2011年07月26日 (19:06)
大阪・ドーンセンター がん治療専門家育成について考えるシンポ
西日本では50余りの大学ががん治療の専門家を育成していて、国の支援を受けています。
日本人の死亡原因の中で最も多いがんは、手術による治療では他の国と比較しても優れている反面、放射線治療や痛みを取るための緩和医療を担う人材が不足しています。
会場では市民にも理解しやすいよう、大学が行う授業や研修内容を紹介しています。
「がんの医療現場にはいろんな職種が必要ですので、そういう職種の人材育成することががん治療の全体の向上につながる」(大阪大学医学部系研究科 松浦成昭教授)
午後からは、がん患者や家族が大学病院の医師に相談できるコーナーも設置されます。