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2015年07月18日 (16:44)

パートナーがいなくても卵子だけ残しておく!「卵子凍結」やってみたい?


年齢とともに卵子が老化することはご存知の方も多いでしょう。特に「35歳を過ぎるとどんどん卵子が老化する」といわれ、独身女性や出産経験のない女性は慌てている人もいるかもしれません。結婚はいつでもできますが、出産できる年齢には期限があります。

そんななか、2013年11月には、健康な未婚女性が将来の妊娠に備えて行う「卵子凍結」が可能になり、2015年2月には千葉県の浦安市が少子化対策として、卵子凍結に公費助成を出すという取り組みまで出されています。

パートナーがいなくても将来を考えて卵子だけ残しておくということができるとしたら、あなたは「卵子凍結」をしたいですか?

◆そもそも…「卵子凍結」って?

卵子凍結とは、放射線療法を受ける前の若年女性がん患者や、パートナーのいない女性が将来の妊娠を考え、卵子を取り出して凍結保存することをいいます。取り出された卵子は液体窒素のマイナス196℃で保存され、妊娠を希望する際に体外受精を行います。
卵子凍結によって、身体の事情や加齢とともに子どもができなくなることへの不安が軽減されます。一方で、妊娠や出産には卵子だけでなく母体となる身体の年齢も大きく関わるため、現段階では卵子凍結による妊娠率は低く、凍結しても必ず妊娠できるとは言えない状況です。

また、日本生殖医学界のガイドラインによると、卵子の採取は40歳未満まで。受精卵の移植は45歳未満までと決められています。

◆「卵子凍結」のメリットって?

卵子凍結のメリットは、不妊治療をする際の妊娠率を高める選択肢のひとつになり得ることです。加齢とともに妊娠率はさがり、卵子が老化し、卵子そのものの数も減少します。卵子が老化すると、染色体異常になることもあり、流産や障害を抱える子どもが産まれる可能性が高まります。卵子凍結は卵子を採取した当時のままの状態で保存することができます。また、個人的な事情によって妊娠や出産の時期を調整できるという部分もメリットのひとつです。

◆「卵子凍結」のデメリットって?

一方、卵子凍結によるデメリットもあります。それは、とにかく費用がかかるということ。卵子凍結保存には保険が適用されないため、検査や入院、麻酔、採卵などを含めてだいたい70万円~100万円かかると言われています。さらに、卵子ひとつを保管するのにかかる値段は、年間約1万円。10個の卵子を保管すれば年間で10万円かかります。そして、体外受精をする際にも30~50万円と、お金がかさむのはデメリットかもしれません。

そしてなんといっても、そうまでして妊娠できる確率は1割前後だということ。また、卵子を凍結保存しておいても、パートナーと巡り合えずにそのままになる可能性もあります。さらに、卵子を取り出すときの性腺刺激ホルモン注射による副作用もデメリットになり得るかもしれません。

みなさんは「卵子凍結」に興味がありますか?あるいは、やってみたいと思いますか?

監修:坂本忍(医師)
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Mocosuku編集部
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