれました。もしかすると、麻央さんに明るい兆しが見えてきたのかも」(別のご贔屓筋)

 退院後に試している療法の効果が表れて、病状が快方に向かっているのだろうか。

「麻央さんは、海老蔵さんが新宿にあるマンションの一室に作った酵素風呂に入ったり、水素温熱免疫療法をやったりしているらしいですね。ほかにも海老蔵さんがすすめる“ハイパーサーミア”と呼ばれる温熱療法を検討してるそうです」(芸能プロ関係者)

 ハイパーサーミアとは、がん細胞が死ぬまで体温を上げる療法。病巣および周囲組織の温度を上昇させると体内の免疫が活性化し、がん細胞に対して攻撃性を発揮するという。期待がかかる治療法だが、医師からは、さらに有効な方法をすすめられている。

「自分の子どもを近くに置くことが大切なのだそうです。がんはストレスが生むとも言われていますから、子どもの声を聞いたり触れ合ったりということが、がんを抑制する効果を生むのでしょう。子どもだけでなく、海老蔵さんをはじめとした家族の存在が、麻央さんにとって一番の薬になっているのは間違いないでしょう」(梨園関係者)

 酵素風呂に温熱療法、そして何よりも家族の笑顔。最強の組み合わせが、麻央を力強く支えているのだ。
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2017年02月28日 (11:30)

乳児が母の乳がんを察知 母乳を突然飲むのをやめた息子に命を救われた母(英)

ある日を境に母乳を飲まなくなった息子を見て、母はふと不安になった。病院へ行っても「異常なし」と言われるばかりだったが、3か月後に乳がんが発覚した。医師も見つけられなかった乳がんを真っ先に察知したのは我が子だった。そのおかげで母は現在治療を受け、命が救われることとなった。英紙『Metro』が伝えている。

母の直感は鋭いというが、子の直感もそれに勝るとも劣らない。英スタフォードシャー州に暮らすサラ・ボイルさん(26歳)が最初に右胸のしこりに気付いたのは2013年の1月だった。GP(一般診療)で診断を受けたところ「良性の嚢胞で問題はない」と言われた。

その後サラさんは、2015年に夫スティーヴンさん(28歳)との間に第1子を授かり、2016年2月に健康な男児テディ君を出産した。母乳育児をしていたサラさんは、テディ君が生後5か月の時に右胸の母乳の出が悪いことに気付いた。

よく見ると右胸だけがなんだか萎んで見える…そう思ったサラさんはヘルスケアアシスタントに連絡を取ったが「よくあることだから特に心配はいらないですよ」と言われただけで終わってしまった。

しかしテディ君が6か月になった時、完全に右胸の母乳を飲まなくなった。姿勢を変えて無理に飲ませようとしてもぐずってサラさんを叩こうとするだけで、右胸の母乳を一切欲しがらなくなってしまったのだ。心配になったサラさんは再度GPへ出向き、ひょっとして嚢胞と関係があるのではないかと医師に訊ねたが、ここでも「問題ない」という返答だった。

数か月間、なんとかテディ君に右の母乳も飲んでもらおうと努力したものの、テディ君は一切飲もうとはしなかったそうだ。そしてテディ君が生後8か月の時にサラさんは再びGPを訪れ、どうかスキャン検査をと願い出た。

実はサラさんは2013年から4年の間、5回もスキャン検査を受けている。嚢胞の大きさが微妙に変化していることに気付き、念のために検査をしてもらったのだが、いずれも「ホルモンによるもの」「悪性ではない」という診断ばかりであった。

これまで不安を抱えながら生活して来たサラさんは昨年11月、ようやくロイヤル・ストーク大学病院で超音波検査を受けることができたが、その後すぐに医師から生体組織検査を受けるようにすすめられた。そして2週間後の検査の結果、サラさんは若い女性には非常に稀な「トリプルネガティブ乳がん」のグレード2だと診断された。

検査の結果が出た時には、がんは嚢胞の中ですでに3か月成長していた。それはまさにテディ君が母乳を飲むことを止めた時期と重なっている。以降、サラさんは授乳を止め化学療法に専念し、現在は治療の半分が済んでいる段階だという。

今後、サラさんは両方の乳房切除と乳房再建手術を行う予定だそうだ。何度GPへ出向いても医師が発見することができなかった乳がんを、我が子が瞬時に察知してくれたおかけで命が救われたとサラさんは喜んでいる。乳がんケアの専門看護師であるキャサリン・プリーストリーさんも「医師が診断するまえに、ごく稀に赤ちゃんが乳がんを察知すると聞いたことはあります」と語っている。やはり母と子供の絆は深いものだと言えよう。サラさんは自分の経験から「胸の異常に気付いたら、すぐに検査してもらうようにしてください」と呼びかけている。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

2017年02月28日 (11:11)

息を吐くだけ においで判定する「がん探知犬」の可能性

 2人に1人が、がんになるというのに、自治体のがん検診の受診率は3割ほどで、会社の健康診断はがんをカバーしているとは限らない。がん予防に関しては不十分なのが現状だ。

 多忙な人にとって最適のがん判定が、「ドッグラボ」。人間が吐き出した息から“がんの臭い”を、犬が探り当ててがんを判定するという検査なのだ。大丈夫なのか?

 サービスを手掛けるAQuAの恒松孝幸社長が言う。

「がんには、すべてのがんに共通する臭いと、あるがん固有の臭いがあることが医学的に明らかになっています。今、分かっているのは共通する臭いで、人が吐く呼気に含まれる。そのがんの臭いを、特殊なトレーニングを積んだ“がん探知犬”が探り当てるのです。的中率は、ほぼ100%。ほぼというのは、高度異形成と呼ばれる前がん病変まで見つけてしまうので、“ほぼ”なのです。早期発見が困難といわれるすい臓がんのステージゼロを発見した結果は、英医学誌GUTに掲載され、世界が驚きました」
 “がん探知犬”は海難救助犬がルーツで、20メートル深くに沈む被害者の臭いをかぎ分ける。がん患者にニンニク臭の強い食事を食べて飲酒させても、がんの臭いをキャッチするという。人間より1億倍優れる嗅覚を持つ犬が、特殊訓練を積んだからこそできる芸当だ。

「ドッグラボは日本の先進ビジネスとして外務省のHPでも紹介されているのです」(恒松氏)

 受ける人は、送られてきたキットに呼気を封入して送り返すだけ。1~2週間でがんの有無が判定される。陽性なら、医療機関を受診してどのがんか調べることになる。

 料金は5万円(5月31日まで3万8000円=税込み)。すべてのがんをカバーするPET検診だと1泊2日で25万円前後になるから、料金も時間も断然こちらがオトクだ。

「がんを手術されてから1年以内は、がんの臭いが残ります。再発チェックで利用される場合は、治療後1年を経過してからです」(恒松氏)

 利用者は50~60代が中心で、サウジの石油会社のオーナーが申し込んだ実績もあるという。試してみますか。

2017年02月28日 (10:51)

がん患者の10%が発症 「転移性脳腫瘍」の最新治療事情

近年、転移性脳腫瘍の治療の選択肢が増えつつある。NTT東日本関東病院ガンマナイフセンター長の赤羽敦也医師に聞いた。

 1月末、俳優の松方弘樹さんは脳腫瘍の一種である脳リンパ腫により亡くなった。74歳だった。正確には「中枢神経系原発悪性リンパ腫」という病気で、臓器自体の病変によって引き起こされる原発性疾患だった。それに対し、「転移性脳腫瘍」は、脳以外にできたがんの遠隔転移によって起こる。がん患者の約10%が発症するといわれている。

 ただし、すべてのがんに転移性脳腫瘍のリスクがあるのではなく、がんの中でも転移性脳腫瘍を起こしやすいものがある。トップが肺がんで、ずっと数は少なくなるが、乳がんや直腸がんが続く。

 遠隔転移なので、がんのレベルとしてはステージ4に該当する。患者には絶望的な気持ちを抱く人も多い。

 しかし、赤羽医師は「転移性脳腫瘍は必ずしも『終着駅』ではない」と話す。転移性脳腫瘍の治療を受けながら10年以上生きている患者もいる。近年、大きく変わったのは、転移性脳腫瘍の状態に応じて、治療内容を選択できるようになったことだ。

■抗がん剤で劇的な効果

 転移性脳腫瘍の治療は、「手術」と「放射線」がある。手術の条件に当てはまる患者は少なく、放射線が検討される患者が大半だ。

 放射線は、がんに対して多方向から放射線を集中させ、通常の放射線より周囲の正常組織に当たる線量を減らせる「定位照射」と、脳全体に照射する「全脳照射」がある。患者の予想される余命に加え、脳腫瘍の数、大きさで選択する。

「一般的に、4個以内、3センチ以下は定位照射とされています。ところが、脳腫瘍は検査方法によって数にばらつきがある。4個までは定位照射が可能で、5個以上は不可能なのか? そこで、日本のガンマナイフ治療医たちが比較試験を行いました」

 転移性脳腫瘍の数が2~4個の群と、5~10個の群にそれぞれ定位照射を行い、その後を比較。すると、結果は同等だった。

 全脳照射は定位照射より治療期間が長く、認知機能の低下などの副作用がわかっている。一方で、全脳照射しか向かない脳腫瘍もある。そのため、どちらが優れているとは言えないが、赤羽医師は、小さめの脳腫瘍で数が10個以内であればさまざまな条件とも照らし合わせ、定位照射を選択している。

「米国の権威あるガイドラインでは、『個数で制限するのは意味がない。患者のコンディショニングで決めるべき』ともされています」

 全脳照射は一生に一度しか行えないが、定位照射なら新たに脳腫瘍が見つかった場合もそこに照射できる。日本では現状、脳腫瘍で定位照射と全脳照射のどちらを選ぶかは、担当医の裁量によるところが大きいという。

 転移性脳腫瘍の治療として、新たな光になるのではないかと期待されているのが、抗がん剤の一種「分子標的薬」だ。

「これまで、脳腫瘍には抗がん剤が効かないというのが定説でした。ところが、分子標的薬の中には劇的な効果をもたらすものがあることがわかってきたのです」

 全脳照射でないと対処できないほど複数個の脳腫瘍があった患者が、分子標的薬の投与によって、短期間ですべての脳腫瘍が消えたという報告もある。

「効かない人に分子標的薬を用いると、その間に脳腫瘍が大きくなり、治療のタイミングを逃すかもしれない。どういう患者に分子標的薬が効くのか、現在研究が行われている段階です」

 これから先、転移性脳腫瘍の治療がさらに前進することは間違いない。

2017年02月28日 (10:33)

海老蔵、麻央と目覚めの散歩 「二人には本当に有難い時間です」

乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央(34)の夫で、歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)の28日、ブログを更新。早朝に麻央と散歩に出かけたことをつづった。「目覚めの散歩、二人で行けて幸せです。寒いので、すぐ帰ろうねとなってますが、わずかですが、二人には本当に有難い時間です」と素直に喜んだ。

 歌舞伎座「三月大歌舞伎」(東京・銀座の歌舞伎座、3月3~27日)の演目「助六由縁江戸桜」では、江戸で一番の人気者でいなせな助六を演じる。「今日から三月の歌舞伎座の稽古です そして諸々再始動。気持ちの入れ替えも上手く行きつつあります。自分の目指すものに少しづつなる。そんな日々を積み重ねたい、そう願っています」と気を引き締めていた。

2017年02月27日 (18:00)

東京マラソン 肺がん克服、初フル感謝の完走 荒川・目崎さん


 七年前に肺がんと診断され、克服した荒川区の会社員目崎洋平さん(39)は、今回が初のフルマラソン。見事完走を果たし、目標の5時間を切る4時間35分20秒(速報値)で走りきった。友人十人ほどが沿道で応援してくれ、「完走できて爽快。感謝の気持ちを伝えられた」と充実した表情で話した。


 建設会社の営業マンだった二〇一〇年六月、肺がんと診断された。手術できないほど進行していたが、半年入院し、放射線と抗がん剤の治療を受けると、がんは半分以下のピンポン玉サイズになった。


 体力が回復し、一一年六月に健康のためジョギングを開始。今は月400キロを走り込む。この日は28キロ地点の銀座付近から、練習で傷めた右太ももの痛みが増し「心が折れそうに」。しかし、先で待つ友人の存在や沿道の声援を励みに力を振り絞った。


 「がんがきっかけで走り始め、目標を持って努力して東京マラソンにたどり着いた。来年は友達と出たい」と笑顔で語った。 (増井のぞみ)

2017年02月27日 (17:55)

海老蔵「感動を1番に」小林麻央に“激ウマ”土産

歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が、乳がん闘病中の妻小林麻央(34)も絶賛の“激ウマ”ハンバーガーを発見した感動をつづった。
海老蔵は26日のブログで、朝食のために飲食店に立ち寄ったところ「激ウマ屋さんミッケ!ー!」と興奮。「味は、神ってます」「美味すぎる」と絶賛した。

 「感動を1番にマオに」とテイクアウトし、「まおも美味しく食べてくれた やったー」と大喜び。「本当に美味しかった」「今日のハンバーガーは忘れられない味となりそうです笑笑」と再び絶賛したが、「ちなみにお店の名前は、見なかった…こういうところが私の悪いとこです笑笑」とうっかりミスも明かした。

2017年02月27日 (17:44)

高齢者の肝がん手術 方針の違いで5年生存率に大きな差が…〈dot.〉

高齢者(75歳以上)のがん手術は、余命を延ばしているのか? 週刊朝日ムック「手術数でわかるいい病院2017」で、「肝がん」ではどんな条件を満たした人に手術をしているか、病院ごとに調査。その方針の違いが、術後の5年生存率で大きな差となって示された。

 首都圏の大学病院と地方の中核病院とでは事情が異なると考え、週刊朝日ムック「いい病院2016」で肝胆膵がん手術数が19位の静岡県立総合病院の肝胆膵外科部長、大場範行医師を取材した。

 同院は、15年1月から16年11月までに原発性肝がんの手術を150例実施。うち、75歳以上は68例で、45.3%とかなりの割合を占める。

「内科やかかりつけ医から外科に紹介されてくる時点で、手術に向かない人は省かれているため、当院では基本的に本人が希望すれば手術しています。この5年間で手術をしない選択をした高齢者は2人だけで、家庭の事情と本人が希望しなかったことが理由です」(大場医師)

 手術するか否かの判断基準は、若年者でも用いる病気の進行度や肝機能、合併症などに加え、高齢者には▼本人が外来まで歩いてこられる▼手術を希望している▼家族のサポートもある、といった観点でみる。

 また、手術前に院内の呼吸器科、循環器内科などを受診してもらい、その科の医師の判断を聞くことも欠かさない。それらの過程を経た結果、ほとんど手術をしているという。

 気になる5年生存率はどうか。06年5月~13年12月の肝細胞がんの初回切除(症例数195)で、若年者(同134)が70.5%だったのに対し、高齢者(同61)は44.4%と25ポイント以上も落ちる結果となった。大場医師はこう説明する。

「術後平均在院日数はほぼ同等で、術後合併症は高齢者が少し高い程度。つまり、手術自体は高齢者だからといってあまり差はないと考えられます。また、他病死もそれほど多くないため、生存率の差は、肝がんが再発した際の治療法の違いにあるのではないかと推測します」

 肝がんは再発の多いがんであるため、複数回の治療が必要になるケースが珍しくない。若年者は、再発しても再度の手術や他の治療を検討するのだろうが、高齢者では本人が希望しない、もしくは手術できないと判断されることで生存率に差が出るというのだ。
また、大場医師は、首都圏の大病院と事情が異なることも強調する。

「当院では、がん以外の急病、胆のう炎、腹膜炎などの緊急手術が毎日のようにあります。それらはすぐに手術しなければ患者さんは亡くなってしまうので、外科医とその他の医療スタッフが昼夜を問わず緊急手術や術後の対応をしてその命を救っています。他科を含め、病院全体の総合力があるからこそ高齢者の手術を受け入れられるのです」

 こうして各病院を取材すると、高齢者は生存率が落ちるという病院もあれば、落ちないという病院もある。これらの違いは、どこにあるのだろう。どの病院も手術数ランキングで上位の病院であり、実際に手術はうまくいっているとみて間違いない。この差は、術後合併症や手術が引き金となる他病死のリスクを予測して手術する選択をしているか、そして対応できているかが左右しているといえるのではないか。

 患者の選択の概念図からは、「手術向き」の患者ばかりを選んで手術すれば生存率はよくなり、選ばずに「ふつう」の人まで手術していけば悪くなると推測される。生存率がよい病院は、手術の適応を厳しくしているのかもしれない。

 現在、手術向きかどうかを検討する指標やデータはなく、現場の医師の経験による判断でうまくいっているようだが、今後、急増する高齢者のがん患者に対しこのままでいいのだろうか。病院ごとに異なる治療法を示され患者が困惑する恐れや、「したほうがいい手術をしない」「しなくてもいい手術をする」という事態を避けるためには、全国統一の判断基準や評価方法が求められる。

 エビデンスに基づいた高齢者に対する判断基準がない現在、適切な医療を提供してくれる病院をどう選べばいいのか。肝がん編を締めくくるにあたり、取材した医師のアドバイスを紹介する。

「ある程度、手術の実績がある病院であれば、それほど判断基準に大きなずれが出ることはないのではないでしょうか。少なくとも年齢だけを理由に判断することはないと思います。もしそういう判断をされた場合はセカンドオピニオンを利用するべきでしょう」(山本医師)

「多くの手術を実施している病院であれば、当然、高齢者の手術も多く経験しています。それだけ合併症などのリスクに対応できる可能性が高い。肝がんだけの病気を診て判断するのではなく、高齢者特有のさまざまな問題点も考慮して判断してくれる病院にかかることをおすすめします」(國土医師)

(医療健康編集部・杉村健)

2017年02月27日 (17:33)

死迫る患者に好きなたばこを…全面禁煙除外要望

死が迫る患者に好きなたばこを楽しむ時間を――。

 政府が今国会に提出を予定している健康増進法改正案で、医療機関の敷地内が全面禁煙となる方針であるのに対して、がん患者が最期の時を過ごす緩和ケア病棟での喫煙を例外的に容認するよう、緩和ケア医らが求めている。同法改正案は、非喫煙者がたばこの煙を吸い込む受動喫煙を防ぐのが目的。厚生労働省は「患者が集まる医療機関は配慮が特に必要」と説明する。

 これに対して、緩和ケア病棟を持つ病院などで作る日本ホスピス緩和ケア協会は、敷地内禁煙によって喫煙者が同病棟への入院を断られたり、退院を迫られたりする事態を懸念。全面禁煙の対象から除外するよう求めている。

 同協会の約200施設が答えた調査では16%の施設が病棟に喫煙所を設けていた。他に、玄関横やベランダでの喫煙を認める施設もある。志真泰夫・同協会理事長は、「残り時間の少ない人を追い詰めるのはいかがなものか」と訴える。

2017年02月27日 (17:02)

小林麻央、昔の眼鏡かけ海老蔵と伊勢丹へおでかけ「昔の自分に戻ったみたい」

歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)の妻で、乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央(34)が27日、自身のブログを更新。海老蔵とデパートに買い物に出かけたことを明かした。

 麻央は「昔の眼鏡」と題したブログに、「先ほど、10分ほど主人と来月のお昼の食材を見にデパートへ」とつづり、海老蔵とのお出かけを報告。「美味しそうなものがいっぱい」だったというが、「今日は検査があるのでまだ食べられない。。。香りで満たしました」と肩を落とした。

 そして、「今日は、久しぶりの眼鏡をかけています」と記し、黒縁メガネ姿の写真をアップ。「昔、使っていた眼鏡がでてきて、かけてみると、なんと!視界が、昔の世界になったのです。昔の自分に戻ったみたいな感覚でした。不思議だな」と記した。

 海老蔵もこの日、「人生初新宿伊勢丹」と題してブログを更新。「まおとイテキマス」とつづった上で、高級ブランドバッグを背に笑みを浮かべる本人の写真や、エスカレーターに麻央と並んで乗っていると思われる2人の足元を写した写真を公開した。

2017年02月25日 (14:55)

市川海老蔵、引っ越すなら豊洲?「麻央のこと一番」

歌舞伎俳優市川海老蔵(39)が24日、「三月大歌舞伎」(3月3~27日、東京・歌舞伎座)で演じる「助六由縁江戸桜」のため東京・築地市場を訪れた。助六を演じる俳優は、魚河岸などをあいさつして回り、小道具などを贈られる習慣がある。
 最近のブログで新居を探していると明かした海老蔵は「いろいろ仕切り直したい。自宅が観光地化してるんで。麻央のことが一番。子供部屋も考えないと」と、妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー小林麻央(34)や子供たちを気遣った。どこに引っ越したいか? と聞かれると「豊洲!」。移転問題で揺れる市場に関しては「豊洲に移ったとしてもいずれ築地に戻ってきてほしい」と語った。

2017年02月25日 (14:21)

海老蔵「まおと一緒の時間が沢山あって幸せでした」 プレミアムフライデーを満喫

乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央(34)の夫で、歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が25日、ブログを更新。「プレミアムフライデーどうお過ごしでしたか?私もまおと一緒の時間が沢山あって幸せでした」とつづった。

 24日は月末の金曜日を「プレミアムフライデー」と呼び、官民一体で働き方や終業後の過ごし方を変える取り組みが始まった。海老蔵は同日、歌舞伎座「三月大歌舞伎」(東京・銀座の歌舞伎座、3月3~27日)の演目「助六由縁江戸桜」で助六を演じるにあたり、東京・築地で築地魚河岸会「江戸紫の鉢巻」の目録授受に出席した。

 その後は「かるく気分転換にまおと」ドライブに出かけたことをブログで明かしていた。

2017年02月25日 (14:00)

ジャズピアニスト辛島文雄氏、膵臓癌で死去

日本を代表するジャズピアニストの辛島文雄氏が24日午後8時30分に、膵臓癌で死去したことが明らかになった。68歳だった。所属事務所がツイッターで発表した。

 辛島氏は15年に膵臓癌であることが判明。闘病の傍らで音楽活動も続けていた。

2017年02月25日 (13:43)

海老蔵、麻央さん病院は「自分の足で行きます」引っ越しも検討中

歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が24日、歌舞伎座「三月大歌舞伎」(3月3~27日)夜の部で上演する「助六由縁江戸桜」のため東京・築地市場を訪れた。

 江戸時代から助六を演じる俳優は魚河岸にあいさつに行き、舞台で使う小道具を贈られる習慣があり、その模様が公開された。助六は4年ぶり8度目だが「ずぬけて特別な演目。何ともいえない孤独と向き合わないといけない」と思い入れを語った。

 妻でがん闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さん(34)については「放射線治療の後遺症から抜け出してきてる。病院も自分の足で行きますし」と説明。引っ越しを検討中だが「いろいろと仕切り直したい。我が家がどこにあるか知られていて、観光地化してるので」と笑わせていた。

2017年02月25日 (13:29)

75歳以上のがん手術 「する」「しない」論争を検証!〈dot.〉

高齢者(75歳以上)のがん手術は、余命を延ばしているのか? 一部週刊誌で「手術する、しない」論争が起こったこともあり、週刊朝日ムック「手術数でわかるいい病院2017」で手術の是非の検証を試みた。トップ病院での高齢者の術後の5年生存率は、74歳以下に比べて低下。さらに高齢者への手術に、科学的根拠がないこともわかった。

「やっぱり高齢者だと手術自体はうまくいっても、術後に肺炎などが起こってしまうと、亡くなることもありますからね。それは術後合併症の多さにも出ています。5年生存率も74歳以下に比べ、75歳以上は10%は確かに落ちています」

 包み隠さず、自施設のデータを明かしてくれたのは、原発性肝がんで全国1位の手術数を誇る日本大学板橋病院の消化器外科教授、高山忠利医師だ。同院は、週刊朝日ムック「手術数でわかるいい病院」の全国ランキングで2012年版から16年版まで5年連続1位の手術実績を持つ。

 本誌が、「高齢者の手術の是非について取材をしたい。貴院のデータを出してほしい」と依頼したところ、高山医師は「今までそういう視点で分析したことはなかった。初めて高齢者と若年者を比較してみた」と言って、データを作成してくれた。

 ちなみに、「高齢者」の定義にはさまざまあり、医療界でもはっきりとしていないが、高山医師の示すデータの「高齢者」は75歳以上を指す。同院の11~15年5年間の原発性肝がんの手術数は711件。平均年齢は68歳。75歳以上は188人(26%)。うち59人が80代で、最高齢は86歳だった。

 高山医師はデータを眺めながら、こう続ける。

「肝がんの患者さんはどんどん高齢化しています。30年くらい前は50代の患者さんが多かったですけど、今は70代が多い。しかし、高齢でも手術できる人ならふつうに手術しています。80代はさすがに年齢を気にしますけど、年齢だけを理由に断ることはないですね」

 日本人の平均寿命は男性80.79歳、女性87.05歳まで延びている。がんという病気は加齢とともに増加するだけに、がん患者もそれにあわせて高齢化する。

 国立がん研究センターがん対策情報センターが発表する統計で、12年にがんと診断された人の年齢別のデータを見ると、75~79歳が15.9%ともっとも占める割合が高い(グラフ参照)。80~84歳の13.1%、85歳以上の12.5%と合わせると、75歳以上はがん患者全体の41.5%ということになる。
がん治療を語るうえで、高齢者を避けては通れない状況だ。

 がんの3大治療は、手術、薬物療法、放射線治療で、固形がんの多くは、切除手術が根治的な治療となっている。しかし、手術は、からだへの負担は大きく、全身状態がよくなければできない。まして高齢者となると、がんのほかにも持病があったり、手術に耐えられるだけの身体機能がなかったりと、手術が必ずしも最適な治療法と一概には言えない。

 手術は成功したけれど、ほかの病気の引き金となり亡くなってしまったケース、寝たきりになってしまったケースもある。その一方で、「高齢だからもう手術はあきらめたほうがいい」と医師に言われたが、セカンドオピニオンで別の医師に意見を求めたら手術ができたケースもあると聞く。

 16年の夏、「週刊現代」は「やってはいけない手術」といった見出しの特集を毎週のように組み、「週刊文春」はその反論記事を特集した。

 本誌が「高齢者の手術」をテーマに取材を試みる狙いは、増加する高齢のがん患者に対して、適切な医療が提供できているのかをチェックすることだ。しかし、取材を進めていくと、高齢者のがん治療には、適切か以前に、適切かどうかを検討するためのエビデンス(科学的根拠)自体がないことが明らかになった。

 冒頭の高山医師への取材内容に迫る前に、まず日本の高齢者のがん治療の全容を見ていきたい。

「実は、抗がん剤などの新薬を承認するための臨床試験は、高齢者を除外しておこなわれていることが多いのです。つまり70歳以下や75歳以下の被験者のデータをもとに、有効性、安全性を確認して保険承認されます。その後、高齢のがん患者に使われることになります」

 そう話すのは、福岡大学医学部総合医学研究センター教授の田村和夫医師(腫瘍内科)だ。13年に、高齢者のがん治療に危機感を持った医師を中心に、「高齢者のがんを考える会」を設立した発起人でもある。

 一般的に「高齢化にともない増加するがん」と紹介されるので、がんの治療成績は高齢者も対象にしているはずと誰もが思うだろう。しかし、実際は新薬承認後も、高齢者への効果の検証はされていない。臨床現場では限られた情報のなかで医師の経験則によって、高齢者の治療がおこなわれることが多い。
これは抗がん剤に限った話ではなく、手術も含めたがん治療全般に言えることだという。学会が中心になって関連する論文を調査して作成する治療指針(ガイドライン)や「標準治療」と呼ばれるエビデンスに基づいた最善の治療法は、その多くが75歳以下のデータによって構築されているということだ。

 なぜ高齢者のがん治療には、エビデンスのあるデータが少ないのか。田村医師は、高齢者は副作用が出やすく余命が短い、そして何より個人差が大きいことを理由に挙げる。

「抗がん剤で延命効果を調べようとする臨床試験では、高齢者は多病を持ちがんと関係ない疾患で亡くなることや、副作用のため十分薬が使えず薬本来の効果を判定できないことがあります。また、高齢者の中にはすごく元気な人もいれば、脆弱な人もいて、若い人に比べて個人差が大きい。高齢者をひとくくりにして臨床試験をしても、結果がばらつき正確な答えが出ないこともあります」

 こうした事情により、高齢者へのがん治療に余命を延ばす効果があったかどうか、科学的な根拠を出すための臨床試験はおこなわれてこなかった。

 田村医師は、高齢者のがん治療の指針を作ることは非常に難しい作業だとしつつも、医師が根拠をもって治療法を提示できないと、医療者の独善的な判断や患者任せになり、「しなくてもいい治療をする」「したほうがいい治療をしない」ことになると懸念する。

「今まで、がん治療において高齢者は忘れられた存在でした。高齢者のがん治療は、若い人の延長線上で測れないところがあります。通常、若い人は根治あるいは長期延命が目標になりますが、余命が短い高齢者は残りの人生をどう過ごしたいかによって目標が変わってくる可能性があります。もっとも個別化医療が必要なのが高齢者なのです」(田村医師)

2017年02月25日 (13:00)

小林麻央「だ、大丈夫?と驚かれてしまった」 マスクの上からつけたものは…

歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)の妻で、乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央(34)が25日、ブログを更新。アップした写真について、「マスクの上からリップクリームをつけていると思われたらしい」と苦笑いした。

 「だ、大丈夫?と驚かれてしまった」という。実際は「私がつけているのは香りのオイル。マスクにつけるとほんのり香って癒やされる ローズウッドの香り」と説明していた。

2017年02月24日 (17:31)

肺がんの患者ら「屋内禁煙」要望

肺がんの患者らが、「屋内禁煙」を要望した。
肺がんの患者や、医療関係者などが受動喫煙防止対策として、「小規模の飲食店でも屋内禁煙にすべきだ」などと、塩崎厚労相に要望した。
新しい法案では、飲食店などでは「建物内を禁煙」とする一方、小規模な飲食店は「屋内禁煙」の例外とする方向で検討している。
日本肺がん患者連絡会・長谷川 一男代表は「わたし自身がステージ4の肺がん患者です。喫煙歴はありません。病気になった人に思いをはせてほしいと思っています」と話した。
また会見では、九州看護福祉大学の研究グループが、全国のおよそ1万人にアンケート調査を行ったところ、「飲食店が禁煙となったら、利用回数や人数が増える」と回答した人が4割を超え、「減る」を上回ったことを明らかにした。.

2017年02月24日 (17:11)

乳がん藤山直美、10月高畑淳子との復帰競演楽しみ

藤山直美(58)が初期の乳がんで加療に入った。そのため、3月と4月に予定した主演舞台「おもろい女」は公演中止となり、座長公演を予定した7月の東京・新橋演舞場「喜劇松竹名作公演」は休演する。
藤山は健康には人一倍気を使っていた。父藤山寛美は244カ月の無休公演を行うなど、体を酷使した末、肝硬変と診断された2カ月後に、まだ60歳の若さで亡くなっている。10年前から乳がん検診を毎年1月に受けていた。

 今年も1月に検診を受け、2月上旬に初期の乳がんと判明した。しかし、藤山の乳がんと公演中止が発表されたのは2月17日と、判明してから10日以上が経過していた。実は「おもろい女」の稽古は20日から始まる予定だった。ぎりぎりの公演中止を決断した裏には、藤山の「おもろい女」の舞台に掛ける熱い思いがあった。

 「おもろい女」は上方漫才の伝説の人ミス・ワカナを主人公にした舞台で、78年に故森光子さんが初演し、「放浪記」とともに代表作だった。森さんが亡くなり、15年に藤山が舞台を継承し、演技は高い評価を受けた。その時は東京だけの公演で、今回は名古屋、そして地元でもある大阪の公演だけに、多くの観客が楽しみにしていた。

 それだけに、藤山も乳がんの判明から、公演中止を決断するまでに、葛藤があったようだ。初期だから、3・4月の公演を強行すると言う選択肢もあった。結局、早期発見、早期治療の鉄則から、公演を中止し、治療に専念することになった。藤山が出した「お客様にご覧いただけないことを何よりも大変心苦しく思っております」とのコメントからは、複雑な胸中がうかがえる。

 藤山は10月の舞台「ええから加減」での復帰を目指している。「ええから加減」は高畑淳子との共演で漫才コンビを演じ、各種いくつかの演劇賞を受賞した。今回は息子の不祥事で謹慎した高畑の復活舞台になるはずだったが、藤山が乳がんで入院生活を送り、その復帰舞台としてより注目が集まるだろう。ツッコミの高畑に、ボケの藤山の漫才は、プロも顔負けの面白さだった。今や、抜群の集客力を誇る女優だけに、元気になった藤山の舞台姿が待ち遠しい。【林尚之】

2017年02月24日 (17:00)

藤山直美 乳がん早期発見の陰にあった「大切な人のがん闘病」

「ふだんから『舞台は下痢をしても頭痛がしても立たなければいけないもの』と周囲に話していましたから、その自分が舞台に穴を開け、ましてや芝居自体を中止に追い込んだということは、さぞや無念だったと思います」(演劇関係者)

3月18日から名古屋・中日劇場で開幕するはずだった舞台『おもろい女』。主演の藤山直美(58)の病気降板と、舞台の中止が発表された。病名は、乳がんだ。開幕1カ月前になって発覚した重病。彼女に何があったのか――。

藤山は10年前から、がん検診を続けていたという。さらにこの数年は、乳がんの啓蒙活動やピンクリボン運動にも熱心に関わってきたと、芸能関係者は説明する。

「じつは数年前、藤山さんにとって大切な人の1人が、がんにかかってしまって。それ以来、彼女は“他人事と思えない”と言って、がんと闘う活動に力を入れるようになったのです。早期発見のため自分ができることはないかと、15年10月に地元・京都で開かれた日本癌治療学会で『えらいこっちゃ!うちの◯◯ちゃんが、がんになってしもた』と題した寸劇を演じたり、“女性ががんと生きる”を語り合うパネル・ディスカッションにも参加したり。精力的に活動していました」

まさか“がん闘病”が自分の身に降りかかってくることまで、彼女は想像していたのだろうか――。だが活動に打ち込んだ甲斐あって、いま彼女の周りには日本を代表する“がん名医”が集まっているという。

「まさに“不幸中の幸い”でした。本人も心強いでしょう」(前出・芸能関係者)

あの底抜けに明るい舞台姿を早く見たい。

2017年02月24日 (16:44)

<東京マラソン>肺にがん、39歳が初挑戦 26日号砲

 約3万6000人の市民ランナーが都心を駆け抜ける26日の東京マラソンに、がんと闘病する東京都荒川区の会社員、目崎(めざき)洋平さん(39)が初挑戦する。支えてくれた友人や知人への感謝と新たな夢を胸にゴールを目指す。

 目崎さんにがんが見つかったのは2010年6月。営業マンとして、夜遅くまで仕事に明け暮れていたが、胸の痛みやせきが止まらなくなった。市販の薬を飲んだが、40度の熱が続いた。近所の病院で検査を受けたところ、肺に影が写っており、1カ月後に受けた大学病院の精密検査で、がんと診断された。

 肺の影は当初の4倍も大きくなっていた。専門病院の国立がん研究センター(東京都中央区)で「肺がん」と告知された。リンパに転移し、切除手術ができないほど進んでいた。

 提示された治療法のうち、5年後の生存率が最も高い放射線療法と化学療法の併用を選んだ。生存率は20%。建設会社の営業の仕事も辞め、治療に専念した。

 半年後、がんの大きさは半分以下になっていた。「病院を卒業しましょうか」。主治医の判断で退院したが、帰り道の地下鉄の階段だけで息が上がった。「体力回復のために何かやらなければ」。思いついたのがマラソンだった。

 元々長距離走は苦手。軽いジョギングから始めた。生活のペースも徐々に戻り、入院の経験を生かしたいと介護福祉士の資格も取った。その間も毎日ジョギングを続け、皇居周辺を走れるようにまでなった。

 昨年9月、初のフルマラソン参加を目指して応募した東京マラソンへの出場が決まった。退院から6年。「支えてくれた人たちに復活した姿を見てほしい」と、月に400キロの距離を走り込んで本番に臨む。

 目指すは完走。「がんが完全に消えたわけではないが、今度は自分が誰かを支えたい」。ゴールの東京駅は、目崎さんの新たな人生のスタートになる。【柳澤一男】

2017年02月24日 (16:31)

受動喫煙対策は「建物内禁煙を基本に」-がん対策推進協、厚労相に要望

受動喫煙によって肺がんなどに罹患するリスクを減らそうと、医師や患者会の代表らで構成する厚生労働省の「がん対策推進協議会」(会長=門田守人・堺市立病院機構理事長)は23日、たばこ対策に関する意見書を塩崎恭久厚生労働相に提出した。建物内の禁煙を基本とした実効性のある法の整備を求めている。【松村秀士】

 意見書では、受動喫煙と肺がんや虚血性心疾患、脳卒中などとの因果関係は科学的に証明されており、日本国内で他人のたばこの煙を吸ったことによって年間約1万5000人が死亡していると指摘。また、受動喫煙の経験のある人は、そうでない人に比べて肺がんにかかるリスクが約3割増加するとしている。

 その上で、受動喫煙をなくすため、不特定多数の人が集まる場所では例外なく「建物内禁煙」とする法案を早期に成立させるよう求めた。

 厚労省は、飲食店やホテルなどを「原則建物内禁煙」とし、違反した場合は施設の管理者や喫煙者に罰則を課すことなどを盛り込んだ「健康増進法の一部を改正する法律案」の今通常国会への提出を目指している。しかし、飲食業界などからは、客が減るとして一律に規制すべきではないとの反対意見が上がっている。

2017年02月24日 (16:19)

小林麻央が幼稚園の発表会を参観“小さな発見”も

乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が24日、子供たちが通う幼稚園の発表会を訪れ、ママ友たちと子供の成長に目を細めた。

 麻央は同日、「発表会」と題してブログを更新。「今日は、幼稚園のオペレッタ発表会でした。年少の息子は、くま役。年中の娘は、念願のうさぎ役。歌ったり踊ったり 皆の成長が感じられる可愛い劇でした」と、子供たちの“晴れ姿”を見てきたことを明かした。

 続けて「小さいころ 学校の行事で母を見つけると少し恥ずかしながらもうれしかったけれど、母も子供に見つけてもらえるとうれしいものなのだと親になって知る感情です」と“小さな発見”を報告した。

 また、この日はママ友たちとも再会し「幼稚園のママたちと成長したねと話せるのは喜びです」と、さりげなくつづった。

 麻央はこのところ体調も良好なようで、18日には夫で歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)の公演を乳がん公表後初めて観劇したばかり。その日は家族4人での外食も実現した。

 かねて普通の母親らしいことをしたいと強く願っているだけに、発表会の参観は麻央にとって自身の“理想”に近づいたのかもしれない。

2017年02月23日 (15:33)

がん闘病中の渡瀬恒彦を支える、“9係”メンバーとの絆/芸能ショナイ業務話

先日、12年目を迎えるテレビ朝日系人気シリーズ「警視庁捜査一課9係」(4月スタート、水曜後9・0)の番宣にあわせて、主演の渡瀬恒彦と井ノ原快彦、羽田美智子を取材。言葉の節々から12年の絆を感じた。

 同作は、個性豊かな刑事が時にぶつかりながら抜群のチームワークで難事件を解決する物語。

 各自のパートがあるため、ほかの出演者のシーンは細部まで知らないこともあるそうだが、井ノ原は「吹越(満)さんや田口(浩正)さんは『こんなことをやったから、そういうつもりで次もやってくれ』とか電話してきてくれたり。そういう時に12年のチームワークを感じますね」と告白した。

 そんな良い関係を作れるのも渡瀬の人柄だと振り返り、「座長が『もう1回やってみようよ』と言って、テストとは別に自主練みたいな感じで、どこから撮ってもいいようなお芝居をみんなで作っていったりするんです。(チームワークの良さは)座長が仕切ってくれるところが大きい」。

 羽田が「舞台をやっているのかなと思うくらい。みなさん芝居人なので、どうしたら面白くなるのかを日頃から考えていて」と続けると、井ノ原も「ついていくので精いっぱいで。渡瀬さんが『イノッチ、あそこまで跳べるか?』とか『ここ跳び越えてみろよ』とか、その画面の中で(視聴者を)『ハッ』とさせられることを、いつも提案してくださって。それも楽しみの一つなんですけどね」と笑った。

 羽田が「そういう渡瀬さんが一番やんちゃなチャレンジャーだったりする」と笑うと、渡瀬は「もう十分じゃないでしょうか」と照れ笑い。すかさず羽田が「自分のことを言われるの苦手だから(笑)」とつっこむなど和気あいあいだ。

 そんな渡瀬が“9係”について「(共演者、スタッフの)みんながそろっているのが、僕は一番楽しい。この作品は僕にとって『やらせてください、やりたいんです!!』って作品なんです」と力を込めると、井ノ原は「その言葉が、僕らはうれしくて」としみじみ。

 現在、胆のうがんで闘病中の渡瀬が、この作品のために体調を万全にしてきたことに、羽田が「私たちもそれを受けて、みんなでメールで『頑張ろうね』って励ましているところだったんです」と涙を流すと、渡瀬はうれしそうに無言のまま、羽田の背中をポンッとたたいた。

 井ノ原も改めて気を引き締めるかのように無言でうなずく中、羽田は「変わらず良いものを届ける。盤石なチームワークをもとに心あるドラマを届けていきたいなと思っています」と宣言。

 「信頼関係って築こうと思って築けるものではないかもしれないですけど、気がついたらそこに信頼があった…」(羽田)。

 闘病中の渡瀬の作品にかける思いと、それを支えようとする共演者たちの姿に胸が熱くなった。(まろ)

2017年02月23日 (15:09)

小林麻央 現在の治療方針は「痛みをコントロール」


 バレンタインデーの14日には、娘と共に海老蔵宛に手紙を書き、16日には姉の小林麻耶(37才)と一緒に、幼稚園へのお迎えにも行っている。ブログに綴られる《お腹も鳴ったりするようになり笑 食欲あり。》(16日ブログ)という言葉からも調子のよさがうかがえる。その日も体調はよく、海老蔵のすすめもあって久々の舞台を楽しんだという。
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「花魁を演じる寺島さんが座頭の海老蔵さんに迫る、第一幕最後の妖艶なシーンでは2人が毎回、台本にないアドリブを繰り出して観客は大盛り上がりするんです。障子の向こう側で絡み合いながら海老蔵さんが“濡れてるよ”と言えば、寺島さんが“カタい…”と漏らす。でも、その日は麻央さんがいたでしょ? 何となく過激なアドリブが少なかった気がしますが(笑い)、麻央さんも笑顔でしたよ」(2階席で観劇していた客の1人)
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 今年初め、テレビのインタビューで「役者・市川海老蔵をパートナーとして支えられるチャンスを、神様ください」と語っていた麻央。舞台で輝く夫の姿に胸熱くし、その思いをさらに強くしたに違いない。
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※女性セブン2017年3月9日号

2017年02月23日 (15:00)

麻央さん「お嫁にいくつもりなのね。楽しみ」…手作り人形でひなまつり 

歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)の妻で、がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央さん(34)が23日午前、「お嫁に」のタイトルでブログを更新した。
 前夜のブログで「子供の顔色が風邪をひきそうな気配。私も気を引き締めなければ!!おやすみなさい。久しぶりに夢がみたいなぁ」とつぶやいていたことから、「おはようございます。夢みられませんでした」と朝の挨拶。

 「もうすぐひなまつりですね。幼稚園で作った子供達の作品です」と麗禾(れいか)ちゃん(5)と勸玄(かんげん)くん(3)が折り紙や色画用紙で作ったカラフルなおひなさまの写真をアップした。

 続けて「娘が、『ひなまつりが終わったら片付けて。そうしないとお嫁にいけないの。何日に片付けるの?』と気にしていました笑」と、麗禾ちゃんのかわいいエピソードを明かし、「お嫁にいくつもりなのね。将来が、楽しみです」とつづった。

 前夜に心配していた子ども達の体調については、海老蔵が「こんな感じ」のタイトルで更新したブログで「朝起きたら体調が?と思ったけど少しづつ良くなっててとりあえずホッとしてます」と報告。勸玄くんについて「テンション上がってきてます。全ては今日のロケのために」と語り、元気にロケのお仕事?に向かうようだった。

2017年02月23日 (14:19)

がん闘病中の小林麻央、そばで聞く子供たちの寝息に安堵感

乳がんのため闘病中のフリーアナウンサー小林麻央(34)が22日にブログを更新、家族一緒に1日をすごす喜びをつづっている。

小林はこの日、右手に小さな絆創膏を貼った写真と共に、採血に行ったことを報告。「今日も、がんばりました。」と自分に花丸をあげると、「日々、自分に小さな花丸を出すというのは人生の先輩に教わりました」と明かした。
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 先月29日に、昨年12月以来およそ1か月ぶりに退院。20日には、夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が、小林と長女・麗禾ちゃん、長男・勸玄くんら家族4人で外出する様子をブログに投稿するなど、家族一緒の時間をすごしているようだ。この日は子供たちと一緒の布団で寝ているのか、「今、布団の中で、子供達の寝息を聞きながら今日の終わりを感じる、こういう時なんとも言えない安堵感です。が、子供の顔色が風邪をひきそうな気配。私も気を引き締めなければ!! おやすみなさい。久しぶりに夢がみたいなぁ」と母としての喜びをかみしめている。(西村重人)

2017年02月23日 (14:07)

海老蔵、愛娘の“お嫁に”にショック 「私にはパパのそばにいてあげるからねと…」

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が23日、「”お嫁に”」のタイトルでブログを更新し、長女・麗禾(れいか)ちゃん(5)への思いをつづった。

 妻で、がん闘病中の小林麻央さん(34)が23日午前、「お嫁に」と題してブログを更新し「娘が、『ひなまつりが終わったら片付けて。そうしないとお嫁にいけないの。何日に片付けるの?』と気にしていました笑 お嫁にいくつもりなのね。将来が、楽しみです」と麗禾ちゃんの可愛いエピソードを紹介していた。

 それを受ける形で海老蔵は「まじなのか、、私にはパパのそばにいてあげるからねと言っているのに…やはり、行くつもりなのだと、しった」と愛娘の「お嫁に行く」発言にショックを受けた様子。「しかし随分早くからその情報知ってる事に驚いた」と5歳ながら、ひな人形の言い伝えを知ってる麗禾ちゃんの成長にもビックリしていた。

 最後は「私には言わないところが、、麗禾ちゃん」と“父への気遣い”にキュンキュンしているようだった。

2017年02月22日 (16:07)

渡辺謙、星野源、桜井和寿…難病から奇跡の復活を遂げた有名人たち

2015年から乳がんで闘病していた北斗晶さんが、最近、凛々しいショートカットでテレビに復活、再び明るい笑顔を見せてくれていますよね。大病を患いながらも復帰を遂げている方々は多くいます。

■「恋ダンス」の星野源さんはくも膜下出血

昨年はテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」と、ダンスも話題になったエンディングソング「恋」がヒットして大活躍だった星野源さんは、2012年の年末、レコーディング中に倒れて救急搬送。くも膜下出血で緊急手術を受けました。手術は無事終わったものの、担当医が「後遺症の可能性も含め、全快の可能性は低い」と説明したほど重篤だったのだそう。およそ数か月、静養していましたが、今では芝居にライブにラジオに執筆と、マルチに活動しています。
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■ミスチル桜井さんは小脳梗塞

現在、NHK朝の連続ドラマ「べっぴんさん」のオープニングテーマを歌っているMr.Children。ボーカルの桜井和寿さんは、デビュー10周年だった2002年、小脳梗塞で倒れ、予定されていた全国ツアーが中止になってしまいました。けれど発見が早かったため、手術はせず投薬や食事制限などで療養し、現在は完治。今年はドーム&スタジアムツアーが予定されているなど、精力的に活動しています。
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■新婚の吉井怜さんは白血病を克服

昨年、俳優・山崎樹範さんとの結婚を発表した吉井怜さんは、18歳だった2000年、グラビア撮影中に急性骨髄性白血病を発症。入院し、抗がん剤治療などを受けた後、2001年に母親からの提供で骨髄移植手術を受けました。芸能界復帰は2002年。定期的に通院し、現在は完治しているとのことです。
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■今やハリウッド俳優の渡辺謙さんも

白血病と言えば、1987年のNHK大河ドラマ「独眼竜正宗」で大人気となった渡辺謙さんも、1989年、映画「天と地と」を撮影中に急性骨髄性白血病になり、映画を降板。生命が危ぶまれるほどでしたが、約1年、闘病した後に芸能界復帰を果たします。けれど、5年後、再発。さらにこのときの輸血が原因でC型肝炎ウイルスに感染、病魔との闘いは壮絶なものになりました。再治療に専念した結果、現在は完治。2003年にはトム・クルーズ主演の「ラストサムライ」に出演し、アカデミー賞候補になるなど、今やハリウッドでも活躍する国際派となっています。

■がんとの闘いを経て活動を再開した人々

国民病とも言われるがんですが、2014年、初期の胃がんがわかった市村正親さんは舞台「ミス・サイゴン」を途中降板し、治療に専念。最近ではまたテレビドラマや舞台などに精力的に出演しています。雨上がり決死隊の宮迫博之さんも初期の胃がんを患い、胃の2/3を摘出する手術を受けました。その後、病気前と変わらずレギュラー番組のMCや演技の仕事もこなしているのはご存じの通り。2006年に肺がんの手術を受けた柴田恭兵さんも数か月の療養の後、復帰。昨年は人気シリーズ「あぶない刑事」の映画最終章が公開されています。最近ではコメンテーターとして活躍する原千晶さんは31歳のときに子宮頸がんにかかっていることがわかり、治療するも4年後に再発。子宮全摘出の手術を受け、現在は完治しています。咽頭がんを患ったつんく♂さんは手術で声帯を切除して、声を失ったものの、筆談でトーク番組に出演したり、楽曲提供など音楽活動も続けています。

病気を克服するのも大変ですが、さらに仕事に復帰した人たちの活躍は、同じ病気で闘っている人やその家族に勇気に与えてくれそうですね。
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文=安藤千晴

2017年02月22日 (16:00)

年1400万円のがん免疫薬が突きつける課題

高額薬価で話題になった小野薬品工業のがん免疫薬「オプジーボ」(一般名「ニボルマブ」)。そのオプジーボと同様のメカニズムを持つ薬(抗PD-1抗体)として2番手となる、MSD(米メルク)の「キイトルーダ」(一般名「ペムブロリズマブ」)が切除不能の肺がんに対して承認され、2月8日の中央社会保険医療協議会総会で薬価も決まった。

 両者は投薬サイクルや投与量が異なるものの、先行するオプジーボがあるために「類似薬効比較方式」が採用され、1日当たりの薬価は3万9099円(20ミリグラム0.8ミリリットル・1瓶8万4488円、10ミリグラム4ミリリットル・1瓶41万0541円)と算定。仮に年間だと約1400万円だ。補正加算と外国平均価格調整は適用されなかった。MSDではピーク時の売り上げを年間544億円と見積もっている。

 両者は似て非なる薬だが、その違いは何だろうか。

■肺がんの薬として最初に使える

 キイトルーダのオプジーボとの最大の違いは、切除不能な肺がんに対して、最初の抗がん剤治療(一次治療)の薬として承認されたことだ。オプジーボは最初の抗がん剤が無効になった後の二次治療以降にしか使えない薬である。

 承認するための臨床試験(治験)では、無増悪生存期間(治療後にがんが進行または死亡するまでの期間)を有意に延長するとして、オプジーボを上回る可能性を示唆する結果が出た。しかし、慶應義塾大学の河上裕教授(日本がん免疫学会理事長)は、「2つの薬を比べる際には、がんの進行度など患者の状態をそろえて2グループに割り付けたうえで”直接対決”を行わないと、真の優劣はわからない」と評する。

 使い方も多少異なる。いずれも「免疫チェックポイント阻害薬」といわれる種類の薬で、ともにPD-1という同じ分子を標的にしている。本来、生体には、がん細胞を攻撃する免疫機構が備わっているが、狡猾ながん細胞はこれを無力にする。その際に免疫にブレーキをかけるタンパク質が免疫チェックポイント分子(PD-1やCTLA-4)である。

 免疫細胞の持つPD-1分子が、がん細胞表面のPD-L1という分子と結合すると、免疫は無力化される。そこで、がん細胞にPD-L1が多く現れている人ほど薬が効きやすいだろうとして、キイトルーダは、PD-L1発現が一次治療の場合は50%以上(二次治療では1%以上)ある人という条件付きで使用しなくてはならない。投与前にがん細胞の生検(がん細胞を直接採取して調べる検査)が必須になる。
生検が患者や医師に負担も

 こうした条件を付けずに用いた場合は、現状ではせいぜい2割程度の人にしか効かない、免疫チェックポイント阻害薬をより効率的に使うという点からは、推奨される条件といえる。一方で、生検は患者にも医師にも負担を強いることになるため、その点からキイトルーダが敬遠されたり、生検の結果で使えないと判定されると、オプジーボが代わりの選択肢になることも考えられる。河上教授は「オプジーボの市場シェアが単純にキイトルーダに置き換わるわけではない」と言う。

 ともあれ、オプジーボと同等かそれ以上の薬が出てきたことは、喜ばしいことだ。さらなる朗報がある。免疫チェックポイント阻害薬には、まだ別の薬があり、続々と製剤化されている。抗PD-L1抗体(スイス・ロシュの「アテゾリズマブ」=米国で承認済み、英アストラゼネカの「デュルバルマブ」、米ファイザーおよび独メルクの「アベルマブ」)、抗CTLA-4抗体(アストラゼネカの「トレメリムマブ」)が、今か今かと、日本、そして海外における承認・発売を待っている。

 各社では差別化を図るべく、がんの種類や使い方を変えるなどして、いち早い承認を目指している。免疫療法のメカニズムからいえば、どの薬も多様ながんに効く可能性はあるが、あるがんで先行して承認されれば、そのがんで市場を確保しやすいという思惑も見え隠れする。

■奏効率は20%前後と一定の効果

 2011年に世界で最初の免疫チェックポイント阻害薬として米国で承認された、抗CTLA-4抗体、米ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMS)のヤーボイ(一般名「イピリムマブ」)を含め、7つの薬の奏効率(腫瘍が縮小した人の割合)は20%前後。どれも一定の効果が認められているとはいえ、突出した特効薬はまだない。より身近な高血圧の薬を考えても、薬の効き目には差が生じる場合があるので、がんに立ち向かう“弾”が増えたことは歓迎してよい。

 しかし、現状のがん免疫薬は、過渡期の治療法でもある。オプジーボやキイトルーダは、適用がいずれも「切除不能」ながんが対象であり、「薬だけで、全てのがんを治せるほどの薬か?」と言われれば、残念ながら今のところはそうではない。

 がん免疫療法には半世紀の歴史がある。簡単に振り返っておきたい。

 1970年、免疫学者でノーベル賞受賞者でもあるオーストラリアのフランク・バーネット氏は、「ヒトの体内では毎日がんが発生しているが、免疫細胞がパトロールして監視しており、がんの発症を防いでいる」と提唱。この「がん免疫監視機構」に鼓舞されて、さまざまながん免疫治療の試みがなされたものの、免疫細胞への指令機能を高める樹状細胞療法も、免疫力を強化するペプチドワクチンも、十分な効果を出せなかった。日本では、サルノコシカケや溶連菌の抽出物も、免疫力を増強する抗がん剤として承認されたのである。
免疫に対する”ブレーキを外す”

 が、どれも期待に応えるには力不足で、がん免疫療法には何となくうさん臭さもつきまとっていた。

 そこへ、免疫にブレーキをかける、免疫チェックポイント分子の発見が相次いだ。米国のジェームズ・アリソン氏が1995年に発見したのが「CTLA‐4」、それに先立ち、京都大学の本庶佑(ほんじょ・たすく)氏が1992年に見いだしたのが「PD-1」だ。両者のメカニズムは異なるとはいえ、共に免疫細胞の表面に現れて免疫機構を抑えつける。

 従来の免疫療法は、免疫機構の“アクセルをふかす”治療が中心だったが、新たに“ブレーキを外す”という逆転の発想が生まれた。米国でキイトルーダが、そして、2014年に世界に先駆けて日本で承認された抗PD-1抗体があの、オプジーボである。

 オプジーボもキイトルーダも、長らく不毛状態だったがん免疫療法の扉を開き、手術療法や化学療法(旧来の抗がん剤)、放射線療法と並び立つ、”第4の治療法”となった。米国の一流科学誌『Science』誌は、2013年の「Breakthrough of the Year」にがん免疫療法を選出しており、ノーベル賞の呼び声も高い。

■免疫薬同士の併用、抗がん剤との併用も

 注目される免疫チェックポイント阻害薬は、いまや百花繚乱といえば聞こえはよいが、実状はドングリの背比べかもしれない。河上教授は「どの薬がどのがんで承認されるかは、企業のマーケティング戦略にもよる」と指摘する。

 がん免疫薬同士の組み合わせに活路を見いだそうとする動きも活発だ。免疫チェックポイント阻害薬でも、抗PD-1抗体と抗CTLA-4抗体はメカニズムが異なるため、併用が可能。たとえば、悪性黒色腫(メラノーマ)でオプジーボとヤーボイを併用する試験も行われており、奏効率は、オプジーボ単独では約3割だったのが、併用で約6割に倍増するという結果が得られており、初期の抗腫瘍効果だけでなく、5年生存率の延長さえ期待されている。もっとも、よいことずくめではなく、副作用として、免疫を活性化することによる自己免疫反応(免疫機構が自己の細胞を攻撃する反応)のリスクも増加する。さらに国の保険財政に対しても、高額の薬剤費がのしかかってくるのだ。

 一方で、近年、抗がん剤として注目されているのが、特定のがんの増殖にかかわる分子をピンポイントで狙い撃ちにする、「分子標的薬」というタイプの薬である。実は、こちらも免疫チェックポイント阻害薬との併用で、がん攻撃の効果が高まる可能性もあり、各メーカーがしのぎを削っている。分子標的薬も、免疫チェックポイント阻害薬ほどではないにせよ、高額な薬剤である。両タイプの薬を併せ持つ企業では、自社製品同士の組み合わせが奏効すれば、利益が拡大するという思惑も働くはずだ。

 この先、治療の組み合わせについては、がんワクチンなどにも広がる可能性がある。だが、薬による治療が、手術を不要にする治療になるかどうかは懐疑的である。手術療法には、腫瘍を完全に切除できれば根治療法になる、という実績がある。河上氏は「免疫療法や薬物療法は、現時点では切除する限界を超えたがんに対して行うもの。局所にとどまるがんに対しては、手術に替わるほどの確実性はない。副作用も免れえず、またコストを考えても、まだ理想的な治療とは言えない」と語る。

今後出る薬も月100万円前後

 現在では、免疫チェックポイント阻害薬が無効な人にも効かせようという取り組みが、着々と進められている。この1月、オプジーボの開発者である本庶氏らは、マウスの実験で、抗PD-1抗体と脂質異常症の治療薬(「ベザフィブラート」)を併用すると、治療効果が大幅に増強することを確認した。

 さらには、スナイパー(狙撃)の働きをする分子標的薬も、がん患者のゲノム(全遺伝子情報)に基づいて、どんどんと精度を高めている。この領域の第一人者として、2つの肺がん治療薬、米ファイザーの「ザーコリ」(一般名「クリゾチニブ」)と、中外製薬の「アレセンサ」(同「アレクチニブ」)の開発につながる標的(ALK融合遺伝子)を発見した間野博行氏は、現在は東京大学教授と国立がん研究センター研究所長を兼務する。分子標的薬の課題は、使い続けるうちに効きが悪くなる「耐性」の克服と、脳転移を防ぐために薬が脳内に届くことだ。間野氏は「この2つがクリアできれば、免疫療法など、他の治療法と組み合わせて根治を目指す方向に行く」と予想する。

 がんの治療の選択肢が広がれば、治療成績の向上にも期待がかかる。もっとも、その反面、薬剤費はとてつもなく増大する可能性がある。今後登場する免疫チェックポイント阻害薬も、月額100万円前後となる高額な薬剤になるのは間違いないだろう。

■国民皆保険の何をどこまで維持するか

 がん免疫療法が過渡期で、限られた人にしか効かない治療であったとしても、それを真に必要な人に届けるためには、国民皆保険の何をどこまで維持するかの線引きについて、もっと真剣に考えるときに来ているのかもしれない。たとえば、透析患者の医療費には年間約2兆円が投じられているし、薬の飲み残しは在宅の75歳以上の高齢者だけでも年間約475億円に達するとされる。むろん、それらの中には不可避なものもあるだろうが、予防などの努力で解消できるものもある。

 何より大事なのは、がんにならないことではないか。遺伝要因は現状では不可避だとしても、環境要因として、喫煙やアルコール、食習慣、運動不足、ウイルス……をはじめ、発がんのリスクとなることが知られているものがいくつもある。長生きの宿命として、われわれががんにどう向き合うか、これから一人ひとりが考えていかなければならない。
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塚崎 朝子

2017年02月22日 (15:55)

海老蔵「バイキングさん面白いっす!」 麻央の舞台観劇を紹介

乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央(34)の夫で、歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)の22日、ブログを更新。フジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)について、「バイキングさん面白いっす!」と感想を述べた。

 この日の放送で麻央が18日に海老蔵が主演した「六本木歌舞伎 第二弾『座頭市』」を観劇したことが取り上げられると、その映像を写真で撮影してブログにアップ。「お!」と喜んだ。

 海老蔵は18日のブログでマスク姿の麻央と劇場内で撮影したとみられるツーショットを掲載し、「一年と三カ月ぶりにマオが観に来たんです 昼の部ですが あとで感想聞くの楽しみです」と喜んだ。

 麻央も同日のブログでパンフレットを持ったマスク姿の写真を掲載し、「元の生活へ復帰するまでは、と観劇は控えてきましたが、今日は体調も良く、主人もすすめてくれたので、思い切って。きっとまた(妻として夫の仕事場に)戻れるようにと1年以上ぶりの舞台の空間に励みを頂きました」と前向きにつづっていた。
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