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ガン完全克服マニュアル

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2008年11月21日 (23:12)

(3)多様な薬 使い分けを

胃の不調を薬でしのぐ人も少なくない。薬局には様々な胃薬が並んでいる。

 電話で薬の相談に応じている日本薬剤師会中央薬事情報センター((電)03・3353・2251)の向井呈一さんは「薬のタイプを知って使い分けて。特に持病があってほかの薬を飲んでいる人は、胃薬との相互作用に注意を」と話す。胃薬がほかの薬の効きに響くことがあるからだ。

 例えば、空腹時や夜間の胃の痛みやむかつきに効くのが、胃液を抑える薬。大別すると、胃酸を炭酸水素ナトリウムなどで中和する「制酸薬」と、胃液を分泌する細胞に働く「H2ブロッカー」と呼ばれる薬のタイプがある。

 制酸薬成分のうち、炭酸マグネシウムやケイ酸アルミニウムなどは、抗菌剤の効き目を弱めてしまう。たとえば、ぼうこう炎で抗菌剤を服用する人が胃薬を飲むと、せっかくの抗菌剤の効果がでないことがありうる。抗菌剤は、副作用で胃腸障害を起こすことがあり、自己判断で胃薬を併用する人も多いため、注意が必要だ。

 また、H2ブロッカーの胃薬の一部に含まれる「シメチジン」という成分は、胃酸を抑えるだけでなく、体内での薬の分解も抑制するため、ほかの薬の効きにも影響しやすい。睡眠薬を飲むと効き過ぎてしまう。

 H2ブロッカーは、よく効くが、3日間飲んでも治らない場合は医療機関へ。繰り返して飲まなければならないほどの痛みには、潰瘍(かいよう)などの病気が隠れていることが多いからだ。

 そのほか、胃腸薬には、胃粘膜の保護や修復を促進する「胃粘膜保護薬」、消化を助ける「消化酵素製剤」、生薬を中心として胃腸を刺激する「健胃薬」や「総合胃腸薬」などがあり、使い分けたい=表=。

 向井さんは「薬剤師に相談して欲しい」と勧める。その際は、どのような時に、どんな症状が、どこに表れたかを正確に伝えたい。

(2008年11月21日 読売新聞)
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